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ブスと薫製

2014-08-07 20:51:56 | 日常



新幹線に乗っている。
そして新幹線に乗っていた。
あれは7月の終わり。







品川駅から東海道線に乗ると珍しく隣の席が空いている。
いやもちろん次の新横浜駅から見知らぬ短い旅の友がそこにやってくるのだろうが、それだとしても珍しい。
車掌が拝見した切符を胸のポケットに収め、さて今日は暑かったのだ。
まだ夕方の4時前なのは承知済みだが、さきほど品川駅のキオスクで買っておいた缶ビール(500ml)と同じく品川駅のエキュートの燻製専門店でついに購入してしまった燻製3点セットをテーブルに並べている。



実はその燻製専門店なるもの、はっきり言って誰かが購入しているのを見たことがない。
いちいちはっきり言うことでもないが、燻製にどれほどの価値があるものなのか、品川の人々も僕もいまいちわかっていないのであろう、と思う。
燻製について凄く語るのだろう。
もしくは無言で燻製を作る彼の背中を僕らは見るのだろう。
そんな僕らは彼を「燻製をがんばっている人」と思う。
「燻製をがんばっている人」
その燻製はもう「燻製をがんばっている人」を超えられない。
そういうわけでその燻製専門店に近寄る者はかなりいないのだと思うと、僕は今日燻製3点セットを購入せずにはいられなかったのだ。



横浜まで待つべきかもしれない。
品川駅から乗り込みビールを飲む者たちのそういったルールがある気配がする。
のだが、開ける。
車掌も僕の切符を拝見していったのだ、十分じゃないか。
ルール違反だとしてもそこまで咎められることはない気がするし、なにしろ今日は燻製3点セットが目の前に用意されている。
ナッツ、チーズ、そしてクッキー。
すべての頭に「燻製」がつく。
クラフトではないプレミア・ビールを一口くちに含み、燻製をつまむ。
ナッツ。
だいぶ、イイ!
これはだいぶイイんじゃないか。
チーズ。
これもだいぶイイ!
やっぱりだいぶイイんじゃないか。
燻製がんばってるも食べてみるとやっぱりがんばってる先をしっかりと感じれるというものだ。
価値はまだわからない。






「ここの席なんですけど」





突然のブスだった。
燻製のフタを閉める。
今思えば「とられる!」と本能がしっかりと防御したのだ。

その謎な形のメガネの奥から発信する視線を追うと隣の席にちょこんと置かれたペットボトルに到着する。
僕の太ももにつくほどに置いてある。
そのちょこんでさえ気に入らないらしい。
「ここの席なんですけど」
は気に入らない気まんまんの口調で発せられたものだった。



「あっ、すみません」とペットボトルをどかし、そしてなんだか僕は小田原を過ぎる頃にはプレミアムだった500mlを飲み干し、ひとつづつしか食べていない燻製たちのフタを閉め足元にしまっていた。
僕は悪くない。
山手線でつり革につかまり前に座るの人のその先を見て考え事していたら突然その女の人が胸元を隠し睨んできた時と同じような悪者扱いになってる気がする。
このブス、なんなんだ。



テーブルにリュックを置いてスマホをいじってる。
LINEの乗っ取り詐欺犯。
犯人はこういう顔している。
そして車掌よりも遅くやってきたのにも関わらず
「ここの席なんですけど」
など言い放つ。
横浜まで誰も乗ってこないって思うのが普通で、しかもペットボトルはちょこんとだったんだ。
犯人はここにいる。



結局名古屋まで我慢した。
尿も燻製も。
犯人は相変わらず乗っ取りに夢中で知らない心優しい人たちを騙し続けている。
「すみません」
犯人だと知りながら思わず謝ってしまった自分を恥じながら僕は名古屋駅で降車した。







ブスにはブスの理由がある。
あいつは犯人の前にブスだった。
ブスだったから犯人になってしまった。

「ここの席なんですけど」

吉永小百合ならどうだろうか。
「あの…申し訳ございません。お食事中にごめんなさい。席、お隣に失礼させていただいてよろしいでしょうか。」
あっ、どうぞ…ペットボトル、ごめんなさい。
「いえいえ、とんでもございません。わたくし、1号車と勘違いしててこちら15号車だったって。こんなに遅く来て、誰も乗らないと思ってらっしゃっただろうに、本当にごめんなさいね。」
いえいえ、あれ?も、もしかして吉永小百合さん…?
「どうも、吉永小百合です。」
と、ご自身を紹介されただろう。



