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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,168 SUSUKINO SPACE ART HALL (S・T・A編)

2019-09-30 20:07:48 | Live Set List

***さあ、お待たせしました!いよいよこのライブ・レポートの主役でもあるバンド、オオトリTHE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYのコーナーに突入です!!***

7、18:55~19:20

 ここからはこのブログの主人公STA編がはじまります!

豪華なるホーン3人を含む8人体勢。先月のライブではニュー・メンバー、ニシやんお披露目でしたが、今回の目玉は何と言ってもマサとジュン以外のメンバーが、ここスペースアートではSTA初体験だということ。

まあ、7月&8月は恒例の小樽・屋外ライブということで、久し振りの地元・札幌。2回のスタジオリハでガラッと曲目変更したゆえ、暑さ共々そうとうに皆キツイ期間だったとは思います。よく頑張った!

この辺がクニいわく「非情のトラの穴S・T・A」たる由縁。

今回の顔ぶれはと言いますと・・・・・マサ&ジュンといういつものメンバーに加えて、ナオ君という懐かしいメンバーが合流。

先述どおりに、この日がS・T・Aライブ2度目のニシやん。そして固定メンバー化してきたクル氏、ヤス、ダイちゃん、そして紅一点のミキティという布陣。

説明するまでもなくほとんどのメンバー達は、多方面で活躍している超ベテラン勢。

マサとも互角にシカゴ会話ができる仲間も、続々と加入してきてもいます。

会場入りしたメンバー達はタイバンや観客達とも結構顔なじみらしく、ホノボノと親交を温めあっていましたよ。

特筆すべきは、やはりニシやん。

なんと彼とは何度も小樽のライブイベントでご一緒するうちにマサと意気投合!今年7月・浅草橋ライブでタイバンを組んだ際遂に、そのあまりもの見事なプレイにマサが一目ぼれして早速先月からステージを共にすることが実現したわけです。

よってセットリストもいつものものと比べてみてちょっと異質なスペシャル・ヴァージョン。

このメンツならではの曲ばかりをマサがじっくりと考察に考察を重ねて組み上げてみました。全員均等にスポットライトが当たるように配慮も加えてね。もちろん短期決戦にも関わらず、実力を申し分なく発揮できるメンバーばかりだと一目置いた上での決断。

結果的には自分達でも驚くほど、出色の出来のライブとなり皆が皆大満足。

笑っちゃったのが、ニシやんは、参考のために「テリー・キャス・ドキュメンタリー」の映画DVDや「シカゴ・ライブ・イン・ジャパン」CDをマサから借りて研究したのです。

本当に熱心なんですよ。

テリーのDVDなんて、受け取った途端に「見たら泣いちゃうかも・・・」とポツリ。

「生真面目なミュージシャンって、考えることや行動がストイックなんだよね!」と皆で爆笑。

更には一番に会場入りしたマサはハット、サングラス、黄色いゼブラ模様シャツといつものように派手なイデタチで決めてきました。これがニヒルな面構えにジャストフィット。気合十分。準備万端整った。(アクセサリー類もメンバーらからいじられる始末)

去年1月にもここでお世話になった、ミキサーのジャッキーはマサを見るなり「今回もバッチリですね!」と一言。

マサ「サングラスをつけていたら真っ黒で何も見えないよ・・・・」とポツリ・・・(笑)本当に洒落にならないくらい視界が悪かった。

こんな経験は初めて。

なんたってサングラス装着メンバーがタイバンにも多数いるのですがね。ちゃんと見えているのかなあ・・・・・?別に各自示し合わせたわけでもないんだけれども、皆シャイなんだわ、きっと。

そうこうしている内にメンバー達の立ち位置、セッティング、チューニングも完了。

ミキサーのジャッキーからドラム、ホーン隊1人1人へ軽く音出しの指示。

アベさんなんて、このチェック中にも前方にやってきてノリノリ。

マサはスティービー・ワンダーの「回想」リフをベースでプレイ。

クルさんはノーマルと歪み音を出して完了。ナオくんはオルガンとエレピサウンドを奏でる。

ニシやんもパーカッションを素早く打ち鳴らす。

はい、この辺で気付かれた方もいるでしょう・・・。

今回はトランペットがいないのです。

少し淋しいけど、いざ取り組んでみると違和感なく楽しめました。

各自が補足して、勢いが衰える部分はカバーしあったしね。

最後にマサのシュアー・ワイヤレス・マイク・ヘッド・セットで声出し。

「ヘイ!ヘイ!へ~イ!!ワオ!!」とシャウトしたらバカ受け。

事前にワイヤレス2機使用を打診したら「他の店でもワイヤレスを使用しているので混線のおそれがあるかも・・・?」と江川くんに言われていました。

でも去年の時、同じ機材で一切トラブルは発生しなかったので気楽に考えていました。一応、念のために10メートルの白シールドとベース・トランスミッター1メートル・ケーブルを購入して構えていましたが。

