企業システム・レビュー・ネット

企業経営を左右する企業情報システム(経営+ITソリューション)のデータバンク作りを目指す

◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-03-31 10:35:48 | イベント/セミナー情報

 

                 <イベント/セミナー情報>


タイトル:ナレッジマネジメントフォーラム2009<詳細>
       ~データに眠る価値を呼び覚ませ~

会場:東京国際フォーラム

日時:09年4月14日(火) 午前9時ー午後5時30分

料金:コンファレンス=15000円/アドバンストセッション・ワークショップ・ショーケース
        &コンサルティングコーナー=無料

主催:日本経済新聞社(協力=日本ナレッジ・マネジメント学会)

内容:データや情報を経営とビジネスにどのように活用すべきか、また、それを具現
    化するために情報システムはいかにあるべきかについて様々な角度から紹
    介する。データや情報を活用して勝ち抜き、そして生き残るための戦略を真
    摯に考えている経営者や部門責任者が対象。


◇企業システム◇日本IBMが「エンタープライズ・プライベート・クラウド」発表

2009-03-30 11:25:21 | システム開発

 【システム開発】日本IBMは、ユーザーのIT基盤をクラウド・コンピューティング環境に移行し、ビジネスニーズに応じた迅速なITサービスの提供とその拡張・縮小の実現と、企業内のシステム運用効率の向上やワークロード減少を可能とする「エンタープライズ・プライベート・クラウド」のための一連の新サービスの提供を開始した。「エンタープライズ・プライベート・クラウド」は、クラウド・コンピューティング技術を企業内や企業グループ内のプライベートなネットワーク環境で活用することにより、ユーザーがITリソースの動的で柔軟なサービスの提供を、効率的かつ簡単な管理・運用で、安全に適切な品質で行うことができる。 (日本IBM:09年3月12日発表)

 【コメント】クラウド・コンピューティングは、我々が予想していた以上のスピードで話題の提供が行われているようである。企業システムを取り巻くテーマは常に話題先行型で、市場での実態とはかけ離れてる場合が多い。これはベンダー側のセールス活動に有利なような環境づくりといった側面の存在を否定できない。クラウド・コンピューティングもその例にもれず、話題だけが一人歩きしているといったことも言えなくはない。クラウド・コンピューティングで成功したのはセールス・フォース・ドットコムただ1社(もっともセールス・フォース・ドットコムは一定期間契約のSaaSのベンダーであり、使用した分を事後に支払うクラウド・コンピューティングとは厳密にいえば違う)で、あとは何もないではないかという指摘がなされているのも事実だ。

 こんな状況下、今回日本IBMも発表した「エンタープライズ・プライベート・クラウド」
に対する期待が高まりつつある。つまり、企業外でのクラウドについてはまだ評価が定まっていないが、企業内におけるクラウドならいけるのではないかという見方だ。例えば、企業の一事業部門がクラウドを使ったサービスを利用すれば効果は出るはずだと。これは事業部ごとにデータセンターにデータ処理を委託しているケースと一緒だ。これまで外部のデータセンターとの間で行われてきたオンラインサービスのWeb版と考えればいいのであろう。

 今回、日本IBMでの社内使用事例での数字が発表されている。これによると「約8割のIT運用・管理コストが削減し、従来は1カ月以上かかっていたエンドユーザーのサーバー構築・使用申請に対して、人による承認を含めて1時間以内でサーバー使用開始までを実現できる」としている。このように明確な成果が提示されるとユーザー企業としてもクラウドに対する取り組みが行いやすくなるのは事実であろう。いずれにしてもクラウドは、まず自社内のクローズドされた環境で試してみることが一番いいのかもしれない。(ESN)


◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-03-27 10:32:48 | イベント/セミナー情報

 

                <イベント/セミナー情報>


タイトル:緊急のご提案!BIはまだまだコストダウンできる!<詳細>
        ~京セラ丸善とサイベースが、BIコストダウンの具体的な答えを出しま
          す~

会場:富士通プラットフォームソリューションセンター(東京・浜松町)

日時:09年4月9日(木) 午後2時ー4時40分

料金:無料

主催:サイベース

内容:データ活用はやらなければならないから、いろいろなBIシステムを構築してき
    たが、ランニングコストが掛かりすぎる。そして今年、IT予算が削減されれば
    新しい分析システムは導入できない。ならば、既存システムの運用コストを削
    減してプロジェクトの原資をつくりましょう。高価なBIツールとデータマートがタ
    ーゲットにして、京セラ丸善とサイベースがコストダウンの具体的な答えを出
    す。


◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-03-26 09:34:32 | イベント/セミナー情報

 

                 <イベント/セミナー情報>


タイトル:押し寄せる流通BMSの波<詳細>
        ~実現に向けた現実解とその勘所~

会場:日本ヒューレット・パッカード(東京都千代田区)

日時:09年4月8日(水) 午後2時ー5時

料金:無料

主催:日本HP

内容:大手GMSも本格的対応に動き始め、いよいよ現実味を帯びてきた流通BMSで
    あるが、自社での対応のみならず、取引先に採用してもらわなければメリット
    を最大化できない。同セミナーでは業界動向をはじめとして、流通BMSを取引
    先に適用してもらい、業界全体での取り組みを促進するためのポイントからメ
    リットまで現実解を紹介する。


◇企業システム◇NECがアプリケーションOSSおよびクラウドコンピューティング強化

2009-03-25 11:15:01 | アプリケーション

 【アプリケーション】NECはOSS(オープンソースソフトウエア)のSugarCRMを活用しいたCRM(顧客関係管理)ソリューションを体系化し、①構築サービス②SaaSーの2つの形態により販売を開始した。SugerCRMの国内正規取扱店であるオープンソースCRM社がソフトウエアのカスタマイズを担当し、NECがシステム構築、保守・サポートを担当する。既にNECのグループ企業であるNECシステムテクノロジーに対し、SugarCRMをCS向上/営業の生産性革新のツールとして納入、08年12月から稼働している。ApacheなどOSSミドルウエアのスタックを利用し、実働20日間という短期間でシステム構築を成功させている。 (NEC:09年3月4日発表)

 【コメント】NECはこれまでOSSに関してはミドルウエアでの事業を主に展開してきた。これらはApache、PHP、MySQLのような、今では広く普及している製品であり、もうこれらのOSS抜きに企業システムのシステム構築は成り立たないといってもいいような状況になっている。NECとしてはこのような状況においてOSSの次のステップであるアプリケーション分野にターゲットを絞った展開を図ることになり、今回SugarCRMをグループ企業で構築したノウハウを基に、一般ユーザーに提供を開始することになったもの。提供の形態もCRMシステム構築サービスのほかSaaSでの提供を行うことが注目される。これはセールスフォース・ドットコムがこれまで独占してきたCRM/SaaS市場に、どこまで他のソフト製品が食い込めるきるのかの試金石にもなるものとみられる。

 また、NECはセールスフォース・ドットコムにも力を入れており、08年9月にはVARパートナー契約を国内で初めて締結し、セールスフォース・ドットコムの認定セールス資格者を98人育成したのに加え、09年3月待つまでに100人以上に体制を強化すると発表を行った。このようにNECはCRM/SaaS市場でセールスフォース・ドットコムとシュガーCRMの2つの有力なブランドで、日本のアプリケーション市場に打って出ようとしている。NECの狙いは、“持たないIT”として今後の企業システムの重要要素となるであろうSaaS市場を他社に先駆けとらえ、優位に立つことにあるものとみられる。これは世界同時不況に喘ぐわが国の企業にアピールする絶好の機会となる可能性を秘めている。SaaSに加えアプリケーションOSSを品揃えすることによって、低コスト化をいかにユーザーにアピールできるかがカギとなろう。

 さらに、NECは現在自社システムにおいても、新しい時代に対応したシステム構築を目指している。また、自社システムを越えグループ内の関連システムについても、データセンターに統合・集中化し、クラウド指向のサービスとして提供することによって、TOCの大幅な削減を実現するとともに、このノウハウをベースに、クラウド指向の幅広いサービス事業を展開しようとしている。同社ではクラウド指向サービスの提供により2011年度までにTOC(運用費用/原価償却費)を20%以上削減する計画を立てている。このように、NECは今後のターゲットとして、アプリケーションOSSおよびクラウドコンピューティングを他社に先駆け提供することに置いている。(ESN)


◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-03-24 10:53:26 | イベント/セミナー情報

 

