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実家に戻ります。そう思ったけど止めたのは渋谷系のYouTubeだった

2016-01-14 20:22:09 | 日常




2016年となりその存在さえ忘れていたブログとインスタグラムの更新をマルくんにせかされ書いております。
そんなマネージャーのごとくサポートしてくれる優秀なスタッフに甘えこのまま隠居したい、遅くなって大変申し訳ありませんが実家を継ぐと親父に頭を下げようか…

そのように正月に3日間田舎に帰っただけで一気に普通色に染まるそんな年頃の私の2016、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ナイフみたいに尖っては触るものみな傷つけた、あの時の私は2016年にはもういません。
死ぬまで昔話しながらハイボール飲んで生きます。

...ってバカッ!
と、2016年も私を怒るレコードがあります。



COLDER - Many Colours (Lyrics Video)


COLDER、おまえ生きていたか。
オレも生きているけど。
ブレないながらその泣きを耽美の中にユーフォリックさせる熟練の技が光るアルバム。
今ならボーナス・ディスクがついたなんか良い感じのカラー盤というところも良いレコード。





そんなのとは正反対の(そんなとは失礼な)ポップ・ガイ。
前のバンドからのソロ・デビューでヒットメイカーであるMoshi Moshiからってのも良いし応援したくなるし、なんて僕がしなくてもサクセスの予感。



Meilyr Jones - How To Recognise A Work Of Art


しかし私がサクセス予感するとだいたいそうはならないというのは彼にとっても店にとっても残念な事実なのですが、こういったさらなる90’sの戻り感はどう考えても渋谷系ラインまでキテおり、どうやら新しい時代となりそうだな、2016年よ。
でも困るんだよ、それは20年前のことでサイクルとして正しいことなのだけど、ここ日本はあの20年前の価値観とまーーーーーーーたく変ってないからさ、本気でこのラインが来たらあの時のままの感覚で受け入れらる準備万端なんだよ、日本はな。

と言いつつこんなYouTubeを観てみる。





Kahimi Karie - Mike Always Diary - 1st Live in Japan


先ず最初にファーストツアーでこんなデカイ箱で知ってる人達がこんな状態でやってることにビビります。
そして確かにこんなに可愛い女性が先頭きってそういうシーンで行動しているなんて、と今ではまずなさそうなことだから若い子が過去の音楽に惹かれるのも納得する…

ってアホッ!
あの時もいなかったんじゃ!彼女以外なっ!
だから今とあんま変りません。

でさ、これはあの時代でも普通とかじゃなんだよ。
ただその周りも観ている聴いているお客さんもみーんな自分自身で盛り上げてただけでさ、本当にそれがシーンを作ってて、こういう状況にして当時の大人をダマしていただけなのです。
リスナーもみんな楽しみながら発信者となってた。
ついでに横に出ていたコレも観てみる。







これなんてさ、お客さんがワザと盛り上げてるんだよ、マジで。
ちょっと覚えてるもん。
お客さんだった彼女達が自分達で楽しんでる。
彼女達は意識があった。
ただそれだけ。



それはSNSで発散できなかった分だけかもしれないし、いやただそれだけの違いだと思う。
でもね、間違いなく言えるのはたったそれだけでシーンは作れるし時代は自分が好き方に変えれるってこと。





















2015年を振り返える(その2)

2015-12-30 20:26:13 | 日常




本年もありがとうございます。
本日30日、BIG LOVE2015最終営業日でした。







マルくんが率先的に廊下のモップかけをしてる貴重な一枚です。
今年一年素晴らしく働いてくれました。
ありがとう。





2015年を振り返える(その2)と言っても、もう振り返ることもありません。
2016年はもう来てるのだ!

