

産卵のため遡上するウグイのエッグイーター、オショロコマ
20XX-6-11(土) 曇り のち晴れ 暖かい のち曇り 後雷雨
12時過ぎから天候は薄曇りとなり暑い。なんとなく天候悪化傾向。
この日は道東のいくつかの渓流をまわって最後にこの渓流に入ったがこのころから雷がどろどろ鳴って天候が悪化し始めた。
鹿ゲートを開けて林道をえんえんと走って、いつもなにがしかの大型魚がたまっているかなりの上流域で釣り支度をして川に降りた。
しかし、とうとう雨が降りはじめ、すぐ近くではげしく雷がなる最悪の天候状態になった。
岩盤の川底が続き、滑川が緩い緩斜面みたいになって斜度のゆるい滝のように流れているところがあった。

そこの川底の深い岩の割れ目のあるところでは30-40cmのウグイ(アカハラ)が産卵のため遡上して集結し、大きな群になっていた。




こんな婚姻色の大型ウグイが一杯。ウロコが逆立ったようになりザラザラ。素手でつかんでも魚体はまったく滑らない。
産卵されるウグイの卵狙いだろうか、エッグイーター代表のオショロコマも集まっていた。











しかしウグイと良型オショロコマを数匹釣ったところで激しく雨が降りはじめ、本当にすぐ近くで雷が鳴り始めたので恐ろしくなり釣りを中止し川を上がった。
カーボンロッドの渓流竿に雷がおちたら目もあてられない。
撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
しばらく雨の止むのを待ったが雨はひどくなる一方なので引き上げることにした。

林道入り口、ゲートの少し向こうの離農した農家の牛舎あとで雨をしのいで武装解除した。
妻は大型魚が釣れず疲労困憊ではなはだ機嫌悪し。
もう午後4時だ。雨のなか、峠を越えて帰路についた。
あまり関係ないけれど。この日食べたおいしい割子ソバ。

私は通として 盛りそば。


