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日本の投票率とカルチャー率を勝手に考えながらウクライナのバンドを聴いた

2016-07-11 13:35:27 | 日常





昨日は参議院選挙の投票に行ってから出社しました。

投票率は54.70%、戦後4番目の低さだったそうです。
少なくとも今回の選挙は僕の周りでは盛り上がっている感じでしたし、Facebook(友人申請したことがないほどろくに活用はしてませんが)やSNSなどでもみんなが選挙の話をしてたし、Big Loveのお客様に聞いてみると80%以上の投票率になるんじゃないかと思うほど。
だからカルチャーに携わっていたりそれを好んでいる人たちのほとんどは選挙に行っている気がしてなりません。
そうだとすると投票に行っていない人たち、行っていない若者たちは他に多くいるのかも。

もしカルチャー好きの人たちの投票率は高かったとすると、今回の結果だけみればそれは圧倒的少数だということになります。
ということは世の中のカルチャー率を上げていけば投票率も上がるのではないでしょうか?
だって今回に限らずある場所で応援演説や演奏などをしていた人たちはみんな20年前からのヒーローだったけど、もしあのような活動が90年代のあの渋谷でそのまま行なわれていたならば政治や世の中マジで動かした気がするし、街や企業やメディアも巻き込んでね。
でもあの時代はみんなトガりすぎてて誰もそんなことやらなかっただろうな〜実際そこまでなかったし。
うん?カルチャーが盛んだとそれからは遠のくってこと?

話は少し逸れますが、近所の花屋のお母さんはひげもじゃのTシャツの人間はイヤって言っていました。
それでもひげもじゃのTシャツで政治をしたいならやっぱりそれを認める層を増やすしかありません。
でもそれってめちゃ難しくない?政治以上かも。
結婚式に自分のポリシーだからと言ってモヒカンで出席したらひんしゅく買った挙げ句スピーチで言った下ネタに笑うのは友人たちの円卓だけ。
それと同じく、僕のような者が行なっている自己中心的なカルチャー率だけをあげても政治を動かすところまではいけない気がやっぱりします。
やっぱさっきのなしで。

政治は大衆のものだから難しいね。
ですが海外の仲間や友人、大人も若い人もファッションやアートなどなどカルチャー携わる人たちが政治について考えなかったり自分の意見のない人などまずいません。
それらに携わる日本の僕ら大人がまずすべきことは、新しいそれらが生まれる環境を作りとサポートなのではないかと、僕はやっぱり勝手に思った7月10日日曜日でありました。










ウクライナの若者たちはどうなのでしょうか。
彼らは動いていました。



<iframe style="border: 0; width: 100%; height: 120px;" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=3313724271/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/artwork=small/transparent=true/" seamless>Shadoof/ Шадуф by bichkraft/ бичкрафт</iframe>



優しすぎるのが仇となっている気がしなくもないブルックリンのDoug主宰のレーベルWharf CatよりBitchkraftのニュー・アルバム。
衝撃のファーストから1年ちょっと?早くも到着した新作は凄いぞ、微妙にアップデートしてる!(笑)
1986年から1988年になったようだ…とわたししかわからないわたしだけの感想ですが、マルくんもわたしの悪影響で「まるでThe Great Leap Forwardみたいですね」という。
アホ、そんな古いのを聴くのではない。
ちなみにコチラ。




The Great Leap Forward - A Peck on the Cheek



私の青春、そしていつものそれがそれであるように全くレアになる気配もないバンド。
たしかにどうしようもないところは似てる。
しかし新しいものはすべてどうしようもなくない。
1987年の彼らが1987年の僕にとってどうしようもなく最高だったように。





New Fast Automatic Daffodils - Beam Me Up



僕は彼らを思い出した。
凄い!初期の映像だ。ヴォーカルがまだ眼鏡をかけてない、1988年くらいかな?
ルックスも渋いわマンチェなのに早すぎて踊れないわで結果インダストリアルへ戻って(?)いったバンド。
あの時代にならばカッコ良いバンドがたんまりいたのに、なぜ神は18歳のわたしにこんなものをわざわざ選び与えたのか...





