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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,211 LIVE LIVE LIVE~HOTTIME(ノスタルジックJP編)

2024-04-11 22:04:16 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


****セカンド・アクトには、先述通り我らがSTAが登場・・・・となるのですが、そこはこのブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、3番手はグッと妖艶なるあのシンガー達を擁する極上のバンドが控えているよ!!
それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!****

はい!
さてさて皆さま
早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているBGMはシカゴ&EWFのジョイント・ライブ映像で「ダイアログ」だ!!

3,19:15~19:45
ノスタルジックJP
(昭和歌謡、J-POPカヴァー)
バンド名に偽りなし
純粋にストレートなナンバーの数々披露を披露してくれました
この手のジャンルを扱うバンドはゴマン見てきたけれども、このバンドはちょっと一味違う
7人編成から繰り出されるセットリスト
まずはセンスのよいセレクションに思わず唸ってしまう
大所帯だけにそこから紡ぎだされるサウンドもゴージャスこの上ない
そして最大の特徴は歌姫が2人も在籍してることだ
全くタイプの違う実力派2人が歌うんだから鬼に金棒状態
もうお手上げさ
期待感で一杯だよ。

こいつもこの日の目玉の一つ。

結果かい?・・・・もちろん想像以上に熱いパフォーマンスを繰り広げてくれた。
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

編成はと言いますと・・・・
先の女性シンガー2人がステージフロント中央に陣取る

愛器のギターはストラトキャスターを使用
フェンダーのナチュラル・ボディーカラー
ローズ指板仕様

ドラマーと真横のショルダー・キーボードが渋い存在感を放つ
(眼鏡姿のKBはタンバリンも兼任)

な、な、何とキーボードはもう一人いるのだ!
椅子に座ってプレイするヨシイさん
コーラスとユニークこの上ないMCもこなす
CAP帽と眼鏡がトレードマークだ

そして最後に控えしはベーシスト
5弦のサドウスキーを抱えて登場した彼はただ者ではない雰囲気を漂わせている
ブラック・ボディカラー
メイプル指板仕様

バンドの入れ替えと、セッティングには15分もの持ち時間が設けられているので十分に余裕があります。

サウンドチェックも無事に終えて準備万端整いました。
前置きが長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して「ノスタルジックJP」華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

いきなりオープニングナンバーはキャッチーでポップな「六本木純情」
幕開けから超絶にご機嫌な荻野目洋子ちゃんで波状攻撃を開始
1986年10月29日に発売された10枚目のシングル
アルバム「ノン・ストッパー」の6曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング3位を記録
ドラマティックな展開は反則技だよなあ((´∀`))
これを惜しげもなくトップに持ってくるかい
情け容赦なき采配でエネルギーも全開
切れ味の鋭いアレンジで華々しき狼煙をあげた
問答無用でアップテンポな渋い曲調にのって、息をもつかせぬ攻防。
けたたましくロックなバックビートが打ち鳴らされて目が点。
絶え間なく、歓声があちこちから沸き起こる。
リラックスモードに入ったツインボーカルが振り付けでも魅了する。
そのたびにヒラヒラと揺れる衣装も、照明に浮かび上がって幻想的。
聴覚、視覚にと訴えかけるものが多くて贅沢なひと時を満喫。
演奏を淡々とつとめあげているメンバー達も、程よく体が温まってきたようだ。
誰もがバッチリ虎視眈眈と、いい仕事をしているよ。
キラキラと滲んだ汗が光っている。

「ありがとうございます
ノスタルジックJPです
70~90年代の昭和歌謡とJ-POPを中心にやっています
どっちのジャンルがいいですか?
あまり細かい説明がないほうがいい?
じゃあ言わないバージョンでいきましょう((´∀`))
・・・・2曲目はカモメが飛んだ日」
渡辺真知子のセカンド・シングルで代表曲
1978年4月21日リリース
アルバム「海につれていって」の2曲目に収録
作詞は伊藤アキラで大ヒット
46万枚を売り上げた
オリコン週間チャートランキングでは最高5位を記録した
焦らしのタイミングが絶妙。
セカンド・ナンバーにはもってこいだ。
ここいら辺に至った時点で既に観客のハートは鷲掴み。
最早貰ったも同然。
ピアノの美しい旋律に導かれグッと引き締まったアンサンブルの流れから、歌い出す華麗なるイントロ。
なるほど・・・・手が込んでいるね。
イメージは、最早海辺にイメージ全開だ。
それはともかく渡辺真知子さんには珠玉の名曲がふんだんにあるから、今後もより取り見取りだね。
チョッパー奏法もビシバシとヒットしまくって効果てきめん
贅沢だけど、相当悩みに悩んでセットリストを組んだ痕跡が随所に見え隠れしているよ。
結果的には大成功だった。
良かったねえ・・・・昭和テイストな振り付けも交えて大受けだよ。

下手のキーボード奏者がMC
「この曲のトリビアです
知っている人は知っている
狸小路商店街のテーマソングでもあるぽんぽこサンバと、このカモメが飛んだ日は同じ作詞者なんですよ!
ポンとくりゃぽポポンポコのあれです」
「出てきた出てきた山おやじのあれは違うの?
ユキちゃんのニューバージョンCMで最近話題になったやつ」
「以上です・・・それではまた次回・・・・」
石やん「ところで作詞者は誰なんだ・・・???」

