里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

イヌクグ

2014年08月04日 | 8月の花

 

 

木津川堤防下の放棄雑草田に群生していた。

農業人口の減少と高齢化は止め様もなく、こんな都市近郊地域にあっても手付かずに荒れ果てた農地が多くなり、今までにあまり見かけなかった雑草も蔓延って居る。

この手の雑草も、一昔前なら目立たぬうちに除草されていたのだろう。

ネットで検索したら、みんなこれより貧弱な穂をつけて居た。

 この辺りの土壌は肥えてると見え、ブラシ状花穂も大きいように感じる。

撮影2013.8.1

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カヤツリグサ科 カヤツリグサ属

乾燥気味の日当たりの良い所を好む暖地性の多年草、草丈30㌢~60㌢になり、葉は根生し長さ3㍉~6㍉の線形で数個のばす。

根元より三稜形の長い茎を伸ばし、茎の先に葉と同形の包葉を3個~5個出し、その間から放射状に8個前後の枝を長短に出し、花穂は長さ2㌢~3㌢、幅約1㌢で頭状に集めてつく。

小穂はブラシ状に開出してつけ、小穂の長さ4㍉~5㍉の円柱形で先端に小花をつける。