中国がこの国際的な大イベント、北京オリンピックを安全に無事大成功に
終わらせたいと言うのは、今年に入ってアジア、ヨーロッパ、オセアニア、アメリカで
繰り広げられた“聖火リレーによく現れていた。 しかし、結果的のはこの
”聖火リレー“は中国の抱えている問題を逆に全世界に宣伝流布する
という皮肉なものとなってしまった。
過去に行われた中国によるチベット大虐殺、チベット支配、ダライ・ラマとの
対話というものを“現実の問題化”にすることになった。
今迄“チベット問題”に詳しくなかった人々にも注目をさせるようになった。
となると、どうしても1989年のあの“天安門事件”も一緒にまた記憶から
現実に引っ張り出され、中国はいわゆる“人権問題”というものに
また対処を迫られるようになったこの北京オリンピック。
“聖火リレー”とともに世界各地にチベット問題の議論を湧き起こし、
今日の北京オリンピック開会式に不参加を表明し始める各国首脳も
出始めたが、なんとか中国の面子を保つには充分の各国VIPの今日の
開会式出席。
新聞によると、北京の街角のあちらこちらは警官による厳戒態勢。
アメリカのブッシュ大統領も参加するので、ブッシュ大統領一人の警護だけでも
3000人の小銃を持った兵士が警護にあったっているらしい。
北京での警護は警官・軍隊、ボランティアを含め、なんと150万人。
物凄い数の人による警備体制だ。 昨日のブログにも書いたが、
北京の7万台のタクシーにはGPS機能と盗聴機能もついているし。
テロの危険も予想されるだけに中国も徹底的に万全な警備体制で
安全に事を進めようとしている。
私はテレビでオリンピックを見るだけだから、実際のところのこの厳戒態勢については実感することはできないが。 いずれにしても中国らしい、大国にはよく見られるが、国としての“力づく”の姿勢がちょっと気になる。
( ( 3 ) に 続く )
世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^
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