The Normal Years

普通。普通がいちばん。

パンク・ロック・ナウ

2012-06-08 20:23:51 | 音楽
まずはこちらを御一読ください。A BENEFIT GIG FOR STEVE(THE REDUCERS) @下北沢THREE
仕事あがりに向かう下北沢のワクワク感は特別だな。
ライブはどのバンドもすばらしく今となっては
ありそうで無いメンツ。
だからこそ足を運んだ人も多いはず。

ROCKBOTTOMのツアーやカイル・ヴィンセント氏との共演で
培われた完成度そして自信。
GIMMIESの外人ぷり。ポップン・ロールからのシングルが楽しみ過ぎる。
THE RAYDIOSまさにパンク・ロック。
そして新体制でのFirestarter!

挙げればキリが無い事もわかってもらえると思う。

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今この国でこのシーンを、実力やそれに伴う熱気で
上回る音楽が、あるのだろうか?
ぼくは無いと思う。
勘違いしないで欲しいのは
別に売れているか否かでもなく
総体で動員数が多いとかでもなく
とにかく次の世代もしくは横の世代に
訴えかける何かがあるか否か。
だと思う。

先にも書いたけれど
最近の来日アーティストでex. Candyのカイル・ヴィンセント氏は単独で来日し
ROCKBOTTOMをバックに従え
DMZのフロントMonoManはフェイダウェイズを従えツアーした。
もちろんそれだけではない
過去にもGROOVIESのロイ・ロニー氏のバックをTWEEZERSが務めた事もある。

他のジャンルや今のJのつく人達の間で
このような音楽的交流がなされた事は
あまり耳にしない。
逆はあると思う。
単身でアメリカなりイギリスに乗り込み
そちらで活躍するとか。
うん。良いと思う。

売れてなければ意味が無い
動員が少なければ意味が無い
確かに一理はある。

が果たして
本当に意味が無いのか?

どこにポイントを置くかによって
物の見方は変わってくるもの。

例え過去の音楽だとしても
それを血とし肉とした若者がいて
その噂を聞いたほんもののロックン・ローラーが
仕事を依頼する。

若者達はその期待に答える。

その熱は必ず別の形になり
又新たなうねりを引き起こす。

バンドをはじめる奴もいるだろう
写真を撮り始める奴もいるだろう
駄文を書き始める奴もいるだろう

そう

こんなふうに・・・。

(H)




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