小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
(リンクはご自由にどうぞ。ただし転載はご遠慮ください。)

みんなイライラ

2004年11月29日 17時53分32秒 | 新潟県中越大震災・地震
ぷはぁ~~ ̄∇ ̄)/□
あまりにイライラしたので今350缶飲んじゃった。
あたしはたばこ吸わないんだけど、たばこのようなもんかな?

さっき市役所に行ったんだけど
なんと【り災証明書】の発行に17時の段階で3時間待ち!
グレイのコンサート?ってくらい長蛇の列。

保育園の先生が臨時職員として案内のお手伝いされていてちょっと話したんだけど
みんなカリカリしてて「あんたが悪いのよ!」って八つ当たりされたという。
やっぱおばさんがすごいらしい(^_^;

あたしも今日はそういうおばさんと一緒だったなぁ。
飲んだらちょっと気分も鎮まってきたけど(^_^;

飲んだらまたやさしいおかあさんに戻らなくては。
おっし!すっかり鬼の角とれた!
おでん二日目!みんなで食べよう~~♪

ひとりになりたい

2004年11月29日 12時20分03秒 | 新潟県中越大震災・地震
ただいま~~!
保育園から今帰ってきました。
チビもいっしょです(^_^;

やっぱ土日はさんじゃうとダメだね。
甘えんぼになっちゃって 今日はずーーっとくっつき虫でした。

正直いって焦るよ。
チビがってことじゃなくてね。
仕事もはじめられないし、なんもかんもほったらかし。
それでもご飯は作らなくちゃいけないし、乾かない洗濯物もどうにかしなくちゃいけない。

今日も朝飯抜きで送ったので、帰ったらとりあえずコーヒーが飲みたいと思ったんだけど
こんなときに限ってきらしてる。

今日までにそろえなくちゃいけない書類がある。
市役所にも行かなければいけない。

やることはいろいろあるけれど、ちょっとだけでいいからひとりきりの時間をちょうだい。
ひとりだけでコーヒーを飲みたいよ。

【心のケアに必要なもの】チビが保育園で笑った!

2004年11月28日 18時54分04秒 | 新潟県中越大震災・地震
■25日(木)26日(金)
チビがどんどんいい感じになってきてる。

両日とも登園してからしばらく付いていたのだが
私が他の園児と遊んでいるあいだに私から離れて、他のお友達とふたりきりでブロックで遊んだりするようになったのだ。

先生と目を合わせて「(帰っても)大丈夫っぽいですよね?」という目配せをした。
また、どうしようもなくなったら連絡しますから・・ってことで私はそっと部屋を抜けて園をあとにした。

チビはそのあとしばらくお友達とブロックで遊んでいたが、私がいないことにふと気づいて涙したらしく、先生がすぐにおんぶしてくださった。
しかし、しばらく先生におんぶされていると自分から「おりる!」と言い、仲良しのお友達のところへ走っていき楽しく遊んだという。
それからは、びっくりするくらいい顔で、先生にもブロックでつくったものを見せにいったり話し掛けたりしていたそうだ。
先生の「ふっきれたかなと思いますが、まだまだ様子を見ていきたいと思います」の言葉が嬉しかった。
「困ったことや悲しくなったら先生はいつでもおんぶするからね」と声をかけていただき、チビは「うん」とうなづいたそうだ。

ありがたいです。ほんとうに・・。

ひとりじゃない、と安心すること。
だれかが自分のことを本気で心配してくれている と思えること。
心から気にかけてもらってるんだという実感。
いきあたりばったりではなく、これからもずっと。

心のケアに【愛】は必須。
家族でも家族じゃなくても。
傷ついている人が【キーパーソン】とうまくコミュニケーションできるような、そういう援助をしなければならないと強く感じた。

さっきの余震 震度3

2004年11月28日 14時22分38秒 | 新潟県中越大震災・地震
今の余震
ちと大きめだった。
チビは子供部屋にいたが、すぐにかけつけたら「じしんきょわい・・・」と固まりかけていたとこだったので「今 来たね~~」とニッコリ抱き締めてやった。

地震速報見ようとNHKつけたらアルビが試合真っ最中。
セレッソ大阪と対戦してる。
0-1で負けてたが
ちょうど1-1の同点に追いついた!
アルビ頑張れ!

