“力づく”と言うともう一つ。
中国には“狗肉朋友”という言葉があるらしい。。狗肉は犬の肉のこと。
中国の昔の武将がお互い犬の肉を食べた仲の盟友との意味らしいが。
日本人は犬の肉を食べる習慣はないが、中国や韓国では犬の肉を食べる。
私は何度も韓国や中国に仕事で行ったことが、未だ(幸いにも?)
食べたことはないが。
この犬肉について、北京オリンピックが始まる数週間前から、
北京のホテルや飲食店に
“犬肉の調理・食事の一切の禁止(オリンピック期間中)”が通達されたとの事。
その理由としては、“犬肉を食べない国が多い国際社会の習慣を尊重するため”
ということである。
世界には様々な国もあり、そこには長く続いた食生活、習慣、文化がある。
今回の北京オリンピックにも世界から215の国が参加すると聞いている。
私は自分のささやかな経験ではあるが、国際的であること(インターナショナル)と
いうのは、お互いの国の異質であることをまず認めるところからだと思う。
片一方のほうに無理に自分の価値観を当てはめたり、押し付けたりすることは、
いつまでたっても“井の中の蛙”と変わらないと思う。
犬の肉を食べる習慣の無い国の人に無理にそれを食べさせる訳でないのだ。
中国では昔から犬の肉を食べる習慣があり、現在でも食べているからホテルでも
レストランでも今でもメニューにあると思う。
いくら動物愛護協会から批判を受けそうだと思っても、何もオリンピック期間中だけ北京で犬肉禁止という短絡的処置、北京住民の食の自由まで奪うことをする
“力づく”の処置のほうが、世界では一般的な人権尊重というものに反逆していると私は思うが。
中国もいろいろ悩みはあり、取り敢えずは北京オリンピックの大成功だけが
今の一大事。これも私は解らないでもないが。
私も少年時代とは違って、純粋にオリンピックの競技だけに興味は行かないが、
まずは今日の開会式を楽しみに見てみよう~~~~と。
世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^
でもやっぱり見るよモコは・・
自分の考えをのべるのは結構だと思うけど・・
それは自分の考えをであって、相手は違うと言ったら相手の考えも聞くのも自分の向上につながると思うからですぅ