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雑誌Border第2号明日土曜日ついに発売!(本日フラゲあり!?)

2015-10-23 13:58:31 | 





そしてZineといえば雑誌といえば松田といえば、そう「となりの松田さん」こと元となりの松田タダシさんの雑誌Borderの最新号がついに発売の様子!じゃなくて発売!





二号目はないであろうと言われた(オレにも)このDIY雑誌。
さらなる雑誌感醸し出してるじゃないか!いや雑誌です。
Zineもいいけどね、雑誌もいいよね、大変さが違う。
僕はどんなクソ雑誌でもそれを作っている人は尊敬してしまう、だって本当雑誌作りって大変。
だからこそどれだけ部数が少なくても雑誌という形だと生きるね。
Zineがダメと言っているんじゃなくてさ、だからこそ雑誌はただ作れば良いというものじゃないという話。


で、この雑誌Border、改めていいますけど僕の雑誌では決してありません。
Big Loveはなにも業務提携してませんし、いやめちゃくちゃ書いたけどね、オレは。
今回はマジで死んだなあ、40ページですよ、だいたい松田さんから最初に構成されたのが来てから基本7回以上は訂正追加したから僕だけじゃなく松田さんも死んだと思うけど、でも出来たのみるとまだまだイケたなあ(笑)もっと細かくしてやってもよかった、そしたら本当に死んでいたかもしれない。
ニューヨークとロサンゼルスのレコード屋と日記などを書いてますが、一ヶ月くらい間をあけながらも書いているので途中で明らかにテンションが下がったり徐々に上がったりしてるのが文体でわかるかな。
でもここまでやってるのはまずないと思う、細かいとこは基本的に許そう仲真史責任編集クラス。
そういった話はすべてわたしのページに関してです、他は知りません。
サファイア・スロウズのインタビューとか山下優くんの写真とかとても良さそうだよ(まだ読んでない)


あっ、勝手に裏表紙Big Loveの広告みたいにしてくれてる。





むむっ、また勝手にBig Loveのアルバム・オブ・ザ・ウィークとか編集してまた載せてるしっ!





前回も勝手に保存して載せられてたんだよ、今回はないかなと思ったのにまただよ、載せるなら書き直させてくれよ〜だいたいこーいうの許可なくて大丈夫なものなのか?

まあ、いいんだよ。
でもさ、こういうのを本当にやろうと自腹で作ってしまう松田さんは素晴らしいと思う。
僕らが松田さんに金払ってるわけでもないし、そしてもちろん僕は一切なにももらってません。
なのになぜ僕が40ページも死にそうになってまでやるかというと、もちろんBig Loveの宣伝になるからとかじゃないし「楽しいからでしょ」と赤の他人に言われるみたいなものでも正直ありません。

自分勝手に自分の好きな事だけ形にして世の中に出すというものにも素晴らしいものがあるけど、ただ新しい文化は必ず限定された環境の中でこそ生まれると思ってるし、それは自由過ぎると複雑化されないからなんだと思うのだけど、だから松田さんという他人のフィルターを通すからこそ僕が出来る事があると思うからやるわけです。
もちろん自分の思うように出来なかったり、得てしてそのほとんどが結局満足いくものじゃなかったりするものだけど、それは他人のせいじゃなくて当たり前のことで、だからこそひとり以上に責任持ってやらなきゃいけないしそして先に進めるのです。
そういう場所を作ってくれた松田さんに感謝です。




そんなBorderとは全然関係ない新入荷の話。
僕はサントラが好きです。
特に最近の映画のサントラ、だって全部ヴァイナル出すんだもん。
こんな時代になるとは思わなかったな。
でも絶対みんな廃盤になるからね。
いまならまだ気付いてない、新しい順に買ってしまった方がいいかも。



The Man of Sorrow (JB Dunckel)


きゃー、90年代の渋谷の女性なら全員が観に行ったことだろう。
今の若い子はどうなのであろうか。
この映画AirのJean-Benoît Dunckelが音楽担当ってまさに梶野彰一くんド真ん中な感じだけど、AIRってなんか好きだな、お洒落そうでヤボったいとこ。
これは日本公開するのかな?また誰か様おしえてください。

