THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,177 小樽お気楽ライブ65 運河プラザ三番庫 ザ・パーティーズ編part1

2020-12-18 23:14:43 | Live Set List

****さあてと、いよいよもってトリ前の時間帯となりました。

覚悟して臨むように・・・・・後半戦にピッタリの大所帯の連中だよん!!****

4、5:00〜5:30

会場内に流れるBGMはティアーズ・フォー・フィアーズ「ルール・ザ・ワールド」

さてさて「ザ・パーティーズ」の登場!

4番手に控えしは・・・・・・・って、今更説明するのも野暮ってなあもんですなあ。先月のマリンホールでもおなじみ。

今度お送りするジャンルは、オールマイティーにはっちゃける内容で網羅!

いつもならば、飲んで歌って踊ってるオーディエンスでイキまくりのぶっ飛びまくりなのですが、今回は感染防止のため慎重かつ抑え気味な各自パフォーマンスです。

もう数え切れないほどにこのバンドの演奏は見てきたんだけど、何度観ても夢の世界に導いてくれるほどに癖になっちゃうよ。

メッセージ「今回も、いつものようにみんなで一緒にパーティーズとおおいに楽しみ盛り上がりましょう!!!」

全くそのとおりだ。異議なし。了解です。

このイベントの仕掛け人でもあり小樽音楽界のご意見番、サイトウ氏率いるパーティーズ。

バンド名に相応しいお祭りバンドだけに、一切気兼ねしないでお任せしていきましょう。

もはやお馴染みのメンツだけれども、改めてメンバー紹介だ。

編成は・・・・・・紅一点のナオちゃんがキーボード&コーラス(ローランドJUNO-Di)、毎度おなじみベーシストのテヅカくんはシャネルズの時同様にスケジュールの都合がつかず残念ながら今回はおやすみ(皆川さんが冗談半分にマサへベース依頼してきたけど恐れ多いことであります・・・・)。

ギタリストは、今はなきエンペラー会場の正面ビルにて「モンプチ」というお洒落なミュージック・バーを経営しているマスター。

使用ギターはおなじみいつもの愛器、フェンダーUSAカスタムショップ・エリック・クラプトン・モデル・ブラッキー・ストラトキャスター(メイプル指板)。

もう一人のギタリスト・ニシやんはマサと同い年。以前にも使用していたこれまたマスターとお揃いの懐かしきストラトキャスター(明るいサンバーストカラーのボディ。メイプル指板)でプレイ。

リードヴォーカルは、司会者から素早く着替えたお洒落なオレンジ色のジャケットが一際鮮やかなサイトウ氏(奥様が先日パソコンで検索したら、必ずLA&ソウル・オリンピックの柔道で金メダルをとった同姓同名の故・斎藤仁氏が出てくるのだそうです)。

パーカッション担当はエルビス・プレスリー崇拝者でもあるサングラス姿のミナガワさん。なんと黒いパンツルックに真っ白なシャツを粋に着こなしています。これがすこぶる似合っていて若々しいんだよね(オフステージ時ではカラーバリエーションも豊富に、シュアー骸骨マイクのデザインがいくつも施された黒トレーナーをサラッと着こなしていました)。

そしていつもかわいらしい息子さん同伴の強面ドラマーみっちゃん。でも普段はとてもにこやかで優しいナイスガイ。頼もしき縁の下の力持ち(お子さんはどう見ても完全なるパパっ子だね)が加わっての総勢6人組。パーマネントな編成が羨ましい・・・・。

スポークスマンでもある、いつも陽気なミナガワさん曰く「パーティーズの練習はギタリスト&マスターのバー、モンプチでやっているんだよ。店の営業中にね。で、お客さんが入ってくると演奏を一旦ストップするんだけど、この間なんか、そのお客さん達が・・・・いいからもっとやれやれ!と盛り上がってしまって即席ライブになっちゃったさあ!」とのこと。