震度は小千谷で3だった。
とにかく一緒にいられてよかった。

おかあさんといっしょ( ̄ー ̄;

2004年11月28日 00時21分21秒 | 新潟県中越大震災・地震
地震の後遺症で登園拒否してるチビのその後です

■24日(水)
チビ5連休しちゃったので、保育園に連れ出すのは困難だろうなぁ~~と思いながらスケジュールを見てみると
およよ?
今日は11月生まれのお友達のお誕生日会じゃん♪

よし お楽しみランチで釣ろう・・・
そう思ったが、やっぱりチビの顔は曇り空。
「ママがいい」を繰り返す。

まーしょうがねーやな。
だけど希望を捨てず、とりあえず連れて行ってみた。

おお???
一階のお遊戯室が今まで避難場所になっていたのに、なんだか様子が違う!
避難してる人が皆帰ったらしく対策本部が撤収されているではないか!
お遊戯室も今日から使える!

それまでは、2階の部屋だけを保育の部屋につかっていたが、
今日からは地震前の「自分たちのお部屋」で過ごすことができる。
元の環境に段々近づいているのが嬉しい。

チビは相変わらず一点を見つめて涙目伏し目で、なにをするにも「ママがいい、ママといる」と私にしがみついていた。
おーしおしおし!
落ち着くまで付いててやるさ。
チビが私から自然に離れるまで、私も園の中で一緒に過ごした。
他の子供たちといっしょにお絵かきをしたりグランドでかけっこをしたりお誕生会に参加するときも
ずっとそばについていた。
もちろん園の中でそんな親子はうちらだけ。
「なんでチビくんのお母さんがいるのぉ??」
と他の園児に何度も聞かれる(^^ゞ
どうして家に連れて帰らなかったかというと
チビが安心した状態で【お友達と遊ぶのも楽しい】ということに気づいてもらいたかったんだよね。

チビはいつもに比べて口数は少なかったが、グランドでは走ったりジャングルジムに登ったり
少しだけ元気が出てきた。

チビに聞いた。
「給食はお楽しみランチだよ。どうする?」
チビは言った。
「食べたらママと帰る」

(_△_;〃 ドテッ!
おいしいとこ取りかよっっ!

「(^^ゞわ・・・わかった。そうしようね!」
おいしい給食も食べられるは、ママとも離れ離れにならないは・・
それがわかってからチビは急に表情が明るくなった(笑)

お友達と給食をいただきながら、「ボクんちはねー」と積極的に話をするようになった。
メンチカツのおかわりもした( ̄ー ̄;

あいつらしいといえばあいつらしい。
手をつないで歌を歌いながら帰った。

朝飯抜きで園に送った私。
はらぺこ。
昼飯たべよ!!と思ってカップラーメンの準備してたら
「ママそれ食べるの?ボクもほしいな~~~」とチビ。

おめーさっき食っただろ~~っ!!











トイザらス行きたい~~~~チビ号泣

2004年11月27日 16時31分47秒 | 新潟県中越大震災・地震
家族がそろって天気がいいとくりゃ
こりゃーチビをかまってやるのに絶好の日だ!

トイザらスに行った。
お誕生日プレゼント&クリスマスプレゼントを決めにいかなくっちゃね~~。
上のふたりもソワソワしてる(^^ゞ

駐車場には家族連れがかなりいた。
例年ならこの時期 トイザらスから冊子のようなチラシが新聞折込で入るんだよね~。
クリスマス商戦ね。

しかーーし!
トイザらスは「立ち入り禁止 ただいま改装中 ご迷惑をおかけします」と張り紙がされてあり、
入店できなかった。
地震の影響でメドがたたないのか、ふつーの改装なのかわかりかねる。
何日にオープンということも書いてなかった。

「トイザらスおやすみだって!」とチビに伝えると
自動ドアのところで地団駄踏んで泣き喚いた。
「いやだぁぁぁ!!トイザらス行く!!!パパのばかぁ!!」
別にパパが悪いわけじゃないんですけど(^^ゞ

旦那は八つ当たりの的になってくれた。
ビシバシ旦那の顔をはたいて憂さ晴らしをするチビ。
かなり楽しみにしてたので、気持ちの整理がつかない(笑)
家族のみんなはほほえましげに見ていたのだが
チビは笑われるのがまた気に障るらしく(^^ゞ
荒れまくっていた(爆)
なだめればなだめるほど傷は深くなる(^w^)ププ

気持ちを切り替えようと、国営丘陵公園に行くことにした。
着くまではしばらくわだかまっていたようだが
公園に着いたら夢中になって遊んでいた。
はーやれやれ(^_^;

帰ってからお店に電話したらテープが流れていた。
だめだこりゃ。
新潟店に電話したら、12月あたまに開店する情報は入っております、とのこと。
子供のお楽しみランド トイザらス長岡店さんへ!
早くチラシ入れてワクワクさせてくだはれ!

