The Normal Years

普通。普通がいちばん。

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読みメモ may.26

2011-05-26 13:54:39 | 
KAWADE夢ムック 文藝別冊 武田百合子
クリエーター情報なし
河出書房新社


5月のわたしを、思いっきり笑わせて、支えてくれたのは彼女だった。
泰淳と結婚してから、文章の才能が開花したのかと思っていたが、
彼女の並々ならぬ感性と、その洞察力は生まれもってのもので、
大作家に影響を与えたのは、むしろこの、お茶目でいて頑な百合子のほうだ。
ありがとう。


文藝別冊 忌野清志郎 デビュー40周年記念号
クリエーター情報なし
河出書房新社


いま、清志郎のことばをひとつひとつ、噛み締めながら読んでいくことの重さ。
坂本龍一氏がインタビューのなかで語っている。
「きっと清志郎が強く言いたかっただろうと想像するんだけど、
 『なんで日本はこんなに、言いたいことが言えない国になっちゃったのか』
 ということなんですよ」
頭のなかに、ズシンとくる。
「サマータイム・ブルーズ」も「ラヴ・ミー・テンダー」も、
かかったり、かけられなくなったり、今また話題になってるのを、
そんな大変な状況にこの国が置かれていることも、
遠くにいる本人には伝わるのだろうか。
せつない思いが募ってしまった。(R)
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The Cigavettes について書く

2011-05-24 22:24:07 | 音楽
はじまりは些細な事だった。
長い付き合いの部下(というかいまでは仲間)の
The Cigavettesに対するなみなみならぬ情熱が切っ掛けか。

「良いバンドがいるから聴いてください」
それ以降なにかそのバンドに動きがあればメールが届くようになった。

第一印象は・・・まあオイラがここで言うまでもなく
ゆう中部などに書き込まれている通り。
正直両手放しで歓迎されているようには思えないワケで。
よけいなお世話と思いつついくつか理由を考えて見た。

たとえば「SNOOZER」でたとえばU-STREEMで
彼らの言葉はまだつぼみの様に柔らかい気がした。
全部見た訳じゃないけれどさ。

どう売るかでなく
どうあるか?でしょ。

今日遅ればせながら1stアルバムを繰り返し聴いた。
悪くない。むしろ良い。
君達も天の邪鬼かもしれないが
そんな事言ったらおれだって天の邪鬼だ。
(何故か偉そう・・すいません!)

◯◯っぽいって言うぐらいなら、◯◯じゃんって言われる位
グルーヴィーズがSIRE三部作でビートルズになった位になりきってみたら良い。
それに個人的にだけどOっぽくないよ。むしろBだ。(わかんねーよ!ってか)

The Cigavettes 「Ready To Leave」 MV


その過程をみせられて盛り上がるバンドと
どちらかというと結果を(今回の場合作品を)見せられた方が盛り上がるバンドの
二つのパターンがあるとして
彼らは間違いなく後者かと。

雑音がせっかくのメロディーを
やっかみが、せっかくのリフを邪魔してしまうかもしれない
ぼくが言える事はただひとつ
みんなの耳に
無事に「届け!」
それだけです。

(H)

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vinyl sunday may.15

2011-05-24 12:07:40 | 音楽
今週の一枚は、これ。
はあー、なんでこれにしてしまったんだろう。
まだまだJazzに関してもBluesに関しても、勉強勉強の若造が、
こんな大御所のアルバムに関して、なんにも言えないのですが、
まあ、これも勉強のひとつとして。


吾妻満良&The Swinging Boppers/Hepcats Jump Again

結成30年を超える、日本が誇るJazz Bandの2ndであります。
フジロックにも参加したりしているので、若いひとも聴いたことがあるかも。
とにかく、ごきげんで本格的なジャンプ・サウンドに、
毎日の仕事にお疲れぎみのお父さんたちのグチを絶妙に乗せた、
まさに「日本の男たちのブルーズ」。
1stアルバムは全部カヴァー曲だったところを、
この2ndでは4曲のオリジナルを収録していて、
日本語のことばが、これほどうまくハマってしまっていいのだろうか!?
と思うほど、痛快に(ホントに笑えるほど)マッチしている。
うーん!とうなり声が出てしまう、素晴らしさです。

