るんるんぴあの♪

ピアノレスナーERIKO。のつれづれ日記
大阪市都島区友渕町のピアノ教室です

たいしたもんだ

2006-06-30 | 家族
前にも書いたが、母は満州生まれの満州育ち。
終戦で引き揚げてきたので、年代的には今やってる朝ドラの桜子さんくらい。
家にはオルガンがあって、お父さんが弾き、自分も弾きという少女時代。

今朝 その母から電話がかかってきた。
「あのねーピアノを弾いて録音したいんだけど、うちのピアノ音狂ってるから
そっちのピアノで弾かせてくれる?」
聞けば毎月開かれている満州鉄道関係者の同窓会で「満鉄社歌」と「水師営の歌」
を歌うので、ピアノ伴奏を録音したいというのだ。

「水師営の歌」ってわかります?
第2次世界大戦じゃないです。
日露戦争の乃木将軍とステッセルの歌ですよ!!
母の子供時代は太平洋戦争は現在進行形だったので、
美談として語り継がれた戦争話は日露戦争ものです。
子供の頃に聞かされてきた懐かしいお話なんですね。

で、その歌をみんなで懐かしんで歌うので録音するのだけど、
ここがすごいと思うのが、当然のように「自分で弾いたのを録音する」ということ。
ピアノひくの何年ぶりだろうかと思うのに、さっさと自分で録音するなんて
まぁすごい肝っ玉です。
勿論楽譜もあって、私は知らない曲だけど見れば弾けそうでしたが
母は私に「弾いて~~」と頼む事もしない。
私は 母がやっぱり頼むわ・・と言い出すかもと思っていたのですが・・

みくびってはいけませんね。
私の出番はありませんでした。
ただひたすら録音係。

「水師営の歌」って長くって9番まであるんです。
4番のあとに間奏としてワンコーラスいれるので、
都合10回繰り返さなきゃいけません。

母は久々にひいたので、最初は自信なさげな音でしたが、
何テイクか繰り返すうちにしっかりと弾いて、無事2曲ともMDに録音できました。
10番まで繰り返すのも 1~5の数字カードを目の前において
いま何番を弾いているとわかる状態にしたのも功を奏しました。

昔の歌だから必殺スリーコードしかありませんが、
ずっと最後まで途切れず引き続ける集中力はたいしたものです。
この夏で78歳なんですが・・・。おそれいりました。
これはほんとに見習うべき姿でした。
80歳まで元気でピアノを弾くをまさにやってくれています。
母もかなり脳ミソが活性化したことでしょう

実践レポート その2

2006-06-30 | ピアノ
引き続き下半身ネタ。(H話じゃないわよ!)

今日の生徒たちにも試してみました。
普通に手首や指で弾けてる部分はいいとして、
もう少ししっかりした音が欲しい時。

「今日はねー 足でピアノ弾いてみようかー」というと
「ええっ!」とビックリしてこっちの顔を見ます。
「はい じゃぁ弾きまーす!って足を乗せるんじゃないよ」つかみはOK!
座り方・足の置き方をもう一度チェックしてから、
左足をふんばる感じを何回かさせてみる。
そしてその音が欲しい部分を片手で弾かせてみて
そのときに足も使わせてみる。
例外なく、音が安定しました。
足腰が安定するんですね。
音を押していく感じも掴みやすいです。

まだやりはじめですが、いい感じです!