ということで6がつく年は新しいシーンが始まる年です。
1966年はビートルズが「Revolver」をリリースし、1976年にはセックス・ピストルズがファースト・シングル"Anarchy In The UK”をリリースし、1986年にはNMEがコンピレーション・アルバム「C86」をリリースし、1996年にはファットボーイ・スリムがファースト・アルバム「Better Living Through Chemistry」をリリースし(これはいきなり落ちる感じがしますがロック・シーンにダンス・ミュージックをそのまま提示したビッグビートはその後を良くも悪くも彩ったので。前年のケミカル・ブラザーズのデビューアルバムではそれはできなかった。)、そして2006年にはUKインディ〜ニューレイヴが我々に旋風を巻き起こしました。
とかまーいつの年もなんとでも言えるわけですが、でも6ってつく年は名盤が多いのですよ、コレほんと。
僕も人生の一枚かもしれないプレファブ・スプラウトの「Steve McQueen」も1986年だし...
むむむ!これ1985年じゃないかっ!
今の今まで1986年だと思ってたよ…





Prefab Sprout - Johnny Johnny


やっぱりこの瞬間は奇跡だな。
1986でもいいよ、って言ってるほどに。
でも若い人は昔のは後回しでよろし。
これは私の分です。







Grimes - REALiTi


こちらはみんなの分。
アルバムのヴァイナルにはこの曲は入ってませんでしたけど安心してください。
なにが安心かわかりませんね、すみません。
今のGrimesは本当に良いと思います。
なぜなら痩せてるからです。
だって痩せてるのってなにより一番大変だもの。





という感じで今年も一年ありがとうございました!
素晴らしい年をお迎えください。








2015年を振り返える(その1)

2015-12-29 19:33:02 | 日常




今年もあっという間のようで(実際そう)色々ありました。



空き巣にも入られたしなあー





指紋採取の時のわたしの様子。
安心してください、逮捕済みです。








ライブ企画はLust For YouthとPuce Mary、LowerとAge Coin、そしてIceageのみっつでした。





2016年はもう少し増えるでしょうか。
みなさんなにが観たいですか?
基本呼屋さんやホステスさんがやってくれると嬉しいんですが(楽です)でもなかなかこの辺のバンドだとこのご時世ひとも入らないと思うのでやらないだろうし、だからと言ってインディペンデントな形だとしてもむやみやたらに呼んで人は入ってないというのが一番最悪だとも思し、まあーその辺が本当に難しいです。
だから僕らはやるわけですけど。








徐々に始まったギャラリーの方の企画は良い感じで、良い感じというのは儲けが出てないからですけど(笑)
リスクを伴う時やモノこそ可能性と未来がみえ、また経験上綱渡りしている時が一番なにかが生まれます。
なんて偉そうなこといって2016年はなんとか落ちないようにやっていこうと思っています。








ショップ、レコードに関しては大きな変化の年でした。
とにかくレコードの価格が高くなった!
高くなりはじめたのは昨年の10月からと覚えているのですが、それと同時に海外からの送料もめちゃくちゃ上がりました。
倍から3倍、一番安かった時の5倍くらいあるかも。
それに比例して関税も上がりますからね、たまりませんよ(涙)
その関税だけでちょっと前の送料分くらいだもの。
というわけでレコードの値段が上がったのは僕のせいじゃないということをわかって欲しいわけですが、でも結果本当に良かったと思います。
もちろんみなさん(と僕ら)にとってはレコードが高くて色々買えなくなったわけだし、商売としても同じ物だったら安い方を売る方が簡単です。
でもこの業界に20数年関わっていて思うのだけど、これまでとは比べ物にならないくらいレコードの価値は上がったと実感するのです。
ただ高いからというだけの話ではなくて、いや結局そうなのかもしれないけど、でも僕はレコードは本当に欲しい人が買うモノになってさらに買う人にとってはより愛せれるものとなった気がしてなりません。
うまくいえませんが、みなさんどうでしょうか。
だからこそ海外ではレコード・ブームになってると思うし、日本だって買う人はさらにめっちゃ買ってる状態になってるし、高いから買わないなんてどれだけレコードに甘えてレコードをバカにしてたんだって、僕がですよ、思いました反省しました。
こういうのって買う方よりも売る方の方が勝手に思ってることが多いです。








あととにかく外人のお客様が激増した信じられない年でした(写真は犬ですけど)
夏前くらいからはたぶん一日もBIG LOVEに海外からのお客様が来店されなかったことなんてないんじゃないかなあ。
これもウチだけじゃなくどこのレコード屋さんもそうだと思うのですが、向こうでは日本なんて比じゃない程のレコード・ブームなのだなあ、いやレコードだけじゃなくて新しいカルチャー全般の地位があがってる気がするのです。
ただだから本当にヤバいと思うのは、一年前は原宿にいるアジアの観光客は格好でなんとなくわかったんですよ、失礼だけどどこかちょっとあか抜けなさが残ってるから。
でもこの数ヶ月、原宿でちょっと違うお洒落なカップルだなと思ったら99%他のアジアからの観光客の子なのです。
ヤバくないですか!?
その頃からBIG LOVEにもアジアからのお客様が本当に増えて、みんな普通にPharmakonとか買っていく。
しかしなんとしてでも日本が一番でなければいけません。
経済でちょっと負けてもカルチャーで勝てば国は大丈夫です。
がんばります。