宣伝も兼ねて、商売繁盛だし、景気のいい証拠だね。

小樽観光はここ数年冷え込み気味でちょっと深刻な状況なんだけど、「モンプチ」に限っては全く心配いらないようです。

この日のライブでは、選曲にウイットとユーモアをさりげなく加味して世相の流れも鋭く狙っているね。

12月ということもあり、西ちゃんはサンタ帽子をかWぶり、皆川さんのパーカッション周辺には「メリークリスマス」のデコレーションがふんだんにほどこされています。仕込みも緻密でなるほど芸が細かいね。
今回は他にもオールディズのリクエストが多数飛び交っています。
なんたって多種多様なるレパートリーが膨大故に、30分の枠では到底収まりきらないという嬉しい悲鳴をあげています。(実はSTAのトロンボーン奏者がまだ到着していないので2ステージをこなしてもらうことになりました。申し訳ありません・・・・・・)

まずは、オープニング前に斎藤氏からパーティーズの近況報告も兼ねたご挨拶。

「ワイワイガヤガヤと騒いでもらいたいところではありますが、このような状況ゆえにグッと我慢しつつもノッてください。観客席も1つ2つおきに座ってもらっております。運営してくれている小樽教育委員会の職員の皆様、ご苦労様です。広い会場ですからディスタンスもバッチリ。

おそらく来年になってもこの環境はあまり変わらないと思います。運河プラザ、雪明りの路、そして来夏7月8月と5か所ほどで少しずつライブイベントを開催していく予定です。さあ、それではまいりましょうか!

開巻早々に「ウォント・ビー・ロング(バブルガム・ブラザース最大のヒット曲)」を渋くぶちかましてきた。

1990年、アルバム「ボーン・トウ・ビー・ファンキー(ファンキーでいこう!!)」に収録。

ここ数年パーティーズのレパートリーに必ず入っているけど、よほどサイトウ氏のツボにはまっているのかな?

タイトルを連呼しながらスタイリッシュにダンス絡めて歌うというライブ向けなチューン。

一気に会場はダンスホールへと様変わり。良く絵を言えばクルクルと煌びやかなミラーボールが2個ほど欲しいところ。

ユニークな歌詞も伴って中々に評判も反応もいい。

このバンドにもジャストフィットしていて、スムーズに馴染んだ感あり。 

やっぱり愛だろ・・・・・・色々な愛の遍歴をかたどった大人の男女の歌。

ありとあらゆる引き出しの多さには定評のある帝王パーティーズ。まずは軽くウォーミングアップで名刺交換代わりのナンバー。

ケニーさんが客席でごく控えめに小さくステップを踏んでいる。

「次は80年代のディスコでも重宝された曲・・・・サニーをお送りしましょう(ボニーM)」 

これも近年導入のレパートリーでしょう。

でもオリジナルは、1966年にソウルシンガーのボビー・ヘブが歌ったもの。

数多く色々なタイプのカヴァーソングが存在します。何度かこれをテーマに映画化もされたし(あれはホノボノとしていて、とってもいいストーリーだったなあ)。

実はシカゴのロバートラムもソロでレコーディングしているのだよ。

だからというわけでもありませんが、マサのお気に入りソング。

酸いも甘いも噛み分けた、人生観が滲み出る悩殺系オーラを発するサイトウ氏は、会場を見渡して心から満足そうに雄叫びをあげています。

転調後のステージ上ではマスターのギターが、マシンガン連射にようにフレーズを弾き飛ばす。

ちなみにサイトウ氏曰く「キーはオリジナルのボビーヘブで、バッキングはボニーM」とのこと。

このように、こだわりどころがすごい。

ここからは怒涛のスタンダード特集へと突入!一体全体このバンドにはどれだけのレパートリーがあるの!?ってくらいに弾き出しが多い。それもただ曲数が多いだけではなくどれもこれも琴線をビンビンに震わせる珠玉の作品ばっかりだ。

「70年前後のアメリカンロックコーナーに突入・・・・・・・まずはプラウド・メアリー!」

鉄板中の鉄板ソング。伝説のバンド、クリーデンス・クリア・ウォーター・リヴァイヴァル、略してCCR永遠のバイブルが早速惜しげもなく飛び出した。

ティナ・ターナーも得意としていた有名曲。

イントロ一発で掴みはオーケーだ。

1969年1月15日発表。全米2位を記録。これぞまさしくジョン・フォガティ節の真骨頂。

ロックンロール、ブルース、ゴスペルなどの要素を含むジャンルごちゃまぜなところがゴージャスこの上ない。

南部風な歌詞と、印象深いリフがとどめを刺す。

マスターの忠実で軽快なプレイがで光っているね。

セカンド・アルバム「バイヨー・カントリー」に収録。

この「メアリー」って女性の名前ではなく。ミシシッピー川に就航していた蒸気船「メアリー・エリザベス」の事なんだそうです。

どの曲もシンプルに短いからあっという間に終了。ビックリ箱をひっくり返したみたいにポンポンと進行。

「はい、ありがとうございました・・・・

あのね、パーティーズのいいところは、全てが3分以内に収めているところです。皆さんのことを考えてね。

イエ~イエ~!!

