ご心配をおかけしました。

猛烈な激しさで過ぎ去っていった台風１８号。皆さまの身の回りはいかがでしたでしょうか。ぼくはやっとパソコンに向かうことができました。

マスコミでも連日報道されたように、龍ヶ崎に『竜巻』が発生し、大きなツメ跡を残していきました。ちょうどその通り道に１０年から１３年前に新築を建てさせていただいたお住まいが３件あり、甚大な被害を被りました。

その様相は、まるでブラウン管を見ているかのようでした。

瓦は激しく飛び散り、ガラスは割れ、飛来物で外壁は貫通し、鉄骨のガレージは基礎ごと吹き飛ばされ、フェンスはなぎ倒され、乗用車がひっくり返っていました。

２００ｍ先まで『無傷の瓦』が飛んでいったんです！！！

電柱のペグに突き刺さる分厚い鉄板！！！！！！

信じられないほどの光景です。

中でもＴ様宅の被害は大きく、対角線上にガラスが割れたために家中を竜巻が蹂躪してしまい、家の外も中もめちゃくちゃになってしまいました。幸いにしてお留守であったためにお怪我などはなく、残されていたわんこだけがぼくたちの前でおどおどしていたのが印象的でした。

すぐに写真を撮ってブログに書き込み・・・・。でも、これってやっぱり、被災者の心情を察すると、とてもではないですができることではありませんでした。

水曜日の午前５時ごろに発生したこの竜巻。土浦でも瓦が飛ばされたＯＢ施主様がいらっしゃったりして、それから丸２日間は現場で釘付けになりました。

こんな時にうれしいことが２つありました。

それは、『おさむちゃん、だいじょうぶ！？』とお電話やメールをいただいたことです。ほんとうにうれしかった。

そしてなによりうれしかったことは、『北澤さんの顔を見たら、ほっとしたわぁ～』とＯＢ施主様方より言葉をいただいたことです。被災された方々の『その時』の心情を察すれば察するほど、そのことばの深さ、重たさが身にしみてきます。

昨日から復旧作業が始まっています。特にＴ様宅は、瓦・外壁・雨樋・テラス・アルミサッシ・雨戸・・・・外回りのすべてをやり直さなければなりません。今でも雨が降ってきたらずぶ濡れになってしまう状態ですから、何よりも優先して作業を進めていきたいと思います。

自然の力は絶大です。人間は手も足も出ませんでした。

ではまた。

おさむ