てな訳で、前回に続き、パープル行きます。
第4期唯一のスタジオ作“Come Taste The Band”ですね。
Tommy Bolinのお勉強のために買ったのですが、正直言うと彼のプレイに関しては、ちょっと期待はずれ。
・・なんかね、固すぎ。
personnel:
Tommy Bolin(g,vo)
David Coverdale(vo)
Glenn Hughes(b,vo)
Jon Lord(kb)
Ian Paice(d)
ギターがリッチーからボーリンに替わったこともあり、更にアメリカンな音になってますね。
“DP”という固有名詞を意識しなけりゃ、かなり良い線いってるバンドとして認識されてても不思議ないと思います。
tracks:
1.Comin' Home
2.Lady Luck
3.Gettin' Tighter
4.Dealer
5.I Need Love
6.Drifter
7.Love Child
8.a)This Time Around
b)Owed To"G"(instrumental)
9.You Keep On Moving
ボーリンのプレイに注視しながら聴いてしまうのですが、ちょっとね、引いてる立ち居地が見えてくるような音ですね。
ライティングでもかなり貢献してる割に、なんかね地味すぎ。
あの“Spectrum”でのハジケ具合が凄かっただけに、そのあたりが個人的にはどうも納得いきませんねェ。
スライドが上手いってのは分るんだけど、あんたもっと弾けたはずだよね。
音としては、前作から同じ傾向で纏められている感じがします。
要するに白蛇前哨戦ってとこでしょうか。
#2“Lady Luck”とか#6“Drifter”、あるいは#7“Love Child”なんてのは、音だけ聴いてれば、既に白蛇そのもの。
いやね、カッチョエエんですよ、ホントに誤解なき様!
でね、問題はパープルらしくなさ過ぎの曲で、これがまた凄く良いんですね。
まず、#3“Gettin' Tighter”。
ファンキーでハードでキャッチーなアメリカンなノリが私的にはめっちゃ好み。
中間部で無意味にリズムが替わる部分がちょっと無理かも、ってのもあるが、まあいいか。
ま、こんな感じです。
Deep Purple-'Gettin' Tighter'-1975
それと、#8“This Time Around~Owed To"G"”かな。
なんかね、ジャジーなバラードなんですよ。
特に前半の“This Time Around”はバッキングをすべてジョン・ロードが弾いてて、多分グレン・ヒューズが歌ってるようです。
・・妙にエロい感じが(笑)とても好みなんですよね。
でね、後半の“Owed To"G"”では、ボーリンの魂篭ったギターが炸裂してます。
捜してみてもライヴ音源しかないけど、こんな感じね。
Deep Purple-This time around(Extended Version)
もうこれ、既にパープルじゃなくて別のバンドじゃね?って感じですね。
彼らは最終的にメンバーが順に抜けながら自然消滅的に幕を閉じたようですが、その折ジョン・ロードは“パープルを名乗るべきではなかった。”と言ったとか。
作品としての纏まりとかクオリティの高さは半端やないだけに、当時の不評ぶりは残念だったとしか言えませんね。
まさに、言わずもがな・・。
第4期唯一のスタジオ作“Come Taste The Band”ですね。
Tommy Bolinのお勉強のために買ったのですが、正直言うと彼のプレイに関しては、ちょっと期待はずれ。
・・なんかね、固すぎ。
personnel:
Tommy Bolin(g,vo)
David Coverdale(vo)
Glenn Hughes(b,vo)
Jon Lord(kb)
Ian Paice(d)
ギターがリッチーからボーリンに替わったこともあり、更にアメリカンな音になってますね。
“DP”という固有名詞を意識しなけりゃ、かなり良い線いってるバンドとして認識されてても不思議ないと思います。
tracks:
1.Comin' Home
2.Lady Luck
3.Gettin' Tighter
4.Dealer
5.I Need Love
6.Drifter
7.Love Child
8.a)This Time Around
b)Owed To"G"(instrumental)
9.You Keep On Moving
ボーリンのプレイに注視しながら聴いてしまうのですが、ちょっとね、引いてる立ち居地が見えてくるような音ですね。
ライティングでもかなり貢献してる割に、なんかね地味すぎ。
あの“Spectrum”でのハジケ具合が凄かっただけに、そのあたりが個人的にはどうも納得いきませんねェ。
スライドが上手いってのは分るんだけど、あんたもっと弾けたはずだよね。
音としては、前作から同じ傾向で纏められている感じがします。
要するに白蛇前哨戦ってとこでしょうか。
#2“Lady Luck”とか#6“Drifter”、あるいは#7“Love Child”なんてのは、音だけ聴いてれば、既に白蛇そのもの。
いやね、カッチョエエんですよ、ホントに誤解なき様!
でね、問題はパープルらしくなさ過ぎの曲で、これがまた凄く良いんですね。
まず、#3“Gettin' Tighter”。
ファンキーでハードでキャッチーなアメリカンなノリが私的にはめっちゃ好み。
中間部で無意味にリズムが替わる部分がちょっと無理かも、ってのもあるが、まあいいか。
ま、こんな感じです。
Deep Purple-'Gettin' Tighter'-1975
それと、#8“This Time Around~Owed To"G"”かな。
なんかね、ジャジーなバラードなんですよ。
特に前半の“This Time Around”はバッキングをすべてジョン・ロードが弾いてて、多分グレン・ヒューズが歌ってるようです。
・・妙にエロい感じが(笑)とても好みなんですよね。
でね、後半の“Owed To"G"”では、ボーリンの魂篭ったギターが炸裂してます。
捜してみてもライヴ音源しかないけど、こんな感じね。
Deep Purple-This time around(Extended Version)
もうこれ、既にパープルじゃなくて別のバンドじゃね?って感じですね。
彼らは最終的にメンバーが順に抜けながら自然消滅的に幕を閉じたようですが、その折ジョン・ロードは“パープルを名乗るべきではなかった。”と言ったとか。
作品としての纏まりとかクオリティの高さは半端やないだけに、当時の不評ぶりは残念だったとしか言えませんね。
まさに、言わずもがな・・。