結果、トラブル無しのノープロブレム!「ホッ・・・・」

BGM「バッキンガムス」「アベレージ・ホワイト・バンド」が流れる中、それまでワイワイガヤガヤと賑わっていたオーディエンスもそろそろ開演?の空気を察してかステージに注視。

そのままの流れで、ライブモードに転換。

「オーケー!」マサとのアイコンタクトで、ヤスのハイハット刻みがいつの間にかスタートしているではないか!!。

***SET LIST***

1、INTRODUCTION・・・CHICAGO

2、SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO

3、GIMME SOME LOVIN’・・・THE BLUES BROTHERS

4、IF YOU LEAVE ME NOW(愛ある別れ)・・・CHICAGO

5、VEHICLE・・・IDES OF MARCH

6、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO

===ENCORE===

7、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)・・・CHICAGO

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO

KUL・・・G

YASU・・・DR

DAI-CHAN・・・TB

MIKITY・・・AS

JUN・・・TS VO CHO

SISHIYAN・・・PER

NAO・・・KB

 ヤスが鮮やかなるスティックワークで、一種独特なる異空間を作り上げる(彼は何でも受け入れてくれるから調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね。その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!)。

スピード感がジャストなフィーリングで幸先良いよ。

マサがヤスに手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちでクル氏も剃刀のごときミュート・カッティング。

プレイが待ちきれないという様子で最適なギター・グリッサンド「ギュィーン!!」

マサは大股開きでスタンバイ。

 もうすっかりおなじみとなった、マサによる落ち着き払った声での華々しいナレーションで開演を告げる。

「たいへん長らくお待たせいたしました。いよいよはじまりますよ!今か今かとお待ちの皆さん。そうですよね。これから極上のステージをお届けして参りますよ。もはや恒例となりましたリブレーションによる大所帯バンドの登場です。ハーイ!長年出演し続けているスペース・アートに今年もやって来ました!北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!

ド迫力ホーンセクションの熱きサウンドを心ゆくまでドップリとご堪能ください!メンバー一同この日この時この瞬間を心待ちにしていました!それではヨロシク!THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」 

盛大な頃合いを見計らったタイミングで「オーケー!1・2・3~!!」(ジャッキーくんがリバーブを深めにかけてくれたよ!)

波状攻撃へ、火蓋が切って落とされました。

猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」。

さすが、この人数だけに迫力が桁違い。

プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない。

普段はクールなヤスもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです。

その上、去年の4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が相当に感動的だったらしくて、今だに刺激を受けている御様子。如実にドラミングの随所にそのダニー・セラフィン成果が現れていますよ。!

イントロの爆音が飛び出した途端に、観客達がドドッとステージ前方へ雪崩れ込んで踊りはじめました。

その中にはアベさん、スバル、そしてタイバンの常連組が参戦。手拍子や写真撮影にと勤しんでいます。

皆さん、このプログレッシブな変拍子の連続やコロコロ変わる変態的なリズムに、よくもまあピッタリとあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますがしばし見とれてしまいました。

もうどれだけの回数この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。メンバー一同愛して愛してやまないじゃじゃ馬のような曲。その中でもこの日ほど迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!出色の出来と自画自賛。

しかしメンバー全員あの少ないリハ期間で、よくもまあここまで纏め上げたものだ。

各自は多くを語らないけれどね。

モニター・スピーカーに片足乗せて、マサが野獣のごとく吠える。ヤスはアグレッシブなアクションを巻き起こす。

ニシやんによる要所要所をセンスよく心得た、パーカッションの打ち鳴らし方と楽器類セレクションがすこぶる光っている(ここではタンバリン。ちなみに彼はドラムもこなします)。

計算されつくしたクル氏独特なるシャープな音色のYAMAHA野呂一生モデル(今回は何と桃ちゃん)が、ヤスのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく(このギターはカシペア唯一のオリジナル・メンバーでリーダーでもあるテクニカルなギタリストの貴重なるハンドメイド高級品。コンディションも良好で見事な光沢を放っています)

