花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花(6月-2)スコパリア、モナルダ、ペンステモン、リクニス、ハナショウブ、他

2020-06-16 | 自宅の花
庭の花6月に入ってからの2回目です。
梅雨に入り、やはり一番似合うのはアジサイですが、花木は次回回しとします。

スコパリア ’ブルーメロン’
ゴマノハグサ(オオバコ)科スコパリア属、常緑多年草(1年草扱い)、南米原産、花期:5月~8月、
葉に触れるとメロンの香りがするというキャッチフレーズです。
繊細な姿で、花もかなり小さい(1cm以下)ので派手な印象はありません。葉は線状で細く 、
薄青紫や黄色の小花をたくさん咲かせます。花は枝先よりも内側で咲くことが多いです。

モナルダ     別名:タイマツバナ(松明花)、ヤグルマハッカ(矢車薄荷)
シソ科ヤグルマハッカ(モナルダ)属、多年草、北米原産、花期:6月~9月、
桃色や紫色の花が何段にもなって咲きます。

ペンステモン ’ハスカーレッド’
ゴマノハグサ(オオバコ)科ペンステモン属、多年草、北米原産、花期:5月~6月、
シックな葉の色と薄いピンク色の花とのコントラストが美しく、花のない季節には
カラーリーフとしても楽しむ 。
似た花にペンステモンミスティカがあるが、葉が大きく葉脈が赤くはっきりしている。


リクニス・コロナリア   別名:スイセンノウ(酔仙翁)、フランネルソウ
等、
ナデシコ科センノウ属、多年草、欧州南東部原産、花期:5月~7月、
白い綿毛に覆われた、柔らかくて厚みのある葉が特徴です。
花色は濃いローズのものがポピュラーで、花弁にもビロードのような質感があります。 
品種に白花や桃花があるほか、個体によっても花色の濃淡に幅が見られます。


クランベリー    別名:オオミノツルコケモモ(大実蔓苔桃)
ツツジ科スノキ属、低木、北米原産、花期:5月、果実収穫9月、
つる性の果樹で、実のなったかわいい鉢植えが流通しています。 
本来は木ですので、ここに載せるべきではないですが、我が家のは情けない程小さいのでここに。


コクリュウ(黒竜)   別名:オオバジャノヒゲ
スズラン(ユリ)科ジャノヒゲ属、常緑多年草、日本原産、花期:6月~8月、
光沢のある黒の葉色が美しいリュウノヒゲの仲間です。 
あちこちにあるが、やや半日陰に植えたほうがコクリュウがの育ちが良いような気がします 。

ホオズキ(鬼灯、酸漿)
ナス科ホオズキ属、多年草、東アジア原産、花期:6月~7月、
赤いちょうちんがぶら下がったような姿が愛らしく、古くから親しまれてきました。
このちょうちんのような袋は、ホオズキの萼です。 
赤くはまだなっていませんが、実がなりだしてきています。

ハナショウブ(花菖蒲)
アヤメ科アヤメ属、多年草、抽水植物、花期:6月~7月、
池に一輪のみ花が咲きました、普通は2日半位の寿命が雨模様の為か1日で咲き終わりました。
花色の変化に富んでいます。アヤメやカキツバタに似ていますが、花弁のつけ根が黄色で、
アヤメのような網目模様はなく、葉幅は狭く、葉脈がはっきりと隆起している点でカキツバタと区別できます。

カワラナデシコ(河原撫子)
ナデシコ科ナデシコ属、多年草、花期:7月~10月、
花は径3〜4cm、淡紅紫色、茎頂の集散花序に数個がまばらにつく。
苞は3〜4対あり、先端は芒状に長くとがる。


ヒメユリ(姫百合)    英名:スターリリー
ユリ科ユリ属、球根植物、中国、朝鮮半島、日本原産、花期:6月~7月、
他のユリ類と比べると大きさは若干控えめです。 花びら、花粉、雄しべが同色で す。
大きさは径5cm~8cmほどで、星形に開いた花が上向きに付きます