ハイハットによるカウントが打ち鳴らされた3曲目
「赤いスイートピー」
今の季節にこれほどふさわしいものはないでしょう
ナイスな選曲に金縛り
松田聖子8作目のシングル
1982年1月21日リリース
アルバム「パイナップル」の8曲目に収録
ユーミン(作曲)と松本隆(作詞)による作品
ユーミンがグレタ・ガルボをリスペクトして呉田軽穂名義なのは有名な話
当然のごとくオリコン週間チャートランキングでは堂々の1位を記録
特に人気の高い曲で本人もお気に入りとして挙げることが多い
それまでのアップテンポでキャッチーな曲調から一転、スローなイントロからグッと胸に迫ってくる珠玉の傑作バラード。
切ない旋律に浸っていると、迂闊にも思わず泣かされてしまいます。
やや抑えめに、タイトでストレートでシンプルなアート・ワールド。
しかし、聖子ちゃんはどんなタイプの曲も歌いこなせる。
色々なキャラクターを演じるカメレオン・アイドルのお手本そのもの。
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっている、ぽっと出のアイドル連中とは段違い。
だからこそ、デビュー時からずっと第一線で、多方面にわたって活躍しているんだね。
アイドルチックな振り付けも交えた、ノスタルジックJP2人の聖子ちゃんに対する、リスペクトの度合いは半端ない。
歌い回しや声質や振る舞いに至るまでソックリ。
味わい深い季節感がとても良く表れている歌詞と、アコースティックの冷たく輝いた音色が情景を増幅させます。
延々と流されるコードのタイミングとセンスも絶妙。
ぶっちぎりな完成度の高さも、思わず納得だ。
抒情豊かなフレーズと、幻想的なメロディーに酔いしれてみるのも一興。

「また解説していいですか?・・・」
「どうぞ!!((´∀`)
ヨシイさんコーナーのはじまりですよ」
「短時間で終わらせますよ
この曲が発売された1982年、かろうじて私は10代だった・・・
そしてここの歌詞を聞いて彼女ができると希望を持ったのです
2番目の歌詞なんてキュンキュンが満載だよん
結局その年は何も起こらなかったんですけど‥‥(´;ω;`)
それでは次に参りましょう
ちょっと今日は暑いけど4曲目で寒い方向にもっていこうかい
だから何って言われても困るんだけどね
TRFで・・・・寒い夜だから・・・・」
1993年12月16日にリリースされた5枚目のシングル
アルバム「ワールド・グルーヴ」の3曲目に収録
ミディアム・テンポの16分音符形式
作詞・作曲・編曲・小室哲哉
さすが一種独特なる作りだなあ
唯一無二なる天才的な発想力には舌を巻く
オリコン週間チャートランキングでは最高8位を記録
いきなり歌い出しがサビから始まりキーも高い
常に緊張感が伴うものだけど、見事エモーショナルに歌いきって見せたからびっくりで言葉を失ってしまうほど
キーボード・プレイヤーもコーラスで参戦
鍵盤さばきだけでも相当に多忙なのにね
心より拍手を贈ろう
アグレッシブにブレイクするパートも含めて非常に個性的でトリッキーな構成を誇ってもいたよ
壮大なるギターソロではアーミングバーとワウワウペダルを駆使しての自己主張を虎視眈々と図る

「ありがとうございます
寒くなる筈だったのに暑い・・・・((´∀`))
今日は70年代から2曲、80年代も2曲、そして90年代からも2曲ずつ選んできました
それではちょっとだけですが春へと向かいます・・・・昭和だけど((´∀`))
かぐや姫が原曲の・・・・・なごり雪(イルカ)
でもJUJUのバージョンです」
伊勢正三が作詞・作曲した失恋ソング
恋人と別れて違う人生を歩くことになった男の青春情景がモチーフとなっている
1974年3月12日発売のアルバム「三階建ての詩」の9曲目に収録
情緒溢れるセンチメンタルなピアノによるイントロに誘われる
日本人ならば誰もが知っているであろう曲だけにそこかしこで口ずさんでいる人がチラホラいるよ
甘くほろ苦い思い出に浸っているかのようだ
あまりにも神々しき状況に言葉を失ってしまうよ。
改めて言わせてもらいますよ‥‥全員が上手すぎる!!
若干ジャジーな音壁にアコーステック漲る音色を加味して大人っぽく装飾する手腕はいぶし銀
もうこうなったらゆったりとリラックスしながらくつろがせていただきますよ。
至福のひと時だもんなあ。