ネットショッピングでもいいんだけど
やっぱりね~~
こどもにはその目で迷う楽しさを味あわせてあげたいもんよ。



いい顔してるっ!

2004年11月27日 15時20分31秒 | 新潟県中越大震災・地震
■23日(火)
船岡山を撮影したあとに小学校のあたりに行ってみた。
子供の通学路が崖崩れで通行止めになっており、
ちょっとこの目で見てこようと家族全員で安全な方から確認したかったからだった。

通学路沿いに住んでるおばあちゃんが片付けに追われていたので
少し声をかけてみたら、快く色々話してくださった。
●ひとり暮らしで崩壊した蔵が心配だということ。
●今は小学校に避難しており、天気のいい日にちょこちょこ片付けにきていること
●蔵を片付けてから本格的に自宅を片付けようと思ってること
●お向かいのお宅は取り壊しが決まり、今、家具の運び出しをされていること
●地震直後はご近所の方がいろいろ片付けを手伝ってくださったこと
●よそから来てくださってる方がいろいろしてくださるんで ほんとに感謝していること
などなど。

いい~表情をされるおばあちゃんでね
どんどん親近感が湧いてきた。
困ったことあったら電話してくださいね 遠慮なく!と電話番号を交換してきた。
とはいっても、なかなか電話などかけられないだろうから
近くをとおりがかるときにまた覗いてあげようと思う。

帰り際、チビたちに駄菓子を渡してくださった。
ブルボンルマンドやまがりせんべい
お供えにしてたのかな?お線香の香りがした。
あったかい気持ちになった。

そのお向かいの方がガラスケースに入ったお人形を車に積み込むというので
旦那が手伝った。

みんなみんな家族みたいだ。
いっしょにがんばろう!という気風が強い。

また、かどっこのおばあちゃんはボランティアさんを頼んでいた。
これで3度目だという。
「主人が亡くなってひとり暮らしなので、ぜーーんぶしていただいて助かってるんですよ」と上品に笑っていらした。
ボランティアの方は、新潟の大学から構内掲示板を見てやってきたのだと言う。
照れくさそうに笑う表情がスレてなくて可愛かった(笑)

いい顔の方々にたくさん会えてうれしい一日だった。

撮られる側の気持ちを考えて

2004年11月27日 14時39分34秒 | 新潟県中越大震災・地震
■22日(月)
どんより暗い朝。
チビにしてみれば、家族がひとりひとり仕事や学校に出かけていくのがさびしいらしい。
「ぼくママといる・・・」と蚊の鳴くような声。
おけおけ!
今日は悪いけど、お兄ちゃんにも休んでもらって
3人で家で遊ぶことにした。
チビが楽しい気分になれるのがいちばん!ということで
ランチはガストに行った。
チビご機嫌。

その足で、チビ&にーちゃんをふたりを連れて 雪が降る前の道路を撮影にいく。
崩れたブロックを撮影していたら
「あんたどっかの記者かい?」とおじさんに聞かれた。

「いえいえ小千谷のもんですよ。」
とおじさんとしばらくおしゃべり。

やっぱりライフラインの話になる。
「ガスきたか?こっちはまだだよ。全然情報こねーしなー!」とおじさんも不満声。
目の前で家屋が解体されていたので
「これおじさんの家?」ときくと
「いやいや、俺は業者だよ。撮っていいよ」というので
解体作業してるとことか、信濃川の河原へ投げ出された日用品などを撮らせてもらった。

近くで解体しているのを不安そうに見つめている女性がいらした。
声をかけると、なんと家主だという。
私は なんとも気まずい思いとデリカシーのないことをした罪悪感でいっぱいになった。
「大変失礼しました・・」としか言えなかった。

