家内の命日

２年前の今日、家内は亡くなりました。当日は金曜日で通院日でした。朝から具合が悪く、病院にいったら入院になるので行きたくないなどと、朝から話をしていました。毎週金曜日の１０時ぐらいに病院に行っていたので、出かけるまで時間があるので休んでいた時に、急遽容体が悪くなり、救急車を要請しました。

救急車に乗せてすぐに心肺が停止になってしまい、救急隊の方が心臓マッサージをしながら病院に運んでもらいましたが、戻りませんでした。病院の救急処置室で医師から１０時１５分に死亡確認がなされました。そんなことを思い出しながら過ごしていました。昨晩、息子が帰ってきて、「今日、命日だよね！」と、「明日だよ！」と言うと１日間違えていたようです。今日、午前中は庭の手入れを手伝ってもらっていました。「お袋、花好きだったよな」と思い出話も、、１４時過ぎに用事があって帰って行ってます。

夕方に娘が戻ってきました。二人とも勤めていますので、一緒になることがなかなかありません。それでも家内の命日に戻ってきてくれて、親父としては嬉しいものです。世間的にいえば、三回忌ですが、無宗教の我が家では、特に何かすることはありません。お骨もまだ自宅にありますので、お墓参りに出かけないで済みます。定年をむかえて、４月からフリータイムになって、家の片づけをしていますが、家内の雑物を処分しいくに付け、家族として過ごした過去が、記憶の海の中に沈んでいくような感じを受けています。いずれ、自分も滅する日がきますが、その時に、何を思うのか、、もしもあの世があったとして（あるとは思っていないのですが）、また会えるのかななどと、たわいのない事を思ったりしています。

今日の１枚は、つつじの花です。