THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(稲葉美紀DEAR FRIENDS編)

2024-09-09 15:58:16 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
 バンド入れ替え中、会場内に流れているBGMはザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」&「デイ・トリッパー」「ア・ハード・ディズ・ナイト」「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
レイ・パーカーJR「パーティ・ナウ」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
KC&サンシャイン・バンド「シェイク・ユア・ブーティ」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
アラベスク「フライデー・ナイト」
クインシー・ジョーンズ「愛のコリーダ」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ
ウイルソン・ピケットの「ダンス天国」で派手に決めて、締め括りはサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」・・・・・そして思いっきり渋めのジャズ(これにはSTAのミツが敏感に反応していた!)
シットリと感動的でムードが盛り上がるねえ

それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ。
時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

後半戦へ勢いにのって突入
早速いきましょうか!!

はい!
さあさあ、ここでSTAともひじょうになじみ深いバンドの登場ですよ!!
「稲葉美紀DEAR FRIENDS」
14、17:55~18:20
隣町・札幌からの出演
全曲を潔いほどに八神純子さまのレパートリーで網羅
このバンド、私が見るのは意外にも去年9月10日、東雁来・ルアレルヴァ以来だ。
メンバー達とは違うバンドでちょくちょく会っているから、久しぶり感は全くなしだけど・・・・((´∀`*))
再会を楽しみにしていたよん
 
このバンドは5人組です。
全員が落ち着いたイデタチで統一。
彼等は古くからのSTAファミリーなんだよ。
顔なじみのメンバーどころか、STAでガンガンにプレイしていたミュージシャンまで在籍しているしね。
手元に残っている記録によると、一昨年の2月27日(日)小樽雪明りの路・運河プラザホール、11月6日エイベッツ・バンドカーニバル(日)、11月27日ソリッド・美紀ちゃん還暦記念ライブ(日)以来(ゴールドストーン&スターライトでは「そうきあ」&「.J」で対バンを組んではいますがね・・・・)
本当ならば3年前8月の小樽・北運河サウンドエナジーなんかでも一緒になるはずだったのに、コロナ騒動で泣く泣く出演を辞退していたのさ・・・・
近年はアコースティックプロジェクトに着手して、グッと落ち着いた雰囲気を醸し出していた彼ら。
全員が椅子になんか座ったりしてね。
若干のメンバーチェンジも施しているようだし(でも見たことのある顔ばかりだけど・・・笑)。
皆、元気にしていたかい?
彼等がエントリーするとしないとでは、イベントとしてのクォリティに差が顕著に現れてしまうのは明らかでしょうね。
ここのところ、アジアを中心としてワールドワイドに俄然注目の的となっている80年代J-POPサウンド。
このバンドのセットリストなんてドンズバでしょう!!
周り回って遂に時代と音楽の流行がバッチリと合致したんだね。
これは素晴らしいことだ。
こうなったら、目一杯にフルスロットルで頑張ってもらうしかないでしょうよ!!
期待感に溢れてワクワク状態だよ。
結果的には今回、出演が実現してくれて本当に良かったよ。
ご多分にもれず、相変わらず彼らもバンド掛け持ちにと多忙((´∀`*))

この日も控えのテーブル席が、STAと隣同士ということもあって、ちょくちょく行き来していたよ。
時にはお互い、写真撮影に勤しんだりしてね。((´∀`*))
 
まずはバンド・サイドからのメッセージが届いていますので、ここでご紹介させていただきますね。
「こんにちは((´∀`))
実力派ヴォーカリストの稲葉美紀を前面にフューチャーして、プレイヤー達は彼女を盛り上げるバックバンドに徹するのが基本コンセプトです。
皆さんの馴染みある曲で、我々が最も得意とする八神純子を中心にチャレンジし、自らだけではなく会場の皆さんと一体になれる癒しとHAPPYなステージをお届けいたします♪
これからもドンドンと進化し続けますよ。
興味津々でしょう。
世の癒しパワーになれるよう歌います
どうぞよろしくお願いいたします」