山古志で土石流が自宅を直撃し、村のために解体を余儀なくされたお宅があったが
その作業風景を見ていた家主が涙する表情を、取材していた●●テレビは間近で撮っており
更に「どうですか?」とインタビューするその無神経さに非常に不快な思いを感じていた。

私も同じことをしたかもしれない と思うと、大変申し訳ない気持ちになった。

いい絵ってなにさ。
迫力あればいい絵かっていうと そうじゃないでしょう?
写真でも動画でもそうだけど、人が見て不快な絵はいらないよ。

新潟日報が出してる写真集を本屋でパラパラと立ち見した友達のご主人は
吐きそうになったと言っていた。
大の大人でも、それだけ地震のトラウマがあるということだ。

地震を意識しない環境はここには存在しない。
他県ナンバーの警察車両と災害支援車と救急車と自衛隊の車でいっぱいの
ヘリコプターの音が絶え間なくしているこの町。
昨日も今朝も相変わらず揺れている。

闘うしかない。
ストレスの中で、自分らしく居続けることが大切だ。

季節は巡る!

2004年11月25日 00時21分53秒 | 新潟県中越大震災・地震
23日(祝)
快晴でした。

片付け親戚が家の片付けのお手伝いに駆けつけたのでしょうか、
市内では、玄関先で三角巾を巻いて何か指差してるおばあちゃんと今着いたばかりのファミリーが話をしている、といったような光景があちこちで見られました。


船岡公園1
船岡山の紅葉を撮っておこうと思い、カメラを持って撮影に行きました。
ブルーシートが紅葉の中に見え隠れしています。
大きな地震があっても耐え抜いた木々。


船岡公園2
ここの桜は見事なんです。
いっしょに風雪に耐えようと、いつもいつもそばで見守っているよ、と
春を楽しみにしてておくれ、と語りかけてくれているようでした。


侵入禁止
地震の翌日には通れたこの船岡の下の117号も
今は船岡の交差点から本町方面には入れません。
昨日通れた道が今日は通れなくなってたり一方通行になってたり
一ヶ月経った今でも、まだまだ刻々と道路状況は変化しつづけています。

昨日は船岡の交差点から 小千谷病院の下を通って旭橋に抜ける道まで進入禁止になってて参ったよ。
ぐるぐるぐるぐる回遊魚かい(笑)


ガス工事
でもこれも ガス工事を休日返上でしていただいてるためであって。
これくらい我慢しなくちゃだよね。
本当にありがとうございます。

そうそう、交通整理の警察の方が関西弁でね
パトカーのナンバー見たら【なにわ】ナンバーだった(^^ゞ
なんかこういうのも癒されるんだよね~。


冬支度
冬支度も急いでいます。
大根を吊るしてる家庭もよく見られます。
雪が降るから こうして木々に冬囲いをするわけですね。
あったかかったからお布団ふかふかになったかな?

このブログを読んでくださってるみなさまへ

2004年11月24日 17時39分33秒 | 新潟県中越大震災・地震
ここ3-4日はいろいろありました。

書きたいこといっぱい!
うれしいこともいっぱい!
忙しくてなかなか更新できないけど
充実した毎日です。

まとまった時間ができたらドカッと書きます(&画像も貼ります)ので
また遊びに来てくださいね。

みなさま!感謝してます!

小千谷から 元気還元!!

2004年11月23日 01時27分49秒 | 新潟県中越大震災・地震
あのね、いいこと考えたよ。

みんなに頂いた温かいお気持ちをね、お返しする方法って
小千谷のみんなはこんなに頑張ってるよ!って伝え続けることだと思うんだ。

私、その「元気還元」の作品を作ろうと思ってるんだ。

チビが相変わらず登園拒否で、一人の時間なんて全くないんだけど
子連れでもそれはできるからね。

感謝の気持ちを伝えなくちゃね!
自分たちの言葉で、自分たちの笑顔でね!


土曜のこの時間

2004年11月20日 17時34分02秒 | 新潟県中越大震災・地震
暗くなってきました。
なんだかドキドキします。
もちろん5時56分になったからって何が起きるってわけじゃないけど。
時限爆弾かかえてるような
嫌な緊張感に支配されてるような・・・・ 
そんな感じです。

【もう大きな余震はこないから安心していいんだよ】って
誰かに言ってもらいたい。

4週間たったのに 今も1時間おきに余震が!

