熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

検察VS小沢  これからの推移で決まる!

2009-03-04 | 世の中のこと アレコレ
「やましいことない」と小沢代表、検察は「疑問答えてない」(読売新聞) - goo ニュース 
(記事引用)
「総選挙が取りざたされているこの時期において、非常に政治的にも法律的にも不公正な国家権力の行使と感じている」

 会見中、小沢代表は捜査について何度も「不公正」「異常な手法」などと顔を赤くしながら強い口調で繰り返した。時折、疲れた表情を見せながらも、「この種の問題で逮捕・強制捜査というやり方は民主主義を危うくすると考えている」「こじつけたような理由で検察権力の発動は非常に公正を欠くと思う」と語り、検察当局と真っ向から対決する姿勢を前面に出した。

 「政治資金に関してはすべてオープンにしている。収支を全部公開しているのは私だけではないか」と胸を張る場面もあり、「起訴などないと信じております」「遠からず嫌疑は晴れると信じている」とも語った。

 記者から「世間に動揺を与えたことに、謝罪の言葉はないか」と質問されると、「何度も何度も申し上げたように、何らやましいことはない。今おわびする理由は見あたらない」と不満そうに顔をしかめながら、語気を強めた。

民主、賭けの“強行突破”(産経新聞) - goo ニュース  
(記事引用)
公設第1秘書が政治規正法違反容疑で逮捕された問題で民主党小沢一郎代表は4日、「何ら問題はない」との立場を貫き、代表にとどまる道を選択した。だが、次期衆院選での政権交代に王手をかけていた同党にとって「選挙の顔」を見舞ったスキャンダルのダメージは小さくない上、捜査の行方次第では小沢氏の強行突破が致命傷にもなりかねない。民主党は“爆弾”を抱えたまま走り出した。

 党内外で「辞任やむなし」の声も漏れている中、小沢氏を強気にさせているのは、秘書の潔白は証明できるという自信だ。「次期衆院選に政治生命をかける」と明言してきた小沢氏にとって、自らの陣頭指揮で政権の座を手元にぐっと引き寄せた自負もある。党執行部や小沢氏周辺も当初から「小沢氏続投ありき」の姿勢を崩さなかった。

 だが、国会で小沢氏の「政治とカネ」をめぐる問題を与党側に集中攻撃させる大きな材料を与えてしまった。上げ潮ムードだった党勢の失速も避けられそうにない。党内では少数派ながら、小沢氏に距離を置く議員の間で「グレーの代表はさっさと代えて新体制で選挙に挑んだ方がいい」(中堅)との声もくすぶる。


【熟年ドラキチ】
今日の午前中、たまたま小沢民主党代表の記者会見をテレビで見た。
上の新聞記事にあるように、小沢代表は終始、法律どおりに収入も支出も処理し
ているのに、何故、公設秘書が逮捕されるのか? という自信に溢れた会見だった。  
この会見を見る限りで私が感じた事は、
1.小沢代表は自分の逮捕された公設秘書は起訴もされずに済む。
2.その根拠は小沢サイドとしては、問題になっている献金は政治団体からもらった
  もので、西松建設という企業からもらったものではない。
  この事を一貫して通すみたいだ。
3.問題となっている西松建設からみの政治団体から献金を受けている政治家は
  自分(小沢)だけでなく、他にも自民党にいるのに、何故?自分(小沢)だけ
  強制捜査されるのか?  
  これは不公正な検察権力の発動だ。
というような趣旨の説明を、普段の小沢代表とは違って、丁寧に説明していた。

この記者会見だけを見ている時の私の感想は、
このような苦しい状況に陥った時、政治家小沢はどのように対処するのか?
という点に注がれ、この点に付いてだけ言えば、この小沢という人は
自民党の最近の総理(安部・福田・麻生)よりは、胆力というか腹も据わって
対処している。  これは人物としては評価できるのではと私は感じた。
人間の真価というのは、順風の時より逆風になった時に現れるものだとも
思う。

もうひとつ記者会見中に感じた事は、記者会見に出席しているマスコミ記者たちの
質問の内容が偏っていた事。
「秘書の逮捕」という事実だけで、もう完全に小沢代表のほうに「犯罪的行為」が
あると決めてかかっての質問ばかり。
今日の記者会見で小沢代表が説明した事を、マスコミの人たちは頭から
是認せずの態度からの質問だった。

私が今日の会見で一番感じたのは、このマスコミの姿勢である。
昨日は検察が小沢代表の公設秘書の逮捕。
今日は小沢代表が潔白の主張と、公権力の暴走ではと反論。

今の時点では、両者互角のところである。
今後、小沢サイドの検察が立証できる証拠みたいなものが出てきた時には
それで小沢は敗北。
もし、検察が起訴・裁判を維持できるような証拠を提示できなかったら
それは完全な公権力による横暴な検察力の発動という、民主主義国家にとっては
非常に恐ろしい事である。

この両極端の可能性を秘めている現在に、マスコミは一切公権力の横暴さという点
については、まったく報道しようというスタンスすらない質問ばかりだった。

普段、新聞社やテレビ局というマスコミは、ちょっとでも自分たちの報道が規制
されるような可能性が出てきたら、「言論の自由」を脅かす公権力の統制だと
過敏なほど騒ぎ出すのに、 この小沢問題の今の時点(未だシロクロはっきりしていない)で、マスコミ関係者に公権力の横暴さの発露ではという観点の論調も
小沢追求とともにバランスよく出てきても良いのではないか。
と私は感じた。

一概に「逮捕」という事実だけで、一辺倒の視点からの報道は、
もしその「逮捕」が正当でなかった場合には、マスコミは大きな言論の暴力で
無実の人を苦しめることでもあるというのは、サリン事件の時の河野さんへの報道
でも苦汁を舐めたマスコミなのに。

とマスコミに対し、ちょっと情けない感じがした。

今回の問題は、検察VS小沢で真っ向勝負が昨日から始まったわけで、
小沢代表も今日の会見で、やましいところが何も無いと言い切った以上、
もしこれを覆す事実が出てきたら、完全に小沢代表の政治生命は終わりであろう。

それにしても今日の会見でも解ったが、法律を作る政治家さんたちは
どうしてこうも不透明な政治献金の法律を作るんだろうか?
もっと単純に明快に法律を作る事が、なぜ 出来ないの?

どうしても自分たち(政治家)に関わる法律には、抜け道を出来るように
穴だらけにしてある法律を作りたがるなぁ~。
これが一番の問題なのでは?

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ  世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^ 


最新の画像もっと見る

post a comment