古民家の居心地良さ

昨日は、一般社団法人茨城県古民家再生協会の古民家鑑定に同席させていただきました。その模様は協会の理事長を務める山中さんがブログで更新されると思いますので、ぜひご覧ください。協会の開設以来、山中さんも毎日ブログを更新されているんですね。すばらしい！！（笑）

http://www.kominka-ibaraki.com/

その帰り道、理事長、副理事長にぜひ見ていただきたい立派な古民家が近所にあり、ご案内しました。北澤工務店でも父の時代に大規模な改修工事をさせていただいているＭ様邸です。３間×４間の土間の空間を支える丸太梁。おふたりとも唸る唸る・・・・（笑）



そして、殿様しか通用できなかったと言われている正玄関から庭を眺めたところ。ここに座ったら、ほんとに、言葉にならない居心地の良さがあるんです。しばし無言で座り、季節の移ろいを表現している庭を眺めました。まるで、京都のお寺にたたずんでいるような感覚です。



古民家が理性万能主義、経済第一主義、合理性優先の社会の中でどんどん壊されていく。目に見えるものばかりが大切にされ、目に見えないものは疎外される。そんな中で『ちょっと待った！！』と社会に向けて発信する当協会の意味と価値は、深いものがあります。

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静かな朝デニ。今日は久しぶりに朝日を拝むことができるかな。

ではまた。

おさむ