2016年となりその存在さえ忘れていたブログとインスタグラムの更新をマルくんにせかされ書いております。
そんなマネージャーのごとくサポートしてくれる優秀なスタッフに甘えこのまま隠居したい、遅くなって大変申し訳ありませんが実家を継ぐと親父に頭を下げようか…
そのように正月に3日間田舎に帰っただけで一気に普通色に染まるそんな年頃の私の2016、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ナイフみたいに尖っては触るものみな傷つけた、あの時の私は2016年にはもういません。
死ぬまで昔話しながらハイボール飲んで生きます。
...ってバカッ!
と、2016年も私を怒るレコードがあります。
COLDER - Many Colours (Lyrics Video)
COLDER、おまえ生きていたか。
オレも生きているけど。
ブレないながらその泣きを耽美の中にユーフォリックさせる熟練の技が光るアルバム。
今ならボーナス・ディスクがついたなんか良い感じのカラー盤というところも良いレコード。
そんなのとは正反対の(そんなとは失礼な)ポップ・ガイ。
前のバンドからのソロ・デビューでヒットメイカーであるMoshi Moshiからってのも良いし応援したくなるし、なんて僕がしなくてもサクセスの予感。
Meilyr Jones - How To Recognise A Work Of Art
しかし私がサクセス予感するとだいたいそうはならないというのは彼にとっても店にとっても残念な事実なのですが、こういったさらなる90’sの戻り感はどう考えても渋谷系ラインまでキテおり、どうやら新しい時代となりそうだな、2016年よ。
でも困るんだよ、それは20年前のことでサイクルとして正しいことなのだけど、ここ日本はあの20年前の価値観とまーーーーーーーたく変ってないからさ、本気でこのラインが来たらあの時のままの感覚で受け入れらる準備万端なんだよ、日本はな。
と言いつつこんなYouTubeを観てみる。
Kahimi Karie - Mike Always Diary - 1st Live in Japan
先ず最初にファーストツアーでこんなデカイ箱で知ってる人達がこんな状態でやってることにビビります。
そして確かにこんなに可愛い女性が先頭きってそういうシーンで行動しているなんて、と今ではまずなさそうなことだから若い子が過去の音楽に惹かれるのも納得する…
ってアホッ!
あの時もいなかったんじゃ!彼女以外なっ!
だから今とあんま変りません。
でさ、これはあの時代でも普通とかじゃなんだよ。
ただその周りも観ている聴いているお客さんもみーんな自分自身で盛り上げてただけでさ、本当にそれがシーンを作ってて、こういう状況にして当時の大人をダマしていただけなのです。
リスナーもみんな楽しみながら発信者となってた。
ついでに横に出ていたコレも観てみる。
これなんてさ、お客さんがワザと盛り上げてるんだよ、マジで。
ちょっと覚えてるもん。
お客さんだった彼女達が自分達で楽しんでる。
彼女達は意識があった。
ただそれだけ。
それはSNSで発散できなかった分だけかもしれないし、いやただそれだけの違いだと思う。
でもね、間違いなく言えるのはたったそれだけでシーンは作れるし時代は自分が好き方に変えれるってこと。