看板ともいえる3管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。

舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。後方サイドからは、ドラムが遠慮なしにグルーブを構築しながらの進撃展開。

会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元模様の高鳴り。なんという高揚感であろうか。

鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが嵐のごとく吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。

さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?・・・・今回は一体全体何を仕掛けてくるのか??随所に張り巡らされたワナにご用心。

さあ、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。

先月の反省点は見事にクリア。手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。切り込み隊長は久し振り参加のダイちゃんによる、やや食い気味な流麗なるトロンボーン・ソロで場面転換。

 彼は、多忙な中での本番だから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだけど、それも取り越し苦労だったようです。

大した度胸の持ち主だ。さすがに百戦錬磨の達人だからこそ成しえる技。何事もなかったかのように振舞っていたよ(ヤスによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。

ここがダイちゃんの凄いところ。

なんと自宅に宿題として持ち帰り3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで習得してきて披露したのだ!!

能あるタカは爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ。ねえ、ダイ君よ!

ナオくんによる流麗なる美しきピアノに導かれて場面転換。

マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのヤスが猛然と先導しつつ、お次はミキ嬢の出番。(ジュンがミキティをポーズで紹介ジェスチャー)

本来ならば、ここはトランペット・ソロなんだけど、急遽ミキティに吹いてもらうことに。

これがまた絶品の響きを発して猛アピールしている。

彼女のアルト・ソロは熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます。

懇切丁寧安定感抜群で、女性プレイヤーならではの優しいトーンに満ち溢れていて、時折ヒステリックなハイノートなどもヒットしてニンマリ。

バッキングによる強弱のサポートも効果覿面で・・・・・鳥肌が立ちっぱなしだ。

もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。

なにやら恐ろしいくらいにもの凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている。

ナオくんは臨機応変、ピアノからハモンドサウンドまでコンスタントに幅広く音色を切り替える。

そして第3の男、クル氏のワイルドなギターが火を噴いた。

いきなり過激なピッキング・ハーモニクスを導入部分に最前列へ一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。ただひたすらにエキセントリック。

序盤はテリー・キャスに敬意を表して、ラインを再現。

へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。

音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。身をのけぞらせてイナバウアー・アクション。

チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる。あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい。

そして遂にテリー・キャスのギター・ソロをほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?ビブラート、グリッサンドに至るまで再現しているよ。

極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるヤスが、思いの丈を目一杯に込めた究極の稲妻フィルインで拍手喝采。

サンキュー!

いつもは沈着冷静なるヤスもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。大歓声が沸く中で、すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。

いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力漲る支柱だ。

エンディングにおけるベルトーンも、クル氏を筆頭に見事な連携で繋がった。

ナオ君からホーンセクションへと渡る流れへ。ここで繰り出したクル氏入魂の1音がジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。これぞまさしくロックの原石。いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。

マサが右手を天井高く掲げてグルグルと回転。ヤスと呼吸合わせて、雷鳴のような怒涛の6連打をスリリングに交えてジャンプ一閃でフィニッシュ。

以前、ASの女傑ミキティいわく「マサとヤスは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていました。

そのまま、 ナオくんが優しい音色で幻想的なピアノの調べを奏でる・・・・・・・それをBGMにマサが・・・・・

「HEY!HEY!THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYです!皆さん、楽しんでますか!?」「YEAH!」

「WOW!サンキュー!いつもにも増して浮きまくりのSTAではありますが(パチパチと拍手をいただく)、これほどたくさんのお客さん達が残ってくれて感激しております。こんな感じで最後まで残り時間20分ほど頑固一徹ブラスロック街道を突っ走っていきたいと思いますので最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。・・・次はアベさんのお気に入りであります。

今日は土曜日・・・・・というわけで、とっても相応しい土曜日の曲・・・・」

SATURDAY IN THE PARK・・・・・マサがナオくんの方向へ向き直った瞬間、絶妙のタッチでシンコペーションを基調としたあまりにも超有名なるイントロを響かせる。(素早く音色チェンジとスコアめくりをこなす)

当然ここでの主役は最初から最後までナオくんのピアノ。

一番彼が演奏することを夢見ていた曲なんだから、そりゃあ至福の瞬間で天にも昇る心持ちでしょうねえ。

全身汗まみれながら、とても気持ちよさそう。

もちろん、それに呼応するように会場全体は熱烈なる声援へと反応が変わっていく。

ひろし風サングラス(ど根性ガエル)とイヤリングをサラッと装着しているミキティはこの日のために購入したというファッションも似合っているよ。回を増すごとに露出度も増してきているし。熟女のサックスプレイヤーもSTA名物と化してきている。もっか男性ファン層増殖中。

