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20XX-4-29 (日) 晴れ
この日、知床半島ウトロ側渓流へ降海型オショロコマをさがしにでかけた。途中、オホーツク海側の沢筋にはどこも水芭蕉が満開で、きれいなのでところどころで車を止めて撮影した。


ところで、世界中で水芭蕉の花や群落をたいそうありがたがって愛でるのは日本人だけらしい。私は、尾瀬の水芭蕉を歌った歌( 江間章子作詞 中田喜直作曲 夏の思い出 )がそのルーツではないかと思っている。

一方、水芭蕉の臭いは外国人には心地よいものではないらしく英語では水芭蕉はスカンクキャベツ( Asian skunk cabbage )と蔑称されているしまつ。
この時期、北海道各地の川には雪解け増水に乗ってサクラマスが遡上をはじめる。このサクラマスを狙う釣り人(密漁)が目につくのは春の北海道の川の風物詩でもある。斜里大橋の下流でも斜里川に遡上してくるサクラマス狙いと思われる釣り人5名がルアーを引いていた。黄色い肥料袋はサクラマスを入れるのに使っているのだろうか。

本州の多くの河川では遡上サクラマス釣りが行われている( 一部禁漁河川もあるようだ )が、何故か北海道では違法で全面禁漁である。罰金は1匹につき10万円、罰金納入が遅れると倍加されるという。しかし、現実にはサクラマス密漁で検挙される釣り人はほとんどいないような気がします。
この時期の斜里川下流域は操業中のホクレンビート製糖工場からの沈殿池廃液のせいか異臭に包まれ、川はどんよりと濁っていて、釣り場環境としてはいまいちと思います。


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