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【N902i】携帯初のデジタル手ブレ補正

2005年11月25日 17時44分25秒 | DoCoMo
 NEC製FOMA端末「N902i」を見て、目を引くのはやはりカメラ機能だ。「N901iS」が有効100万画素スーパーCCDハニカムを採用していたのと比べ、N902iになって一気に有効200万画素(記録400万画素)にまで画素数を上げてきた。さらに、携帯業界初となる静止画手ブレ補正機能に対応している。

 デジタル手ブレ補正は、デジタルビデオ用の手ブレ補正技術として多く採用されているもの。画像の動き(=ブレ)を検出して、それを画像処理で補正する技術だ。N902iで採用されているのはこれを静止画に応用したもので、静止画を撮影して特徴点を抽出、重ね合わせることでブレを補正する。この方式なら、部品のサイズも小さく、軽くなる上消費電流も少ない。ただ、1枚の画像を生成するのに実際には4枚撮影しているわけで、その分時間がかかるというデメリットがある。

 「例えばシャッタースピードが1秒だとすると――実際にはこれほど長いことはあり得ないが――最初の0.25秒で1枚撮影し、残りの0.75秒はシャッターを閉じる。これを4回くりかえして、さらに(合成の)処理を行う」。このため“パシャパシャと連続撮影”することを想定して開発設計されるデジカメなどでは、採用例が少ない。

 しかし携帯でなら、これが許されると判断。NECはN902iのために、専用のDSPを用意した。またCPUとして新たにOMAP2を採用したこともあり、「これらの“合わせ技”で、最終的に3~4秒で処理を終了できるようにしている」という。

こうして、携帯初の静止画手ブレ補正は誕生した

 う~ん、技術的な話は別として、N902iで撮影された写真が今後あちこちのサイトでアップされると思われるので、それを見てから画質と手ブレ補正の効果を評価したいところだ。 

 今までのNECはカメラの高画質化やAF化には一番出遅れていた。その遅れを取り戻すためにも手ブレ補正という新兵器を搭載してきたわけだ。カメラの画質と操作性で他社にどれくらい迫れたのか注目したい。

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