бичкрафт - 3 - Live@Kontrapunkt, Kiev [20.03.2016] (duocam)


そうか、28年後のわたしにこのBichkraftを与えるためか。













上京した若者へ

2016-03-31 19:40:22 | 日常




春。
今年も夢を持ちながら上京してきた多くの若者たち、おめでとう。
なんとなく、おめでとうな気分だと思う。
私が上京した時の感動は今でも忘れないぞ。
諸々の支度金として両親から手渡された15万円。
まずは渋谷に行き西武のロフトで日用雑貨に2万円。
すると残りが2万円しかない。
なぜかといえば着いてすぐに行った渋谷と新宿のレコード屋で11万円お支払い済みだからだ。
いきなり知らぬ者しかいない東京ひとり暮らし1ヶ月2万円はキツかった…
でも異常に楽しかった。
その時買ったレコードは全部一生ものになったしね。




The Boy Hairdressers - Golden Shower


これもその時買った。
後でTeenage Fanclubになる人達。




しかしどうなんでしょうか、今は。
昔ほど東京への憧れなどはなくなっていずれ地元に戻る気満々で上京する子も多いからなあ。
だから方言も直さない。
このやろーわたしがどれだけ苦労して名古屋弁を直した事か。
大阪人なんて今では東京でも関西弁の方がモテるらしいから、ここ原宿でも平気でコッテコテの関西弁が飛び交ってしまってまんがなでんがな。
でも彼らが話しているのを聞いていると「空青いでんな!ガハハハハハー」とか「ほんま今日アツいねん!ヒャヒャヒャヒャーヒャー」とかしか言っていないのです。
あれは関西では関西人レベルが低かったような者たちが東京ならばと関西弁を利用しているとしか思えません。
石原慎太郎が今も都知事であれば関西弁迷惑条例などを作って彼らを西へ強制送還していたことでしょう。








映画「フランク」観ましたか?
Frank Sidebottomという僕の青春のバンドThe June Bridesもリリースしていた80年代のインディ・レーベルIn Tapeからもリリースしているお面の人を題材というか素材にしてる映画。
サントラは主人公フランク率いるバンドThe Soronprfbsの劇中で披露される楽曲で構成されて、これ悲しいかなFrank Sidebottomより良くて、普通に店でかけてて「コレなんですか?」と聞かれるほどの内容。
限定500枚。




さて方言の話のついでに上京したみなさんに最新版「東京でしてはいけないこと、すべきこと」を紹介。


1. スタバには行かない。
スタバは自分の田舎にもある。行きたいけど行かない。その気合いがあなたを東京でも特別にしてくれるでしょう。

2. コンビニのコーヒーは飲まない。ドーナツも食べない。
スタバ同様に、とても田舎にある一軒だけのコンビニに置いてあるコーヒーやドーナツはとても素敵なモノですがここは東京です。
「いや、侮るなかれ、これがコンビニなのに結構美味しいんです。しかも100円!」
その価値観、東京に必要ありません。
そして企業努力云々などこの場合関係ありません。
東京には個人で若い人が営んでいるコーヒースタンドがあるし、美味しい小さなドーナツ屋も探せばすぐ出会えます。
ブルックリンの人々はスタバには行かないのでスタバが緑ではなくスタバとわからないように黒い外観に変えてあったという話は以前書いたけど、街はそこに集う人たちが作るものだとつくづく思います。

3. すこし無理をする。
すべてに少し無理をすると何かが生まれます。私のくだらないこれまでの人生振り返っても少し無理してやったこと少し無理して買ったモノ少し無理して行ってみたなど良い方向に進んだのは少し無理した時だけでした。


以上、最近ふと自分に対してしてみようと思ったことをもったいないので書いてみました。
ですので深みはありません。
ご注意ください。

こういうのとか叩かれやすいので今やどの雑誌でも書かれないけど、僕らの時代はこんなことしか書いてなかったよねー?
昨日イケてたのが今日はダメ、とかみたいなのも。
藤原ヒロシ(知り合いじゃないので呼び捨てです)とかでもそういうの書いてたの覚えてるけどな。
だから良かったのに。








春物ジャンバーを作ってみました。
少しダサめなのがマルくんがいうにBADつまりビッグ・オーディオ・ダイナマイトで良いとのことです。
今は店頭のみの販売です。
無理して買いに来て欲しいです。






















ネオ・ゲス2016

2016-03-09 20:10:57 | 日常





今や男はなにをしてもゲス扱いされるわけだった。
懸念するように世間においてのゲスのハードルは日に日に下がっております。


今回のゲスの到来には個人的ではありますが小学生3年生の頃、わたしの髪の毛が長いというだけでクラスの一部が「仲、乞食、おかま、エイズ」と呼び始めた時ほどの恐怖を感じます。
その時は「仲」に「ちん」をつけ「仲ちん」と自身を呼ばすことで、なんとか奴らの幼児性万能感を満たし食い止めることが出来たのですが、危うくとんでもない三択から小3男子のニックネームが選ばれるところでした。