「ありがとうございます
え~~と、残りはあと1曲なんですよ
超絶に冬の曲
盛り上がってくださいね
賑やかに鬩ぎあいますよ
私ってこんな感じの女性なんです
・・・・ロマンスの神様!!」
冬の女王こと広瀬香美3枚目のシングルで最大のヒット曲
1993年12月1日にリリース
アルバム「サクセス・ストーリー」の2曲目に収録
オリコン週間チャートでは1位を記録(3週連続、通算4週)
累計174・9万枚を売り上げた
明るくノリの良い曲調のラブポップチューン
キッカイで面白おかしくって楽しく弾けまくる万人が認める文句なしの傑作
長年にわたりウィンターソングの定番曲として爆発的に君臨
スキー場で絶えず流れるBGMとしての金字塔に輝いている
それはともかくもノスタルジックJPは、そんじょそこいらにゴロゴロと転がっている能天気なバンド連中とは一線を画すところ
研究熱心で一切の妥協も許さずに全力投球する心意気に乾杯
ステージングは、決して自己満足に陥ることもなくイベント、会場、タイバン、出演順、客層にまで考慮して組み立てていくのだ
チームワークも固く、基本コンセプトもしっかりとしているから今後もライブのたびにメキメキと力をつけて成長していくことは自信をもって保証できるね
浮かれているミュージシャン気取りの輩どもはウカウカしてなどいられないぞよ
引き出しの多さには定評のあるリズムセクションの抑揚あるボトムラインはマサの折り紙付き
ヤワな連中が束になって挑んできたって一蹴されちゃうのがオチ
瞬き厳禁でお口あんぐり
熱狂の渦は一向に収まることを知らない
腰をやや落とし気味にポーズをとりながら、レッドゾーンが振り切れたかの如く豪快なギターソロをヘヴィーに決めまくるプレイヤーへ熱視線が注がれる。
プレッシャーも何のその。
見事に跳ねのけ、大役をこなしてみせた。
誇らしげにギターを高く掲げる至福の瞬間。
余力を振り絞っての、不敵なるハイトーンヴォイスは全く衰え知らず。
あの広瀬香美の人間離れした高音をものの見事忠実に再現してみせてくれた
泣く子も失禁しちゃうぞ
ああ…脱帽です
阿吽の呼吸の歌姫たちは「まだまだ自己主張し足りないわよ」とでも言いたげ。
ハードな手数王ドラミングも信頼度高しで非の打ち所がない。
千手観音のごとくだ
正確無比だからこそ、安心して各自がプレイに専念できるというもの。
引っ張りに引っ張ったエンディングで堂々の爆発的なフィナーレを迎えた。

「OW!!
ありがとうございました。
ノスタルジックJPでした!
また会いましょう!!」
完全燃焼で真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に満ち溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ・・・とでも言いたげ。

本当にお疲れ様でした!!!













































昭和の30年代が懐かしいなあ…

2024-04-11 16:15:06 | free form space
俺にもこんな頃があったんだね…
1歳11ヶ月だから、もちろん記憶はないけど
昔は今より雪がめちゃ多く除排雪は行き届いてなかった
もっと気温は低かったし、冬着や部屋の断熱も乏しかった
でも家族の部屋には茶の間に石炭ストーブが一台しかなかったなあ
真冬に外で遊んでいても寒いという感覚なんてなかったなあ
頭から湯気出しながら時間の経過も忘れてずっと遊んでいた
袖口がテカテカなハナタレや頬っぺたの赤い子もよくいたね

VOL,211 LIVE LIVE LIVE~HOTTIME(G-NOTE編)

2024-04-10 01:27:42 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

1、17:40~18:10
「G-NOTE」
(オリジナル)
オープニング・アクトは何と男女混合の4人編成バンドだ
この日出演したバンド中一番の若手
だからこそ新鮮この上ない展開が初々しかった
ヤングパワー炸裂する様は心地よい
今後の活躍にも期待大
楽しみが一つ増えたよ
これもライブイベントの醍醐味でもあるね
ライブの前後にメンバー達とけっこう談笑する機会があったんだけど皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅

トップバッターだから開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた
その際目ざとくマサは発見した
ベーシストだけにここのベースがスペクターを手にしていることを
早速「おお!俺と同じメーカー」と盛り上がっちゃった
その後、彼等がカウンター前で和んでいるところマサは再びベースくんに
「ねえ、俺のスペクターも見てよ」と楽屋内に誘った
彼は「ワーウィックかと思いました」と興味津々
パーツやピックアップ、材質を説明
重量のことを言っていたので持ってもらう
「やっぱり重いですね・・・」
彼は重いベースで肩、腕、腰などを痛めてしまったらしい
まあこれはこの楽器の宿命でもあるね
詳細は後程・・・・。

で、紅一点のシンガーにもインタビューをした
マサの姪っ子と名前が同じだということで意気投合
可愛い彼女にモッチンやミツまで会話に入ってきた
モッチンなんてちゃっかりとツーショットまで撮影しちゃう始末
このチャーミングなレディの両親はSTA還暦メンバー4人よりも当たり前に若い( ´艸`)
彼女もそれを聞いてビックリしていたしね
その気持ちは痛いほどに理解できる
こんなおじさんたちが元気いっぱいにロックしているんだから
愉快痛快なる話題はさておき前置きが大変長くなってしまった

それではこのイカシタ4人の紹介をば・・・・。

先のベース&コーラスはナイスガイ・・・マッキーだ
目にも鮮やかな真っ赤な愛器スペクターを使用
しかもだよ、6弦仕様ときたもんだ
ハイC,ロウBのチューニング
ゴールドパーツでローズ指板
これを匠の技でブイブイとフィンガーピッキングするんだからたまったもんじゃあない
御見それしました
ステージアクションとルックスも抜群でMCも兼任の憎い男

ギター&コーラスは・・・渋く顎髭をたくわえたケンゴくん
ヤマハSSHピックアップ配列のSTタイプを愛用
赤いサンバーストのボディカラー
ローズ指板
実は彼、サポートなんだそうだ
あまりにもスムーズに溶け込んでいるから全く違和感がないんだけどなあ

ドラム・・・マチャ君
このバンド名ロゴを胸元に記した黒いTシャツを着用
眼鏡と髭がトレードマーク
よく似合っているよん

そしてキーボード&リードヴォーカルには・・・キュートなディーヴァのセナちゃん
YAMAHAのMOXF6でプレイ
フロントセンターに陣取ってスポットライトを一身に浴びていました
彼女もバンドロゴ入りTシャツを着用

バンドの入れ替えと、セッティングには15分もの持ち時間が設けられているので十分に余裕があります。

サウンドチェックも無事に終えて準備万端整いました。
前置きが長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してG-NOTE華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

