<イベント情報>
タイトル:不景気の今こそチャンス!営業組織力を強化せよ<詳細>
会場:ハービスPLAZA6階会議室(大阪市北区)
日時:09年2月24日(火) 午後1時30分ー5時
定員:50人
費用:5000円(税込み一人)
主催:NIコンサルティング
内容:人口減少という未踏の「頑張るだけでは売れない時代」に
業績を向上させるために、営業効率だけでなく、いかにし
て営業効率を高めるかを、「IT日報」と「可視化」の2つの
視点から、具体策を伝える。
<イベント情報>
タイトル:不景気の今こそチャンス!営業組織力を強化せよ<詳細>
会場:ハービスPLAZA6階会議室(大阪市北区)
日時:09年2月24日(火) 午後1時30分ー5時
定員:50人
費用:5000円(税込み一人)
主催:NIコンサルティング
内容:人口減少という未踏の「頑張るだけでは売れない時代」に
業績を向上させるために、営業効率だけでなく、いかにし
て営業効率を高めるかを、「IT日報」と「可視化」の2つの
視点から、具体策を伝える。
<イベント情報>
タイトル:脱!「つもりマネジメント」<詳細>
“見える化”だけで終わっていませんか?
会場:渋谷南東急ビル12階(東京都渋谷区)
日時;09年2月20日(金) 午後3時ー5時
定員:20人
料金:無料
主催:ミツイワ
内容:工事進行基準、内部統制への対応も含めて、文書管理ツ
ール、プロジェクト管理ツールの導入が進んでいる。しか
しながら、導入した企業ではシステムを活用されておら
ず、結果的には担当者ごとで情報管理している企業も少
なくない。今回のセミナーでは、文書管理ツール、プロジェ
クト管理ツールをそれぞれ導入した企業で陥りがちな課
題や失敗、既存ツール活用に向けてのポイントを、現場S
E自ら解説する。
<イベント情報>
タイトル:基幹システムを支え続けるCOBOL<詳細>
~蘇るCOBOL資産~
会場:日立製作所中部支社10階会議室(名古屋市中区)
日時:09年2月19日(木) 午後2時ー5時
定員:50人
主催:日立製作所
内容:最初にCOBOL資産を新たな資産に蘇らせ、使い続けて
いくためのソリューションサービスについて、続いて再生ソ
リューションを活用し、再構築の際の留意点、注意事項な
どを検討して再構築した財務会計システムの事例を紹
介。さらに、COBOLの最新動向も解説する。
【ユーザー】エム・ピー・テクノロジーズ(MPT)は、USB型シンクライアント端末「Resalio Lynx」が日立建機のシステム開発環境に導入されたと発表した。これは日立ソフトウェアエンジニアリング(日立SE)の統制IT基盤提供サービス「SecureOnline」の開発拠点用シンクライアント端末として導入されたもの。日立建機では経営のグローバル化に伴い、システム開発規模も年々複雑化・大規模化しているが、いかにローコストで最適な開発インフラを用意し、かつ、開発効率を落とさないようにできるかが課題であった。また、開発拠点が本社、湯島のほか土浦と3カ所に分散しているが、開発スペースが限られており、ビジネスパートナーの持ち帰り開発を前提にしたセキュアな開発環境づくりも急務となっていた。この解決のため日立建機ではMPTのUSB型シンクライアント「Resalio Lynx」を導入し、シンクライアントソリューションにより、コスト削減やより進化したITセキュリティを目指し、開発パートナーが同一環境で開発できるロケーションフリーの環境づくりを実現させた。(エム・ピー・テクノロジーズ:09年1月29日発表)
【コメント】日立建機では、開発パートナー企業に拠点まで集まってもらわなくても、統制されたセキュアな環境に、各社がアクセス可能な開発環境が理想と考えていた。これを実現したのが高いセキュリティを有する「Resalio Lynx」および統制IT基盤サービス「SecureOnline」であった。これによって開発環境を統一することにより、原因不明のバグ対応がなくなり、本来やるべきデバッグに専念することができる。「Resalio Lynx」は、USB1本でシンクライアント環境が構築できることに加え、SSL-VPNやサーバーによる固体認証といった優れたセキュリティ性が導入の決め手になったという。
MPTは、米ワイズ・テクノロジー社製のシンクライアント(現在全世界で33%のシェア)を日本市場で提供している。Wyseシンクライアントの特徴は①177×121×34ミリと超コンパクト設計②電源スイッチを押してから約3秒と超高速起動③通常のPCに比べ約1/10の低電力動作④シンクライアントであるにもかかわらずマルチメディア再生が可能⑤シンクライアントでUSBデバイスが使用可能でプラグアンドプレイができる。一方、日立ソフトの統制IT基盤サービス「SecureOnline」は、開発用IT基盤を必要な時に必要なだけ購入して利用できるオンデマンド型で提供され、システム開発に“ユーティリティコンピューティング”の概念を適用したサービス。これにより、イニシャルコストの削減、開発スケジュールの短縮、開発プロセスの統制などの効果を上げることができる。
現在、各ユーザーではデバッグ作業を円滑にいかに効率的に行うかが大きな課題となっている。これを実現するには開発環境の統一が欠かせないが、日立建機では日立ソフトの共通ソフト開発基盤を採用し、さらにセキュリティ対策としてシンクライアント端末を導入して、パートナー企業のデバッグ作業の効率化を実現させることに成功した。日立ソフトの共通ソフト開発基盤の利用ということは、SaaSの有効活用ということができよう。SaaSは単にコスト削減効果だけでなく、共通基盤を提供するツールであるという認識を持つことが、今後ますます重要な課題になってこよう。(ESN)