               <イベント/セミナー情報>


タイトル:【名古屋・大阪・福岡開催】Bladeと仮想化はじめてセミナ<詳細>

会場:日本HP 西日本支店セミナールーム

日時:09年4月7日(火) 午後1時30分-5時30分

定員:20人

料金:無料

主催:日本HP

内容:「最近増えすぎたサーバーの管理に頭を悩ませている」「Bladeをはじめなき
    ゃ、と思うけどよく分からない」「仮想化という言葉をよく聞くけど、本当にうちの
    会社で効果が出るのか」などの悩みや疑問に答えるためのセミナー。実機を
    用いたデモンストレーションを交え、HPのブレード型サーバーの開発コンセプ
    ト、導入することによるメリットを分かりやすく説明する。


◇企業システム◇ノベルが「世界的な不況がLinuxの採用を急速に加速」と発表

2009-03-23 11:37:52 | システム開発

 【システム開発】米ノベルがスポンサーとなり米IDCが実施した市場調査により、「世界的な不況がLinuxの採用を急速に加速している」ことが判明した。同調査は09年2月に実施され、対象となったのは従業員100人以上の企業のIT管理者300人以上。回答企業の多くがLinuxの高い経済性に魅力を感じており、半数以上が09年にLinuxの導入を加速すると回答した。また、調査対象者の72%以上が09年にサーバーとしてのLinuxを積極的に検討している、あるいは導入の拡大を既に決定していると答えている。さらに、デスクトップについても68%以上が同様の回答を寄せている。 (ノベル:09年3月17日発表)

 【コメント】Linuxが経済性で優位に立っているのは、OSS(オープンソースソフトウエア)の代表的ソフトウエアであることから、当たり前といえばそれまでだが、これまでサポート面などにコストがかかり、トータルコストではウインドウズに対して必ずしも優位とはいえないのでは、などの疑問が生じていたことは事実であろう。しかし、ここに来て世界同時不況の激流に放り投げられた企業にとって、LinuxなどOSSのコスト面での優位性は、仮にイニシャルコストでの優位性であったとしても、何物にも代えがたいメリットであることは疑う余地はないというのが、今回の調査結果から読み取れる。

 今回の調査では、アジア/太平洋地区が一番Linux採用の拡大に積極てきであるという調査結果が出ていることも注目されるところだ。このことは、これまでアジア地域においてAsianuxなどLinuxの標準化などの地道な取り組みの成果だともいえなくはなかろう。それと、アジア/太平洋地区は、マイクロソフトとは一定の距離感で対応してきたことも、比較的自由にLinuxを採用できる土壌となっているのかもしれない。また、回答者の67%は、LinuxとWindows間の相互運用性および管理性がOSを選択する際の最も重要な要素の一つであると回答しているが、このことが解決されないと、Linux採用の機運が例え盛り上がったとしても、導入をためらうユーザーが多くなるという結果に終わることも考えられる。

 LinuxとWinndows間の相互運用性や管理性を考える場合、仮想化の存在の比重が高いことも今回の調査結果からも反映されている。つまり、今回の調査結果では、回答者の半数近くが仮想化への移行がLinuxへの移行を加速していると回答しているのだ。これはわが国において、マイクロソフトが仮想化をキーワードとしてLinuxベンダーとの提携を加速させていることからも裏づけられる。マイクロソフトは、仮想化事業についてレッドハットに続き大塚商会などとも協業を発表したばかりであり、仮想化によってユーザーがLinuxへ傾斜することを黙って見ているのではなく、積極的にかかわりを持ちたいというのがマイクロソフトの狙いであろう。

 ユーザーのLinux採用で問題になるのが、デスクトップ分野であろう。今回の調査では「調査対象の72%以上が09年にサーバーとしてのLinuxを積極的に検討している、あるいは導入の拡大を既に決定していると答え、さらにデスクトップについても68%が同様の回答を寄せている」としている。日本市場では日本語対応の問題を含め、越えなければ問題も少なくなく、必ずしもこの数字を鵜呑みできないことも事実である。しかし、Linuxをデスクトップ環境にも採用しようという動きは近い将来出てくることは間違いないことであろう。今年1月にアシスト(社内ではLinuxPCへ移行済み)は、神戸の食品スーパーのトーホーがマイクロソフト・オフィスからOSSのオープンオフィスへ移行したと発表した。このようなケースはわが国ではまだまだ特殊なケースだが、近い将来、特殊なケースとはいえない状態となっているかもしれないの。(ESN)


◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-03-19 13:04:20 | イベント/セミナー情報

 