このアルバムに入っている曲が見つからないので、
レアなTV出演のときの「ほんじゃね」(3rdアルバムに収録)をどうぞ。


あと、代表曲のひとつ、「やっぱり肉を食おう」
映像はさておき、ノリと歌詞に集中して!おもしろすぎ。


おもしろくて、せつなくて、かっこよくて、最高!。(R)


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読みメモ

2011-05-14 10:38:14 | 
タオ―老子 (ちくま文庫)
加島 祥造
筑摩書房


なにを信じればいいのか、よくわからなくなったときは、
昔の偉い人のことばを聞いてみたくなる。
それはわたしだけであろうか?
文庫本になったので購入。
一度、英訳されたものをさらに噛み砕いて、わかりやすくしてあるので、
古典の授業で勉強したときのような、とっつきにくさはまるでない。
あたまに残ったもの。

「世界の知識だけが絶対じゃあないんだ。
 他人や社会を知ることなんて
 薄っ暗い知識にすぎない。
 自分を知ることこそ
 ほんとの明るい智慧なんだ。

 他人に勝つには
 力ずくですむけれど
 自分に勝つには
 柔らかな強さが要る。」
                第三三章「自分のなかの富」より抜粋


音盤時代VOL.0
浜田淳
DISK UNION


普段、音楽雑誌をあんまり読まないのだけれど、久々に購入。
結構な量だったが、すらすらと読んでしまった。おもしろい。
特におもしろいなあ、と思ったのは、自分の知らないジャンルのはなし。
ロシアのクラッシック・ピアノの聴き方のセオリーであるとか、
インドの一般家庭へのレコードの買い付けのはなし、
DJそれぞれの「南国」サウンドの解釈の違い、
あと、セントギガ(!)の深すぎるコンセプトなどなど。
セントギガ、あったよなあ、とか。
これが創刊前0号ということで、
次号からの内容もとても楽しみ。(R)
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vinyl sunday may.1

2011-05-11 17:43:40 | 音楽
きょうはBob Marleyの命日らしく、ラジオで何曲もかかっていて、
reggaeを雨の日に聴くのもいいなあ、と思った。
わたしのなかでは、ロンドンのイメージというと、
「美しい公園」「スパイシーな香り(なぜか空港に降りると匂う)」
「雨」そして「外でかかっている、けだるいreggae」だ。

先週のvinyl sundayを書き忘れていたので。
Trojanレーベルのコンピレーション・アルバム「monkey business」


最近の激しいダンスホールものはあんまり好きではないけれど、
ロンドン経由の古いreggaeやska、rocksteadyやカリプソは好きだ。
このアルバムは言ってみれば「スキンヘッズたちが聴いていたreggae」がテーマらしく、
夜中のクラブで踊ったら、きっと気分よく過ごせそうなセレクト。
The UpsettersやThe Maytalsなど、あんまり詳しくないわたしでも知っている、
Trojanのアーティストが収録されている。
有名なのは1曲目のThe Untouchablesの「Tighten Up」や、
The Maytalsの「Monkey Man」だろうか。



わたしが個人的に好きな曲は、Harry J. Allstars「Liquidator」



うーん、外で飲むビールが何倍もおいしくなりそうな‥。
こんな曲が20曲も入っていて、一枚聴き終わるころにはベロベロになってしまうかも。(R)

01.:The Untochables - Tighteen up
02.: Clancy Eccles - Fatty fatty
03.: The Maytals - 54-46 was my number
04.: Desmond Dekker - 007 Shanty town
05.: Harry J Allstars - Liquidator
06.: Clancy Eccles, King Stick - Fire Corner
07.: Dave & Ansel Collins - Double Barrel
08.: lloyd Tyrrell - Birth control
09.: King Stick - Herbsmaan
10.: Boris Gardiner - Elizabethian reggae
11.: The Upsetters - Return of Django
12.: Dave & Ansel Collins - Monkey Spanner
13.: Bob & Marcia - Young, gifted & black
14.: The Pioneers - Longshot kick the bucket
15.: The Maytals - Monkey Man
16.: The Upsetters - dollar in the teeth
17.: Nora Dean - Barbwire
18.: The Upsetters - Shocks of mighty
19.: The Soulmates - Them a laught and a kiki
20.: Eric Donaldson - Cherry oh baby