バッタが花の中でくつろいでいました。
庭も、春に彩りを見せてくれた花とは、多くは入れ替わりました、順次アップしていきます。
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野鳥観察、親鳥の子育て、カルガモの移動、ツバメの給餌、

2020-06-15 | 
先日のテレビでも、母親カルガモがヒナガモを引き連れて子育て出来る場所まで、
困難を乗り越えて移動している場面がありました。

ショッピングが終わるの待つ合間に、近くの橋下にヒナガモを連れたカルガモを見ました。
梅雨前でしたので、川に十分な水が無く、溜まり水は汚れていましたが、
餌を求めて、親はヒナガモに注意しながら誘導しているのをしばし眺めていました。
高い橋上からの撮影なので、良く撮れていませんと言い訳をしていますが、

 ▼カルガモ親子の移動
 
 
 

チラッとツバメの囁きを、5/12”野鳥の囁き”投稿しました。

その後現場の道の駅も閉鎖されて、子育てがどうなったか気にしてました。
6月になり解除になりましたので、先日覗いてみました。

☆ツバメの繁殖は、人家や人通りが多い場所に巣を作ります。
これは、巣や卵や雛を、他の鳥の攻撃やヘビなどから守るためで 巣や卵や雛を、
他の鳥の攻撃やヘビなどから守るためで 、
力の弱いツバメは人間の近くで営巣することによりその非力をカバーしていると考えられています。 
最近は道路が舗装され河川もコンクリート護岸が多く泥が集めにくくなってきているので、
約半分は去年の巣を補修して再利用しています。雄雌共同で巣作りしています。 

▼ツバメの子育て
既に雛は大きくなって巣からはみ出るように親鳥を待ってます。
 
  
お待ちかね親鳥が戻ってきました。
 
☆雛の巣立ちまで雌雄共同して行います。抱卵はおもに雌が行います。
しかし、雌が餌とりや水飲みに出かける時だけ雄が代わって卵を抱きます。
雌が抱卵中は、雄は巣の近くで外敵から巣や卵を見張って警戒しています。

巣が建物内に幾つか みられますが既に大きく育ち過ぎて巣も手狭になっている。 
 
老朽化した巣が重量オーバーで損壊し、直ぐそばに応急架設の巣が、残された雛が
待ちわびています。(私の推察です)
 
☆親鳥が抱卵を初めてから2週間ほどするといよいよヒナの誕生です。
生まれたばかりのヒナは羽毛も生えそろわない裸ん坊です。目はまだ5~6日は開きません。
親鳥はヒナの体が冷えないように体の羽毛の中に包み込み温めます。
ツバメのヒナは孵化してから20日前後で巣立ちます。 

次回行った時には雛は巣立っているかもしれませんね。
☆ツバメが卵を産む時期は4月の終わり頃から7月の終わり頃までです。
ツバメは毎日1個ずつ合計3~7個の卵を産みます。卵は長い方が19㎜、短い方が14㎜ぐらいです。 
4~7月にかけて1~2回繁殖しますが、2回が多いようです。 

オマケは、  アオサギ   これくらいしか近くでは撮れなくなりました。

追伸、我が家に来るスズメも雛が出来たようで、親鳥が雛に口餌を与えるシーンがみられました。

野鳥を見ていると、時にはどこぞの人間よりも親としての愛情が強いのではないかと思う事しばしです。
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虫面相いろいろ(あまり良く見ることがありませんが)

2020-06-14 | 昆虫
昆虫は撮るのも大変ですが、顔を撮るとなると正面に虫と向き合うことになります。
人間で考えてみても自分の体の何十倍かの物体が直ぐ近くに来たら逃げないほうがおかしいでしょう。
虫の名前さえ分からないので、顔で名前が分かるほど親しい付き合いをしてません。
従って、写真のみの公開です。各界からの選抜です。

<ハエ目、ハチ目>
獲物を捕まえて”どうだ”と自慢している所です。
 
 髭が自慢なのでしょうね。
 
 これでは触覚以外どこに何があるのかさっぱり分かりません。
 

 <カメムシ目>
顔見ても好きになれそうもないですね。
 

 <コウチュウ目>
 目が離れていると闘争的でなくおだやかそうですね。
 

 <チョウ目>
困らせたキアシドクガもよく見れば器量よしでし。
 
 グリーンボールは複眼のようですね。
チョウの目は個眼が沢山集まって複眼を作っています。
 
 