いきなりオープニングナンバーはキャッチーでポップな「エンシェント・ムーン」
幕開けから超絶にご機嫌な波状攻撃を開始
反則技だよなあ((´∀`))
これを惜しげもなくトップに持ってくるかい
情け容赦なき采配でエネルギーも全開
この日唯一の全5曲をオリジナルソング披露
貴重なる存在。
クオリティもなんま高いから知らないで聴いていたらプロの隠れ名曲をコピーしているんだなあ・・・なあんて思いこんじゃいそう。
それにどの曲もロマンティックでカッコいいセンスの良いタイトルばかりだ
もうそれだけで観客のハートは頂いたも同然
開巻から惜しげもなくノリノリで軽快なる楽曲でグイグイと攻めてくる
延々と轟き渡るヘヴィーなアップテンポのリフも印象的
まずはご挨拶替わりといったところ

間髪入れずにメドレー攻勢
「オフィリア」の登場
ここではグッと雰囲気を変えてセナちゃんによる美しいピアノの旋律が奏でられる
シットリ系に合わせてミラーボールも開店してキラキラと場をを盛り上げる
と油断していたら怒涛の音壁が炸裂した
全くもって油断も隙もありゃあしないね
パワーバラードのお手本を突き付けてきた
どうだあ、とばかりの熱演
徐々に厚みを増す迫力はたまらないよん
マッキーはありとあらゆるテクニックを紡ぎだしてくる
タッピング、サムピッキング、コードプレイと目まぐるしくね
それらをheadバンキングしながらビシバシと決めまくるんだから息も絶え絶えだ
しかもバッキングは変拍子の嵐吹きまくりときたもんだ
全く恐ろしいベーシストがいたものだ
札幌界隈のバンドシーンの将来は前途洋々だね

当然のごとく拍手喝采
1番手なんて勿体ない存在
「こんばんは
よろしくお願いいたします
どうですかあ・・・緊張しまくっていますか・・・・
こんな緩い感じで我々は活動しています
G-NOTEはオリジナルばかりですが他のバンドではコピーもやるよね
アニソンとか・・・
実はその界隈でメンバー達と知り合いました
アニソン好きばかりです
ギターのフナキさん以外は((´∀`))」
「やれと言われればやるよ」
「フナキさん、ドラマーとは思えないなあ・・・まさかギターも弾くとは。
歌も上手いしなあ
今度、是非とも歌ってもらいましょうよ
次の曲をやります
・・・・・ウィザード・ナイト!」
また場面転換
勢いよくハイハットでのカウントが打ち鳴らされる
豪快なるスピード・チューンが炸裂
会場のあちこちには心強い応援団が陣取って絶え間ない声援を送り続けている
全身全霊を込めた咆哮が熱烈にほとばしる
硬派なグルーブが押し寄せてくる
メンバー全員がアグレッシブ過ぎるぞ
すでにエネルギッシュなギター・ソロのプレイで汗だくだ
一切の手抜き無しに動き回る
その前後左右のフォーメーションが自然体で不覚にも見入ってしまった
言葉を失うほどの流れがお見事の一言に尽きる
一体全体どこに目を配れば良いのやらと嬉しい悲鳴が漏れる始末

「ありがとうございます
一応この曲はシンデレラをモチーフにしています
他にも人魚姫を題材にした曲もあるのですが今だに公開していない・・・
これも毎回言っているんだけど金太郎という曲もあります
でも中々に曲のイメージが降りてこないんだなあ・・・(-_-;)
ダダダラーキンタロウ・・・・そこから先が出てこないのさ
オチとサビに2,3年悩んでいます
僕はオタクなんですよ・・・
それではここでメンバー紹介をしてみたいとおもいます」
一人一人を懇切丁寧に愛情込めて名前をコールする
「ギターはサポートなんですよ
毎回ここだけは盛り上げるよ
正式なメンバーになったらここまではやらないけれど・・・((´∀`))
本当は3ピースのバンドなのですが1月ライブにギターをお願いしたら思いのほか良かった!
嬉しい事ですよね
4曲目にいきます・・・かけら・・・」
再度ハイハットでのカウント
そこからいきなり掟破りのボーカル導入
絶え間なきピアノの甘い響きが効果てきめん
ミディアム進行の中に重低音がウネリまくる
アタック感も満点
リズムセクションのコンビネーションも絶妙で阿吽の呼吸
タイトでシンプルでストレートなブレイクの妙技が繰り出される
このバンドの一筋縄ではいかないところがここでも発揮
どこかしらに儚げな余韻を漂わせて、おのずと琴線を震わせてくる
一切のぜい肉を排しコンパクトにまとめ上げられたエモーショナルなアレンジは大成功
咽び泣くチョーキングをふんだんに盛り込んだ渾身のフレーズ。
隠し味としてのリムショットが、実をいうと、大きな肝なのだ。
鋼の涙腺も、徐々に潤んできて決壊しそうなほど。
幻想的なストーリーと共に、ヒートアップ。
その表現力と歌唱力で、新たに虜になったオーディエンスも多いのでは。
王道路線のハード系はもちろんのこと、ミディアムからスローなど何でも己のモノとして消化吸収し、巧みに取り込む、圧倒的な柔軟性とチームワークに脱帽