マサはミキティに相談して、先月のエメラルド・グリーンのゼブラ柄半袖シャツに引き続き黄色を今回は着用(これは4色所持しているのだ。他には赤と水色。30年以上前に狸小路で購入したおなじみの服)。

マサは相変わらず絶え間無く左右に、トレードマークともいえる軽快なステップを踏む。

とにもかくにもナオくんによる知性に満ち溢れたピアノ・プレイのおかげで、より誰もが贅沢極まりないハッピーモード全開に浸れちゃうのだから不思議なものですよね。

腕組みして目を閉じ、唸りながら、ジックリと聞き入っている人も発見。

よくよく見てみると会場のあちこちで嬉しそうに、ピョンピョン飛び跳ねている人たちが見えるではないか!?

左サイドでも両手をあげて大はしゃぎの人がいるし。

チエミちゃんもずっと白いタンバリンを打ち鳴らしてくれたよん。

ステージ手前では、ある女性が簡単な振り付けを指導しながら皆と一体になって踊っています。

クルさんも時折横目でバンドを確認しつつも、リズムカッティングにのって延々と体を揺らす。目の前の観客達の笑顔にもすこぶる癒されたそうですよ。

世界平和を声高らかに提唱する、スケールの大きいビッグヒット。

まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高きアンセム。

マサが歌いながらアベさんのそばに歩み寄ると、肩を組んでニコニコと微笑み返し。

他のミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ。

ジュンも、コーラスには人一倍のこだわりをもって挑んだ曲。

エンディング最後の1音に至るまで、気合十分パーフェクトに完奏。

普段はホノボノと佇んでいるクルさんではありますが、やる時は綿密にバッチリと決めてくるところなんかさすがですよね。

 

メドレーで、場面一変、シカゴはじめ数多くのバンドもカヴァーしているストレート&タイトなアップテンポ・タイプの異色ロックンロール「ギミ・サム・ラヴィン(エディット・バージョン)」。

この曲はスタジオで演奏するたびにクル氏が「なるほど・・・」と呟いていたという逸話あり(笑)。

ヤスによる重戦車のごとき爆音フィルに乗って、4小節目からナオちゃんがスティーヴィー・ウィンウッドばりのハモンド・オルガンではなく、いきなり導入部分をシンセブラスで飾る。

リハ不足というトラブルにも、涼しい顔して何処吹く風の対応。

客は誰一人としてそのことに関しては気づかなかったようです。恐るべきふてぶてしいS・T・Aのメンバー達よ。

何も知らない観客達からは「イエー!」のエールがかえってきたからね。

これはこれでライブならではの醍醐味さ。しかし、やはり「ステージには魔物が潜んでいる伝説」は本当だった・・・・・。

マサが一部の歌詞を忘れてしまった・・・・だんまりではなく1番~3番の歌詞をミックスして乗り切ったけどね(笑)。

多分、誰にもばれてないよ!

ここは、奢り高ぶりなどのないひたすらに謙虚な姿勢が大事。

ヨッシャア!

引き続きヤスの正確無比な前ノリアクセントにのる「ヘイ!」の掛け声では、メンバー全員が元気一杯に拳を高々と突き上げるポーズ。

この一体感も申し分なき快感。

マサは喉も張り裂けんばかりに叫び続けながらも、四六時中ジャンプ、キックをそこいら中にぶちかます。

ホーン隊もジュンを中心に右手を突き上げて、更なる抑揚感を華やかに型造る。

これは事前にマサが打ち合わせしたとおりだ。

心底頼りになる、多忙な男だね。まさにいつでも臨機応変に対処してくれる存在だ。

マサはヤス&ニシやんのところまで駈けていってバスドラムに左足を乗せ、半身状態構えのまま2番の歌唱に突入。

横一直線体勢に居並ぶ勇ましきフロントマン達の雄々しきことといったら、それはそれはもうたまりませんよ。

エンディングでは突然ストップして「ヘイ!!」余韻を残したままでフィニッシュ。

ここからは折り返し点。早くも後半戦に差し掛かってきました。

「(ペットボトルの水を一飲み)・・・・という曲でした。」「マサさ~ん!!」「YEAH!!・・・てここからは全然見えないんだよね~。「アベさん、膝の具合は大丈夫・・・?。もういちど言うけど、この曲はアベさんのリクエスト・・・・って、本人は全く聞いてないし(最前列で写真撮影に興じている)」

ジュン「全然、気にしてないですからね~」

会場内、大爆笑!皆がアベさんを指差していじりまくる。アベさん、ただひたすらに謝罪しながらペコペコ!