O.S.T. (JB DUNCKEL) 'SUMMER' LP


Borderは明日土曜日24日の発売です!
今晩のフラゲはありますか?松田編集長!?
店に来てみればわかるとのことです。









Matthew Bellosiと僕が好きだった貸しレコード屋のお姉さんの話

2015-10-22 23:59:31 | ZINE










BIG LOVE ZINE フェア 引き続き開催中です。
なぜならまだまだ続々ヤバいブツが入荷してくるからであります。





キョー!と私は叫ぶ。
明日ではないキョー!だ。
いやそういうわけじゃなくてただの本気の叫びだ、これが到着した時の私による人間の本気の驚喜絶叫だ。
ハードコア界のみならずアンダーグラウンド界のみならず世界のアートシーンから今最高に注目を集める男Matthew Bellosiが新作ジンたちの到着。





これらのZineの佇まいだけで震えないキミがいたとしたら私はキミ以上にそんな世の中が信じられない。
だから言ってるじゃないか世の中は信じるな無理してでも己で震えろって!
昔の大人じゃない大人がそう教えてくれた。
そう逆から、っていう手がある。
みんなそうだった。

「昔のだったらヴェルヴェット・アンダーグラウンドかラヴかな。でもレンタルでよろし。ジャニス・ジョップリン?あんな女は大昔のただのヒッピーよ。マネするのはドラッグだけにしなさい。そうね、いまならコレかな。でもこれはレンタルじゃなくて、買うのよ。」

と、中学生の時から通っていた3駅先のレコード・レンタル屋のお姉さんに見せられて貸し出すのは拒否されたMinimal Compactのアルバムを後日中心街の輸入盤屋で探しまくりなんとか購入、日課のマスターベーションも忘れひたすらひとり部屋でその良さをわかったふりして聴いた高校1年生の10月。
そう、わからないのは今のちっぽけなキミがちっぽけなだけであるから、わからないと判断するのはちっぽけなキミであってはならないのだ。
わたしはレコード・レンタル屋のきれいなお姉さんにただただ従った。
決して「きれい」なだからではないぞ。
いや...正直それは大いにあった。
3:7、いや5:5、いや9:1くらい…で、ある!
どっちが9かとか聞くんじゃないぞ。
ただ、彼女が「きれい」なだけだったら、私はまちがいなく振り向きもしていない。
わざわざチャリで丘越え河越えレコードなんぞ借りに行っていない。
そして「きれい」じゃなかったら、わざわざチャリで丘越え河越えレコードなんぞ借りにも行っていなかったであろう。
つまりお姉さんが「きれい」だったのは必然だったのだ。
お姉さんは「きれい」だったから、ジャニス・ジョップリンを古いババアと一蹴しすごく良いと思うレコードは貸さずに街で買ってこいと言ったのだ。
当時街中で流れていた大滝詠一や山下達郎なんかを勧めることは決してなかった。
彼女は「きれい」の義務を果たしてたんだ。


...なんだか良い話ぽく書いてみたが、まーーーーたく話が逸れている。
とにかくMatthew Bellosiに夢中になってしまうところから始めてみるのがいいとオススメするのです。
僕もそうします。






BIG LOVE特別エディション。
ナンバリングとサイン付き。
とりあえずこ買って無理矢理にでも鼻血を出してみよう。
そして彼がベースを担当するAnxiety Hammerのファースト7インチも最終入荷しています。







