
あるようでなかなかないのが、シカゴの曲を全曲カヴァーしたアルバムです。
じつは大昔に出ていたのですが、私は30年以上夢に見ていたこの1枚を遂にゲットしました。
columbia輸入盤LPですが、はっきり言ってしまえばインストによる昔の映画音楽風BGMといった感じでしょうか。
シカゴの1,2,3のアルバムから11曲をセレクト。
まったく感触はロックではないですが、そのアレンジが秀逸、感心仕切りです。
「なるほどなあ・・・こういう解釈もありだよなあ」とか、思わずにやけちゃう場面も多々ありますが、「もしかしたら、ボビーは最初、こういう構想で作ったんでないの?」なんて深読みしちゃったりね。
マニアックなシカゴファンなら、一聴の価値ありかも。
それにしても選曲が泣かせますよ。
どういう方針でセレクトしたのかなあ?
お馴染みの代表曲達(make me smile,does anybody really know what time it is?,questions67&68,beginnings,25or6to4)は当然納得ですが、wake up sunshine,fancy colours,colour my world(これは本国でヒットしています)、where do we go from here,it better end soon,flight 602を演奏してくれたことに心より拍手を送りたいと思います。
もっといろんなジャンルのミュージシャンによるトリビュートがあってもいいんでないの?
不思議だ・・・・?
たまに、「???」というようなミュージシャンやバンドのトリビュートがリリースされているけど、あんなのが出るならシカゴのほうがもっと重宝されてもいいはず。
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