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High Lifeについて書く

2011-05-08 02:05:46 | ライヴ
1,2,3,4!
ライブのカウントよろしく今回は、お決まりの4カウントから
初めたい。

今日は下北沢へM.O.T.Oのライブツアー
最終日。
そのラインアップが珍しく感じたのはボクだけだろうか?
観た事のないバンドが2つも3つもブッキングされているのはありがたい
というか、ウレシイただ単純に。

色々な事を思いながら会場へ

1バンド目High Lifeで思いがけなく
心をかきむしられる事に。

かれらを観たのは初めてではないし
じっさいこんな気持ちになったのも初めてではない

しかし失礼を承知の上かくと
立ち居値はいつも
あだ花、噛ませ犬的なポジションにあったような気が。
しかし手を抜いた彼らをみたことがあるか?

答えはNOだ。

いつだって進撃な内容のライブだ。
今日も同じ事。

「CANDY POP」「ぷあかうに行こう」「I WANNA BE A HARDROCKER」
交互に繰り出される、センパイの歌う日本語の歌詞とヒロシの歌う英詩
それらがじつに上手くブレンドされイヤミ無くまたダサくなく
ギリギリのところで
ROCKしているあの感じ。
最高だよね。

CLASHとBOYSとTHE MODSと子供ばんどとキャロルと沢田研二がミックス
された曲とステージ

こまかくは書かないがチームワーク(っていうとダサイかもね)が
最高。
そういうのをまとめてセンスっていうんだよ。

このオタンコナス。

(H)


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helplessness blues

2011-05-04 20:49:15 | 音楽
きょうは背中が痛んで、家のなかをころがっていた。
持病のようなもので、すごく痛いというわけでもなく、
明日になれば治るとわかっているけれど、心細い気持ちでいっぱい。
で、一日中、聴いていた。

ヘルプレスネス・ブルーズ [日本盤のみ歌詞/対訳、解説付]
クリエーター情報なし
TRAFFIC/Pヴァイン・レコード



「ふるさと」のようなアルバムである。(!)
心細いわたしを、からだごと包んでくれるハハのような、
どっかりとして、いつも動かず守ってくれる山のような。
まるできょうのわたしのようなタイトルだけど、安らぎをすごく感じたのだった。

音は1stアルバムの延長線上にあって、期待していたとおり、
「古き良き」彼らのサウンドには変わりがない。
歌詞を読んでみると、人生における葛藤や、悩みへの不安について。
淡々とつづられていて、やっぱりブルーズだ。

ブルーズ。人生、ブルーズの連続だよ。

最近いろいろと、いままで考えもしなかったことを毎日、考える。
たぶん、みんなそうだと思う。
とくに、からだも脳みそも、こころも揺れてしまったわたしたちは。
不安定極まりない。ぐらぐらしてしまっている。
支えが欲しい。そう思う。
なんでこうなってしまったんだろう。
自然との共存という、地球との約束を破ってしまったから?

RobinのTwitterにはときどき、彼のお父様もでてきて、
「父さん、新しい奏法を披露」なんていって、
ギターを弾く姿を見ることがあった。
彼の父さんも演奏家で、古い音楽がいつも近くにあり、
影響をたくさん受けてきたし、たぶんとてもいい親子関係なんだと思う。
だからこそ、まだまだ若い彼らが作る音楽が、
ただの「昔の音楽の薄っぺらい焼き直し」ではなく、
何度も繰り返して聴きたくなるような、やさしい懐かしさを持っているのではないか。
わたしが「ふるさと」を感じたのは、
父や母を敬い、自然を愛し、古くからのものを守ろうとする、
かつて日本にもあったはずの、あの時代を思わせる何かがあったからではないか。

いましないで、いつ反省するんだい?

ちょっと、大げさになりましたが、それくらいよいです。
早くライヴが観たい!ですねえ。(R)



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