<クモ目>
 クモの表情も面白いですが、すぐに草陰に隠れてしまいます。
 
 
オマケは、
 ナメクジのまだ成長途中の個体と思います、触覚も伸び始めています。
 

息抜きの為に、詳細は内容を省略しました。
虫自体が小さいので、画面を大きさしてアップしました。
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昆虫観察(5-6月 ハエ目)ハエと言えば全て不快害虫のイメージです。

2020-06-13 | 昆虫
ハチとアブ、私のような素人には直ぐに判断出来ないです。
アブはハエの仲間で、ハチはアリの仲間。
アブがハチに似ているのは、天敵から身を守るための擬態のようです。
そこで今回は、ハエ目を中心に幾つかを集めてみました。
尚、アブの特徴は、
半球型の頭部に大きな複眼と、複眼の境目上部に3つの単眼を持ち、複眼の間から短い触覚が生えています。
羽は2枚で全体的に短い毛が生えています。
成虫は花の蜜を吸うものや、他の昆虫を捕らえて捕食するものなど、非常に幅広い種類が存在する。

<ハエ目>
ホソヒラタアブ
ハナアブ科ヒラタアブ亜科、 8-11mm、 3-11月、
腹部は黄橙色と黒色の縞模様で、それぞれの節に(太い帯と細い帯の)各2本ずつの黒帯があるスマートなアブ。

ナガヒラタアブ
ハナアブ科 ヒラタアブ亜科 、


オオヨコモンヒラタアブ
ハナアブ科ヒラタアブ亜科、 12mm前後、 7-8月、

アリスアブ(アリノスアブ)?  コンボウハバチの仲間かも
ハナアブ科アリスアブ亜科、 11-14mm、4-6月、
暗銅色で、灰白色~淡褐色の短毛がはえた淡色型と、橙褐色の短毛がはえた橙色型がある。


コガネオオハリバエ  
ヤドリバエ科セスジハリバエ亜科、 14-18mm、 6-10月、
体は太くずんぐりとして、黄色い毛と針のような黒い剛毛が生えている。


ナミハナアブ
ハナアブ科ハナアブ亜科、  14-16mm、  3-11月、
腹部に赤黄色の縞模様があるアブ。胸部は褐色。 各地に普通に見られ、花によく来る。

キンバエの仲間
クロバエ科
体長7~11mm。色は変異が多く緑金,銅赤色,青緑色などさまざま。動物の糞や死体に集まり、発生。
キンバエ  8-10mm、  5-10月、

ホホグロオビキンバエ?                           ツマグロキンバエ?     
 ヤドリバエの一種
ミドリキンバエ?

ヤブクロシマバエ
シマバエ科  5mm位
頭部と腹部が黒色で、翅が黄色の特徴的なハエ 。

マガリケムシヒキ(ナミマガリケムシヒキ)
ムシヒキアブ科ムシヒキアブ亜科、    15-20mm、4-8月、
暗灰色で、やや小さく細身のムシヒキアブ。
両眼の後ろ辺りの短い毛がちょっとカールしているのがマガリケ(曲がり毛)の所以 です。


ナミルリイロハラナガハナアブ(ニセルリイロハナアブ)
ハナアブ科ハナアブ亜科、  10-11mm、 4-9月、
光沢のある青銅色で、腹部が細長いハナアブの仲間。後脚の腿節は黒色で太く、脛節は黄白色で湾曲している。

ハグロケバエ
ケバエ科  12-17mm、 4-5月、
黒色で、胸部に丸みがあるスマートなハエの仲間。オスは複眼が大きい。

一部ハチとよく似てハチ目も混じって、多くなりましたのでハチ目は後日回しとします。
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昆虫観察(5-6月 甲虫目) エグリトラカミキリ、クワハムシ、クロハナムグリ、他