う~む・・・なるほどなあ。
そういわれてみればどことなく、アダルティックなムードを醸し出している。

「バック陣の白熱プレイを秘密兵器にバンドとのハイブリットバージョンが売りです。
伸びやかなるハイトーン、クリアヴォイスのミキミキをお届けします。」とのこと。
つまりは、バンド形態プラス・アルファの変則編成に落ち着く事と相成りました。
2017年のベッシーホールでは、インストウルメンタルとボーカルを織り交ぜた編成の5人組フュージョン・ロック・バンド、2018年1月のスペース・アート・ホールではピアノ弾き語りを中心に据えたバンド編成、同年8月の北運河サウンド・エナジーではMIKIMIKIヴォイスとトークを散りばめてくれました。
4年前1月のモダンタイムではギターレス、ツインキーボード体制での初お披露目だった。
思い返せば今回の実験的ひな型だよね。

彼らとの付き合いは相当に長いから、バンド遍歴は逐一見てきた。
そのたびにスケールアップしていく様をまざまざと見せつけられているので、せっかくだから、今までのエピソードなども絡めてお送りしていきましょう

それでは今更説明や解説をするのも野暮というものではありますが、いきます。

ヴォーカルに妖艶なる歌姫ミキちゃん
黒を基調としたファッションで決めています
時には楽曲の関係上鍵盤シンガーというスタンスもある柔軟性に富んだミュージシャン
正に「札幌の八神さま!」
STAアッキー曰く「めっちゃ腕をあげたなあ、ミキさん」と感嘆。
本人によるコメントを紹介
「私失敗しないのでと、ドクターXを気取ってはいるが、密かに歌詞を間違えている・・・・(爆笑)」
彼女は多方面のバンドに所属しています
(ポップスはもちろんのこと、アニソンから様式美へヴィーメタルまで)。
才色兼備とは彼女のこと。
なんと驚いたことに、網タイツ姿でイングヴェイマルムスティーンのカバーバンド「.J」でも堂々と演奏していました。
ずっとその雄姿を夢にまで見ていたのだよ。
ここまでの道のりは長かったあ・・・。
ありがたいことだ
ちなみにあの曲ではサンバホイッスルも吹きます((´∀`))

 
リーダー兼ドラマーは元STAのセッキーちゃん。
「最年長でドリンクを飲みつつも頑張っています(ミキミキ談)」
4年前はカホンとウィンドウチャイムなどを巧みにこなしていました。
今回は本来のドラマーとしてその目を見張るようなドラミングを披露
とにかく彼は、リズムマシーンを心強き相棒に従えて数段ギアをあげてきた。
それはお世辞抜きに、方々から聞こえてきた沢山の賛辞が証明しているよ。
時と場合によっては、テインバレスまでをも操っていたし。
彼のスティックの持ち方は、レギュラーグリップなんだけど、その握りであれだけ叩けるドラマーって通のドラマーに言わせるとそうそういないらしい。
普段は笑顔を絶やさずフレンドリーな佇まいなんだけど、いざステージにスタンバイすると、キリリとかっこよく表情も引き締まって豹変するのだ。
彼も、フュージョン系ブレイクスルーを手始めに、数多くのバンドを掛け持ちというモテモテ・ミュージシャン。
病的なくらいに根っからのバンド好き男。
その温厚な人柄からは想像もつかないくらいの熟練技を発揮。
実はドラムのキャリアは、それほど長くないとのことなんだから更に驚愕だ。
一見の価値アリ。 
 
ベース&コーラス・パートには3年前の夏から、アミノ酸ことアミノ君や、マサキヨ君、トミッチョが見事に埋めていたんだけど、第4の男が今回現れた。
チャッピーだ!
白いシャツとサングラすとペンダント姿
使用楽器は愛器のナチュラルボディカラー・ベース。
メイプル指板。
彼は最近ひたすらに気を吐いている
浅草橋サウンドエナジーではオールディズバンドで出演してウッドベース&リードヴォーカルを担当していた
更には今年からASIAのカバーバンドを結成
ジョン・ウエットン役をこなしてる
何だ何だかとてつもないことが起こりそうな気配

