おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

梅安の鼻紋

2005年11月13日 08時46分02秒 | ワイン
何の写真か一見わからないと思いますが、タイトル通り

“梅安”の鼻紋 です。

余計にわかりませんか…



先日、連れと『ワインが飲みたい!』という欲望から、新宿近辺で良さげな店を探していました。

しかし、行くところ全てが一杯…

『ちくしょー、ここまできたら妥協はしないぞ~っ!!』の掛け声で銀座まで出向くことに。

さらに、これまでには行ったことのない店にしようと、空腹で倒れる直前にたまたま見かけた

マンジェ エ ボワール ナガオ

というお店に入りました。

こじんまりとした店内では既に他のお客が舌鼓。

負けじとワインにおまかせコースを注文しました。


何の予備知識もなしに行きましたが、料理も美味しくて当たりでした。

牡蠣の食べられない我らは、牡蠣をコースから外してもらうなどのワガママも。

フォアグラのポワレを食べたところで、いつものようにご機嫌に。

ちょうど11月のワインフェアー中で、お値打ち感が増します。


さて、前置きが長くなりましたが、そのコースの中で、肉料理となって出てきたのが写真の とちぎ牛・梅安 です。

シェフの解説によると、とちぎ牛は松坂牛などと同じ血統の黒毛和牛で、その中でも最上級のものが大田原牛と呼ばれるそうです。

ちなみに、梅安は大田原牛ではありません…

使っている肉(牛)の鑑定書を見せてもらったのは初めてでしたが、トレーサビリティってやつですね。

肉質の鑑定などがまるで宝石の鑑定書のように記されています。

そして、“梅安”の名前と指紋ならぬ鼻紋。

複雑な心境も混じりましたが、『すまん、梅安。』と心の中で追悼しながら美味しくいただきました


料理もワインも美味しいのですが、このお店は対応が丁寧で親切なのが一番の魅力に感じました。

比較的こじんまりとした店なので大勢には向きませんが、肩肘張らずに美味しいものを食べるにはオススメです
コメント
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