「デス・ボイスシンガーの女の子ってけっこういるじゃない
うん、たくさんいるね」
「今度練習しておくね」
「告知は・・?」
「じゃあ、するね・・・
でも今月はもうライブはない
5月5日バイパス北の札幌駅近くに出演します
初めてライブをやらせていただいたところだ
シンガーソングライターやバラエティーに富んだ出演者が目白押しです
是非ともチェックしてみてください
5月26日は・・・あれ?まだ解禁前??・・・・
5月末くらい・・・・?
後、個々のは大丈夫ですか
どうしたらいいの・・・?
落ち着いて・・・ああ、口が回らない・・(-_-;)
飲み物も注文して楽しんでいってください
大変失礼いたしました・・・・
本日はありがとうございました
最後の曲です
・・・・・・・インフィニティ・スカイ!!」
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっている能天気なバンド連中とは一線を画すところ
研究熱心で一切の妥協も許さずに全力投球する心意気に乾杯
セットリストは決して自己満足に陥ることもなくイベント、会場、タイバン、出演順、客層にまで考慮して組み立てていくのだ
チームワークも固く基本コンセプトもしっかりとしているから今後もライブのたびにメキメキと力をつけて成長していくことは自信をもって保証できるね
この辺の手綱の締め具合は多分マッキーくんが仕切っている模様
浮かれているミュージシャン気取りの輩どもはウカウカしてなどいられないぞよ
引き出しの多さには定評のあるマッキーくんの抑揚あるベースラインはマサの折り紙付き
ヤワなベーシストどもが束になって挑んできたって一蹴されちゃうのがオチ
瞬き厳禁
熱狂の渦は一向に収まることを知らない
腰をやや落とし気味にレッドゾーンが振り切れたケンゴくんの、豪快なギターソロに熱視線が向けられる。
プレッシャーも何のその。
見事に跳ねのけ、大役をこなしてみせた。
誇らしげにギターを高く掲げる至福の瞬間。
余力を振り絞っての、不敵なるセナ嬢ハイヴォイスは全く衰え知らず。
歌姫は「まだまだ自己主張し足りないわよ」とでも言いたげ。
マチャくんのドラミングは信頼度高し。
安心して各自がプレイに専念できるというもの。
引っ張りに引っ張ったエンディングで堂々の爆発的なフィナーレを迎えた。

「OW!!
ありがとうございました。
G-NOTEでした!
また会いましょう!!」
完全燃焼で真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に満ち溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ・・・とでも言いたげ。

本当にお疲れ様でした!!!
熱気を帯びた会場内に流れているBGMはシカゴ&EWFのジョイント・ライブ映像で「ダイアログ」だ!!

ちなみにセナちゃんはこの後に出演した我々STAのアッキーを見て目から鱗状態だったらしい
「難攻不落な男顔負けな鍵盤捌きだけでも驚愕なのにニコニコ笑顔も交え腕振り上げてコール&レスポンスまでをも求める姿が凄い!」とのこと
羨望の眼差し
マサのヘッドセットワイヤレスマイク(シュアー)についても真剣に質問をしてきた

****セカンド・アクトには、先述通り我らがSTAが登場・・・・となるのですが、そこはこのブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、3番手はグッと妖艶なるあのシンガー達を擁する極上のバンドが控えているよ!!
それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!****














































VOL,211 LIVE LIVE LIVE~HOTTIME(PROLOGUE)

2024-04-09 23:30:32 | free form space
2024,4,7(SUN)
HOTTIME
北海道札幌市中央区南6条西6丁目第6旭観光ビル5階
「LIVE LIVE LIVE]
OPEN 17:20
START 17:40
全7バンドの出演(ノンジャンル)

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


ススキノ・ライブハウスのメッカ「ホット・タイム」にておこなわれたHOT TIME企画ライブ、その名もずばり「LIVE LIVE LIVE」とはあまりにもストレートすぎてすこぶる潔し((´∀`*))。

前回ここにSTAが出演したLIVE LIVE LIVEは、な、な、何と2023年10月22日

あっという間に月日が経過したのですね。
まさに「光陰矢のごとし」
(大袈裟だ・・・・だって今年2月12日にはパープル・ブリンガーでも出演しているし。
男気溢れるロックシンガーの芳賀君主催の後悔しない公開リハ&ライブにて)。

あの時も豪快なる猛者達が集結。
もうほとんどフェスだね!なあんて言われるほどの規模に発展。
で、いざ本番当日になったら大盛況。

めでたし、めでたし!

数年前は、例のコロナ騒動が襲ってきたよね・・・・。(´;ω;`)
STAもご多分に漏れず、思うようにライブ活動ができず、メンバーもほとんど入れ替わる事態に・・・・。
それでも虎視眈々と時世を見つめ続けつつマイペースでライブは敢行。
各方面より「今度はいつホットタイムでやるの?」と度々問い合わせを受けていた。
そんな言葉の数々を励みに、また最近ホットタイムでのイベントへ返り咲きとなったわけであります。
場所としても十分申し分なしとばかりにね。
まあ、観客としては、ちょくちょくと出入りはしていましたが((´∀`*))。
(STAのメンバー達も違うバンドでは常連組)

さあ!
ライブタイトルどおりに開放的な気分がジワジワと感じられる今日この頃。

2024年の初春記念!
もうやるからには、ここしかないでしょうよ!
ここのところ数日はあいにく寒暖の差が激しかったけど、当日の昼過ぎには心地よいくらいの快晴!
絶好のライブ日和だね
(屋外ではなく、ビルの中なんだけど・・・笑)。

ポカポカ陽気が街中に溢れ返っているけど、この日のイベント・タイトルに賛同してくれたミュージシャン達や,気の早いオーディエンス達がすでに数人会場入りしていたよ。

ケネス氏&チエさんもこの日を待ち焦がれていた御様子。

PM2:00,早々と車で会場に到着したマサは、ビックリ。

すでにエレベーター前には、バンドメンバー達が数人待機しているではないか?