鬼よい。







秋のBIG LOVE最新マーチャンなど入荷のお知らせ♡その1

2015-10-21 20:44:15 | 新入荷 JUST ARRIVED




だって物欲の秋だもんね。
なに!?昨今の日本人の若者には物欲というモノがないっ!?
くぅー、そんな若者たちをそんな状態にしたのもそんな大人どもの仕業で、どこもかしこもとりあえず自分が生きる事ができれば良いと金がかからないことばかり正義かのごとく若者たちに大きな声でささやきやがって、たとえば高尾山に登るなら100万くらいかけて重装備して登らなければ死ぬ!くらいウソついて経済活動の役になるのがそんな大人どものの媒体やらの役目だと思うね。
とひとまずいつものように言ってみたところで、そうだぞ、買ってもらわなければマルくんの新しいコンタクトレンズも買ってあげられないんだぞ。
彼は合わないレンズで今日も泣いてる、仕事はだから出来ないと言っている。
そうか世の中原因というものが常に存在してるのだな。
そして、それはこっちのせいやら都合じゃないか、と知らない誰かは言うのだろう。
フンそんな者には売ってやんない。
BIG LOVEの新しいマーチャン到着したんだよ!







白のコーチ・ジャケットを作ってみました。
ずっと作りたかったんですけどようやく。







そしてついに到着したニュー・ビア・グラス。
毎年作るんだけど今年はマルくん以外のマルくんがたくさん割ってもう危うくなくなるとこだったよ、というニュー・オールド・イングリッシュ・デザイン by Cali Thornhill-DeWitt。





ちゃんと金の口線もついてます。

今週はもう一個ニューなのを紹介できるはず。
明日かな?











Posh IsolationよりVargの6本入りカセットが入荷!
マジでもうない、早いもの勝ち。
超高いけどそりゃ6本だもん、6本で割れば普通の値段。
と、言ってる間に買おうとしてるこの手はもしや!?






やはり有名なカセット星人でした。
彼の現在発売中のアイデア誌最新号の寄稿も今年チェックすべきそれ以上に買うべきブツです。




以上すべていまのところ店頭のみの販売となっております。
通販も取置きもありませんのでよろしくお願いします。












LAよりカセット群到着

2015-10-19 20:01:08 | 新入荷 JUST ARRIVED






L.A.のハードコア・パンク・シーンを牽引するショップEast 7th Punx Los Angelesからカセット群が到着です。





じゃーん。
Big Loveは一応、カセットを取り扱うことで有名な店でもあるらしいので(他人事)ちょっと少なかったパンク系を補充したかったのです。
というかL.A.であった例のフェスBerserktown IIのブースが隣だったのがこのショップEast 7th Punx Los Angelesを主催するバンドBlazing EyeのAustin率いる集団で、その流れというのもあります。






マルくんが呑気に飯を喰う奥で一生懸命働くパンクスくん(こいつはAustinではない。名前は忘れた。マルくんと友情が芽生えた男だ。とにかく日本人の仲間のパンクスくんの名前を「知ってるか?知ってるか?」と何度も聞くのだが全く言えてなくしかも言う度に名前が違う。仲間仲間と言いながらその日本のパンクスさんに失礼だわ。)
とにかくちゃんと働いている彼らはやはりちゃんと送ってくれました。



前回の旅で一番衝撃受けたのは、実は例えばレアなパンクのバンドの楽曲を集めた編集したのとかそのままレアなアルバムをカセット化したのとかが売ってて、それをみんなファンクラブ・テープと呼んでるの。
所謂ブートと言えばブートなんだけどそうじゃなく「好きだから作るんだ」という気持ちが凄く伝わってきてマジでブートや海賊盤と呼ばれるモノ史上もっとも美しく意味あるものが誕生したと感動したよ。
アーティストやバンドも絶対許すべきだね、光栄だとさえ思うべき。
で、その中でポスト・パンクやゴスの編集テープがあったのだけどそれが本気で泣けるのです。
Sad Lovers And GiantsにThis Mortal CoilにChameleonsにAnd Also The Treesに...っておまえオレか!?
僕がハードコアとか言い出して狂ったかと思った人もいたかもしれないけど、全然そのままの流れで聴いて好きになってるのをこのことでもわかってもらえると思います。



Blazing Eye Pittsburgh 2015


ドキドキする感じはC86とかマンチェとかブリット・ポップとかビッグ・ビートとかエレクトロクラッシュとかエレクトロとかUKインディとかUSインディとかインダストリアルとか...いつもと一緒です。








日曜日のオレお疲れ新譜紹介(改訂版)