<イベント情報>
タイトル:SOAの実践!既存システムを活用する「現実的」なシ
ステム改善<詳細>
~事例から学ぶ効果的なSOA導入パターン~
会場:Platform Solution Center(東京都港区浜松町2-4-
1、世界貿易センタービル30階)
日時:09年2月18日(水) 午後2時ー4時50分
定員:40人
料金:無料
主催:富士通
内容:現在、経営課題の解決のためにシステムの統合・変更を検討中のユーザーが増えているが、「安定稼働している既存の業務システムを大きく変更するのは難しい」t考えているユーザーも多い。同セミナーでは、既存のシステムには手を加えずにシステムを変更・改善する方法を中心に、無理なく全体最適を実現するための様々な手法について、事例やデモンストレーションを交えて分かりやすく紹介する。
<イベント情報>
タイトル:軽い、簡単、分かりやすい!データベースパフォーマン
ス管理の最適解<詳細>
会場:梅田センタービル(大阪)28階
日時:09年2月17日(火) 午後1時30分ー5時
定員:30人
料金;無料
主催:アシスト
内容:今やOracleデータベースは、企業活動に欠かせないもの
となっている。しかし、データベースの大規模化・複雑化
に伴い、管理者の負荷は高くなっているのが現状であ
る。同セミナーでは、障害の未然防止、早期発見を可能
にし、データベースの安定稼働を実現するOracleパフォー
マンス監視ツール「Performance Insight」を紹介する。
【システム開発】野村総合研究所(NRI)は、「経営戦略におけるITの位置づけに関する実態調査」を行い、その調査結果を発表した。同調査は、日本の国内に本社を持つ売上高上位の企業2006社の経営企画部門の担当役員もしくは部室長に相当する人を対象として実施されたもので、有効回答は397社(回収率19.8%)。この調査結果によると、企業は経営管理の高度化や効率化目的においては、ITをある程度活用できているが、新商品・事業開発、海外進出、M&Aなど、事業拡大や経営改革につながる施策では、十分に活用できていないという課題が、鮮明に浮かび上がってきた。同社では、企業環境は厳しさを増しているが、将来の自社の変革や成長につながるIT活用を推進する手を休めるべきでないとしている。 (野村総合研究所:09年1月26日発表)
【コメント】今回の調査目的は、これまでITは定常的な業務の効率化に使われてきたが、果たして企業の経営戦略のツールとして使われているのであろうか、ということにある。そして同調査の結果として次の3点が挙げられている。①企業経営における戦略的IT活用は途上段階。IT投資効果は必ずしも高くない②IT活用の目的は今なお管理・効率化が中心。自社の変革や成長にITの活用を③今後は、経営戦略と一体化したIT戦略の策定と実行に向かうべき。つまり、戦略的IT活用は多くのユーザーではなされていないという結論である。例えば「過去10年程度のIT投資の効果は?」という問いに対し、「あまり得られていない」と「どちらともいえない」を合わせると実に35.8%にも達している。この点は情報システム部門は大いに考えていい数字だ。経営企画部門から情報システム部門は高く評価されていないのだ。
戦略的IT活用とはいったい何なのか、という議論が当然あがってこようが、ここではあまりこの議論をしても始まらない。今回の100年に一度の米国発世界恐慌は、米国があまりにも金融工学を信じたために引き起こされたという意見がある。つまり、戦略的にITを活用したからといって、そのことが必ずしもプラスに作用するわけではないのだ。今回の調査結果で注目されるには「ITを活用して、取引先や顧客を含めた形で横断的に業務が最適されている段階」と応えたのは4.3%に過ぎないことだ。この数年ネット社会だと騒がれていても、企業のIT利用の実態は、まだまだ自社内に踏みとどまっており、取引先などとの間でネット化され横断的に業務が最適化されているケースはまだまだ少ないということだ。ITの戦略的活用云々いう前に、まず社外とのネットワーク化の実現を拡大することが肝要であろう。
今、百貨店業界の業績は最悪の状況となっている。今後回復するかというと明るくはない。その一つの要因として挙げられるのがITである。今スーパーは顧客がお店に出かけなくても“ネットスーパー”でパソコンで注文すれば家に届けてくれる時代だ。わざわざ百貨店まで行って買う商品というと自ずと限られてしまう。この不況時ネット通販だけは着実に伸びている。ひところ話題となった郵政問題も背景にはITがある。将来若い世代が社会の中枢を占めればメールだけあればほとんど用が済む。しかし現在はパソコンが使えない老人が多く存在するので、あまりはっきりと言うと差別になり、この結果郵政問題の話がややこしくなっているだけなの話だ。翻って企業を考えてみよう。今、パソコンを使った在宅勤務の話題を出すと、ほとんどの企業がそんなことできっこない、と答える。本当であろうか。ネット銀行がスタートしたとき、銀行員に聞いてみたところ「ネット銀行なんか一時の流行で、そのうちなくなるさ」という答えだった。ところが今やネット銀行は社会に根をおろしつつある。企業が戦略的IT活用を考える際、社会システムを考えなくてはならない時代に入りつつあるのではなかろうか。(ESN)
<イベント情報>
タイトル:ユーザーが語るハイブリッドシンクライアントの威力!