吉永小百合になるべき。
犯人よ、吉永小百合になるべき。
もう犯人はブスじゃない。
吉永小百合になるべき。
犯人よ、吉永小百合になるべき。



ブスでなくなった。
そして僕は500mlを静岡で飲み終え、浜松で350mlのブレミアム・モルツを買う。
燻製は程よくなくなり、帰りの楽しみになった。
もう犯人でもないんだね。








むむむむむっ!
ちょと!ちょと!
ない!ない!燻製がない!
あああっ!あの足元に置いてきたままだ!
なんで言わないんだよっ!
あのブス!
オレの薫製喰ったな!!






で、本日リベンジ。
新幹線の隣は誰もいませんでした。








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HMV渋谷でレコード買って新宿で芸能山城組のアキラを聴いた夏の日

2014-08-04 13:12:04 | 日常



日曜日、HMV渋谷に行ってきました。






買いました。

レコード屋に行ったなら無理矢理にでも買うのが信条の僕ですが、どうしても買うものがない場合ももちろんあります。
そういう時に限って唯一欲しいのが300円だったりして、うーこれだけ買いにくい。
あの時だけはほんと困るんだけど。

初めてのレコード屋に行く時は期待と共にそういう不安もあるのですが、今回は欲しかったのがゲットできました。
なぜかツイッターとか見てても「HMV渋谷で〇〇ゲット!」「△△買いました!」とかぜんぜん見かけなかったので紹介。





Revolver - Cold Water Flat LP+7"

前に30代のお客さんと話してて、たしかにRevolverは7"や12"はあるんだけどこのLPだけはみかけない。
僕が当時働いていたZESTでも仕入れたの数枚とかだったと思う。
何故かというとこのLPをリリースした1993年の時点ですでに彼らのようなシューゲイズ・バンドは終わっていたのです。
このアルバムほんと良いと思うけど、ほんとあの瞬間はクソだった。
「いまさらこんなのやってんの!?」
って感じ。
良いとか悪いとか以上に時代が重要だった。
いまでも本当はそうだと思うけど。
デビューシングルの"45"とかサードの"Venice"('92)まではリアル・タイムで買っていたので、その1年の変遷が激しかったのわかる。



Revolver - Cradle Snatch


昨日、別の20代のお客さんがこれがセカンドで前にファースト・アルバムが出てるって言ってたけど、本当?
唯一のアルバムだと思ってた。
俺リアル・タイムで買って売ってたから見逃すはずないと思うんだけど。
忘れてるのかな?
編集盤は出てたと思うけど(たぶんCDで)知ってる人いたら教えてください。







Pshychuc TV and The Angels Of Light - Godstar Pic 12"


この曲は12"も7"も7"の2枚組も持っているけどこのピクチャー盤は持っていなかったので。


PSYCHIC TV and The Angels Of Light : GODSTAR 12'' HYPERDELIC MIX


しかし1日目に行ったマルやらお客さんに「ああ、それありましたよね」とか言われるのがなんかムカつくなあ。
まあ、残りものとは覚悟はしてたけど、まだ2日目だから補充とかあるかな?と期待もあったんだよ。





だから一応ユニオンさんにも行っといた。







Psychic TV - Roman P. 7"


おなじくPsychic TV。
Roman P.も12"も7"も持ってるけどこのSordide Sentimentalのは持ってなかったので。




Psychic TV (New York 2003) [02]. Roman P


おっぱい装着直後のライブかな?






