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【W31S】W21CAに次ぐ画質

2005年04月29日 23時54分24秒 | au
 「W31S」といえばやはり本格的な音楽ケータイとして注目が集まるが、カメラ付ケータイとしても極めて本格的。同機種はスライド式ボディを採用しているが、もともとスライド式は表側に基本操作系が露出している。ボディを開かなくてもカメラとして使えるため、うまく設計すればデジカメ的に使えるようだ。

 レンズは単焦点で、オートフォーカス(AF)付き。最短撮影距離はマクロモードで約10センチ、通常モードで約30センチとなる。なお、AFをオフにすると無限遠にピントが合う。被写界深度が深いので、数メートル以上遠くを撮るときはオフにしても構わないし、AFが働かない分高速な撮影が可能だ。AFモードは通話開始キーで切り替えられる。

 画質面でも、CMOSセンサー採用機種としてはトップクラス。下手なCCD搭載機より上だ。じゃっかんコントラストが弱くてメリハリがいまひとつとか、全体に柔らかい感じでシャキッとした絵が好きな人には物足りないとか、気になる点もあるが、ほかのCMOS端末よりは屋外でも屋内でもワンランク上の画質だった。これなら積極的にカメラとして使うのもよいだろう。au端末の中では「W21CA」に次いでお薦めということだ。

CMOS端末としては出色のデキ~「W31S」

 この記事の評価からすると、W31Sは音楽携帯としてだけでなく、カメラの画質でも十分に満足のいく、バランスのとれた端末に仕上がっているようだ。

 これらを考えると、いきなり売り上げランキングでトップに立ったのもうなづける。

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