2020-06-11 | 昆虫
ここに来て暑い日が続いていましたが、
いよいよ今日は梅雨に入るのかムシムシした雨模様になりました。
ムシに因み、花の投稿は中断し、「みんなの花図鑑」から「ひとりで昆虫図鑑」にするようですね。

<コウチュウ目>
エグリトラカミキリ
カミキリムシ科カミキリ亜科、 大きさ 9-13mm、  時期 5-8月、
胸部は黒色、上翅は灰色で黒い紋がある小さなカミキリムシ。胸部には細かい毛がはえている。
指に止まって、飛ばしても又戻って来た、だいぶ好かれた様ですね。

クワハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科、  6mm、   4-7月、
黒色で、青藍色の光沢があるハムシ。胸部に明瞭な横溝がある。
クワ、コウゾ、ヤマナラシ、エノキなどの葉を食べる。

ヒラタハナムグリ
コガネムシ科ヒラタハナムグリ亜科、  4-7mm、  4-8月、
黒褐色で、著しく扁平な体型の小さなハナムグリ。 細くて長い脚。
扁平な体を活かして花の中にもぐりこんで花粉を食べる。

ビロードコガネ
コガネムシ科コフキコガネ亜科、  8-9.5mm、 4-10月、
体表にビロードのような柔らかい感触がある小さなコガネムシ。
体色は黒色~暗赤褐色。上翅には細かな縦筋がある。

コメツキムシの仲間

クロウリハムシ
ハムシ科ヒゲナバハムシ亜科、  6-7mm、  4-9月、
頭部と胸部が赤みがかった黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。 右は裏側からです。

シラホシハナノミ
ハナノミ科ハナノミ亜科、  6.5-9.5mm、   5-8月、
体長5ミリぐらい。上翅背板に白い斑紋がある。 
こんなテントウムシいたっけと思っていましたが、ハナノミとは。

クロハナムグリ
コガネムシ科ハナムグリ亜科、  11-14mm、  5-8月、
全身が黒色で、前翅の中央部に線状になった茶白色紋があるハナムグリ。

コアオハナムグリ
コガネムシ科ハナムグリ亜科、  10-14mm、  5-10月、
緑色~銅色の体に、白点を散りばめた小さなハナムグリ。体には、うぶげ状の細かい毛がたくさんはえている。
                  右は毛が少ないのでアオハナムグリかも。

▼?? ホタルブクロの花先にいた小さい虫 調査中

ジョウカイボン
ジョカイボン科ジョウカイボン亜科  14-18mm、4-8月
触角が長く、スマートな体型の、茶色っぽい甲虫。一見、カミキリムシの仲間に似ている。

▼??調査中
例によって昆虫の名前は分からないので、四苦八苦しています、間違いを指摘して頂けたら幸いです。
最後まで調べていたら、いつまでも投稿出来ませんので見切り発車です。
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道端での小花達、ネジバナも咲いていた、キキョウソウ、ヒメコバンソウ、ハゼラン、他

2020-06-10 | 花の写真
ネジバナが足元に咲いていました。
あぁもうそう言う季節なのか?と思ってしまいました。
以前にも書きましたが、昔々、ネジバナは花の写真を撮り始めるきっかけの花です。
小さな野草達を集めてみました。

ネジバナ     別名:モジズリ、ネジリバナ
ラン科ネジバナ属、多年草、花期:6月~7月、
茎をまっすぐに伸ばして、らせん形に花をつけ、1つの花は5mm弱ですが、明るい桃色と独自の形で目立ちます。 
右巻き、左巻きどちらもありますが、右写真のようにほぼ垂直のものも、巻き方は決まっていない。
花の並びは、包葉と呼ばれている花の下にある特殊な葉の付き方で決まり 、
新しい包葉は古い包葉からなるべく離れた位置に出来ます。

マツバウンラン(松葉海蘭)
オオバコ科マツバウンラン属、越年草、アメリカ原産、花期:4月~5月
茎先に総状花序を出し、唇形をした青紫色の小さな花をつける。 花冠は上下に深く2つに裂ける。
 花径は1cmくらいである。 下唇の中央部が白く膨らむ。 花の後部に距がある。

ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)
キキョウ科キキョウソウ属、1年草、北米原産、花期:4月~5月、
茎は直立してあまり分岐せず、高さ40cmほどになる。 
葉腋に直径15mmほどの紫色の星形の花を一つずつつける。

キキョウソウ    別名:ダンダンキキョウ(段々桔梗)
キキョウ科キキョウソウ属、1年草、北米原産、花期:5月~6月、
直径1~2センチのキキョウ(桔梗)に似た小さな青紫色の花を咲かせる。
花冠は漏斗状で、先が5つに深く裂ける。 花は下から上へと咲き上がる。                   
 まだ下段しか咲いていませんが、

ノビル(野蒜)
ヒガンバナ科ネギ属、多年草、花期:5月~6月
全体の姿や臭いはニラに似ている。花にムカゴをつけて繁殖し、葉と地下の球根は食用になる。 
茎は中空で断面は鈍三角形。花茎の先に淡紅紫色の花を散形状に多数つける。
ときに珠芽だけで花がないものもあり、花茎についたまま芽をだすこともある。  
 ノビルは散歩の帰り道に何度か採りました。

ヒメコバンソウ(姫小判草)
イネ科コバンソウ属、1年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、
細い枝がまばらに開き下垂した小穂をつける。小穂は三角状卵形、長さ幅ともに3〜4mm、5〜6小花からなる。


ハゼラン(爆蘭)  別名:サンジソウ、ハナビグサ等
ハゼラン科ハゼラン属、1年草、西インド諸島原産、花期:夏~秋
茎の上部に細かく分岐した円錐形の花序を出し、直径6mmほどの紫色の5弁花をつける。
 夕方に咲いています。

トウバナ(塔花)
シソ科トウバナ属、多年草、花期:5月~8月、
花は茎頂にやや断続的な花穂をつくって開き、小苞は長さ1〜3mmで短い。
萼は長さ3〜4mm、脈状に短毛がある。花冠は淡紅色で長さ5〜6mm。
花は直径約3mm。萼は長さ約4mm。 兎に角目立たない花です。

コモチマンネングサ(子持ち万年草)
ベンケイソウ科マンネングサ属、越年草、中国原産、花期:5月~6月、
名の由来は、葉のわきにムカゴをつけるので子持ちという 
直径1cm弱ぐらいの黄色い5弁の花で、ガク片は5枚、雄しべは10本 
似た花に、メキシコマンネングサ、ツルマンネングサ、タイトゴメ等がある。
葉の基部に2~3対の小さな葉を持つ珠芽を付けます

ツルマンネングサ
茎は赤みを帯び長く地上を這います。菱状楕円形または菱状皮針形の葉が3枚輪生します。
花後の種子は結実しない。

メキシコマンネングサ
花のつかない茎葉は4~5個が輪生する。茎は直立する。
▼オカタイトゴメ?
茎は多肉質で地表をはい枝分かれします。小さい葉は円柱状倒卵形~倒卵状楕円形で密に互生します。

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実りの初夏(?) サクランボ、キイチゴ、ナツグミ、ヤマグワ

2020-06-09 | 樹木(実)
春に花が咲いた木は、その後実を付けて食用出来るものもあります。
子供の頃は、これらを楽しみに山に出掛けたこともありました。

サクランボ(桜桃)
バラ科サクラ属、
サクラには、鑑賞用の花を見て楽しむ桜と、食用サクランボの桜があります。
花見で見るソメイヨシノは実が付いても、食べても美味しくないようです。
食用のサクラの代表種は、セイヨイミザクラです。
これは、市販品ほどの大きさではないが、やや小粒で摘まんでみましたが、
甘味はほとんどありませんでした。
酸味が強いシナミザクラ(別名カラミザクラ)かもしれません。


キイチゴ(黄苺)  正式名:モミジイチゴ
バラ科  野生のイチゴの中で最も美味しい。

ヘビイチゴ(蛇苺)
バラ科キジムシロ属、田のあぜや湿った道端に生える。 
和名の語源については実が食用にならずヘビが食べるイチゴ、ヘビがいそうな所に生育する、
イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説がある。 
ドクイチゴとも呼ばれるが、無毒。食したことはありません。


