熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

吉見先発の奇襲作戦、相手は奇襲と感じず。

2008-07-13 | ドラゴンズ

今日の先発は、なんと”吉見投手”。
交流戦からず~と中継ぎに回り、今年の成長株の投手。
しかし最近は勝負どころで打ち込まれたりして、
登板過多と自信も喪失気味のピッチャーで、中2日での
”サプライズ”先発。

この吉見先発の”サプライズ”、 一番驚いたのはヤクルトベンチでなく、
ドラゴンズファンではなかったかな~?
今のドラゴンズ投手陣は、敵から見ても憲伸以外は、右でも左の投手が来ても
相手ベンチはさほど気にはしていないのではなかろうか。
先発で憲伸以外で勝ち星をあげているのは、確かここ1ヶ月誰もいない筈である。

奇襲作戦は、相手が”アッと言って”初めてその効果を発揮する。
ここ1年間あたりでこの奇襲作戦が成功した例は、昨年のCSシリーズの
巨人との初戦。 大方の予想が”朝倉、山井”と思われていたところに
ノーマークの左腕小笠原の先発。 巨人は自分たちの戦う準備をしていない
敵ドラゴンズの先発を聞き、一気に戦う前に慌てふためき、浮き足立ってしまった。

今のドラゴンズは敵から事前に攻略法を徹底的に研究されなくても、
普通に戦えばなんとかなると思われるくらい、敵に強さを感じさせていない。
そんな試合の始まりで、 ドラゴンズが初回”胸のすくような、最近あまり
見られない鋭い打球と、各走者の”ひとつでも前の塁”へという好走塁で、
初回いきなり3点先制。 敵のピッチャーは増渕であるので、
私も今日の試合はいただきだ~と思ったのだが。

2回の表、すぐにヤクルトに、なんと打者一巡以上の8点をあっさり
取れれて逆転されてしまった。
ヤクルトは初回に3点取られても、全然戦いに怯みもなかった。
ドラゴンズの奇襲作戦は、敵になんら心理的にも霍乱ももたらしていなかった
証拠。
私は2回の表の吉見の投球を見ながら、可哀想な気がしてきた。
今年物凄く成長し活躍して積み上げた自信らしきものも、
今日の先発をはじめ、ここ最近の登板過多で、一気にまた自信喪失に
なったのではと?

確かにプロの選手だから、これくらいのところを掻い潜って当たり前。
それができた選手が一流選手の仲間入りもでき、だから高額な報酬も
手にできるのだ。 という意見も出てくるであろうが。

投げている吉見投手のコントロールは、明らかに以前私が見た吉見投手
とは別人の今日のピッチング。 変化球やストレートでいとも簡単に
各コースの際どい所でストライクを取って追い込むピッチングが
本来の彼の持ち味。  今日はストライクもなかなか取れず、それでカウントを
取りに行くストレートを狙い打ち。

ただでさえ登板過多で疲労もあるだろうし、ここ最近は自信も喪失気味。
中2日で今日先発させるのは、若いまだ実績をこれから積んでいく成長過程の
吉見投手には酷というものではないかなぁ。
2回も持たず大失点という今日のノックアウトが、彼の今年掴みかけた自信を
木っ端微塵に粉砕しないことを願うばかりだ。

このヤクルトによる速攻の大逆転は、初回にいい打球や好走塁をし出した
ドラゴンズを、また、思い切りの悪い、足に錘をつけたような動きに逆戻りさせ
チャンスを数度作るが、タイムリーヒットを打てない便秘打線にしてしまった。

野球を実際にするのは選手だから、勝敗の結果については選手の
働きに原因を求めるのが正しい事だとは解っているが、
今日は”ベンチワーク”、選手起用により、選手も生かされたり殺されたり
するのではと思った試合であった。

”奇襲作戦をしなくちゃいけないと思ったベンチに焦りがあるのでは?”

勝敗・順位ももちろん大事。しかし選手の成長の芽を摘まないようにね!
活きのいい若手の台頭も、ファンは楽しんですよ!



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