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【巨人】4番の一発が連敗を止める

2006年05月17日 08時10分45秒 | プロ野球
<巨人7-3ソフトバンク>◇16日◇東京ドーム

 巨人が主砲の1発で、連敗を3で止めた。6勝でパ・リーグのハーラートップに立つソフトバンク新垣から3点を奪いながら、7回に同点に追いつかれた。嫌な雰囲気が漂ったが、4番・李が、ロッテ時代に苦手だった三瀬から勝ち越し9号2ランを放った。故障者続きで、開幕ダッシュの勢いが弱まったかに思える原巨人だが、主砲の1発で再び勝利の流れを引き寄せそうだ。

 4番の一撃が巨人を救った。7回1死一塁、カウント0-1。ソフトバンク三瀬の外角シュートに、李は体勢を崩さない。逆方向、しかも「ちょっと詰まった」と話すが、決勝9号2ランを左翼席に運んだ。7回に3点を奪われ、同点に追い付かれた直後。ここぞの場面で勝負を決める、4番の1発だった。「(ロッテ時代無安打の)三瀬から初めて打ったヒットが本塁打になってうれしいよ」と喜んだ。

 相手ベンチには、あこがれの王監督。母国韓国の小学校時代から「ビッグ1」の写真を見て育った。飛距離への探求心と、巨人への思いを募らせるきっかけになった恩人の前で、ロッテ時代を含め6本目のアーチ。だが「個人のことは考えず、チームの勝利だけを考えました」という。連敗中のチームを救うことしか念頭になかった。

 「去年より悪い時期が長い」とぼやく。好調とは遠いのも事実だ。交流戦に入り打率は3割を割った。「始動が受け身になっている。それさえ修正すれば大丈夫」。内田コーチの言葉を信じ、振り込んだ。昨年までソフトバンクに所属した尾花投手総合コーチには、三瀬の攻略法を質問した。どん欲、かつ謙虚に助言を求め、力に変えた。

 今季最大の連敗は3で止まった。原監督は「流れが向こうに行きかけたのを、林が止めて、スンちゃんが、こっちに持ってきた。(李は)技術的に語るより、パワーがある。(左右)どの角度でも、角度さえ付けば本塁打を打てる、日本では数少ない打者」と、勝利の立役者を褒めたたえた。決勝打はこれで7度目。李の一振りには、4番の力が確かに宿っている。


李勝ち越し9号2ラン!巨人連敗止めた

 好投パウエルが3点リードをもらい楽勝かと思った矢先、1チャンスでソフトバンクに同点とされてしまい、嫌なムードになりかけたが、リリーフした林がピンチを乗り切り、イスンヨプの2ランHRと清水のタイムリーで試合を決めた。

 ソフトバンクに逆転を許さなかった点がまだ巨人に流れがあった。3連敗のストレスも吹き飛んだ試合だった。


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