「光の国からやって来た、知恵と力と勇気の子~♪」
「8マン」の後を受けてはじまったテレビ・オリジナルSF冒険アニメ
もちろん提供は丸美屋
最初は白黒でしたが、途中からカラー放映に移行されましたね。
主人公はロボットでも巨大ヒーローでも、超人でもなくカッコイイ未来少年ジェッターくん。
30世紀のタイムパトロール隊員の彼は悪人を追跡中に時空の歪みに紛れ込んで20世紀の世界へ。
そして未来の機器を駆使しながらも地球の危機を救ってくれます。
テーマソングも爽やかで大好きでした。
ジェッターくんのナレーション、間奏の口笛も出色。
タイムマシンの流星号はマッハ号(マッハGO!GO!GO!)やビートル(ウルトラマン)に負けないくらいに人気がありましたね。
私は自分の車に「流星号」と名づけていたくらいです(笑)。
プラモデルも買いましたが、小学生でお金がないためにゼンマイ仕掛けのバージョンで我慢。
お小遣いがたくさんもらえる生意気な級友は、自慢げにモーター・バージョンを見せびらかせていました・・・・。
タイム・ストッパーで30秒間、時間を停止できる!なんていう腕時計も憧れの的。
こいつに話しかけると、どこからでも流星号がやってきてくれます。
子供達は皆、自分の手首に話しかけて真似したものです。
右腰の光線銃は「パラライザー」というのですが、シカゴのサックス・プレイヤーが「ウォルター・パラザイダー」なので
妙な親近感を感じたものです。
そして、このアニメにも美女が登場。記者役のかおるさんです!
他のアニメに出てくる女の子は皆が皆、フンワリしたヘア・スタイルにヒラヒラしたスカートが定番でしたが、かおるさんはベレー帽にスカーフ、
ショートカットにパンツルックという
ボーイッシュないでたち。
当時は全くわからなかったのですが、今にして思えばあれはもろに「オードリー・ヘプバーン」ですね!
名画「麗しのサブリナ」の頃。
だから、かおるさんのパンツは大流行した「サブリナ・パンツ」
だとしたら、めちゃお洒落な女の子。ちなみに15年ほど前には「スーパー・ジェッター切手」も販売されました。
漫画作者の久松文雄先生はこの後「冒険ガボテン島」も大ヒット。
あまり知られていませんが「宝島」も書き下ろしています。
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