おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

営業

2011年02月04日 03時56分40秒 | 家づくり
『営業』ってことばのカテゴリーにしてしまえばその通りなんですけど、ぼくはこの 『営業』 というこの仕事、好きだなぁ。

今日から外壁のリフォーム工事が始まるⅠ様宅に昨日お邪魔した時のこと。

Ⅰ様は父の時代にご縁あって新築工事をさせていただいたお客様です。もう20年近くになります。当時は着工するまでの営業期間がとても長く、2年3年というのは当たり前でした。父は当時から学生だったぼくの話をⅠ様にしていたようで、『いま中国に行っている』 とか 『今度はアフリカに行った』 『ったくなに考えてんだか・・・』 みたいなことを話していたようです。

Ⅰ様のお家は新築後、雨漏れが発生してしまいました。その都度対処してきたのですがラチがあかず、やがて父からぼくに世代交代すると、その問題もぼくが引き継ぐことになりました。漏水試験をやりたいのですが、『そんなことしてたら近所に笑われる』 『こんな仕事してて恥ずかしくないか!』 『木が腐ってくる』 と度々激しく叱られました。

何度目かの対処で、なんとか雨漏れは止まりました。

その後もⅠ様とのつながりは切れることなく続き、今回の工事をさせていただくことになったのです。Ⅰ様との一連のやり取りは昨年のカタロ通信2月号の 『おさむのひとりごと』 に書かせていただきましたので、よろしかったら北澤工務店ホームページからご覧ください。

http://www.e-kitazawa.com/hitorigoto/hitorigoto-120.html

昨日も 『あがってけよ』 ということでコタツでお茶をご馳走になりながら、ご主人、奥様といろんなお話しをしました。 『このお家を建てるときには、ほんとうに会長さんには世話になったんだよ』 『あのころあんたは学生さんで、世界中ほっつき歩いていて、会長さん心配していたんだぞ』 『これからはうちの息子の時代だからさぁ、またよろしくたのむよ』 ・・・と。

これから先もずーっとつながっていることができるお互いの安心感。でも残念ながら問題は必ず起こる。起こるんです!!!だから問題が起こることを避けてはならない。起こる問題を一緒に乗り越えてこそ、そのつながりは強化されるんだ。Ⅰ様とのつながりの体験で、ぼくはそれを確信しました。 

昨日はその後8件ほどお客様まわりをしたのですが、みーんなつながっているお客様なんです。駆け引きがない。それも何十年とつながっている。確かにぼくがやっている行為は 『営業』 なんですけど、でもぼかぁ、この営業って仕事、好きだなぁ。

ではまた。

おさむ



コメント
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