南山城のいくら山奥と云えどこんな低山でまさか「キツリフネ」の花に出遭えるとは思いもしなかった。
いつもの山裾散歩道からコースを外れた谷川沿い道にたった二株見付けた
たった一輪見事に咲いて・・・何か特別な空気が流れてるような気がした。
ずっと昔、白山麓で出逢ってこれが2度目・・・・場所は違っても同じ花が咲いていた。
しかし山城で見かけるのはこれが初めて
撮影2014.7.20
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ツリフネソウ科ツリフネソウ属
草丈40~80cmになる1年草、茎を分けほぼ横に広げ、全草に毒性があります。
それぞれの茎の上部の葉腋に黄色い花を、細い花柄で吊り下げるのが特徴です。
夏から初秋に咲く花は、筒状で後端に向かって序々に細くなって距になり、長さ3cm前後、正面の幅は2cm前後で、唇状に花弁が伸びています。細長い距はゆるく下に曲がります。
葉は、長さ4~8cm、幅2~5cmの長楕円形で葉先は三角形状、葉には粗い鈍鋸歯(葉の縁のギザギザ)があります。
仲間(同属)のツリフネソウの葉に比べて、一回り小さい葉で、半日陰になる湿性の高い場所に生育します。