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映画評『言の葉の庭』

2019-08-02 08:44:14 | 映画評
『天気の子』の上映で、期間限定でAmazonプライム・ビデオで観れる新海誠監督の『言の葉の庭』を観賞。雨の日に偶然出会った、孤独な高校生男子と27歳の女性の青春ストーリーです。(一部ストーリーがわかることも書きますので、観賞の予定の方は、観てからこの映画評を読んでいただけたらと思います。)


物語は、靴職人を目指す孤独な高校1年生タカオと、27歳の女性ユキノの雨の日の朝限定の出会い・再開を中心に進んでいきます。

二人ともとても孤独。難しい夢を目指す高校生と、社会人生活で行き詰まった女性。

その二人が、ほっとできる場所、それが、雨の日の新宿御苑。

新宿御苑!
この新宿御苑の描写が、とても美しくてすばらしいのです。

私にとっても家族にとっても、新宿御苑は、もっとも好きな場所の一つ。雨の日に新宿御苑は行ったことがないですが。

雨の日の木々や草の緑。池に降る雨。藤の花。
すべて、悩みを洗い落として、一瞬、優しい気持ちにしてくれる気がします。

ストーリー!
ラストがわかりやすいハッピー・エンドではなかったのも、良かった。「こうなれば最高にうれしいだろうな」と思った終わり方でした。
結果がどうであれ、自分の気持ちを伝えられること、それは一番素晴らしいと思うのです。

久しぶりに、とても良い映画を観ました。これは、『天気の子』も期待できます!!