小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
(リンクはご自由にどうぞ。ただし転載はご遠慮ください。)

打ち上げ準備

2009年10月31日 15時52分14秒 | 携帯から
片貝煙火工業の花火師さんから着火時の指導をうけ、あとは時間がくるまでひたすら打ち上げ筒の番です。デモンストレーションで点火もしました。結構な勢いで『ウオオオ!』いいました。でも一度やったらちょっと落ち着いたよ。速火線が暴れませんように~。ドキドキ。

さんまつかみ取り

2009年10月25日 13時10分39秒 | 小千谷(新潟)
おぢや市場まつりで『さんまつかみ取り』してきました。
発泡スチロール内に氷づけになったさんまをビニ手はめた両手でがっとつかみあげるんだけど、さんま同士つるつるすべってしまうんだな、これが。
列の後ろにいた奥さんふたり組(知らない人w)と首を長くしながら傾向と対策を練り練り
あらかじめピラミッド型に積み上げておいてガッとつかみあげたらごっそり獲れたぁ
まわりから拍手喝采を浴びちょっとイイ気持ち
帰って数えたら13匹いました。
自分で自分に
「グッジョブ
300円で一日中いい気分

新潟県中越大震災から5年

2009年10月24日 00時28分45秒 | 新潟県中越大震災・地震
今朝、寝室にまっすぐに朝陽がさしこんだときに「5年前もこんなふうにいい天気だったなぁ・・」と瞬時に思い出しながら目をさました。
いつもと同じ日常だけどやっぱり今日は特別な感じがした。
新聞やテレビのローカルニュースでは「あれから5年」の特集が組まれ、被災地の様子がレポートされるが全国ニュースでは完璧にスルー。
一日中あの人の初公判の話題で持ちきりだったように思う。
夕方5時ごろから気持ちがそわそわしだす。
お米をとぐためにキッチンへ立った。
水が出る・・・と意識した。
5:56すぎても電気が消えない。ガスがつく。
あたりまえだけどありがたい。
そんな繊細な気持ちになっていたときに、なんと地震がきやがった。
6:30ごろ。
動いていたら気づかないくらい小さい地震だったけど、
「なんで今くるかなぁ?」と思わず口にしてしまった。
こどもは部屋で遊んでいて気づいてないようだった。


自分が描いた灯篭を見に行きたいというので本町に連れていった。
そこで神戸の消防士さんに再会。
あの地震から継続的に小千谷を応援してくださっているその想いに涙ぼろり。
「今地震あった?だいじょうぶ?」と遠く離れたところからメールをしてくれた人もいた。
地震速報のテロップを見てその人は「(10.23の夕方にくるなんて)なんでだよ!」ってつい口にしたという。
ありがとう。

中越大震災を取材してきた記者さんからもメールがきた。
「そちらに行けずもどかしい気持ちを抱きながら今特集紙面をつくっています。」と。
「何年経ってもあの地震直後のあの感覚忘れられないです。」と。

私たち、ここに住んでる者はいっしょに地震を乗り越えたという想いを共有できる仲間がまわりにいるけど、当時ここで取材をされた記者さんたちは、まわりに中越大震災のことを知る人などいないわけで、こみあげるものが私たち以上にあるのかもしれないなぁって思った。

こうして何年経っても思いを馳せてくださるってことに感謝したい。
ほんとうにありがたいことですね。





しずかな・・しずかな夜です。
ふつうに暮らせることに感謝。
一日一日をいとおしく大切に過ごしたいと思ったそんな5年後の10.23でした。

紅葉狩り

2009年10月22日 10時27分36秒 | 小千谷(新潟)
紅葉はじまったかな?どっか行くか?という話になり、ちょっと奥只見に行ってきました
ここに行くためにはなが~いなが~いトンネルを通らなければならないのですが、その長さ、なんと18キロ!
シルバーライン22キロのうち18キロがトンネルという・・・。
途中で不安になりそうな狭くて暗いトンネルですが、その分視界がひらけたときの感動は格別でした



先月はここでわかさぎ釣りを楽しみました。
釣りたてのわかさぎはボートの上で塩焼きに♪
片手に釣竿~。片手に麦汁~。

ぬぁぁ~。
ぜいたくな時間でした。
また行きたい。

持ち帰ったわかさぎは100匹くらいはあったんですけどね。
揚げて食卓へ揚げて食卓へを4-5回繰り返しましたが私の口に入ったのは4-5匹・・
こういうのは飲みながらつまみ食いするしかないね

深夜に地震

2009年10月04日 02時41分27秒 | 新潟県中越大震災・地震
ぶるるるるるる・・・・・・・と背中全体が振動したと思ったら’がつっ’と揺れた。
とっさに半分身を起こし横に寝ているこどものひとりに手を添えて様子をみる。

・・・・・・・・・・・・・

大きいのはこなさそうだ。
こどもは幸い誰も起きなかった。
でも私自身固まってしまってフラッシュバックのようにいろんなことを思い出してしまった。
震度3はあるかな?
テレビの地震速報では長岡と小千谷が震度2だとテロップが出ていた。
「ええ?震度2?
あれで?」というのが素直な感想。
大きな地震が海外で立て続けにあって桜島も噴火したというから「またどこかで大きなのがあった?」とヒヤッとしたよ。

今新潟は国体真っただ中で、小千谷ではバレーボールで勝ち進んだチームが市内に宿泊してるはず。
地震に慣れていない県外の選手はびっくりされたんじゃないだろか。

ふえぇぇぇ。
眠れなくなっちまったよ~。
飲むか(笑)

信濃川プロジェクト2009 花火打ち上げサポーター大募集中!

2009年10月02日 17時13分17秒 | 小千谷(新潟)
2009年10月31日(土)18時
信濃川の川の流れに沿って300メートルおきに花火を打ち上げるという壮大なプロジェクトが仕掛けられました。

信濃川プロジェクト2009

県内では新聞、テレビ、ラジオ、タウン情報誌’komachi’などでご存知の方もいらっしゃると思います。

午後6時の時報とともに上流の新潟県と長野県の県境のポイントより点火。
1秒ごとに下流へと続けて揚げ、約8分30秒後に新潟港日本海(朱鷺メッセのあるあたりですよ!)に到着。そして到着したときに全ポイントでバフー!と一斉に打ち上げ。
信濃川のかたちが花火となって浮き上るのです。

1秒ごとにウエーブしてウエーブが終わったときに全体でジャンプ!みたいなイメージでしょうか(笑)
(花火は火柱『虎の尾』という種類のもので上空では開きません。)

津南→十日町→真人→川口→小千谷→長岡→分水→燕→三条→新潟市→日本海と。

ドミノみたい。
すごい企画ですねぇ~。

小千谷・川口地区では92箇所のポイントが予定されていて、(→地図
現在打ち上げサポーターを大募集中とのこと。

「え?花火師の資格持ってなくても打ち上げられるの?」

それがですね・・。
講習(約2時間)を受講すれば18歳以上65歳以下の方ならどなたでも打ち上げられるんです。

小千谷地区でも講習を受講することができます。
会場は極楽寺
10月15日(木)19時30分からです。

お申込みはこちらからどうぞ~。

そのほかの地区で講習を受けたい方はこちらから。

打ち上げサポーター講習会のご案内

県外の方でも参加できますよ。
中越大震災から5年の節目にあたる10月最終週の土曜日。
なにかのイベントに参加したいという方、いっしょに花火を上げてみませんか?