本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

ジャンクレコード箱の中から ~ 「昭和ブルース」篇 続き

2012年02月27日 21時58分35秒 | ジャンクレコード
 今日は10日ぶりに酒を飲みました。いつ動物病院まで車を走らせる必要が出てくるかわからないので、しばらく飲酒を控えていたのです。もみじの調子も良いようなので今日から解禁。ほろ酔い気分で「昭和ブルース」の続きです。

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 さて、この「昭和ブルース」、現在までジャケット等を変えて3回リリースされています。これはドラマが第1~3シリーズに分けて放送されたためのようです。シリーズの放送期間は次の通り(wikiより抜粋)。

 第1シリーズ 1973年(昭和48年)4月5日 - 1974年(昭和49年)3月28日
 第2シリーズ 1974年(昭和49年)10月3日 - 1977年(昭和52年)3月31日
 第3シリーズ 1980年(昭和55年)5月1日 - 1980年(昭和55年)12月4日

 では、ひとつひとつ見ていきます。

 第1シリーズ盤

 カタログナンバーからして、こいつが一番古い盤のようです。定価500円。ちなみに、シングルレコードが500円から600円に値上がりしたのは昭和51~52年位。B面は「非情のライセンス」。ドラマのオープニングテーマです(インスト)。テレビで使用されたものと違い、ロングヴァージョン(3分ですが)となっております。このロングバージョンでは途中でタンゴのリズムを取り入れたりして、ちょっとしたひねりを加えてます。都会のダンディズムとサスペンスが感じられていい曲です。なお、B面と書きましたが、発売元がポリドールなので、実際はA面・B面ではなく、D面・S面と表記されています。ポリドールは昭和51年までなぜかこのように表記していました。なんの略なんでしょう?もしポリドール関係の方がこのブログを見てましたら教えて下さい。見てないと思うケド。


 第2シリーズ盤

 次に古いのがこの盤。定価500円。S面は「酒」。どうってことない演歌です。この曲、冒頭にいきなり天知の語りがあります。
 「久しぶりに俺は戻ってきた。何もかも変わっていた・・・」
 正に役者の本領発揮という語り。シブイです。

 第3シリーズ盤

 最後の盤です。上記2枚は「NETテレビ」の表記がありましたが、こちらは『テレビ朝日系「非情のライセンス」テーマ』と書いてあります。NETがテレビ朝日になってから3年後の昭和55年にリリースされたものです。定価600円。盤面表示がSide1・Side2に変更されています。Side2は「非情のライセンス」。
 この盤はちょっと変わっていて、レーベルが紙ではありません。盤に凸のスタンパーで直接文字が彫り込まれています。


 第1と第3には、ジャケットの裏に「昭和ブルース」のスコアが記載されております。

 このスコア、キーがFマイナーになっていますが、実際には天知はDマイナーで歌っております。なぜFマイナーで記載されているのかは不明です。ちなみにオリジナルのブルーベルシンガーズはEマイナーで歌っております(ユーチューブにアップされているブルーベルは、レコードの回転数が速く、EとFの中間のキーになっちゃってます。正しい音程のCDはアマゾンで試聴できます。ブルーベルが聴けるのは今のところこのCDだけのようです)。


 ・・・・ということで、小ネタのつもりが、二日間に亘る記事になってしまいましたw 次回からはサラっと書くつもりです。では。