ドゥービー・ブラザースです・・・・・ロング・トレイン・ランニング」

でた!満を持してついに飛び出した。

乾いたギターによるコードストロークで一気に場面はスパークだ!

1973年3月リリース。3:25.アメリカチャート8位を記録。サード・アルバム「キャプテン&ミー」に収録。

勿論初期の中心メンバーでもあるトム・ジョンストン入魂のアンセム。

ギタリストならば誰もがコピーする鮮烈なるコード・ストローク。

ワイルドだけどテクニカルなプレイ。このニュアンスが手ごわい。もちろんマスターはあっさりと弾きこなしていたよん。

硬軟織り交ぜて非常に柔軟性に富んだレパートリーも、このザ・パーティーズの持ち味だ。

そのイベントの空気感やタイバン、イベントカラーに即して迫ってきます。

後半は白熱したミュージック・テイストの連発で一気に攻め込んでくれた。

もちろん手拍子。後半で一旦演奏が鳴りやむところ、再度ギターのリフで再開するのがオリジナル。ところがパーティーズはそのまま終わってしまった…・なぜ・・・・?時間の縮小バージョン??

兎にも角にも、メチャクチャにしたたかなるザ・パーティーズ。

一気に畳み掛けるような曲の並びも、最高の効果を発揮しているのではないでしょうか。

サイトウ氏はそれらを一手に引き受けて渋くこなしまくっています。

恐るべし。

「はい、ありがとうございました。あそこの受付で配布されているパンフレットに我々ザ・パーティーズはジャンル色々と書かれています。

歌謡曲、オールディズ、洋楽、演歌、ロックンロール、ソウル、ディスコ、ブルース、となんでもござれなのですが、次にお送りするのはずっと邦楽が続いたので・・・・洋楽へ。今年からやっている70年代ロック。

スリー・ドッグ・ナイト・・・・・喜びの世界!!」

(1970年アルバム「ナチュラリー」に収録。リリースは1971年2月。全米1位を獲得。3DNとしては2作目の1位。シングルの計測タイムは3分17秒。アルバムバージョンは3分40秒。日本ではテレビドラマの収録曲やコマーシャルによるタイアップとしても有名)

ナオちゃんによるイントロのキーボードが流れてきた。音色がそっくりで即座に感動。

思わず感涙にむせびながらも、マサはすっかりと鳥肌が立ってしまった。

この日、一番衝撃の一発。

そのことは後にサイトウ氏にメッセージで伝えたら喜んでいました。

これって超難しい曲だ。特にあのはちきれんばかりのシャウト。これをものの見事にハスキーでドスを効かせ再現してくれた。

サイトウ氏は己のものとして消化していたね。

皆川さんのタンバリンも鮮やかで天晴だ。マスターによるギターソロも絶好調で、さすが匠の技で大満足。

余裕の音色で流麗に紡ぎだす。

ご本家3DNは札幌にも数回来てくれた。マサも市民会館へ見に行ったよ。

その時には、すでにチャックネグロンはいなかったけれど。で、そのチャックが70年代初期に札幌公演でこの曲を歌いだした際、出だしの決めボーカルをミスったんだそうです・・・・(笑)

「パーティーズは各バンドの1番ヒットした曲を選んでいるのですが、それでは、珍しくも再びクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイバル、略してC・C・R。!(1969年発表の楽曲なんだけど・・・・2分35秒)」

問答無用に説明不要の「グリーン・リヴァー(同名アルバムに収録。全米シングルチャートでは2位まで上昇したヒット曲。イギリスでも19位を記録)」で、再び主役の座に躍り出てきたのはギタリストのマスター。