僕ごときがなにもがんばるということもないのですが、マルくんがどーしてもとがんばるので入荷したコチラをついでに紹介。



Fingers Inc - Can You Feel It


僕も欲しかったは欲しかったのですが、だってオリジナルあの時代に買って持ってるからなー(自慢)
なんて90年代初頭の渋谷系前夜のあのタイミングであの時の人達と同じように知らぬ間に買って持ってただけですけど、ボーナス・ディスクの3枚組でジャケも違うのでやはり僕も即買い。
ダンス屋さんでなくなって欲しかったら買ってください。
ウチはあとでいいです、マルくんに無理矢理買わされるかもしれませんが。




[1989] Mr. Fingers - What About This Love (Extended Version)


これは別でそのメンバーの有名なおっさんのソロですけど、瀧見さんが良いと言っただけで渋谷の住民96%が聴いていた正しいあの時代あの瞬間の曲であります。


















ブルックリンのスターバックスは緑ではなく黒かった

2015-12-17 20:20:18 | 日常








ブルックリンのスターバックスは緑ではなく黒かった。
それはブルックリンの人はスターバックスだと入らないからスターバックスとわからないよう黒くしたと聞いて、僕は猛烈に感動したのでした。
ここ原宿ではそのような感覚はもはやマジでないけど、しかしないものは自分達で作ればよくしかもそれはとても簡単なことで、だから僕はコンビニのコーヒーを買わずスターバックスでもない少し歩いたそこにあるコーヒーショップでラテ(ソイ)を買います。






ほぼ毎日通う(もしくは自分のデスクより入り浸る春果さんに買ってきてもらう)キラー通りのなっちゃんさんのお店Talk and Come Again

ウチにも水だしで抽出したオーガニック豆の美味しいコーヒーがあるんだけどね、でもそんなことは関係ありません。
そしてよく言われる「高くても美味しいから」とかいうものでもないです。
いやこの店は最高に美味しいんだけど、ここ原宿では与えられることより自分で意味を作ることの方が重要で、だからあの出来立てで美味しいコンビニの100円コーヒーも飲まない。
スタバは最悪寄る。
原宿で生きるのは本当は大変なのよ。









明日から現在のL.A.のアイコンでもあるAlison Peeryのエキシビジョンが開催です。







New Works by Alison Peery
at Big Love Gallery
3FA Houei Bldg. 2-31-3 Jingumae Shibuyaku Tokyo 1500001 Japan

Opening reception & DJ by artist Saturday, 12/19 7pm-10pm
Show ends Tuesday, 12/29


オープニングは明日7PMからです。






Iceage perform "The Lord's Favorite" - Pitchfork Music Festival 2015


ICEAGEの来日公演もいよいよ来週です。
東京公演はソールドアウトしていますが大阪公演はまだあるようです。


2015年12月23日(水・祝)
Circus Osaka
開場19:30/開演20:30
前売りチケット:4,500円(税込、ドリンク代別途)
チケット:チケットぴあにて販売中
問 BIG LOVE:03-5775-1315































インスタはやってます

2015-11-28 20:28:27 | 日常



ブログを更新してませんでしたが、インスタはやってます。





僕にとってはインスタってハードル高くていつも二の足を踏んでしまう方だったのですが、だってその一枚をアップした瞬間世界中に己を判断されてるわけでヘタなことはできないもの。ツイッターやフェイスブックみたいな近況や思い出や報告みたいなものだけでは許されない感。喰ったラーメンや憧れのモデルの写真とかあげた瞬間にアウトと思う海外のフォロワーからの無言のプレッシャーが辛い。気をつけて考えてやってみます。


インスタもやるのでこちらは気軽ヴァージョンもありで更新してこうと思います。
どうぞ諸々よろしくお願いします。