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【巨人】内海、魔の8回に3失点

2006年05月13日 09時30分46秒 | プロ野球
 ◆西武3-1巨人(12日・インボイス西武)

 プロ初完封が目前だった内海が8回に突然、崩れて、巨人は交流戦初黒星。連勝も4でストップした。1-0でリードしていた8回2死一塁から赤田、中島、カブレラに3連打を浴び、3失点。痛い逆転負けとなった。打線も初回、李承ヨプの17打席ぶりの安打となる適時打で1点を取ったが、その後はレギュラーシーズン巨人戦初登板となった松坂に抑えられた。この日はパ・リーグが6試合すべてに勝利。片方のリーグの6戦全勝は、交流戦2年目で初のことだ。

 若き左腕・内海が“魔の8回”に力尽きた。中島へ投じたチェンジアップを、ライナーで左前へはじき返された。守る清水が前へ突っ込んだが、あと一歩、追いつけない。8回2死一、三塁、まさかの同点タイムリー。一、二塁に走者を残すと、次のカブレラには右中間へ2点二塁打を許し逆転負け。「収穫? 粘れなかったので、ないです。粘れてたら成長できてたと思う」内海はこう話すのが精いっぱいだった。

 既に4勝を挙げているヤングGの最成長株だ。西武との初戦を取るべく、6日のヤクルト戦(東京ドーム)から、これまでより1日短い中5日の登板間隔で臨んだ。オフに体幹、下半身を鍛え直した左腕は、制球力が飛躍的に向上。しかし、2回以降、打線の援護がない展開でスタミナも消耗したのか。赤田にヒットエンドランを決められるなど次第に追い込まれ、最後は高めに浮いた数少ない制球ミスを打たれた。

 打線は松坂攻略のスペシャル・オーダーを組んだ。終盤の代走起用をにらみ、鈴木を温存。1番には速球に強い清水を置いた。左打者を7人並べ、初回は鮮やかな速攻。1、2番がチャンスを作り、李の左翼線に落ちる適時打で1点を先取したが、2回以降は散発3安打。無得点に終わった。

 「彼(松坂)の方も途中からカットボールなど球種を多く使い、チャンスらしいチャンスが作れなかった。もう1点という積み重ねができなかった」と内田打撃コーチ。守備陣形も結果的に裏目に出た。8回、中島に同点打を浴びた時、清水はやや後ろへ下がって守っており、目の前で弾む不運。「ヒット1本で頭を越されて2失点というのが嫌だった。あれは僕のミス。清水もよくチャージした最善のプレー」西岡外野守備走塁コーチは自らを責めた。

 今季、チームは8回に24失点している。そんな“魔のイニング”でも、首脳陣は内海の交代を考えなかった。尾花投手総合コーチはマウンドで「任せたよ」と声をかけ、原監督も「あそこは内海に懸けていた」と振り返る。首脳陣が内海に寄せる期待は変わらない。大きく育ってほしいという首脳陣の“愛”に次回、答えればいい。


内海、魔の8回…1点リード完封ペース一転3失点

 内海は西武のエース松坂と堂々と投げ合っていた。8回の失点が残念だが、これをバネにしてさらに成長して欲しい。

 それにしても・・・こんないい試合を放送しないなんて、テレビ局は何を考えているのだろう。これじゃあ、せっかく盛り返そうとしているプロ野球人気に水を差してしまわないかと心配だ。


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