選曲は地道に一貫している部分があれども、年代ごとの美味しいトコ取りでライブをノンストップで突っ走ります。

ジャンルを超越して、最も世界中で現在もずっとカバーされているエレキギター・リフの基本的な代名詞。

ここではリフ・マスターに変身だ。

溌溂とした滑り込むような、コードカッティングの原点かつ教科書のような代表格。

粗削りなツインギターの妙技は、何度聞いても勉強になるなあ。

ライブでもっとも重複しやすい、危険性も孕んでいる曲です。

まあ、そんなこと全然関係ないけど。

受けちゃえばこっちのものさ。実際、観客の脳みそは沸点に達した感アリ。

空恐ろしいまでのパフォーマンス。ミナガワさんも赤いタンバリンを手に絶え間なく援護射撃で彩を添える。

思いの丈を込めて、全力投球。それもこれも絶対的なる自信の表れなんでしょうね。

「イエ~イエ~!皆さん、ドンドンと盛り上がっていますね。おもわず上手いビールが飲みたくなっちゃうような歌です。次はですね‥‥もうちょっと古い感じのロカビリースタイルで・・・・オー!プリティ・ウーマン(ロイ・オービソン)」

1964年8月29日に発表されたシングル。2分59秒。英米共に1位を記録。映画も大ヒットしたもんね。

これこそタイムリー中のタイムリーな、我が青春の荒々しきオールディズ・ナンバーだ。

生粋のスインギング・ビート炸裂だ。

グッと感傷的になっちゃうんだけど、今年の秋に他界した永遠のスーパー天才ギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレン在籍のヴァン・ヘイレン初期ヒット曲としてもダブってきちゃった・・・・。ウルウルだ・・・・・。

トリビュートとして捉えましょうよ。

歌にあわせて皆さんもお尻振り振りしたくなっちゃうでしょう。

ツインギターから繰り出されるシャープなバッキング・アンサンブル。スティックを手にミナガワさんが叩き出す効果覿面のグルーヴィーなるラテン系カウベルにも戦慄が走った!

ほらね!ひっそりと感極まっているファンもいますよ。

多種多様なるステージを経てきて、組み立てられたセットリストだからこそ、どこに出演しても臨機応変に対応できるバンド。なるほど、重宝されるわけです。

「はい、ここからは昭和歌謡のコーナー。次にお送りする曲は・・・・・コーヒー・ルンバ。歌っているのは西田佐知子さん。あの関口宏さんの奥さまですね。

タイトルにあるけど、決してこの曲はルンバではないのですよ‥…この当時、ダンスのリズムとしてサンバやルンバが流行っていたので安易にルンバと付けたんだそうです。それでは参りましょう!!」

ルンバっていうくらいだからねえ、老若男女、国境や言葉・宗教の壁をも遥かに凌駕するご機嫌ソング。(これは井上陽水もカヴァーして話題になったね。

ちなみにSTAトランぺッターのファニーのバンド、村上トリオの十八番でもあります。彼らのヴァージョンはインストだけど・・・・)

語りかけるような淡々とした序盤から、一挙にヒート・アップするサビのボーカルを、魂込めてせつせつと歌いこなすサイトウ氏には興奮を禁じ得ません。

それにしてもサイトウさん、さりげなくステップを踏むのが上手でビックリ。

それもそのはず、ダンス教室の経営者でコンテストでは審査員を務めているんだから当たり前なんだけどね。

それにしてもここは筋金入りのツワモノ揃い。ミナガワさんの振るシェイカーもさすがに効果てきめん。次に何がはじまるのかワクワクだもんね。ステージングも万全の体制だ。

古き良き昭和の時代が蘇る。気分だけでもタイム・スリップさせてもらおうよ。

アットホームな雰囲気漂う中での、メンバー紹介をさりげなく挟みつつも・・・・・

「さて、どんどんといきましょう・・・・レイジー・ママ(柳ジョージ)」

サイトウ氏らは相当前からこの曲を取り上げていたので、すっかりとお手のもの。

むせび泣くギターのトーンも手馴れたものだ。まるで自分達の楽曲みたいにソウルフルにこなしています。

リズミックな落ち着いたムードで、しっとりサウンドを演出するという配慮だ。タイトに決めまくるミナガワさんのボンゴからはラテンカラーをも醸し出す。

しばらく棚上げ状態だったところを、ここ1年前くらいからこれが復活したのですね。心境の変化っていうやつかな?