The Smiths - Rank LP

ちょうど最近これ持ってない気がすると思ってたので。
たぶん持ってない。
The Smithsとかになると僕だって後追いで、"The Queen Is Dead"が出た時は覚えてるんだけど高校生の僕にとってはお金もないしそもそも聴いたところでどんなにそれが良かったとしても新しいバンドほどの感動はないから、大物系はぜんぜん買わなかった。
なのでレンタルで借りたの覚えてる。
でもレンタルでカセットに落として聴いてたのって全然気持ちはいらなくて、高1の終わり頃にはレンタルで使う金の方がバカらしくなってたから(LPが一枚380円くらいだったから、5回くらい我慢すればレコード買えた)"Strangeways, Here We Come"とかこの"Rank"とか聴く事がなかった。




The Smiths - The Boy With The Thorn In His Side (Rank Album Live Footage)





もうちょっと買ったのですが、なんか今回はまともなのばっかり。
でも確かに世の中のレコード屋に変なのがなくなってきてる気がする。
中古でも出ないのはもはや買い取られないのかもしくは放出日でなくなるのか。
どっちもだと思うけど放出日とかってさ、わざわざ行くタイプでもない僕らにとっては、ちょっと寂しいものあるんだよね。
フラっと立ち寄ったらこんなのあった!みたいなのが必然的になくなるじゃない?
その日に並んだりするには大変なんだからその分その人達はそれを得る事が出来て当たり前だし、やる方としてもビジネスだからしょうがないんだけど。
なんかドキドキの質が違うというか。
僕にとってはセールとかも同じなんだけど、どちらもそれだけになってしまうのが寂しいだけ。




とにかく渋谷の路面店にHMVという大ブランドがレコード屋をやってくれるなんてやはりこんなにありがたいことはありません。
CDも結構あって、どうかターゲットに若者も入れてもらって、このまま名所みたいになると嬉しいな。
周りのレコード屋も盛り上がると思うし。
ずっと続けて欲しい。
そしてぜひ隣駅の原宿にも新譜を買いにお待ちしております。(←宣伝)








そしてそのままこの炎天下のNEO TOKTOの新宿に向かう。





芸能山城組のケチャまつりです。






「交響組曲アキラ」から"金田"




AKIRA Sound Track "Kaneda"






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ジョン・ピールの霊言

2014-08-02 10:55:21 | 日常




新しいものが生まれる現場でしか本当に新しいものには出会えない、ということはPosh Isolationも実店舗を持ってることで証明されるけど、そういえばAscetic Houseまで店作ったっていってた。
彼らのはそもそもまともに買えないのに一体何を売るんだろう…

しかしその現場後はネット以上に有効的なものはない、というのも事実。
その辺のバランスが彼らはうまくて正しいんだよなあ。
スマホ活用、インスタとかめっちゃやってるし。
いつ!?って思うくらい。


例えばAMP照沼くんでいうとそのような音楽サイトをやりつつ吉祥寺の居酒屋ささの葉を現場としてこだわる彼を支えているものはそのバランスです。
彼がその店のことをつぶやくと僕は行ったことないのでいつも殺したくなりますが、こういう個人勝手な現場でも良いと思う。
なんでもない時でもBig Love寄ってくれるし、その偏らないバランスというのはなかなか無理しないと難しいものです。


そういえばこの前アイスエイジのDanたちが日本に旅行に来たのも2週間くらいマジで無計画。
京都には行こうと思ってただけでチケットとか宿も決めてないし、あれ春果さんがやらなかったらどうしたんだろ。
外人のアーティストがウチに来る時もだいたいみんなマジでなにをするわけじゃなくずーと数時間飲んだりしてて、あの感覚が僕ら日本人にはないじゃない?
あれがその現場感なんだと思います。
そして突然レコード買ったり。
コレ買うの?いつ決めてたのだろう。







レコードといえば1993年には50万枚以下だったレコードの売り上げが2013年は610万枚だったそうです。
2014年は半年ですでに400万枚を超えてる。



via Ptchfolk



15%くらいは買っても聴かない人らしい。
だいぶそれオレな気がする...
大丈夫、買ってればすべては大丈夫。






しかし夏バテでしようがなかったので、ケイト・ブッシュのLPを近くの中古屋で300円で買わせてもらい(オレは1,000円でも1,500円でも買ったのに)家で聴く。




Kate Bush - There Goes a Tenner



ベース・ラインがミック・カーンみたいで素敵…

アッカーン!!!
こんな小6の時FMで聴いてた古い音楽改めて聴いている時間などもう俺の人生にはまったくない。
古い音楽が気になるなら買うだけでいい。
新しい音楽を聴くだけで人生の時間なんてまったく足りやしない。
それを買うために、俺は今日も早朝から働かなければいけない。
(だから朝4時きっかりに起こしてくれるアレックスには感謝もしている)