2004年11月20日 12時40分46秒 | 新潟県中越大震災・地震
今さっき 9時10時11時と 一時間に一回のペースで揺れた。
9時と10時は小千谷市城内(小千谷市役所の付近)で震度1。
11時のは震源地が宮城県なので余震とはいわないのだろうけど
それでも揺れたもんは揺れたんだから 余震だろうがなんだろうが同じこと。

チビが言う
「もうじしんこないのぉ?」

答えにつまる。
「だいじょうぶだよ。いっしょにいるからね。」

【心のケア】の手引きにかかれていた対応のしかたのひとつに
●災害時と現在とは違うことを説明し安心させる
というのがあった。

安心させるって一言に言うけど
こ~~も余震が続くとさー!

とかなんとかこれ書いてるときに また揺れた(T0T)
嫌がらせかよ!

さ~て、子供にお昼作ってくるか。
くしゃみの止まらない地震に対して怒っててもしょうがないしね。
でも一言言いたい!
「あんたはでかいくしゃみして気持ちいいだろうよ!
もういい加減に風邪なおせ!」


ライフラインは通ったけど なんだかさびしい

2004年11月19日 14時50分39秒 | 新潟県中越大震災・地震
まーーたきやがったな。余震。
今日は昨日より活発で、未明からすでに5回以上もきてるらしい。
朝6時3分のやつはガバッと子どもたちをかばうほどの揺れだった。
小千谷で震度3。
そりゃーあの震度6にくらべれば屁だけどさ。

「さっきじしんきたでしょう?わかったよ!」
寝ていたチビがケロッとそう言った。
ありり?強気だね?
今日は保育園行けるかな?
そう思ったが、やはりだめだった。

保育園の制服を着ようとするときに顔つきがかわった。
「ママがいい・・・」

よしよしよし
行かなくていい いい!
ママとあそぼうぜ♪
もう保育園でつらい気持ちにさせるのも可哀相なので
今朝はあっさりお休みさせることにした。

どらどら 今日はママがビデオデッキをセットしてやるぞ。
こういうことはパパよりママのほうが得意なんだぞ。
チビ!よーく背中みとけよ(笑)

昨日はね、チビを置いてきたことに罪悪感感じたのよね。
だからそれだったら ごちゃごちゃ言ってるより一緒にいてやりたいって思ったし
実際私もこうして一緒にいるほうが落ち着く。
仕事が気になるが、思い切って再開を遅らせることにした。
社長に事情を話すと「たまにはチビちゃん連れて新潟(市)のほうに遊びにおいでよ。こっちは余震がないし気晴らしくらいにはなるよ~~」と言ってもらえた。
若くて子供もいないのに出来た方だ・・・。ありがたいです(謝々)

原信(スーパー)で自衛隊の方や日赤の医療チームの方が市民といっしょになってかご持って買い物をしてた。
目立つ(笑)

そうそう。
ガスがきました!
いきなり「(ピンポン~)ガス屋です~」って来たのでビックリしました。

自宅のお風呂に入れるようになったのは嬉しいけど
自衛隊のお風呂をジプシーしてた私たちには少し未練も(^^ゞ

このあいだ ちぢみの里へ行ったときに たまたま休館でね
東小千谷小学校の自衛隊のお風呂に行ったんだけど
女風呂ではしゃぎまわってる5才くらいの男の子に向かって
「お願いだから静かにしてね!みんなのお風呂だからっ!」とカリカリ怒鳴ってたおばあさんがいたの。
あーー疲れてるんだなぁ・・となんだか空気が張詰めてしまったわ。

一方、私の近くにいたおばあさんは 湯船の中でうちのチビに優しく微笑みかけてくださって
被害の状況やどのあたりに住んでるか、ライフライン状況などを話してきた。
土壁だったので崩れ方もひどく片付けも大変だったらしい。
しばらく話をきいてあげたかったのだけど、
子供たちが飽きてきてたので「それじゃ・・すみません・・失礼します」というと
「またきてね」と言われた。
お年よりって寂しい思いをしてるんだろうなぁ・・・と感じた。

ライフラインが復旧すればするほど、こういったコミュニケーションをとる場が少なくなってくる。
もっともっと 人と人が簡単におしゃべりできる場が欲しいものだ。