つまりなにが言いたいかというと、今回のゲスはゲスがしたゲスよりもその名のゲスによるゲスによって本来のゲス未満もゲスとなるゲス・クオリティーがだいぶゲスってるよっ!
...全くわからないと思いますし最後のゲスはとりあえず言いたかっただけなのでゲス使いを敢えて間違えて使っていますが、このようにゲスのカジュアル化によりみんなの恋愛なんかはだいたいゲスくなるわけです。
ただし男の方だけな。

僕なんかは、ゲスとベッキーのことなんてよくありそうな話だし、彼らを責めれるほどルールにしっかり沿った恋愛なんてどっかの新興宗教くらいなひとしかしない気がするし(そこはそこでドロドロしてそうだけど)、だから彼は果たしてゲス史上稀にみるほどのゲスの極みなのかと思うわけです。

ホラ、こんなことを言うわたしも即ゲスとなる世の中なわけです。
ゲスの安売りがされる世の中を、我々男共は生きていかなければならない。
ゲスのせいにはしてはいけない、なぜならゲスになるからな...



...レコードを買ってください。
こんな話をさせるのは間違いなくレコードを買っていない君のせいだよ。





Purple Pilgrims


とりあえずなにかのせいにしたい僕を彼女達はゲス扱いしないと思う。
いや逆にゲス扱いしてもらいたい男子が多そう。
彼女達も美人に生まれた者がなにをすべきか理解している正しい女性たち。
彼女達になにか言われたらだいたい男はゲスることでしょう。





Purple Pilgrims ~ live @ The Kings Arms 2015


このようにもはやゲスがゲスの意味をなさなくなるのを感じると、そうか時代とはこうやって進んでいくのだなあ。
とは誰も思わないと思いますが、例のプライベート・レーベルFun Club Only。
スウェットはなくなりました。
前回の写真にちゃんと載せてなかったTシャツがあります。







御入り用の方はBIG LOVEの注文ついでにコメント欄かorder@bigloverecords.jpにメールください。
あまりないのでサイズがない場合はお許しを。


ことしはこれをはじめ色々やりますよ!






















2016年2月22日のブログ

2016-02-22 14:48:36 | 日常




随分とまたブログをサボってしまいましたが、ブログを読んでいるという人に会ったので今週は書いていきたいと思います。




というわけで突然ですが(書いてない間でもいつものごとく悶々としていたわけだ)僕が好きなポップ・ミュージックやロック・ミュージックやパンク・ミュージックやエレクトロニック・ミュージックやそんなアンダーグラウンド・ミュージックなどなど、それをもっともバカにしているのはそのミュージシャンであったりして、だって彼らの音楽への投資は得てしてとても少ない。
彼らにとっての投資といえばギターやギターの弦つまり楽器や機材の話ばかりでそしてそれらへの愛を語らせたら止まりやしないけど、CDやレコードに関していえばだいたい少し前の高校生の平均購買数しか買ってなかったりするんだもん。
まるで万年筆へのこだわりを論文で語る数学博士のようだと思うけど、しかし我々はそれに騙されやすい。
そのように音楽に限らずファッションでもカルチャーに携わる仕事をしているほどそれに投資しない人が多くなったのは間違いなく1999年以降で(宇多田以降ともいう)まず若者にはそういう大人から露骨にバカにしてもらおう。
そしてだから私のことをバカにするのはなるべく後の方にしてもらう。





タワーレコード創業者ラス・ソロモンが語る音楽シーンの過去・現在・未来 via.Vice


この映画、だれかのリツイートで知ったけどエルトン・ジョンが「ハッタリではなく、全人類の中で、僕がいちばんタワレコに金を落としてるはずだ」と話してると聞いて初めて彼を好きになった。
エルトン・ジョンでさえも、なんだもんなあ。
エルトンに会ったら、一度ならウチのマルくんを抱いてもイイ券をあげよう。

と、結局レコードを買うだけで若者に好かれようとし、さらにレコードを買ってもらって儲けたいという私の願望のために、そんなこと別にいいじゃん、ということを無理矢理書く。
しかしすぐに、そんなこと別にいいじゃないですか、という大人も若者も僕は嫌いだ。


あ、お問合せ多数のDIIVの新作の限定盤はやってきます。
もうすこし待ってください、私も待っています。
いや私が一番待ってる、なぜならマネーになるからな…






Marching Church "Coming Down" (Official Audio)