ワイルドストロベリ-   和名:エゾヘビイチゴ
バラ科イチゴ属、北米原産、常緑多年草のハーブです。 花期:4月~7月
イチゴの野生種なので性質がとても丈夫な植物です。

ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属、落葉低木、花期:4月~5月、庭のあちこちに赤い実を付けている。
果実は偽果。長さ1.2〜1.7cmの広楕円形で、5〜7月に熟す。


ウグイスカグラ(鶯神楽)
スイカズラ科スイカズラ属、落葉低木、花期:4月~5月、
果実は液果。長さ1〜1.5cmの楕円形。6月に赤く熟す。

ニワウメ(庭梅)   別名:アカバナユスラウメ」
バラ科スモモ属、落葉低木、中国、朝鮮原産、花期:3月~5月
6月頃に赤く熟し、生で食べることができる 。まだまだ熟していません。


ヤマグワ(山桑) 
クワ科クワ属、落葉高木、雌雄異株(稀に同株)で、4~5月ころに花が咲く 。
かつては中国産のマグワと共に養蚕のための重要な飼料として栽培され、「蚕が食う葉」から「クワ」と呼ばれる。 
クワは、クワ科クワ属の総称。別名:マルベリー、ミュール
美味しい! あっさりとした甘さ、酸味もきつくなく食べやすいです 。

子供の頃、クワを口の回りを黒くして食べていました。今食べても美味しいです。
勿論、熟さないうちは苦かったり、酸っぱかったり、毒性があったりして美味しくないのです。
クワとヒメコウゾの花は、20/4/28に投稿済です。

ヒメコウゾ(姫楮)
クワ科コウゾ属、落葉低木、花期:4月~5月、雌雄同株。
雌花の後には球形の果実ができ、6月頃に熟す。
キイチゴのような外見だが甘味があり、生で食べることができる。

ヒイラギナンテン(柊南天)    別名:トウナンテン
メギ科メギ属、常緑低木、中国原産、花期:3月~4月、
早春に長い花穂に多数つく黄色い花、初夏に熟す黒青色で粉を吹いた果実と、
1年を通じて観賞できる植物です。 
青く熟した実はとても苦くて酸っぱく、見た目と違い不味いようです。

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チュウキンレンの花が咲いていました。バショウ、ニオイシュロラン、ブラシノキ、クリ、他

2020-06-07 | 樹木(花木)
*名前に間違いがありましたので訂正します。21/6/25
*バショウとありましたのは、チユウキンレン(地湧金蓮花) が正しい名前です。
*千草さんから教えて頂きました。ありがとうございました。

以前に見たバショウの花は、上からぶら下がっていましたが、見るからにバナナ、、
今回は、株をすべて切り倒してあった場所で、地面から上向きに立っていたのでビックリです。
ついでに、花びらが見えずこれが花か?と言うものを幾つか集めてみました。

 ▼バショウ(芭蕉)   英名:ジャパニーズ・バナナ(下に移動)
*▼チュウキンレン(地湧金蓮花)  別名:耐寒バナナ、チャイニーズ・イエロー・バナナ
バショウ科ムセラ属、亜熱帯性植物、中国雲南省原産 、
花序はふつう芽生えの2年目に出て、そのあとは毎年出ます。
苞は基部から1個ずつめくれていき、8~10個の花群が上向きにつきます。
開花は数か月続きます。
見た目は黄金色のハスの花のようなのですが、黄色の花のように見えるのは、
実は苞(ホウ)と呼ばれる花弁状の葉で、本当の花はその間に小さく細い筒のように咲いており、
目立ちません。
   
   

