木津川対岸、たまに散歩がてらに訪れる山道斜面で見掛けた。
地を這うロゼット根性葉はまるでショウジョウバカマのそれにソックリ。
しかし長く伸ばした花序の先に付くのは、全く違うブラシ状総状花
道脇斜面のあちこちに散在、草丈約30~40cmのものが多く・・・・
その一つ一つは 、六弁にも見える深く割れた合弁花。
勿論初めてお目にかかる野草で、検索するとノギランでヒット。
この狭い山城盆地の中でも木津川を挟んで西側と東側では微妙に植生も違うよう・・・
ノギランを見掛けた山は対岸西側の生駒山系に属し、僕の居る東側の山は伊賀笠置山系??の西端部にあたる
撮影2014.7.27
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キンコウカ科ソクシンラン属:多年草
北海道~九州の山地に生え、根生葉は倒披針形で長さ8~20cm、花茎は高さ20~50cm、穂状に淡黄褐色で緑色を帯びた小さな花を多数つける。
花被片は6個あり、線状披針形で長さ約6mm、基部は合着、雄しべ6個は花被片よりやや短く、柱頭は短く3裂する。
花が終わると、花被片は細くなって果実を包み、果実は長楕円形のさく果、3室あり多数の種子が入る。
花期は6~8月