「気分転換・・・・次の曲でちょっと熱冷ましをしたいと思います・・・・知っているかな?セクシー部門担当のジュンがここで心を込めて歌います。シカゴ初の全米1位に輝いた珠玉の金字塔。STA唯一のバラード。邦題は・・・愛ある別れ・・・・・原題はイフ・ユー・リーブ・ミー・ナウ(STAはE♭キーの故ジョン・オバニオン・バージョンで)」

 原曲のキーからの変更を伝達忘れしちゃってスタジオでそのことを初めて知ったメンバー達もたまにいます。でも彼らは即座に曲の本質を理解してくれて(相当に大変だったと思うよ)、本番では美しい成果を遂げていました。

イントロではお約束のウインドウチャイムが全体を包み込む。

ニシやん入魂パーカッションのバッキング・シーンもおなじみになりつつあるね。

さらには今回ホーンセクション達の連携で、いつもとはまた違った神秘的な音作りに挑戦してみました。

 全体を覆うようにナオ君の見事なまでのキーボードが、叙情的なタッチで采配をふるう。

キーボード(オルガンとエレクトリック・ピアノ)というファンタジックな特性が一番発揮された曲でしょうね。

スモークが漂う中、煌びやかなキーボードによる壮大なオーケストレーション・パートがストーリー映像を描きあげるのですが、現在の編成上、歌詞から練り上げた構想をクルさんは、それまでの彼とは一線を画するメリハリあるプレイに没頭しています。足元に設置してあるエフェクターのスイッチを踏み込んで深めなディレイ&リバーヴ効果を加えたナチュラルサウンドのソロも、マサのアドヴァイスで1オクターブ上げて、より曲のツボを引き出すことに大貢献。

ブルーの淡い照明の中に照らし出されて、幻想的に浮かび上がるSTAの面々。

よりドラマティックなる効果を狙い、サスティーン音色を膨らませての装飾。

中間部でのバッキングによるコード進行もバッチリと体得したから、水を得た魚のようにノビノビと演出しています。

中々にやるもんだねえ。八面六臂の大活躍。

さすがシカゴ・ミュージックのノウハウを究極に熟知している猛者だけのことはある。

ヤスのリム・ショットも痒いところに手の届くくらい、程好いグルーヴを生み出している。

繊細なる刻みも味わい深い。何も言う事なし。文句の付けようもない。

 ジュンはマイクを手に、とろけるような哀愁に満ち溢れたボーカルで言葉に表せないほど切ないくらい感情移入。

 「ジュンちゃ~ん。可愛い!」と黄色い(!?)歓声が浴びせられる。

口笛もピーピーと鳴り響いている。

ハードからAOR、ソウル系からミディアム・ナンバーにいたるまで何でもこいの頼りになる奴。

さすがクルさんが絶賛、太鼓判を押したシンガーだけはあるね。

 マサによる絶妙なるハーモニーも後押しして、いい味を出している。そして、もちろんクルさんも大人の魅力で貢献。

 控えめに体をくねらせながらのホーンセクションが、思い切り咽び泣いて盛り立てる。

 特にダイ君のトロンボーンが刺激的な色合いでムード倍増。

 グッと抑え気味のクルさんも、アルペジオとさりげないハーモニックス効果でジックリと持ち味を発揮。

エンディングでのメンバー一丸となっての連携プレイは、芸術の域に到達しちゃいそうなくらいに練りこんだモンね。

ここだけはチーク・ダンス・タイムのシーンにウットリと落ち着きました。

 

「HEY!ありがとうございます。(サングラスを足元に投げ捨てる)ひじょうにマニアックなものも織り交ぜつつ、さて早くも5曲目へ突入します。次の曲は5大ブラスロックの一つでシカゴの強力なるライバルとも言われた一発屋の悲劇バンド。ダンサンブル・ビートがディスコでも大受けしてもてはやされた、アイズ・オブ・マーチで・・・・ヴィークル」