*上の写真のものとは下のものは別ものでした。切り倒したから下から生えたのかと、
*勘違いしてしまいました、珍しいものと思います。

バショウ(芭蕉)   英名:ジャパニーズ・バナナ、
バショウ科バショウ属、多年草、中国原産、花期:夏~秋
花や果実は,バナナにとてもよく似ていますが その見分け方は 、
バナナの苞は紫色なのに対し バショウの苞は緑色~薄黄色。 
葉心から花穂を出し 大型の花序を形成します。 
雌雄異花で 最初に苞の基部近くの雌花が咲き 果実ができ 
花序はそのまま伸び続けて 先端の苞の間に雄花が咲き始めるという雌性先熟です。 
多数の苞が重なったもので 1枚 1枚 めくれてその間にある雄花が咲きます。
花冠(かかん)は、筒状唇状、帯黄白色です。
まれに結実(けつじつ)して、長さ約6センチのバナナ状の果実がつきます。
 食用には向いていないようです。
以前の写真(下垂してる雄花)です。(16/11月)

 ▼ニオイシュロラン(匂い棕櫚蘭)
リュウゼツラン科センネンボク属、常緑高木、ニュージランド原産、花期:5月、
葉腋に大きな複円錐花序を出し、芳香のある白い花をたくさん咲かせる。
 
高い所に花があり匂いは良いのかどうか分からなかった。
最初はシュロにしては、花が違うと思いなんだの思いで撮っただけでした。
シュロの花です。

ケムリノキ(煙の木)  別名:スモークツリー、ハグマノキ(白熊の木)
ウルシ科ハグマノキ属、落葉低木、欧州、ヒマラヤ、中国原産、花期:6月~7月、
花期になると、枝先に円錐状の花序を出し、花径3~5㎜程度の小さな花を多数咲かせます。
花は5枚の花弁を持ち、淡い黄色をしています。
雌雄異株で、雌株の花の中心には雌しべ、雄株の花の中心には5本の雄しべがあります。 
雌株では花後に花柄が長く伸びていき、不稔花の花柄には細かい糸状の毛が密生します。
花は目立たない小さな花です。
以前に撮った写真です。

ブラシノキ     別名:カリステモン、ハナマキ(花槇)、キンポウジュ、
フトモモ科ブラシノキ属 、常緑小高木 、オーストラリア原産、、花期:5月~6月、
花姿がまるでブラシのようなユニークな樹木です。 皆さんお馴染みの木ですね。

クリ(栗)    別名:シバクリ、ヤマグリ
ブナ科クリ属、落葉高木、花期:6月、
雌雄同株。 花序につく花はほとんどが雄花で、基部に雌花がつく。
雄花は無柄で半円形の苞の脇に7個ほどが集まってつく。雄しべは約10個。花被の外にとびでる。 
雌花は緑色の総苞(若いいが)の中に3個ずつ入っている。
雄花拡大したら            基部につく雌花です。
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昆虫観察 (5-6月)迷彩柄の蛾(ウンモンスズメ)とカメムシ目

2020-06-05 | 昆虫
近くの草藪にて迷彩服の蛾を見つけました。
スズメガは大きくで存在感がある蛾の印象でしたが、見るのは初めてでした。
少し嬉しかったです、昆虫観察も良いものです。6/2にチョウ目を投稿しましたので、
今回予定していなかったですが、投稿してしまいました。

ウンモンスズメ(雲紋雀)
チョウ目スズメガ科ウチスズメ亜科、大きさ(開帳)65-80mm、時期 5-8月、
全身が薄緑色で、オリエンタルな美しさを持つスズメガ。後翅は薄紅色。 
普通に歩いていたら見逃していたと思います、昆虫観察目的でしたので良かったです。

▼ヒルガオトリバ?
トリバガ科   14-24mm、4-12月4
交尾中でしたが、近寄ったら逃げられましたので、これしかありません。
蛾のつながりでトリバガも追加です。


<カメムシ目>
ヨコヅナサシガメ
サシガメ科モンシロサシガメ亜科、大きさ 16-24mm、時期 4-7月、肉食性、
光沢のある黒色で、腹部側面が広く張り出し、張り出した部分が黒白の縞模様になった大きなカメムシ。

