おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

東京思風塾 2月例会

2015年02月08日 04時53分56秒 | 自分のこと
今年初めての東京思風塾が品川で開催されました。今回はひときわ内容の濃い、すばらしい6時間でした。受講しながらだだーーーっとメモったものを添付します。感性論哲学は、即暮らしに人生に役立つ実践哲学です。私の主観メモですが、よろしかったらご覧下さい。



東京思風塾 2月例会
愛ある経営とは~愛と対話とパートナーシップ~

愛を原理とした感性経営の時代。歴史的構造転換の時が来た。世界中でいろいろなことが起きている。それは人知を超えた天の計らいであるとしたら、その事象の全てに意味と価値がある。

激しく変われよ、激しく変えろよ!!という時代の要請

《感性経営の必要性》
これまでの経営は、支配と命令と管理によって行われてきた(理性経営)。これが近代資本主義経済を支えてきたが、もはや限界となっている。これからは、愛と対話とパートナーシップによる経営(感性経営)にならざるを得ない。
なぜなら経済とはそもそも人間のためにあるのであって、経済のために人間があるのではない。
人間は経済活動によってより人間性が磨かれ人間性が成長していく。労働によってより人間的に成長していく。資本主義経済⇒人格主義経済

《感性経営の10原則》
① 支配と命令と管理の縦型社会から愛と対話とパートナーシップの横型社会へ
いやーーー、社員を使ってやっているとは思わんけれど、『ったく何やってんだ!!』って気持ちになることも多々あるんだよねぇ。。。きっと根底に『俺は社長なんだ』という支配的な考え方があるんだな。パートナーシップなんだ、愛を目で語るんだ、、、実践はなかなか難しい・・・。会社に限らず、家庭教育においても、社会の構造においても、今後このような縦型の構造から横型の構造へ激しく変わっていくことを時代に求められている。
② 心の通う経営
『人罪』『人材』『人財』いずれの表現も、社員がある目的として使われることに変わりはない。経営者を人材と呼ばない。『人材教育』から『人物教育』へ。
企業の土台に『心のつながり』をつくる。全ての人が『理屈はいい。心が欲しい』と叫んでいるのに、心をあげていない。心が欲しいといっているのに、『理屈』をあげてしまっている。善か悪か、正しいか間違いか、損か得か、常識か非常識か・・・確かに。
心をあげる、とは???
まずは善悪を超えて、相手の気持ちに共感共鳴してあげられる自分になる!!

《心が欲しい 心をあげる、とは》
意思⇒認められたい・わかってもらいたい・褒めてもらいたい
愛⇒ 好きになってもらいたい・信じてもらいたい・許してもらいたい・待ってもらいた心が欲しいという心情に対して心をあげるとは⇒認めてあげる努力をすること、わかろうとする努力をすること、褒める努力をすること、好きになる努力をすること、信じれないものを信じれるほど努力すること、許せないものを許せる努力をすること、遅くても待つ努力をすること。⇒そういう努力ができる自分に成長していくぜ!!!

その努力のプロセスが、社員やお客様や職人と、心の通ったあたたかな、しかも強固な揺るぎない、理屈を超えた団結力が生まれる。人間味のある、人間的な組織になる。

③ 問題を恐れない経営
多くの経営者というか、ぼく自身も問題がないこと、問題が出てこないことを願い、それをよしとしてしまう傾向がある。問題がないところには成長発展はない。問題こそ、成長の因である。
理性型経営においては、問題は『間違い』であって『負』であるから、それを排除しようとする。
だが実際には、人間は不完全なるがゆえに『問題のない現実はない』。問題がないとしたら、それは問題が見えていないだけだ。自分に問題を見る力がないだけだ。問題は私自身の成長のために、天の計らいによって顕現する成長の糧である。問題があることが健全なのであって、問題がないことは不健全なのだ。故に、問題が起こったからといって怯んではならない。ジタバタしてはならない。逃げてはならない。より良くより成長するために起こっているのだ。問題を乗り越え続けていく。問題が自分に価値ある使命を与えてくれる。

④ 変化を創りだす経営
生命論からすれば、変化がないということは死んでいるということだ。生きた経営とは、常に変化を創りだす経営のこと。・・・・あぁ、、、ここんところだな。おれここ数年、滞ってたわ。同じことばかりを繰り返していた。
理性は変化を恐れる。感性は変化を好む。ワクワクドキドキ。
どのようにして???
1.企業の活力は現場から生まれる。現場にある問題『現実の異和感』から変化を創りだす。
2.夢とか希望、理想や目標を未来に掲げる。・・・あぁ、ぜんぜんやってない(^_^;)理想とは、今を生きる力だ。理想があるからこそ、いま生を鮮やかに生きることができる。逆に言えば、理想がなければ今を鮮やかに生きることはできない。理性的に生まれた理想は、いのちを苦しめる。理想は『欲求』と結びつくことによって現実を動かす力となり得る。いのちが輝く。
理想と欲求を結びつける方法
・三つの問(どんな人間どんな経営者になりたいのか。どんな仕事がしたいのか。将来どんな暮らしがしたいのか。)
親は子供に、社長は社員に、政府は国民に、未来に対する夢と希望を与え続けることが最大の任務。夢を語り続ける。理想を語り続ける。・・・・ふぅ、、、やってないやってない。

