花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

実りの初夏(?) サクランボ、キイチゴ、ナツグミ、ヤマグワ

2020-06-09 | 樹木(実)
春に花が咲いた木は、その後実を付けて食用出来るものもあります。
子供の頃は、これらを楽しみに山に出掛けたこともありました。

サクランボ(桜桃)
バラ科サクラ属、
サクラには、鑑賞用の花を見て楽しむ桜と、食用サクランボの桜があります。
花見で見るソメイヨシノは実が付いても、食べても美味しくないようです。
食用のサクラの代表種は、セイヨイミザクラです。
これは、市販品ほどの大きさではないが、やや小粒で摘まんでみましたが、
甘味はほとんどありませんでした。
酸味が強いシナミザクラ(別名カラミザクラ)かもしれません。


キイチゴ(黄苺)  正式名:モミジイチゴ
バラ科  野生のイチゴの中で最も美味しい。

ヘビイチゴ(蛇苺)
バラ科キジムシロ属、田のあぜや湿った道端に生える。 
和名の語源については実が食用にならずヘビが食べるイチゴ、ヘビがいそうな所に生育する、
イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説がある。 
ドクイチゴとも呼ばれるが、無毒。食したことはありません。


ワイルドストロベリ-   和名:エゾヘビイチゴ
バラ科イチゴ属、北米原産、常緑多年草のハーブです。 花期:4月~7月
イチゴの野生種なので性質がとても丈夫な植物です。

ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属、落葉低木、花期:4月~5月、庭のあちこちに赤い実を付けている。
果実は偽果。長さ1.2〜1.7cmの広楕円形で、5〜7月に熟す。


ウグイスカグラ(鶯神楽)
スイカズラ科スイカズラ属、落葉低木、花期:4月~5月、
果実は液果。長さ1〜1.5cmの楕円形。6月に赤く熟す。

ニワウメ(庭梅)   別名:アカバナユスラウメ」
バラ科スモモ属、落葉低木、中国、朝鮮原産、花期:3月~5月
6月頃に赤く熟し、生で食べることができる 。まだまだ熟していません。


ヤマグワ(山桑) 
クワ科クワ属、落葉高木、雌雄異株(稀に同株)で、4~5月ころに花が咲く 。
かつては中国産のマグワと共に養蚕のための重要な飼料として栽培され、「蚕が食う葉」から「クワ」と呼ばれる。 
クワは、クワ科クワ属の総称。別名:マルベリー、ミュール
美味しい! あっさりとした甘さ、酸味もきつくなく食べやすいです 。

子供の頃、クワを口の回りを黒くして食べていました。今食べても美味しいです。
勿論、熟さないうちは苦かったり、酸っぱかったり、毒性があったりして美味しくないのです。
クワとヒメコウゾの花は、20/4/28に投稿済です。

ヒメコウゾ(姫楮)
クワ科コウゾ属、落葉低木、花期:4月~5月、雌雄同株。
雌花の後には球形の果実ができ、6月頃に熟す。
キイチゴのような外見だが甘味があり、生で食べることができる。

ヒイラギナンテン(柊南天)    別名:トウナンテン
メギ科メギ属、常緑低木、中国原産、花期:3月~4月、
早春に長い花穂に多数つく黄色い花、初夏に熟す黒青色で粉を吹いた果実と、
1年を通じて観賞できる植物です。 
青く熟した実はとても苦くて酸っぱく、見た目と違い不味いようです。

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