「ツイッターでつぶやくくらいなら、たぶん死んでからも出来るさ。
しかし買う事は生きてる時にしかできない事。
つまり君が買わないという事は死んでいると一緒の事なんだよ。
ああ、僕もザ・ガーデンの7インチ買いたいなあ。」



と、故ジョン・ピールが昨日のバッタとなって俺に言った。
昨日みたいに加藤茶に言われてたら、だからオマエは騙されてるんだって、と言ってあげるとこだったけど、ジョン・ピールに言われるとさすがバッタでも説得力あるわ。
すごく前にブログで書いた時はDくらいまでしか見れなかったけど(2年前か)ひさびさ見てみると「John Peel's Record Archive」のLPの方、完成してる。






人の家のレコード棚見るのってなんでこんなにも楽しいんだろう。
買えるわけじゃないのに。
人ん家行ったら絶対見ちゃう。

もちろんこれ全部じゃないはず。
選んでる人の好みかインディ系以上にソウル系が多いし。
この何倍だろう、10倍どこじゃないよな。
僕はこれまでにレコード2/3くらいは売ってしまったけど、Lだったらまだこの棚の3倍はある。
だから、この100倍とかか!?





次は7インチに取りかかってる様子。

いつか忍び込んでザ・ガーデンの7インチ、Gのとこに入れといてあげよう。




















































妥協とLINEと"なんか"とスクラッチカード

2014-07-30 19:48:17 | 日常




「オレ、妥協してない」

ふと妥協だらけの朝4時30分のチワワ(アレックス)の散歩の時に気付いた。
これほどまでに妥協しなくて良い時代になったのはまさにインターネットのおかげで、例えば需要の少ない地方で生きる為にはエルビス・コステロ(別にエルトン・ジョンでもいい)なんかを好きな同僚でさえ貴重なため彼と諸々共有せずにはいられない。
そこに妥協が生まれる。
しかしインターネットがあればコステロ好きな友人などいらない。
妥協しないで共感し進化できる。
英語は多少必要なんだよなあ、がんばろ。



しかしインターネットといえども学生たちのLINEという奴は彼らの話を聞く限り妥協の上に成り立っているようなもので、ああ今僕が高校生じゃなくて良かった、とひさびさ思った。
僕なら気持ち消さないと生きてらないだろうなあ。

80年代までは、たとえば僕が高校生の時、輸入レコード屋やライヴハウスで見かける奴なんてもう「コイツはヤッテしまうだろ…」ってような人ばかりでした。
たぶんどこの土地でもそうだったと思います。
この前の逗子の時、ハナタラシが爆弾を持って未遂に終わったPSYCHIC TVの来日公演の事を話してて、本人は本気だったしそして本当に持っていたし本当にヤレた、と河南さんは聞いたと言っていたけどその後もBOREDOMSが正しく存在したのは、つまりどうであろうとギリギリのとこでギリギリのことをヤレた、その環境って重要だったと思う。

先日の女子高生による同級生の殺害事件も、ただヤル奴がただヤッテしまっただけで(でもそれだと結局時代が生んだとなるわけか)この前の二階堂ふみの話じゃないけど、いまは高校時代にそういうのが一度暗黒に行ける音楽や文学や映画や芸術に辿り着けないのがなんだかなあ。
それが結果どうとかじゃなくてね。


と、自分(たち)の力不足を感じてるというか、早くもこれは夏バテなんだけど。
確かに最近というか全然前から若い子が夢中になるようなことをやれてないんだよね...
いつも音楽というか人というか時代頼りでさ、だから音楽もレコードも若者たちは必要なくなるんだと思う。
そうかオレとキミと君のせいか...