⑤ 仕事に死ねる愛の経営
あらゆる仕事には、その仕事にしかない深い意味と価値がある。『このためになら死ねる』と思えるような意味と価値がある。死ねるという境涯が生まれない仕事には命が燃えない。くすぶった命だ。いのちは燃えたがっている。
それは、遠くにあるのではない。別にあるものではない。いま手の内にあるのだ!!そこにある深くて尊い意味や価値や素晴らしさを見出していくんだ。・・・はいッ!!!!
『家づくりという仕事を通して、お客様家族の成長を見守っていく!!』
死に得るものはひとつである必要はない。複数あっていい。いのちがより輝く。

⑥ 最高の満足を与え、最大の信頼を得る経営
理性型経営では『利益追求』し、株主を満足させることが経営目標とされてきた。

⑦ 不可能を可能にする経営

⑧ 利益の出る仕組みを作り続ける経営

⑨ 結果が出るまで諦めない経営
問題がある限りは答えがあるということだから、途中で止めない、諦めない。問題には答えがあるという根拠。問題の本質は、『今自分が持っている力では解決できない』ということ。母なる宇宙が愛を持って自分を進化成長させるために与えてくれる試練。もういかんともしようがないというところまでやって初めて、潜在能力がいのちから顕現してくる。潜在能力から答えが引っ張り出される。絶対に逃げない。

⑩ 仕事を通して人格を形成する角熟経営
人間は不完全な存在だ。人間が人間らしく生きるということは、動物のような人間になることでも、神様のような人間になることではない。ほんものの人間とは、不完全だけれどもよりよく生きようとする。
その人間が、仕事を通して、起こる問題を乗り越えながら人格を形成していく。人材ではなく人物になっていく。人間は円熟にはなれない。角張ったまま熟していく。不完全なまま熟していく。『不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さ』
そのような『ほんものの人間』の人格形成の場が職場である。そのような人物が育つ経営が『角熟経営』である。




ゲスト講演と対談
㈱アドバネスク会長 加藤雄一氏

数々の困難を乗り越えて来られた。
痛みは仕方ないが、悩む必要はない。
リーダーがしっかりすれば、社員は頑張れる。
車の中で気が狂ったかと思うほど笑った。
スキップした。
上を向いて歩いた。
どのように生きるかは、我々の選択だ!!
何事にも意味はない、あなたが与えない限り。
ありがとう、感謝します。ムカッときた時も!!
自分の行動の仕方で、自分の感情が変わる。拍手・スタンディングオーベーション
ポジティブな自分を創る
   思いが言葉になって出る⇔言葉が思いを創る(言霊)
   『負けないぞ』は負けないに脳がフォーカスしている⇒負ける。
   引き寄せの法則
   自分を元気にするもの・自分をポジティブにするもの・自分を明るくするもの
不良品へのアプローチ
   不良品を出さないぞ⇒不良品が出る
   良品率管理グラフ
   良品を作り続ける人の行動習慣
自分が自分自身の応援団長になろう!!

《思風先生との対談》
加藤氏:ポジティブな言葉を使ったほうがいいというのはわかってもなかなかできないのは、そのトレーニングをしていないから。毎日の暮らしの中で、意識して練習する。上記のようなツールをもつ。
思風先生:ありがとう、感謝します。という言葉を意識して使うのはなんとなく違和感が有る。全ての事象は母なる天の計らいによって起こっているわけだから、必ず意味と価値があるという意識で取り組んでいる。結果的に前向きな自分になっている。
加藤氏:海外の社員がすぐに辞めてしまう。『この人たちがいたくなるような会社にしたい』どうしたらいたくなるような会社にできるか、考えた。・・・この思考は俺にも当てはまるわぁ。部品メーカーだから、社員は自分がどんな仕事をしているかわからない。職人も同じだ。この家づくりという仕事の意味と価値を伝えていくんだ。

不可能を可能にしていく会社⇒ 失敗しても叱られない。失敗しても褒められる。

※ 一部上場会社を築き上げた加藤さんの実践のお話にこころ震えた。ぼくとの圧倒的な違いは『徹底的にやる、やり続ける』ということだ。一貫性の線上に起こる問題を糧として、やり続ける。実践の実は、とてもシンプルだった。



ではまた。

おさむ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする