本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

TOSHIBA Walky KT-RS1(その1)

2012年02月06日 22時51分45秒 | ウォークマン

 今日は東芝のヘッドホンステレオKT-RS1のジャンクにトライ。1983年か84年の品物らしい。オートリバースの録再機でドルビーB搭載(再生時のみ有効)。しかもチューナーパック付。当時、東芝ウォーキーは、ソニーウォークマンの向こうを張れる唯一の存在だったような気がします。


 しかし、このウォーキー、メンテがかなりムズイです。ベルト取り替えもハンダ付けされている配線を一旦外さないといけません。広正さんで購入したベルトに付け替えてみましたが、メカの固着もあるのかさっぱり動きません。メカも複雑怪奇なので、早々に戦意喪失。放置プレイとあいなりました。


 無残な姿で眠りにつくKT-RS1・・・・・・・(その2)はいつになるのやら。


 
 さて、ブックマークにしまりす様のブログを追加させていただきました。先日ブックマークさせていただいたmymy様としまりす様には、いつもありがたいコメントをいただいております。これからも拙ブログをよろしくお願いいたしますm(_ _)m

EXCELIA XK-009 (その3)

2012年02月05日 00時20分31秒 | カセットデッキ
 「リサージュが安定しない」XK-009ですが、この機種、ピンチアーム周りに持病を持っているとのご教示をしまりす様からいただきました。

 しまりす様のブログを拝見させていただきますと、サプライ側のピンチローラーガイドに片減りが見られたとの由。よって、自分もミラーテープを使って走行系を見てみることにします。そのためには、例の"ガッチャン機構"「AMTS」を外す必要があります。外すとハーフのセッティングが甘くなるので、指で奥まで押し込みます。そうしないとテープがからんでしまいます。


 ものすごく見づらかったですが、このブツは目視に限って言えば走行が安定してました。んー、では一体何が原因???

 で、よくよく見てみると、サプライ側のローラーに細かいひび割れが・・・・原因はこれかなあ???テイクアップ側は綺麗なのですが・・・

 新品のローラーを入手することは不可能だし、研磨するのもメンドーなので、とりあえずそのまま続行。本当は一回バラして原因究明したほうが良いんでしょうケド・・・


 今回は他の調整部分はいじりませんでした。そんなに狂ってないようなんで。チック・コリアのアコースティックバンドをソースに録再テスト。CDPが安物のポータブルであるのはご愛嬌。で、その感想は・・・




 (^O^) (^O^) (^O^)

 うん、音いいです、これ。ソースとテープを切り替えても、自分の駄耳では違いがわかりません。以前のアイワはドンシャリ系が多い印象だったのですが、こいつはシンバルレガートも綺麗に再現しますし、ベースもブーミーになりません。ただし、NRオフとドルビーCでの感想。ドルビーBだと若干音がなまるし、dbxだと音像が若干奥に引っ込みます。NRは使わないのでこれは問題なし。


 当分これでいってみたいと思います。時間があったら再度メンテしてみますかね・・・


 P.S. しまりす様、貴殿のブログを拙ブログのブックマークに入れてもよろしいでしょうか?最近、更新していないようですが・・・

Motion Blue Yokohamaでお食事

2012年02月01日 23時53分13秒 | ライブレビュー
 今日はモーションブルー横浜でジャズライブを聴きながら飯を食うという小洒落たことをしてきました。珍しく女性同伴です。

 
 横浜の赤レンガ倉庫にあるこのライブハウス、毎週水曜日は「A Touch of Music」と題しまして国内の若手ミュージシャンをステージに迎えて、フリーライブを開催しております。チャージがロハなので、飲食代のみで若手の方たちの元気のあるライブが聴けます。今日のステージはフルート奏者の北條達子さんのグループ。fl、pf、g、b、dsのクインテットでございました。

 今日は赤レンガ前のスケートリンクが営業中止になるほど風が強く寒い日でした。にも関わらず会場は8割方の入り。食事を楽しみながら気軽にジャズを聴けるとあって、みなさん肩肘張らずに楽しんでいました。かくゆう私も豚のスペアリブをがっつきながら、心地よいリズムに身を委ねました。

 肝心の演奏ですが、北條さんのフルートは音色、アドリブとも芯があってなかなか良かったです。日本のジャズフルート奏者っていうと、コジノリさんこと小島のり子さんが真っ先に浮かびますが、北條さんのプレイもテクニック、アドリブ展開とも素晴らしいものがありました。正直なところ、この方の存在はこれまで全く知らなかったのですが、これは思わね発見(というと失礼ですが)でした。

 フルートっていうとジャズではマイナーな楽器ですが、その分、素晴らしいプレイヤーが多いような気がします。思い出すだけでも、ジェレミー・スタイグ、ハービー・マン、ヒューバート・ロウズ、デイブ・バレンティン、フランク・ウェス・・・エリック・ドルフィーやバディ・コレットもフルートを吹きますね。ジェレミー・スタイグやハービー・マン以外はほとんどがサックスも吹くわけで、フルート専門って人はあまり多くありません。フルートって楽器はその特性上、どうしてもダイナミズムを出しづらいので、ジャズには不向きな楽器なのでしょう。その分、試行錯誤して新しい表現を生み出すって部分があるのかもしれません。

 自分はジェレミー・スタイグがお気に入り。やはりビル・エヴァンスとの共演盤でその存在を知ったのですが、その1曲目「Straight No Chaser」を聴いた時はぶったまげました。これを聴くまでは「フルートってちょっとねえ・・」と思っていたのですが。

 そんなジェレミーですが、最近、東芝から67年録音の「This is Jeremy Steig」というCDが999円で発売されました。これもまた素晴らしいアルバムです。買って損はないかと。

 話がそれてジェレミー・スタイグの話に終始してしまいました。えー、北條さん、良かったデス。