まとまった休みと天候の兼ね合いや、運悪くもせっかくの休みに何かやらなきゃいけないことがあったり、時間的に余裕があっても体力が消耗してて泊まりがけはちょっと、なんて時は日帰りハイクがうってつけ。
ニュージーランドの天気は典型的な海洋性気候なので、とても変わりやすく
、天気予報の正解率も高いとは言えない。出発の朝に行くか、行かないかの最終決定をできる、日帰りハイクはここでも現実的なのである。
スキー場
は冬しか訪れないところ、と長らく考えていた。だって、スキー場なんだから、たっくさん雪
がなきゃ面白くないじゃない。
でも、よくよく思い起こせば、
新年初歩きのクイーンズドライブはリマーカブルズ・スキー場にあるんだから、夏山歩きのバリエーションの一つとしてスキー場巡りっていうのも決して悪くなさそうかも
スキー場歩きの一番の利点はアクセスがいいこと
駐車場まで
で登って行けるから、あとは標高数百メートル程度、ちょちょいとハイクすりゃ簡単にピーク
をゲットできちゃう。それも、高さがあるからピークからはかなりの眺望が得られるというオマケつきだ。スキーシーズンでもハイクして登れるけど、ガンガン滑り降りて来るスキーヤー、ボーダーたちの邪魔にならないように歩くのは神経を使う。夏歩きならば、スキーヤー・ボーダーはおろか、他のハイカーに出くわす可能性だって少ないのだ。
というワケで、クイーンズタウン市街地から
で20分のコロネットピーク・スキー場へ行った。駐車場から道草を食いながらのーんびり歩く。途中のこんな景観がいかにもスキー場っぽいよね。遠くの山間に見えるのはワカティプ湖。
もう少し登ったところ。先ほどの場所や駐車場などが下の方に見える。雪に覆われた冬山とは異なり、山肌にはタソックや地衣類が一面に生い茂ってフカフカだ。
近くの岩場でクライマーごっこをして遊ぶ
ねむりねこ
頂上付近になる建物を目指してさらに歩く。
あっという間に頂上に立ってしまった。ここは周囲を山々に囲まれた別世界……手軽な上にこの眺望はどうよ
グレノーキーの秀峰、アーンズロー山……いつ見ても惚れ惚れする勇姿だ。
普段とはちょっと違う角度から、アスパイアリング山も見渡せた
氷河までしっかり見える。
周囲360度の眺望は、こちらをクリックしてYoutube動画でどうぞ。
お立ち台のような岩の上で、ヨガのポーズをして遊んだ
見事な晴天
でも、真夏のカンカン照りとは異なり、陽射しを遮るものがなくても快適に歩けるのは秋ならでは。手軽さと絶景の組合せが、完全にクセになってしまった
達であった。次はどこに行こうかな~