やる気満々だねえ。
よしよし!
マサは以前、ドラマー&ミキサーのノブさんに教えてもらった同ビル裏手にある太陽パーキングで入庫を済ませる。
ここはノブさんが一押しだけあって超絶に安い!
(私の車種だと12時間800円)
空いているし、近いし、スタッフのおじさんやお兄さんたちがいつも感じが良い。
だから、去年末、狸小路シアターキノへ「リバイバル69」を見に来た時もここを利用したくらいだ。
定期的に利用するものだからすっかりと覚えられたようだ

で、その直後にチエさんやミキサー担当のノブさんも到着。
早速その場で丁重にご挨拶。

タイム・テーブルを手に綿密なる打ち合わせを済ませて、セッティング開始。

マサは個別にSTAのセットリストや編成表に自身が使用するワイヤレス2機の周波数も専用の用紙にて届け出る。
実は実験的な提案でSTAの人数を考慮してホーン4人をステージ全面モニター前に並んでプレイすることにした
快くそれを受け入れてくれたホットタイムの懐の深さに感動
観客が目前という実に面白いシチュエーション

そうこうしているうちに、続々と会場入りするミュージシャン達。

一気に場が華やいできましたよ。

出演の7バンド全てが熟練者達総結集なのですが、ほとんどがSTAとは初対バンという新鮮なる面々
(でもメンバーには知り合いがたくさんいたさあ)。

ホットタイムは初体験という人もいたよ。

もちろん、蓋を開けてみたらば、いかした仲間達ばかりですよ。

これで盛り上がらないわけがないでしょ。

誰だ!?この日はあちこちでライブが行われているから動員は厳しい・・・・・なんてほざいていた奴は!

初対面、ちょっとご無沙汰気味だった顔、腐れ縁のお馴染みの連中と様々
でも一瞬で音楽談義に花が咲く
世代、性別、国籍、ジャンルの壁なんて軽く一蹴しちゃうくらいの勢いでね

序盤から会場を埋め尽くしたオーディエンス。
皆さんほとんどが、途中で帰ったりせずに最後までとっても楽しんでいただけたようで大成功でしたよ。

満員御礼とは、ありがたいことだ。
早々に客席がなくなってしまい、ロビーでくつろいでいる人たちも多かった。

それもそのはずさ。
ゴージャスなサウンドが次々にバッチリと繰り出されるわけだからね。


(サンキュー!!)
あれよあれよと事がスムーズに進行した!!

これ、先述のとおり事前告知前から口コミで(SNSなど)広まり「これってフェスだあ!!」と話題沸騰する事態に。

ざっと計算してみても、プレイヤーだけで相当な人数!

テーブル席の数に四苦八苦。
ポジショニングにも頭を悩ます事態に。
嬉しい悲鳴の連発だ。

感謝のひとことに尽きます。
これもひとえに素晴らしいミュージシャン達、何から何まで懇切丁寧に面倒な事にも快く対応してくれたスタッフ達、そして絶えず声援を送り続けてくれた素敵なオーディエンス達のおかげさ。

最初から最後まで、一切だれることもなく熱いひと時でしたよ。
常にテンションはマックス状態を誇った

いい気分で踊っている人、ほろ酔い加減の人、一緒に歌っている人、美味しいフード類に舌鼓を打つ人などなど様々。

まあ、皆さん、それぞれ各自でリラックスしながら満足してくれた御様子。

こんな光景を会場後方から見ていると、バンドマン冥利に尽きるなあ、と痛感した次第です。

セカンドアクトのSTAも本番では9人編成と相変わらずの大所帯。
(当然、この日一番の人数だけど、正直な話STAとしては少ない方さ…(-_-;)

でもさすがに午後5時20分から11時までの長丁場だけに、タイムテーブルを組む際、ホットタイムミキサーサイドとマサが再三にわたって打ち合わせ。

結局は、効率を計算して、トップバンドと数バンドのみを事前にリハすることに。

これだとサウンドチェックにミキサーもスムーズに音を固められるしね。

というわけで、全体の段取り決め。

順調にスケジュールをこなしつつも開場の時を待ちます。

今回はあえてホットタイム企画の集大成とばかりに、ジャンルもかぶることなく贅を尽くした布陣。

濃厚かつコンスタントに纏め上げられた素晴らしい企画となりました。
本来この日は6バンドでの企画だったところ、直前にSTAが参入
ケネスくん&チエちゃんが歓迎してくれて実現したわけさ
ニコヤカに「STAならばWELCOME 」だなんて泣けるじゃあねえかあ・・・。
極上のラインナップに一切の遜色はなし

滞りなくリハは午後5時20分頃に終了。

ステージ備え付けのベースアンプはちょっと仕様に変化があり、以前はハートキー・スピーカーだったけどTCエレクトロニックPF350のアンプヘッドとアンペグ・5クラシック・スピーカー。
ギターアンプはローランドJC-120と、マーシャルのアンプヘッド&スピーカーがうず高く積み上げられています
(マーシャル使用の際には有料)。

ドラムセットは毎度おなじみ黒シェルのヤマハ。
後方の上手壁には威風堂々と巨大なるドラ(PAISTE)が鎮座。
これがまた超ド迫力の様相を呈しています。
(モッチンとオオトリのバンドがこれを本番中にドッカ―ンと連打しました)

さすがオーナーのケネス君。
彼は札幌ハードロック界においてベテラン・ドラマーの重鎮だけにコダワリ具合がハンパではないのですよ
(長年にわたり大御所バンドのアンドロジナスを率いています)。

マサとケネス君は35年ほど前、お互いにへヴィーメタルバンドを率いていて、よくタイバンや打ち上げを共にした仲。
懐かしいなあ・・・。

PM5:20・・・OPEN!