 これも、「イントロダクション」「ギミ・サム・ラヴィン」に引き続きエディット・バージョン。

 観客席から出てきたルチュちゃん、アベさんもミキティ嬢と共に両手を高々とあげ、全身全霊を込めて大歓迎のジェスチャーを掲示しながらも拍手で合流。

アベさんは最早いても立ってもいられない、といった様子にてホイッスル鳴らして参戦だ。
踊り好きにとっては極め付けとばかりに、血液逆流しそうな炎のナンバー。

文句のつけようもないくらいに、ヒップなアタック感。

伊達男ジュン、ここではテナー・サックスとボーカルの二刀流。

彼はライブごとにアルトだったりテナーだったりと、よくもまあ混乱をきたさないものだね。

それでも十八番だけに、まるで自分のオリジナルソングのように捲くし立てる。

ボーカルが優雅で圧巻。

熱唱に次ぐ熱唱という構成。

今回のライブ構造はマサ、ジュンとでボーカルを2分するというシステム。

ホーン隊は体を仰け反らせて、渾身の吹き込み。

マサは大股開きのままで、ネックをグルグルと上下にひねり回して振り上げてのピッキング。

後ろを振り返ったり、お馴染みのブレイク・パートではアベさんと向き合って一緒にクルクルと回転。

前後左右にと行き来しながらキックをぶちかます。

一時たりともジッとしていません。ロックバンドのライブはやっぱりこうでなきゃあね。

それだけにとどまらず、頻繁にドラムセットまで駆け寄って右足をバスドラムに乗せてシンバルを蹴りまくる。

ニシやんもタンバリンの連打で呼応。

調子にのりすぎて左肩がぶつかったシンバルスタンドが傾いて倒れそうになるも、グイ~ンと元に戻った。

ジェームス・ブラウンのマイクパフォーマンスさながらの状態にマサとヤスは苦笑いさ。

長年ライブをやっていると予期せぬ突発的なことが起こるというもの。

後日に気付いたんだけど、この曲中マサはベースヘッドをミキティのスコアにぶつけて床に落としてしまったのさ。丁重なる謝罪をしたら許してくれたよ。本当に申し訳ない・・・・。

それはともかく、時折ナオやジュンとマサが向き合っての相乗効果を煽りあう、火花散るインター・プレイも微笑ましい。

ジュンが「ギター!!」とシャウトしながら指差して、ギターソロへと橋渡し。

時代を反映してか、サイケデリック臭を狙ったかのようなクルさん渾身のギター・ソロは確実に的を得ているね。

フロントにまで飛び出してきたクルさんはこの手の曲でも、的確なるコードワークの度に腕を突き出して盛りたてる。

そこへといっせいに群がるオーディエンス。凄まじき光景。

ギター・リックも伸びやかなるサスティーンも一際異彩を放ち、ここでも獅子奮迅。

決めのブレイクタッチ・フレーズでは、メンバーと観客達が何度も大合唱。

観客の中にはプレイ・スタイルを真似ている輩も出現。

エンディングにおける一瞬の空間を突き破るがごとく、目一杯にタメをきかせて喉を振るわせる官能的でブルージーなジュン絶叫ソロボーカルパートでは気持ちよさそうに自己陶酔!

このひとことで観客達が「ヒューツ!!」と大歓声。

プレイしている我々でさえも、手前味噌ながら震えがくるほどの高評価を下したくなるほど。

皆が皆、一様にエキサイトしていて、万雷の拍手が鳴り止みません。 

 「ラストです!・・・・・今は何時くらいかな?(チラッと腕時計を見る)それでは正真正銘のこれがラスト、極上のミッドナイト・ソングで締めくくってみたいと思います」

この時、すでにクルさんはギターを掲げて小刻みに震わせつつも不気味な唸りを発する・・・・・「ウィ~~~~ン・・・・・・」

マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま「ありがとう!最後です!いきます!盛大に盛り上がっていきましょうー!松山千春の曲ではないですよ(笑)HEY!!!・・・・・・25or6to4!!!」(EDIT VER)

マサがクルさんの方向を左手で指差すと、「ギュイーン!」のスライディングから

「ガガガガガーン!」

メンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」

ジュン「会場後ろの方も一緒に!!HEY!HEY!」

驚いたことに他のホーン隊もそれに連動して、ノリノリに手拍子を交えている。

その上、管楽器を振り回している。

ギターが、これ以上ないほど、過激にピッキング。

マサも一緒にメインリフを弾き始めると、ヤスもシンバル類総出で

それに便乗する形にてなぞってくる。

疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、リズムの鬩ぎ合い!