シマサシガメ
サシガメ科モンシロサシガメ亜科さ、 13-16mm、 6-8月、肉食性、
黒色で、腹部の側部と脚が白黒の縞模様になった、やや細身のカメムシ。
ヨコヅナサシガメに似ていますが、よく見ると違いますね。

アカサシガメ
サシガメ科モンシロサシガメ亜科、14-17mm、5-8月、
全身が赤色のサシガメの仲間。頭部や脚は黒褐色。

アカシマサシガメ
サシガメ科ビロウドサシガメ亜科、  12mm、 4-10月
胸のところが濃淡はありますが全体的に赤い色をしています。

ツヤクロカスミカメ
カスミマメムシ科  5.4-7mm、 5-7月、
 光沢の強い黒色のカスミカメ。 脚は淡黄色と黒褐色の斑模様をしている。

ホオズキカメムシ
ヘリカメムシ科ヘリカメムシ亜科、14-17mm、4-11月、
濃茶色で、腹部側面に縞模様があるカメムシ。体表面に細かい短毛がはえている。
ホオズキやヒルガオ科の植物上で見られる。サツマイモ、トマト、ナスなども食害する。
 ホオズキの株にいっぱい付く例年の光景です。

▼ツマキヘリカメムシ?
ヘリカメムシ亜科、 8-10mm、 5-10月、
光沢のない黒褐色で、体の後ろ半分が幅広になったカメムシ。

▼カメムシの幼虫かと思いますが、虫の名前までは分かりません。
*クサギカメムシの幼虫とhimesijimiさんに教えて頂き有難うございました。
写真をアップして、卵の殻が白色で幼虫(1齢)と赤く脱皮したカメムシや2齢か3齢と
思われるカメムシを確認しました。6/6追記

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庭の花(6月)ペンステモン、ブルースター、アスチルベ、キョウガノコ、他

2020-06-04 | 自宅の花
庭の花から幾つか取り上げました。
STAY HOMEでは花を見るより、昆虫観察の方に力が入っています。

ペンステモン スモーリー
オオバコ科イワブクロ(ペンステモン)属、多年草、花期:6月~7月、
花の外側がパープルライラック、内側が白のツートンカラー
花立ちよく真っ直ぐ伸びる花茎をたくさん立ち上げる 。
安く買った株が今年は立派に咲きました。(3年目)
 

ブルースター(オキシペタラム)
キョウチクトウ科 トゥイーディア属 、多年草、ブラジル原産、花期:5月~10月、
き始めの花色は紫がかった薄青色で、次第に青みが強まり、咲き終わりはピンク色を帯びます。
開花盛期は青い5枚の花弁が星のように見えます。

シンビジウム’アイスカスケード’
ラン科シュンラン(シンビジウム)属、多年草、花期:12月~4月、
以前の株を裏山の藪の中においていたら今頃咲いていました。

アスチルベ    別名:アワモリソウ、チダケサシ
ユキノシタ科チダケサシ(アスチルベ)属、多年草、東アジア原産、花期:5月~7月、
しゅっと伸びた穂の先にピンクや赤の花を咲かせる、独特の姿をした植物です。 
我が家のシンボルフラワーはミヤコワスレとしてますが、以前は続いてアスチルベが、
庭を賑わしていましたが、今はオルレアが雑草のごとくのさばり存在感が無くしている。
 
オルレア・ホワイトレースが増えたお陰で昆虫は良く見てますが、
ツユクサやリクニス(スイセンノウ)、ホタルブクロ等多くの花が犠牲になってしまいました。

キョウガノコ(京鹿子)
バラ科シモツケソウ属、多年草、花期:6月~7月
シモツケソウの古くからの栽培種。 
シモツケソウにそっくりですが、違いは茎に棘がないことです。

黄色い花のキク科の三部作
チシマタンポポ(千島蒲公英)
キク科ヤナギタンポポ属、多年草、花期:5月~6月、
全体に白色の毛がはえます。
葉には根出葉と茎の基部近くに集まる葉があり、ともに長さ8cmほどの楕円状へら形~長楕円形となり、
葉の縁は全縁です。
アステリカス’ゴールドコイン’    ▼カレンジュラ’ハニーディップ’
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