カウンター入り口にてドリンク類のオーダーを済ませた観客が、すでに着席状態にて、今か今かとその時を待っています。

この店のドリンク引き換え券は今までお洒落なホットタイムオリジナル・ギターピックだったんだけど、今回からそれがオシャレで可愛らしいハート型に発展!
そして更にはミニホルダーを取り付けて3杯目は400円、それ以降は300円というリーズナブル価格でドリンクを注文できるという趣向
(1,2杯目と穴を一つずつ開ける。
昔の改札切符用のパッチンはさみで
・・これは100円ショップに売ってるらしい・・・・ミニ情報)

思わずコレクションしたくなっちゃうようなマニア心をくすぐる仕様。
すでに各自がいたるところでお互いの近況報告や情報交換に勤しんでいる
私もまたひとつ音楽仲間が集えるキッカケがいくつか誕生したよ。

ステージ・フロントにはお馴染みの白スクリーンがおろされて、懐かしきプロモーション映像が次々と流れています。

気分は80年代MTVモードに突入。

もうそれだけでも会話が弾むというもの。
心憎い配慮だね。

リラックスしながら聞いて良し、見て良し、踊って良し、おしゃべりも良し、飲んでも食べても良し!というのがここホットタイム最大の売りだ。

(ミュージシャン限定でこの日の全バンドライブが収録されているDVD-Rも販売。
固定カメラだけど1枚300円。
郵送ならば500円!
安い!!!)

長尺な貸切ゆえに中抜けオーケー、そして特別に喫煙ルーム、セルフにて名物のカレーライス&唐揚げまで設けてもらいました。
オーナー夫妻の至れり尽くせりのご好意に感謝。

びっくりしたのは毎度おなじみのステージスクリーンやカウンターに設置されたモニター用テレビに映し出されているビデオ
それはシカゴ&EWFのジョイントライブ映像さあ
それが大画面で上映されている中・・・・ 

盛大なるトップバッターの紹介に導かれてスクリーンがゆっくりと上昇。
準備万端整いました
前置きが長くなっちゃったね
待ち焦がれて痺れを切らしちゃった人もチラホラ
そろそろまいりましょうか
「皆さん、こんにちは!(拍手)」





chicago/i'm a man

2024-04-07 11:32:37 | CHICAGO
現在Chicagoの正式メンバーのナイスガイ、ウォフレッド・レイエスJRはステインヴィーウィンウッド、サンタナにも在籍していたもの凄いキャリアの持ち主
家族もラテン系のミュージシャンがズラリで皆さん活躍している
ウォフレッドはChicagoへ加入時はパーカッションを担当
トリスの脱退に伴いドラマーへ就任した
それほどバンドからは信頼の厚い存在だ

彼にサインをもらう際Chicagoのアルバムでは当たり前過ぎるから、敢えてウォフレッドが参加していたサンタナの「ライブ」や最ブレイクする前のマニアック盤「ミラグロ」を出したらとても大喜びしてジャケットを手にたくさん解説してくれた
何を話しているのかよくわからなかったけど…(^◇^;)
ああいう時はもっとちゃんと英語を勉強しておけばよかったなあ、と後悔する瞬間だ( i _ i )
次の日もウォフレッドと再会したらちゃんと覚えていてくれて「おお!ミラグロ!」
と言われたさ!^ ^

さてChicagoはデビューアルバムに唯一カバーを収録している
それがスペンサーデイビスグループのヒット曲「アイム・ア・マン」
もちろん中心メンバーのステイヴィーウィンウッド作品
当時彼の登場は天才少年と騒がれる程に注目されたものだ
もう一曲のスタンダードロック「ギミサムラヴィン  」も同様
Chicagoはデビュー前からこの二曲をずっと大切なレパートリーにしている
特に「アイムアマン」は今のステージに於いても後半の重要なレパートリー
ホーン隊はパーカッションとコーラスで観客を煽る役に徹する
案外と体力回復としてのポジションナンバーなのかな?…

Chicagoのテイクは多少歌詞を変えてファンキーにハードロックしている
メインのカッコいいベースリフはそのまま
イントロではスローなベースがどんどんと加速
ドラムフィルが追随して次々とパーカッションが重なってハモンドが唸りをあげる
テリーのギターカッティングやフィードバックがテクニカルで効果覿面
これは最早狂気の世界観だ
3人のボーカルがソウルフルにリレー形式で歌い継ぐ

近年のChicagoライブでは中間部でドラムとパーカッションのソロバトルを繰り広げる
火花散る攻防は圧巻

日本ではブラスロック永遠の傑作シングル「クエスチョンズ67&68」裏面に大幅エディットでの収録だったけど
海外ではスマッシュヒットを記録している

地元札幌ススキノライブハウスのメッカにブラスロックが轟き渡るよ!