あるバンドは「STAはスーパー・スペシャル軍団」

あるギタリストいわく「ニュー・ギタリストは上手いし、いい音を出していますね~!」

あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」

あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・・」

あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」

マサは1フレーズごとにステージフロント右から左に並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。

クルさん&マサが両サイドのフロントにて陣取り。この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。

ギターがスポットライトを浴びる場面になると、必ず最前列に飛び出してきて自己主張。

ホーン隊が拳を突き出すタイミングが絶妙。

誰言うともなくメンバー達が合間を縫って

「イェーッ!!」観客も「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱。

もうこれが本当にラストだと察してか、余力を振り絞って全員グチャグチャでどこもかしこも総立ちです。

STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。

マサはヤスのバスドラムに片足載せ、シンバルをキック。更にはホップステップでナオくん&ニシやんの目前にまで駆け寄って、コミュニケーションをはかる。

ヘッドバンギングにて中央で両膝ついて、気迫のヴォーカルを続行。

クルさんは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときソロで埋めつくすほどに我を忘れて、ギターの鬼と化しています。

でも、起承転結のメリハリはバッチリ!!!

ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう。

締めはエフェクター設置スペースにもどって、ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前。

ホーンセクションが各自で手にしたパーカッションで応戦。(タンバリン、カウベル、ウッドブロック)

そしてクニが近年ギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズをクルさんの合図を待ってホーン隊全員が吹き込む。

逆方向ではウォルター顔負けなテナー・サックスで対等に渡り合うジュン。完成の領域に到達したのではないか!?

マサが3番を歌いながらベースのネックを観客方向に突き出す。

これもライブでなければ味わえないハプニングのシーンだ。

メンバー達が色めき立ってきた・・・この状況。

どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。

何が飛び出して、どんな展開になるのか。我々にも皆目見当がつきません。

まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンもSTAトラの穴(クニ曰く)ならではの持ち味のひとつだね。やはり役者が違います。

マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図。

尚もクルさんのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!?と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。

照明もSTAのメンバー達を追うのが大変な作業だ。

エンディングではベースギターを天高くに突き立てホップステップしながら、ベースギターを肩からはずして、観客めがけてマシンガン乱射のポーズ。

そしてハイタッチ後はベースを掻き毟ってもらうようにアベちゃん&スバルに突き出す。もちろん即座にアベちゃんも「ベベベ~ン!ジャラーン!!」。他にも女性を含めた2人ほどが弾いてくれた(この時、別の女性がマサの顔めがけてパンッ!とクラッカーをはじき鳴らしたので一瞬ビックリしたあ!!)。

振り返ってヤスにもスティックで弦を叩いてもらう。

ノリが最高!やはりこうでなきゃあね。

モニターやPAスピーカーめがけてベース本体をワイルドに擦りつける。

片足上げて思いっきり床に振り下ろした。「YEAH!!」一礼して、マサがジャンプ一閃でTHE END!!!

「ありがとうございました!」

温かい拍手に感謝です。

ピッタリと25分で収めたよ!!どんなもんだい。

当然「アンコール!アンコール!!」

まだまだライブの続行を求める声がいつまでも鳴り止みません。

「オーライ!わかった。パーッといくよ。江川くん、ジャッキー達、許して(笑)。3分で終わります。次もシカゴ初期の濃厚なる本格的ブラスロックをお届けして、それで締めくくってみたいと思います。

コロコロと複雑に変化するややこしい曲です。ちょっと聞いてみてください。

お楽しみに!!

NEXT NUMBER ・・・・・メイク・ミー・スマイル!!(1・2・3・4!)」

 ヤスによる軽快なるハイハット4カウントが即座に空間を打ち破る。

 この曲もドテッパラに炸裂する一撃が狂おしいくらいに激しく、やはりイントロが常に豹変、それでいてごり押し感なくスッキリとスマートにまとまっているところがやたらと発揮されていて痺れます。

