オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

原始の湖チミケップ湖で準絶滅危惧種ヤチウグイを撮影

2015-01-29 20:24:01 | ヤチウグイ
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2011-10-28 (金) 晴れ  寒い

原始の湖チミケップ湖で準絶滅危惧種ヤチウグイを撮影

朝からよく晴れたが10時過ぎから風が少しでて、雲が広がりはじめ、日差しをさえぎると一気に体感温度が下がる。

今日は、最終日が近づいた北見菊祭りを見にゆこうかということになったが、その前に近郊のチミケップ湖のホテルに昼食に海鮮カレーを食べに行った。

ランチ時間に合わせて11時30分に北見市を出発。 30分ほど山道を走ってチミケップホテルに着いた。広い窓から原始の湖チミケップ湖がみえる山奥のレストランは私たちのお気に入りだ。


何故か私たちが行くときは、いつも客はほとんどいなくて、私たちの貸し切りみたいになるのも気に入っている。


ここの海鮮カレーはおいしい。大きなエビ2匹と大きなホタテ2個とタコ2切れが入っている。サラダとスープとアイスクリームとコーヒーがつく。1時間ほどかけて食事。 





  
  そのあとホテル横の桟橋でエゾウグイとヤチウグイを少し釣って撮影した。今日はアメマスも釣れた。大抵ニジマスの小さいのもかかるのだが今日は釣れなかった。











       






以上、エゾウグイ。






小型アメマス。



以下はチミケップ特有の小型ヤチウグイです。















撮影させていただいた魚たちは全て丁寧にリリースしました。





このほか、サクラマス、ヒメマス(土着種)、ワカサギと鯉がいる。かって放流された鯉はかなり繁殖しているが、在来の自然を破壊する元凶としてYMCAを中心に駆除が試みられているという。

サクラマス、ワカサギ、ニジマスも移植されたものだが、これらはおとがめなしらしい。

北見市周辺の湖の多くで異常繁殖している攻撃的外来種ウチダザリガニは、幸い、ここチミケップ湖では発見されていない。

かって北見地方の沼や三日月湖、湿地、池などに無尽蔵に繁殖していたヤチウグイ( Phoxinus percnurus sachalinensis)は、これらの生息環境の多くが埋め立てられた結果、いまや準絶滅危惧種とされている。

私が知っていた女満別湖の産地は河川改修で消滅し、現実にヤチウグイを確実に見られるところはここチミケップ湖以外には数カ所を知っているに過ぎない。 

チミケップ湖のヤチウグイは他の産地と比べるととりわけ小型なのがちょっと気になっています。

このところ、毎週渓流での巨大魚釣りが続いていたが、今日はのんびり小物釣りを楽しんだ。

生まれて初めて魚釣りをしたという私の母も喜々として楽しんでいた。ひたすら大きな魚を釣るのも楽しいが種々の小物も、それ以上に良い。

将来は本州でタナゴ釣りをやってみたいというのが私の夢の一つです。



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