冗談でもマネーや金や銭などと言ってると誰かに勝手に翻訳されてこのエリアス先生に大目玉を喰らいそうだから、そろそろやめとく。
こちらの最新シングルは限定1,000枚というのを聞き逃してしまいちょっと少なすぎて週末でなくなってしまいました。
でもまた少し入るかな…





DJDS - I Don't Love You


マネーといえばDJ Dodger Stadium改めDJDS。
なんと彼ら、例のカニエ・ウェストのアルバムにも参加しているじゃないか!
Cali Thornhill-DeWittに紹介されてついこの前連絡していた彼らが今や金塊をまくらにして寝ているとは。
これがアメリカン・ドリームじゃ!
アメリカン・ドリームでもジャパン・ドリームでもやったものに訪れる良い例です。























断る若者に怯える大人

2016-01-21 19:26:15 | 日常



とか、わざとなタイトルであります。


口を開けば行動力!
と己を棚にあげて朝から叫んでいるのが私の私のイメージですが、正直に告白すると私ほど能動的などというものから遠いところに存在する人間はおりません。
怠け者の象徴と言っても良いのです。
思ったことの1/00くらいしかできない、やりません、やりたくないのです。
毎日サボっております。
ただ人の100倍は思ってるかもしれない…
それは仕事、エロいこと、エロいこと、エロいこと、エロいこと、エロいこと、やりたいこと、エロいこと、エロいこと…
結局サボっております。
いや思うんだけどさ、能動的に生きている人などほとんどいないんじゃないの?
僕が19歳くらいからなんやかんややってるのだって、ほとんどいやすべてって言っていいほど大人にやれとかやってくれとか言われたからやったことばかりなんですよね。
自分からなんてなんもやってない、やれませんよ、そんなの、普通。



で、思ったんです。
最近のここ日本では若者(じゃなくても)たちが能動的に行動することが極端に少なくなったっていうけど、能動的じゃないのは大人となった僕らだって一緒なわけです。
違うのは、みんなめっちゃ断ってる気がする...

大人が例えば若い人に頼んだりお願いしたり誘ったりするのって「その人が必要」ってのと「その人に良かれと思って」の2つしかだいたいないんじゃないかなと思うんです。
飲み会とかね、残業とかね、そういうのはもちろんわかるんだけど、なんかちょっと良い仕事とかね、なにかコレやってみない?みたいなの、あるじゃない?
そういうのをいとも簡単に断られたり返事がなかったりすると、大人は超ショックしています。
で、得てして大人の方は勝手に喜んでくれるかなーなんて思ってたりするからたちが悪い。
かくいう私もそう。
思いもよらず断られたのがここ数年ちょこちょこあって...オレ完全に嫌われてるっ!もうオレは終わってるっ!て毎回ヘコんでたよ(涙)
いやマジで僕のこと嫌いなのかもしれないけどさ、いやでもみてるとそーでもなさそうな気がする。
だからたぶん若者たちはひとまず断った方が良かれと思ってるんじゃない?
少なくともその一言で大人をKOしてやろうなんて思ってないよね。
違ったらごめんなさい。
でもそうだとしたら全く逆で、だってそんな一言で、アイツ私のこと嫌いだったのね、ずっとバカにしてたのね、もう二度と良い事あってもあの子だけは使わないからっ!ってレベルであの大人という生き物は泣き怒りそしてまた泣いているのですから。

能動的ではない僕だけど、20代前半誘われたりもらった仕事を断わった覚えはなく、まあそういう時代だったのかもしれないけど、というか断ったらなにもできなかったからなあ。
いやそれは今も一緒か。
ちなみに誘われた飲み会も一切断ることなどありませんでした。
誘われてない飲み会、誘われてないウェディング・パーティまで行きましたから!(笑)
そこに関しては確かに人一倍能動的だったかもしれない…


結局、大人が若者に相手にしてもらいたい結果若者文化が生まれて社会もあると思います。
と、全くわからない締めなので若いバンドを紹介してごまかす。





Joy Again - Looking Out For You



23歳に18歳に17歳に16歳。
ゲイかな?
僕は子供の時からゲイに憧れているゲイにはなれない普通の男だと最近つくづく思った。
なんの話だ!?
とにかくUKのほどほどのレーベル(Hindsと同じLucky Numbers)からUSバンドの彼らが出るってのが2016年UK復活と証と思いますよ。
2016年1月のベスト・シングル。
「インディがビジネスになるのはあと3年かかる。でも必ずイギリス人はインディ(=ロック)を必要とするから」
と3年前にUKのマネージメント会社(かなりでかい)の彼が話してくれてからその3年後の2016年。
楽しみましょう!