 実はね、この曲、小樽でSTAがライブのたびに、会場にいる外国人の方達から「MAKE ME SMILE !」とリクエストされていたのですよ。

 あちらサイドのほうにめっぽうウケがいいみたい。

 でもいろいろとややこしい事情があってしばらく封印いていたんだけど、最近はめでたくそれも解除されて徐々に日の目をみてきたというわけ。

でも再度取り組むからにはグレードアップは常識。

不協和音も排除されて、無駄のない王道ともいえるパーフェクトな曲ですよね。

 最近のS・T・Aはけっこう、こいつに馴染んできたよ。

 この曲ではリード・ボーカルをマサからジュンに受け渡し、マサはバッキング・ボーカルに専念。

 ダンディーなジュンは、なかなか堂に入った喉を男ならではの色香をタップリと漂わせて歌い込む。

ミキティはユラユラと右手で観客を誘惑?挑発??。

 バッキングは疾走感の塊のようなブラスロック代名詞をはかる。

 ヤスは、ここでも千手観音のごとく、相変わらず虎視眈々と大奮闘。

 エンディングではクル氏によるトリッキーなる16フュージョン仕込みのマシンガン・ピッキング・ギター・ソロ。

 クルさんのギター音って大きいんだけど、ちっとも耳障りだったりうるさく感じたりしないんだよね。これってやっぱり巧みなる音作りの技。

 血沸き、肉踊る現象とはまさにこのこと。

 それにしても各メンバー達は相変わらず多方面の分野にまたがって八面六臂のフル稼働。

 ブラス隊による緻密に構築されたアレンジの妙が、更なる完成度と緊張感を増幅させつつも第1楽章を終了(この曲は7楽章からなる組曲なのです)。

 エンディングのフェイドアウト部分は入念にスタジオで打ち合わせたとおり、テナーサックスの音色が揺らめく中、クルさんの流麗なるコードとヤスによるデリケートなトップ・シンバルのカップ部分による装飾音、シンセなどが奏でる残響音の余韻で幻想的なトーンを漂わせる。

 

シカゴ好きの観客も「めっちゃ盛り上がってましたよ。やっぱりシカゴはいいな。イントロダクション最高!俺も栄光のシカゴを持っているんだよ!」とエキサイト気味に絶賛。

他の観客からもたくさん好評を得ました。

その場で司会に変身したマサが「ありがとう!おかげさまでライブイベントはこれにて全て終了。タイバンの皆さんに今一度、大きな拍手をお送りください!」

と1つ1つのバンド名を読み上げると大歓声と拍手。

そして各スタッフにも温かい拍手。最後は貢献してくれたオーディエンスにも拍手!

今回もやりましたね。事故もなく盛り上がって終わったからとっても気持ちいい!

「さあ!ちょっと押し気味だけど、ダッシュで8時から第2部の打ち上げに入ります。お友達でも飛び入りでも大歓迎!今のところ50名がこの宴に参加してくれますよ!」

各方面からのコメントを掲載。

「お疲れ様です。燃え尽きました・・・・」「今回も熱いステージをありがとうございました。会場のお客様もノリノリで踊ってくださってありがとうございました。」

「爽やかな気持ちのいい汗を流した方もけっこういらっしゃると思います。また、踊りますとお腹も空くと思いますので、どうぞ食べながら、飲みながらこの後の打ち上げを楽しんでいただきたいと思います。はじまり、はじまり~!!」

とまあ、こんなアンバイで無事になんとかSTAは今回も「リブレーション」を堪能しちゃいましたよ。

ステージを降りたメンバー達は皆が皆、満たされた表情を滲ませていました。

会場BGM「黒い炎(「チェイス)」「ヴィークル(アイズ・オブ・マーチ)」

このCDはマサ持参のものだとほとんどの人たちは知らなかったようだ。愉快、愉快!!

マサはその後も後片付けしながら、会場中をぶらついていたのです。

するとあちこちからお客さんやタイバンから「良かったよ!」「カッコよかったよ!」「STA万歳!」と話しかけられました。

ちょっと気恥ずかしいけど、至福の達成感です。

またすぐにこの場所へSTAは舞い戻ってくるから、その日その時まで皆、待っていてね!

方々からもスペースアートが気に入られていたし、スタッフの江川くんからも感謝メールを後日いただきました。

VERY SPECIAL THANKS TO・・・SUBARU&ABESAN&MAOKUN&SAYA-CHAN&MAYAMAKUN&EGAWAKUN&JACKIE&TAKAGIKUN&ABO-CHAN&SHOKOTAN&COCA-COLA&GINGER ALE&LAUNCH&FRIED RICE&FRENCH FRIES&BEER&MIE-SAN&FUMIOKUN&KACHIKO-KUN&NOBU-KUN&IKU&KEI&TOMO-CHAN&MISATO-CHAN&RUCHU&TETSU&MASAI-KUN&HIRO-SAN&CHIEMI-SAN&SAKAE-SAN&SUGI-CHAN&SACCHAN&YAMAMOTO-SAN!!!

 
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