おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

おさむのひとりごと3月号

2015年02月13日 17時01分00秒 | 自分のこと
目覚まし時計をかけることもなくちゃんと午前3時に目が覚めて、締切直前『おさむのひとりごと』を書き上げることができました!!

いつもはブログには転記していないのですが、今回は転記します。『知覧へのいざない』です。


おさむのひとりごと2015-3

少しずつ冷気が緩んできました。目には見えないけれど、地中では春に芽を吹くための動きが活発になっているのでしょうね。いかがお過ごしでしょうか。

《知覧へのいざない》
毎年3月になるとぼくの頭の中は『知覧』でいっぱいになります。70年前、特攻作戦が最も激しくなったこの桜の季節、ぜひ今年こそ、一緒に参りませんか。今回のひとりごとはそのご案内です。
『特攻』に興味がなかった頃のぼくは、そういう世界はタブーであり、『怖いお話し』でしかありませんでした。暗黒の世界でした。知ってはいけない過去の汚物でした。・・・でも扉を開いたら、違っていました。そこには鮮やかな『人物』がいらっしゃいました。否、そうなり切れなかった人物もたくさんいらっしゃいました。まるで私らなんです。特攻隊員のひとりひとりの生き様が、きっと知覧を訪れたひとりひとりに深く濃く語りかけてきてくださるに違いありません。
知覧は旧陸軍最大の特攻基地。ちなみに旧海軍最大の特攻基地は、錦江湾をはさんだ鹿屋ですね。終戦間際には本土防衛と称して九州に限らずあらゆる場所が軍施設となり、『一億総特攻』などという言葉も生まれました。わずか70年前のことです。

《観光地》
『知覧には行ったことがあるよ!』『あそこは涙、涙でねぇ!』『かわいそうなことしたよなぁ』『今の時代じゃ考えられないね』『バスのガイドさんが上手で忘れられないよ』『いまの人たちは平和ボケしているよなぁ』『トップが悪かったんだな』・・・知覧に一緒に行きましょう!というと多くの方が既に行かれていて、そのようにおっしゃいます。
知覧は年間70万人が訪れる、全国的に見ても屈指の観光名所なんです。7月8月限定のあの富士登山が30万人ですから、九州の端っこの知覧にそれだけの方が訪れるって、すごいですよね。
でもほとんどの場合、南九州に数多ある観光地の一つのスポットでしかないんです。鹿児島市内は薩摩藩ゆかりの史跡や明治維新にまつわる歴史の宝庫ですし、桜島や錦江湾の自然美も素晴らしい。ちょっと足を伸ばせば砂むし風呂で有名な指宿温泉もあります。だから一般的に、特攻平和会館は2時間で見て下さい、となる。それはそれで素晴らしい体験ですし、全く知らなかった70年前の史実を知る、大変意味のある機会に違いありません。
ただ、2003年から12年間学び続けてきて思うんです。2時間だけの特攻平和会館ではもったいない!って。『ここに大切なものがある』って。

《現実への異和感》
それは、ぼくの中にある現実への異和感。『なにかへんだ』って誰もが口にしている。『物質的には豊かだけれど心が貧しくなった』なんていう言葉も耳にする。或いは『生きる意味が見いだせない』と迷う若者。或いはぼんやりと、或いは悶々と、或いはまあまあそこそこに歳を重ねている自分自身。社会では離婚の激増、幼児の虐待、犯罪の凶悪化、自殺傾向の複雑化、精神的病の激増、国際社会で起こる激動・・・。今年48歳になるぼく自身、未来を見つめた時に暗雲たる気持ちに襲われる時もあります。子供たちの時代に対し、不安に陥る事があります。きっとそれはぼくだけではないはずです。
でも、知覧に行くと元気になるんです。幾度行っても新たな発見やヒントがあるんです。こみ上げる熱いものをしっかりと感じることができるんです。

《ぜひご一緒に!》
今年の知覧の旅も、『知覧三昧』です。二日間、知覧漬けです。通常行けない場所、通常聴けないお話をたくさん盛り込んでいます。
ぼくの理想は、家づくりという仕事を通してご縁のあるお客様やその家族、そして職人の皆さんと、共によりよい人生を歩んでいくことです。よりよいバトンを次の世代につないでいくことです。知覧に一緒に行ってあの共通体験ができることを想像しただけで、わくわくドキドキが止みません!\(^^@)/


日時   平成27年3月25日(水)26日(木)
行先   鹿児島県南九州市知覧町
特攻平和会館 富屋食堂『ホタル館』 三角兵舎跡地 猿山など
~鳥浜明久様による特別講演をいただきます~
参加費用 OB施主様・ご家族40,000円  一般45,000円
(成田空港からの渡航費・交通費・宿泊費・入館料等含む)
募集人員 10名を予定
申し込み先 ㈱北澤工務店0297-60-1333 北澤修 090-3045-0587
申し込み締切 平成27年3月10日(火)

ではまた。

おさむ





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