里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ミズタマソウ(水玉草)

2014年08月26日 | 8月の花

 

 名の通り水玉のような球形の子房を水玉に見立てて、この名前がついたらしい。

雨上がり、いつもの山裾散歩道、名の通り青い実になりたての子房を水玉が包んでちょっと幻想的

草丈約50cm足らず、枝分かれした長い花序の上部、丸薬程の小さな子房から

白い、一見4弁花にも見える小さな小さな2弁花をつけて居る。 

 山裾林縁に咲き、小さな小さな花なので余程気をつけて居ないと見逃してしまう。

よく気を付けて歩くと、そこそこ見つけられる。

撮影2014.8.8

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アカバナ科ミズタマソウ属:多年草

北海道~九州の山野の林下に生え、茎は20~50cmになり下向きの毛が生える。

葉は長さ5~13cmの長卵形~卵状長楕円形で先端はとがり、基部はくさび形。ふちには浅い鋸歯があり、長い葉柄で茎に対生する。

茎の先や上部の葉腋から花序をだし、小さな花をつける。

花弁は2個で2裂し、白~淡紅色。果実は直径3~4mmの堅果、卵形でかぎ状の白い毛が密生する。

2個の種子が入り、裂開しない。花期は8~9月