2024-04-07 08:22:06 | Live告知


2024年4月7日(日)LIVE LIVE LIVEのタイムスケジュール
入場料1ドリンク付き 1700円

オープン17:20

1.17:40~18:10 G-note(オリジナル)
2.18:30~19:00 sapporo transit authority(chicagoカバー)
3.19:15~19:45 ノスタルジックJP(昭和歌謡、JPOPカバー)
4.20:00~20:30 薄野浮浪雲(怒髪天カバー)
5.20:45~21:15 めんどぅーさ(ファンクロック)
6.21:30~22:00 太陽ほえ-るズ(太陽にほえろカバーバンド)
7.22:15~22:45 ナカハマダイスケ(沖縄出身アーティストカバー)

皆さん、よろしくお願いいたしますm(__)m



STUFFのアルバムは全てが名盤だ!

2024-04-06 21:06:45 | free form space
伝説のバンドSTUFF
クロスオーバーという新しい音楽のジャンルが誕生して更にフュージョンへと発展
世界中から数多くのスーパーバンドが登場
それまでは裏方役だったスタジオミュージシャン達が一躍脚光を浴びた
アルバムや曲などにもバックミュージシャン達の名前がクレジットされるようにもなったしね
マニアックなファンなどは主役の歌手よりもプレイヤーに注目してセレクションするわけだ

さてスタッフ!
彼らははっきりと申しまして別格であります
テクニック、キャリア、オリジナリティなどなど説得力満点
多方面でのキャリアや実績も豊富
スタッフの奏でる音楽は余裕と貫禄の世界
物凄い人達なのに敢えてリラックスしながらプレイしている感じさ
超絶技巧な火花散る場面や奏法とかではなくあくまでアンサンブル重視
実際には難攻不落なパートが目白押しなんだけどそれを感じさせない不敵さ
R&B色が濃厚なのが特徴で味わい深い
正に大人のサウンド

アメリカではスタッフの知名度はそれほどでもなくリーダーのゴードンエドワースバンド名義扱い
しかし日本での人気は絶大で何度も来日をしてライブアルバムまでリリースしている
ツインギター、ツインドラム編成なんてあまりにも贅沢すぎる

リチャードティーが亡くなった際、彼に捧げるアルバム製作の為スタッフは夢の再結成を果たす
その時のキーボード、ジェームズアレンは何と右手の指が3本しかない
音楽を聞いても全く違和感なんて感じない
凄いなあ…

東京の職場のドラマーの先輩は普段クールなんだけどスティーブガッドが来日してツアーにローディとして同行する事になった時は嬉しそうにドラムセットの手入れを外で丁寧にしていた
その前にガッドさんがチラッと会社のスタジオにやってきてリハの為ドラムセットに腰掛けたらしいんだけどその瞬間に「ノー…」と言って全く叩かずに席を立ったそうだ
備え付けのドラムは明らかにダメだったらしい
で、ツアーから戻ってきた先輩
外壁には巨大なSTUFFのロゴが立て掛けてあった!
切り抜かれたベニヤに白ペンキで描かれているんだけど間近で見るとはっきり言ってガタガタ
客席から見るとこれが神々しいのだなあ
あれ!?これあのライブインジャパンのジャケットにステージ後方に掲げられてたやつ!?
先輩が「これ邪魔くさいから村上にあげるぞ!」
めちゃくちゃ欲しかったけどアパートの部屋には入らないから泣く泣く諦めたよ

それから数年後に札幌へ一流JAZZミュージシャン達がやってきた
バーナードパーデイー、チャックレイニー…他にも凄腕がズラリ
その中にスタッフのメンバーも2人いたんだけど体調不良によりデビッドTウォーカーらに替わった
その後、リチャードティー、コーネルデュプリー、エリックゲイルは亡くなってしまった…

ガッドさんはクラプトンで、クリスは矢野顕子さんとウィルリートリオで観れたけどね!^ ^

great rock house VOL.3 LD GAS TANK

2024-04-06 18:56:32 | free form space
イギリスのTV番組ってなまら羨ましいなあ
こんなイカしたロック番組が6回にわたり放映だって。
と言っても1983年の話だけど…😆

まずリックウェイクマンとトニーアシュトンがホスト役
もちろん演奏込み
もうこれだけで渋過ぎ
キーボード界の巨匠が2人だもん
スーパープレイを火花散らして弾き倒したかと思ったらいきなり真顔でコミカルな事までやらかす

全てがスタジオライブという進行
収録時間が短いけどね
ゲストが超凄い!

フィルリノットとまだシンリジーに加入仕立ての若き日のカッコいいジョンサイクス
サイクシーは黒レスポールで弾きまくり

あの吟遊詩人ドノバンも星と三日月ボディのアコギターで大ヒット曲「メローイエロー」そして第1期パープルもカバーしていた「ラレーニャ」を披露

インタビューを挟んで…

圧巻は後半三曲
ボブディラン、Tボーンウォーカー、リトルリチャードをカバーしてめちゃくちゃに盛り上がる
何たってメンツが凄すぎる
伝説のミュージシャン目白押し
コラシアムのクリスファーロー
TYAのアルヴィンリー
ステイタスクオーからリックパーフィット
そしてイアンペイスだあ!
最後はパープルのアンコールソングとしてもお馴染み「ルシール」なんだから当然ペイスはドラムだと思いきやコンガだった!
これはこれで貴重かもね(^◇^;)

とにかくパープル関連の人が多い
トニーはPAL
フィルはリッチー、ペイスとベビーフェイスというバンドを結成するもハイトーンシャウターではないのでポシャる
そんなの最初からわかってるはずだよね…🤨
サイクスはホワスネのギタリストだった。
クリスはコージーパウエルともやってたね

まあいずれにしても奇跡のセッション