何だかんだいいながらも、相当に思い入れがあるのは明らか。

パーティーズ・レパートリーの中でも、クセになりそうなくらいに定番中の定番。

タメの効かせ方や味わい深い表現力。もはや体の隅々にまで滲み込んで血肉と化しているのでしょう。

毎度お馴染みの華やいだ光景ですがね。

合いの手も軽妙に「40年前の曲をお送りします。リアルタイムで知っている人にとっては懐メロ・・・・・・ダンシング・オールナイト(もんた&ブラザースのデビューシングル1980年4月21日発売。オリコン週間1位を記録。ザ・ベストテンも同様)」

コテコテのムード歌謡曲で、和気藹々。

古くから日本国民に愛されている、これこそまさしくダンシング・ナンバーの極めつけ。

どちらかというとパーティーズのバージョンはシンプルだけど斎藤氏の個性的な泥臭いヴォーカルを反映してか、多少アクの強い拳や節回しを強調しているようです。

もちろんそのほうが即座に勢いがも増し、賑やかさがふんだんに散りばめられていて正解だよ。

ステージも客席も見慣れた面々ゆえに、いい意味ユルユルでの空気感が素敵だ。

アクセントとしてのミナガワさんによるギロが効果てきめん。

「はい、ありがとうございます!

さて、毎月恒例のお気楽ライブではありますが、今年は新型コロナの影響により最初で最後の開催に終わってしまいました。これ1回きりで寂しい限りです。毎年あちこちのイベント会場からライブ出演のお誘いをいただいてはいたのですが断念・・・・。

それでは毎年12月に披露しているクリスマスタイムの時間となりました!外もしんしんと雪が降り積もっているみたいだし。

なんといってもまずはこれをやらないとね。1857年に誕生した・・・・・・ジングルベル!」

皆川さんのパーカッション群がここでひときわ映える。

トナカイの耳を装着したキュートなナオちゃんのキーボードも、華やかな音色を紡ぎだす。

サイトウ氏もこれまでとはちょっとニュアンスの違うの歌声で明るくアップテンポに。

暗く沈み切った世の中にパアッと光明が差してきた。

「さて、クリスマス・ソングといえばビング・クロスビーの・・・・ホワイト・クリスマス」

(アーヴィング・バーリンは作詞、作曲した歴代最も売れたシングル。古風なクリスマスの情景が浮かび上がりますなあ)

ここではパーティーズ独自のアレンジを施して遊び心満点。

まずはキーボードが主旋律を延々と導き出してギターにバトンを受け渡す。意外性を狙ってる。趣向の施し具合が愉快痛快。

ネオンスティックを左右にゆっくりと揺らしている観客もいる。

朗らかなる光景に癒される。

「赤鼻のトナカイ」

ジョニー・マークス作詞、作曲。1949年9月1日リリース。3分10秒。ビルボード・チャート1位。

橇を曳く9頭目のトナカイは赤鼻のルドルフ。彼とサンタクロースとの軽妙なるやり取りを歌ったもの。

老若男女国境を越えて親しまれていますね。

ジャンルを軽く超越して今でも驚きのバージョンでカバーされているし。

魂の叫びで大団円。

パワフルで逞しい、骨太の男臭さが満載さ。下手な理屈抜きに脱帽だ・・・・。

「ありがとうございました!ザ・パーティーズでした!!」

一旦、これにてザ・パーティーズのライブは終了。

でもいまだSTAのメンバーが1人到着していないため、強引に場つなぎでザ・パーティーズが再登場します。

それまでちょっと休憩。

個人的にはまだまだたくさん聞きたい曲があるんだけれども、その楽しみはこの後の第2部ザ・パーティーズライブに持ち越しとしましょう。

会場内に流れるBGMはビートルズ「ヒア・カムズ・ザ・サン」

追記・・・・トラブル発生!!…マスターの爪が割れてしまった…頑張ってね~~!!

 

****いよいよ残り時間もわずかとなりました・・・・・ちょっと一筋縄ではいかないツワモノ集団のSTAが最後を締めくくりますよ!!例によって当然のごとくとんでもなく熱いです!!!****

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