るんるんぴあの♪

ピアノレスナーERIKO。のつれづれ日記
大阪市都島区友渕町のピアノ教室です

母を見舞う

2014-02-05 | 介護
出張レッスンの前の隙間時間に
ホームの母を見舞う。
節分は豆まきをして、恵方巻きに見立てたクレープ丸かぶり。
完食だったとのこと。
いろいろ行事をしてくれるのがありがたい。

一緒に歌おうねと
節分にちなんで豆まきの歌。

♪おっにはっそと~
 ふっくはっうち~~
 ぱらっぱらっぱらっぱらっまーめのおと~
 おーにはーこっそりにーげてーいく~~♪
一緒に歌ってくれるとは期待してなかったけど
大きな声を出して歌ったのでびっくり。
幼稚園の先生時代の歌はやっぱり覚えているなぁ。

乃木大将とステッセルの歌が10番くらいまであったのを歌っていたのに
私が覚えてないもんだから歌ってあげられない。
昔若い時代の歌は童謡だけではないし、
母はカンツォーネとかロシア民謡も大好きだったので
ちゃんと歌ってあげられるように下調べておかないとと思う。
山のようにあった母の音楽カセットも
引越しの際にかなり処分したので
少しくらいどこかにあるか、もう一度探してみようかと思う。

私が幼い頃、母が歌ってくれた子守唄。
コサックの子守唄や中国地方の子守唄を
今度は歌って聞かせる。
母は聞きながら眠ってしまった。
子守唄だもの、いい気持ちになって当然だけど。

母はかねがね言ってたこと。
「子どもに歌を歌って聞かせるとき、
絶対に音程を正しく歌って聞かせようとこころがけたよ。
耳が悪くなったらいけないから」と。
そして1歳半の頃の私がメロディの中の半音を
正しく取って歌えることを自慢していたっけ。

そのおかげで耳がいいかどうかは怪しいもんだが
音楽大好きになって、こうして今も音楽にかかわれていることは
母のおかげだと思う。

うつらうつらしている母に、
きれいに正しく心をこめて歌っていると
子ども時代の私と母が逆転したかのように錯覚する、
こうして毎日育ててくれていたんだな。。と。

おやつのぜんざいを一さじずつ食べさせて
美味しいねぇとかよく噛んでねと
声をかけながら食べさせるのも
こうしてもらったんだよと私が再確認するために
今やってるのだろうね。

グループホームに入居して3年。
細やかに診てもらい、心穏やかに暮らしていることに感謝。




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