~SSCで実現する情報漏えい対策と管理・運用コ
スト削減~<詳細>
会場:NECブロードバンドソリューションセンター(東京・品川)
日時:09年2月13日(金) 午後1時30分ー5時
定員:80人
料金:無料
主催;NEC/キーウエアソリューション
内容:シンクライアント市場は、05年の個人情報保護法施行や
大手メーカーの市場参加を契機に製品の認知度が高ま
り、拡大が進んでいる。同セミナーでは数多くの効果があ
るNECのソリューション“ハイブリッドシンクライアント ソリ
ューション”について、デモを交えながら紹介する。
【システム運用管理】米CAは、SOA導入状況および複雑なWebベース・サービスを成功させる上で、アプリケーション性能管理が果たす重要な役割に関して行われた、独立系調査会社「TechWeb」の調査結果を発表した。同調査結果によって、カスタマ・サービス・レベル、顧客関係、ITやLOB(Line of Business)オペレーションのパフォーマンスの問題について、多くの企業が懸念と課題を抱えていることが判明した。同調査は米CAが委託し、SOAベースのアプリケーションを既に導入または導入を予定している米国、英国、フランス、ドイツおよびオーストラリアの企業組織に対して行われ、回答者はCIOからIT管理スタッフまで合計615人の技術専門家から得た。 (日本CA:09年1月16日発表)
【コメント】今回の調査発表のタイトルには「低品質なSOAアプリケーション・パフォーマンスは、顧客サービス、ITおよびLOBオペレーションの生産性、収益に悪影響をもたらす」とあるが、これが今回の調査結果のすべてを表しているといえるであろう。同調査結果では、適正な測定の欠如が企業組織に多くの障害をもたらしているとし、次のような実態を明らかにしている。①回答者の54%が、問題の解決が困難であるため、ITや個々のLOBオペレーションの生産性が低下したと報告②回答者の48%が、アプリケーションのダウンタイムは顧客関係に悪影響を与えていると報告③回答者の46%が低いと収益が減少すると報告。
SOAはこれからのアプリケーション開発には欠かせない新しい技術として、現在多くのユーザーによってトライアルされている。今後ますます迅速性と柔軟性が要求されるビジネスアプリケーション開発には、SOAの考え方を取り入れて取り組まねばならないことは、ユーザー自身が身に沁みて感じていることだ。このためSOAをベンダーから提示されれば、当然のごとく飛びつく。しかし、よく考えると最近のシステム障害の多くは、システム自体が複雑で巨大化した結果引き起こされたもので、システムのシンプルさも同時に実現しなければならないというジレンマに陥っている。これについて米CAでは「SOAアプリケーションの導入を実施する企業組織の多くは、SOAと従来のソフトウエアシステムの差異を認識することができておらず、特に、SOAのモニタリングと管理の要件に関してその傾向がみられる」と述べている。
システム開発の新たな手法は今後さらにいろいろなものが提案されてこよう。それらは現実に有効な手法もあろうが、問題はシステムを構築したあとのシステム運用管理がきちっと行われるかどうかだ。往々にしてシステム運用管理は後手後手にまわり、トラブルが発生してから慌てて手を打つ場合が多い。一時期システム構築の際の開発会社とユーザーの認識の違いをどう克服するかとか、システム構築の際のプロジェクト管理をどうミスなく進めかに関心が集中したが、システム構築した後のシステム運用管理については、古い問題なのだがあまり注目されてこない。SOAでシステム構築することを既に決定したユーザーは、開発前からSOAのシステム運用管理をどうするかを、ベンダー側と詰めなければなるまい。(ESN)