               <イベント・セミナー情報>


タイトル:Windows7セミナーロードショー<詳細>

会場:大阪国際会議場

日時:09年3月23日(月) 午前10時ー午後5時45分

料金:無料

主催:マイクロソフト

内容:企業における次期クライアントOS「Windows7」の製品概要、技術的な詳細およ
    び展開方法についての情報を提供する。また、同イベントでは関連する
    Windows Server 2008 R2の情報およびInternet Explorer 8の最新情報も
    合わせた情報も紹介する。


◇企業システム◇日立情報が仮想化+クラウドの新しいサービスの提供を開始

2009-03-18 11:26:55 | 仮想化

 【仮想化】日立情報システムズは、仮想化関連の商品・サービスを「VSolution」として整備し、品揃えを強化するとともに、パートナーシップ制度として「VPartner」を立ち上げ、仮想化ビジネスを展開するSIベンダーの支援プログラムを開始する。また、「VSolution」を体験、導入相談、検証できる専用施設「Cloud & Virtualization Clinic Center(CVC)」を4月1日から本社内に開設する。CVCでは、日立情報のデータセンタに用意した仮想化基盤「リソースオンデマンド」との接続により、仮想化システムの体験、導入相談、さらに仮想化環境によるクラウドコンピューティングの体験・検証を行うことができる。 (日立情報システム:09年3月3日発表)

 【コメント】仮想化は、09年の企業システムの課題の中でもとりわけ注目すべきテーマになることは間違いないところだ。日立情報では仮想化ビジネスを立ち上げるには今が絶好のチャンスとばかりに今回「VSolution」「VPartner」の提供を開始した。当然仮想化ビジネスが立ち上がれば、SI企業は仮想化技術の提供をユーザーから求められることになるが、今現在、仮想化技術を身に付けているSI企業はというとはなはだ心もとないというのが現実の姿であろう。このような場合、SI企業は、日立情報と「VPartner」契約を結び、「VSolution」をユーザーに提供すればよいというのが筋書きである。問題は日立情報の仮想化技術の実力はということになるが、同社は08年10月に米ヴイエムウエア社が認定する販売パートナー向けの最上位資格である「VMwareプレミアパートナー」の1社に認定されているのであるから問題はないとみていいだろう。

 今回の発表で注目されるのは、単に仮想化ビジネスに特化させるのではなく、クラウドコンピューティングも体験、導入相談、検証できる「Cloud & Virtualization Clinic Center(CVC)」を開設したことだ。仮想化だけに限定して考えると、システム運用管理上の問題に限られてしまい、サーバー数の削減やシステム運用管理の向上だけとなり、ある意味では情報システム部門内部の問題に矮小化されてしまう。これをクラウドコンピューティングと絡めて提案することにより、俄然企業全体の経営に直結する問題としてクローズアップされてくる。SI企業がユーザーに提案する仮想化システムに、日立情報の提供するMSPサービスを付加することもでき、容易にクラウドコンピューティングを構築することができる。

 今、米国で人気なのは、アマゾンの提供するクラウドコンピューティング「EC2」なのだそうだ。これはアマゾンの子会社アマゾン・ウェブ・サービスが、アマゾンのCPU処理能力を開発者が利用できるようにしたサービスで「Elastic Compute Cloud(EC2)」と呼ばれており、アマゾンのその他のサービスとも連携できるようになっている。米国では現在このEC2を使って開発されたシステムを多くの中小企業が導入しているという。簡単にいうと計算センターのWeb版といったところであろう。日本でも経済産業省がこのほどJ-SaaSをスタートさせ、中小企業への普及を見込んでいる。計算センターというと日本でも変長い歴史を有しているが、Webという新しい衣をまとったクラウドコンピューティングが時代の寵児になることもそう遠いことでもないかもしれない。(ESN)


◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-03-17 10:44:33 | イベント/セミナー情報

 

               <イベント/セミナー情報>


タイトル:IT投資対効果を大幅に高めるIT企画方法論<詳細>

会場:TKP東京駅ビジネスセンター1号館8階カンファレンスルーム18A

日時:09年3月23日(月) 午後1時ー5時

料金:無料

主催:インタープレイコンンサルティング

内容:①IT投資に対する定量的な目標設定とは②IT投資に対する定量的な目標設
     定 をどのようにして設定するのか③IT投資から効果を引き出すために必
     要となる「例外ない取り組み」をどのようにして洗い出すのか④どのようにし
     て、経営者にIT投資に関心をもってもらい、取り組みに積極的に関与しても
     らうのか。