2015-10-18 20:33:55 | 新入荷 JUST ARRIVED







今日は先週に引き続きBIG LOVE TVをやろうとしたのですが休日感が自身にハンパなく今週のどこかでやります。
そしてテンションあがらないままブログを書くのもあれなのですが、でも逆に逆のを紹介して(?)テンションあげます。




Swim Deep - One Great Song And I Could Change The World


この使い古されたディランねたもそうですけど、すぐにバカに出来る彼らのニューアルバムをすぐにバカにするほどバカなことはない。
いや純粋に大好きなファンも多いわけで私の方がよっぽど失礼なのですが、個人的にはそんな裏側から楽しみたいバンド。

オアシスとかとんでもなくダサいけど(当時の)イギリス人はみんなダサいからその点はしょうがないしそして彼らは我々アジア人が一生持てないような存在感を持つ、それがロックでありそれが日本人がロックになれない理由なのだ、だからオアシスは大好きで大嫌いで...とリアルにつぶやきながら彼らのレコードを買っていました。
今も全く変わりませんが損得だけじゃない楽しいひとときです。




Swim Deep - Namaste


90年代初頭のマンチェ期もこういうバンドを好きでテクノやアブストラクトや60~70'sにいった人にバカにされましたが、20年経つとみんなもレジェンド扱いしててビビるわ。
いや僕が本当に好きだったバンドはレジェンドにもレアにもなってないのがほとんどですけど...






Milltown Brothers - Here I Stand


たとえばなバンド。
ほんとこのバンドはアルバムもひとり好きだったなあ、微妙にメジャーで微妙に向こうでヒットしたからとにかく微妙だった。
前も書いた気がするけど、僕の部屋で先輩のコウジくん(先輩でもいつも先輩扱いしてない)と一緒に夜中にレコードを聴きながらふたりで彼らのアルバムを絶賛していたのだけど、翌日「仲くん、例のMilltown Brothers。昨晩は最高だと言ったけどやっぱりそこまで最高ではなかったと思う。」と電話かけて言ってきたという。
おい、そんなことわざわざ電話かけてきてまで言うことか!?
彼のそこまでして訂正したかった、というまあなんとなくあの時代を過ごした人ならその感覚わからなくもない今となっては今とても必要なものかもしれないと思うものでもあるのですが、それほど彼らは認められていなかった。
たぶん微妙に復活して昔のファン数人相手に歌ってる動画もあるあの時代のめずらしい悲しいタイプ。
にしても今みると佇まいがほぼDMA'sだ。
私が良い意味でどれだけブレてないかという、今日会ったら褒めてください。





Northside - My Rising Star


Factoryで唯一レアでもなく評価もないという素晴らしいバンド。
あとはNew Automatic DaffodilsやFlowered Upなど、みんな通受けしない二番煎じ感ハンパないバンドばかり好きだった。
でもこのヴィデオみるとひとまず25年前の自分におまえはなんとなく間違えてないぞと励ましに行きたくなるな。
今のキミを励ましに行きたいと思っている25年後のキミもいますように。







Real Lies - World Peace


だからこんな昔のバンドじゃなくて今のバンドを聴いた方が良いといういつもの話です。
で、今でいう彼らもそんな私の好きなタイプ。
どこからでも攻めれるんだけど、だからこそ好き。
あの好きとかとは違うんですがそうその好きです。
あきらかに歌う時うしろに手組むのとかマフラーとかコペンハーゲンというかラスト・フォー・ユースを影響受けてる、というかマネしてるだろ!と、突っ込みたくなるますが、でもイギリス人がやると例えモロパクリでも強い。

僕はそっちの方を買っちゃうタイプでしたが(大きな声で言わないでください)どんだけセルアウトしても正義にできるイギリス人は卑怯で夢中になれます。
このJamie Tの例のドラムの女の子を使ってるいや頼ってるのもナイス。




Real Lies - Blackmarket Blues


またしても完全なるペットホップボーイズのウェストエンドガール節。
でもほかのクールな8割くらいのインダストリアルなバンドより勝ってる。
そこんとこはしょうがないんだよなあ。
イギリス人のみ持つものです。