ヤクルトに3タテを食らい、借金6の我がドラゴンズ。
打てない湿りっぱなしの打線。
エース大野もまだ勝ち星がない。
唯一好調な大島がスタメン落ち。 ← どうも背中の張りらしい。
2軍からガーバーを1軍に上げて、打線のてこ入れを。
このように外野席からの声がうるさくなる。
負けが込むと。
昨日の与田監督の敗戦後の談話に中に、
ドラゴンズもホームランバッターを育て上げなければと。
ちょっと与田監督も、血迷って弱気になったかな?
たとえ心の中で、そんな事を思っても、ペナントレースが
始まったばかりの今に、わざわざ指揮官が口から出す言葉ではない
のではないか。
ペナントレースが終わり、秋季練習を始める時に言うのなら解るが。
チームの選手は、思った以上に指揮官である監督の表情、一挙手一投足、
言動に注意を払っている。
見ている。
聞いている。
そして、チームの選手はそこから各自それぞれ自分でバラバラに
思い始める。
こういうのが典型的な弱いチームのスパイラルである。
まだ、借金6。
打線が好調でこれだったら困るけど。
わざわざ指揮官が弱気・迷い・弱みを見せていてはいけません。
この2年の与田監督を、遠くから眺めていたドラファンの私としては、
ちょっと与田監督らしくない言動だったような気がする。
困った時こそ、強気で。
落合監督は、この辺が本当に凄かった。
落合が監督を引き継いだ1年目の就任の言葉。
いきなり、
’’今の選手の実力を10%底上げすれば、
来年の1年目に必ず優勝できます。
また優勝します。だからドラフト以外の補強をしません’’
後に球界を代表する二遊間となったアライバと呼ばれた
荒木と井端。
この落合が就任した時は、まだまだ本当のレギュラーにも成れていない
段階の選手だった。
ところが、落合監督は就任早々、
このまだレギュラーとしても認められていない荒木・井端をさして、
日本一の二遊間になる と 堂々と言い放った。
その時までに、約40年近くドラゴンズファンをしていた私からしても、
本当に落合という男は、 大法螺を吹くなぁ~と、
少し批判的に落合監督の采配を見守るようになった。
上の2つの落合監督の言葉を、まともに信じたドラゴンズファンは
どれだけ居ただろうか?
しかし、翌年、就任1年目に、補強もせず、現有戦力の10%の底上げ
で優勝の合言葉で、本当に優勝をしてしまった。
流石、3冠王を事前に口に出して皆の前で発表して、
本当に3冠王を3度も取った男は違う。
監督時代の落合は、
試合後のインタビューで、決して選手を責めなかった。
また、決して弱気な一言も無かった。
むしろドラファンの私からしたら、いつも強気強気の
言葉ばかり。
故野村監督の有名な言葉に、
`’負けに不思議な負け無し、勝ちに不思議な勝ちあり’’
がある。
落合監督も野村監督も、表面的に見れば監督の采配方法は
違うように見えるが、私には両監督の野球の勝負に対する
厳しい取り組みから生まれた、同じような野球観を感じた。
ああ、また、話が昔話になってしまった。
要は、与田監督も目先に一喜一憂する監督ではないと
私はこの2年の采配を遠くから見ていて、私は勝手に感じた。
何年後に、弱いドラゴンズを見事に立て直した指揮官として
与田監督の事をブログで、勝手に書けるかもと思っている
私の夢を実現してくださいね。
今日のブログは、試合も無いから、与田監督への激励になってしまった。
私は弱いドラゴンズは嫌いです。
ドラゴンズを強くしてくれる監督が好きです。
私は別に落合信奉信者ではありません。
ただ実践して残した業績・結果には、
素直に反応しているだけです。 念のため。
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