さて人のせいにしたとこで、このロンドンの女子はヤングじゃないかもしれないけど無防備なパワーを感じます。







なんかいいんだよなあ。
こういう"なんか"ってのが一番大事だと思います。
理由なんか見つけても生きてる証になりゃしない。





そしてみなさん、夏恒例のBIG LOVEイベントはじまりますよ!
まずはなんか当たる系。
前回は大好評サマージャンボBIG LOVE宝くじだったのですが、今回はスクラッチカードにしました!







どうですか、無駄に金をかけるこの光り具合。
どうぞ削ってください。



1等 5,000円BIG LOVE 商品券
2等 1,000円BIG LOVE 商品券
3等 500円BIG LOVE 商品券
4等 200円BIG LOVE 商品券
5等 100円BIG LOVE 商品券
特別賞 「勝手に選ばれるおもちゃ」
残念賞 「駄菓子」




5,000円、キミが当たっちゃうことでしょう。
3,000円お買い上げで一枚進呈します。
通販でも進呈します!
ガンガン当たります!(のはず)
あ、特別賞と残念賞はブツなので店頭だけで、通販の方はハズレになります。
ごめんなさい。


特に特別賞の「勝手に選ばれるおもちゃ」は、僕が人を見て選びます。
覚悟してください。














































逗子に行ってきました。

2014-07-29 19:41:50 | 日常




この前の日曜日は逗子の方にビールを飲みに行ってきました。



山下優くんと逗子駅で待ち合わせ、BROWNBAGの斉藤くんと元U.G MANの河南さんとBeach Muffinさんで合流。
なぜ!?と思う人は思うこの組み合わせ。
僕だって思います。
U.G MANといえばあれは確か94年、暗闇で光る5インチ・アナログ盤が衝撃だった。
そしてさらに飲みたいと思っていたヨロッコビールさんが繋がり、実際は飲みたいと思っていたら斉藤くんがいつものようにお土産として持って来てくれてビックリしたのだけど、ヨロッコビールの吉瀬さんは河南さんの後輩とのこと。
斉藤くんは昔偶然職場が河南さんと一緒だったらしく、河南さんは知らぬ間にBIG LOVEのお客さんだった。





みなさんと。

今回の個人旅は春果さんには内緒にしてたのに前日に明日は逗子に行くのだというと逗子にはビーガンの店があるから私も行くのだと彼女は当たり前のようにおっしゃる。
それでは逗子駅からは別行動でよろしいのでは、と歩いても歩いてもふたり並列のまま辿り着いたそこはBeach Muffinだった…
Beach Muffinさんは有名なビーガンのカフェ・レストランで、そしてヨロッコビールのタップルームはこちらに併設されていたのでした。
と、ウソのように世の中は全て繋がるものだなあ。



思えば志賀高原ビールさんも友人からお中元でもらったのが美味しすぎて尋ねたら佐藤さんの奥さんが友人のママ友だった、というところからお取り引きさせてもらった。
あれは確か2005年か6年。





ヨロッコビールもBeach Muffinさんのポテトもバーガーもみんな超美味しかった。
ありがとう、逗子のみなさん!







また行きたいな、と思っても定期的な帰省以外こんな風に個人のために休みをとることは年に5日もないのですが、と言っても好きなことをやってる毎日が休みみたいな僕なので、普段休みの時何してるんですか?と聞かれると凄く困る。
ディズニーシーやら高尾山やら行きたいとも思わないし、趣味がバイクや釣りや旅行でもない。
僕はせっかく東京にいるので街にいるのです。


山ガールから始まりアウトドアは恐らく流行っているはずなんだけど、アウトドアの前にシティをどうにかしてほしい、シティボーイならシティにいるべし。
散々都会でくだらなく(最高な)時間を過ごした大人がさて山でも登るかってのならわかるんだけど。
あ、そういう大人が若者に山に登れって言ってんのか。
ひとりで登れ。


東京に住む若者はアウトドア禁止。
山に登るなら代官山に登れ、渋谷を下れ。
一生懸命仕事やバイトで手にした金は、今しか着れない服や背伸びしないと無理な新しい音楽や映画や芸術に使うべし。
等身大ほど憎むべきものはない。





Puce Mary - Live At Click Festival



未だわからなくても興奮します。