この手の蔓草は多く、みんなよく似ていて何が何やら・・・
葉だけを見てるとトコロ(野老)や山芋などとも見分けが付きづらい。
しかしその花は山芋の花ともトコロの花とも確実に違う。
花は花径2~3mm、花弁と萼片は6個ですがよほど近づかないと確認は出来ない。
花が咲いてる脇の蔓には既に青いぶどうのようなみが成って居た。
撮影2014.8.5
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ツヅラフジ科アオツヅラフジ属:落葉つる性木本
北海道~九州の山野に生え、つるは長くのび、枝は下向きの淡黄褐色の毛が生え、葉は互生。
葉身は長さ3~12cm、幅2~10cmの広卵形~卵心形。葉の形は変化が多く、ときに浅く3裂する。
両面とも淡黄褐色の毛があり、葉柄は長さ1~3cm、雌雄別株。
枝先と葉腋に小さな花序をだし、黄白色の花をつける、花弁と萼片は6個、雄花の雄しべは6個、雌花には雌しべ1個と仮雄しべが6個ある。
子房が6個の心皮に分かれ、花後に心皮が離れ、各々が1個の果実になる。
花弁の先は2裂、果実は核果、直径6~7mmの球形で粉白を帯びた藍黒色に熟す。
中には核が1個、U字型に曲がり、こまかい横しわがあり、花期は7~8月。