 4年前の末に、めでたく加入した酔いどれギタリストのシモラー((´∀`*))
ところが年中ハードスケジュールの彼
な、な、何と出張が入ってしまい、今回は泣く泣く参加を断念・・・・・(´;ω;`)
ところが心強いサポートギタリストが見事にその役をこなしてくれた
ヒデキ君だ
目にも鮮やかなペパーミントグリーンのボディカラーのギターで弾きまくっていた
ローズ指板
これはシェクター・・・?どこのメーカーかなあ・・・???
まあ、いずれにしろ相当のギターコレクターとみた。
これは面白いね。
マニア心を存分にくすぐるところ。
今度ゆっくりと、楽器談義でもしてみたいよ
ずっと注目の的でした。
演者が食われるほどに。
目立った者勝ちの世界観だ!((´∀`*))
テツも密かに彼のギター・テクニックを大絶賛していた。
さすが、見る目が鋭いね。
類は友を呼ぶ。
よって、今回、その超絶技巧なテクニックを余すところなく披露してくれたよ
とてもじゃあないけれども一時的なサポートとは思えないような貫禄漲る安定感のピッキングを醸し出していたよ
当たり前に長年在籍しているメンバーの様相を呈していた
 
そしてキーボードレディが、在籍というゴージャスさ。
これならばミキミキちゃんも、歌に全力で専念できるというものだ。
このスペシャルなシフトは大正解。
キーボードは、な、な、なんとその名もジュンコさん!
八神純子を弾く淳子さま。
20代の頃、ミキミキと一緒にバンドを結成していてポプコンや、キリン・ポップスグランプリなんかにオリジナル曲も交え出演してブイブイ言わせていました。
楽しい老後&ボケ防止のために再度返り咲いた次第!
めでたし、めでたし!!
ちなみにKORGのKROSSを使用。

つまり見るたび、構成に微妙な変化があるわけだ。(人の事は言えませんが。。。。(;^_^A)
色々と試行錯誤の繰り返しなんだね。
バンド維持って何かと大変。
まあそれだけに、やりがいのあるジャンルではあります
頭の下がる思いさ。
ご苦労様です。
 
 以前には、会場入りした彼等をマサが捕まえて素朴な疑問を投げかけてみた。
「ブレイク・スルーとこのバンド、結局どのように区別するのかな?」
とどのつまり、ブレイク・スルーはセッキーによる純粋なる多重プロジェクト。
そしてこちらも表向きはセッキーがリーダーなのですが、実質的に影で取り仕切っているのはミキミキちゃんだとのこと(裏ボスね)。
なるほど!この差はやたらとデカイ(笑)
彼らも相当にアイディアを練って全編名曲オンパレードの形式で臨んできましたよ。
例によって前後編という流れで・・・・。
目まぐるしく次々に飛び出してくる珠玉のヒット曲に陶酔しちゃいましょう

それでは前置きが大変長くなりました
さあ、いよいよ佳境だよ

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
準備万端整っているので十分に余裕があります。

若きヒカルちゃんはステージ上で俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてください((´∀`))」
ほどよくバランス&サウンド・チェックも終えてスタンバイ・オーケーのサインを音響スタッフ(ミワさんに送る。


さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してのショーが幕開けだ
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした斎藤氏が、会場の後方受付カウンターからステージへと向けての司会進行役。
「お待たせしました!
小樽北運河サウンド・エナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ色々なバンドが出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど、今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら、必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンドも、素晴らしい歌声を披露してくれますよ
興味津々のジャンルは邦楽のカバーが中心。
更にパワーアップしてきました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それでは稲葉美紀DEAR FRIENDSの皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
悪しからず・・・(-_-;)

盛大なるアナウンス導かれて、豪華絢爛なるショーの幕が切って落とされた!!

まずは名刺代わりに・・・・
王道の路線で「パープル・タウン」
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
衝撃ですな
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
開始の狼煙はこれで決まり
オープニングナンバーに相応しい
1980年7月21日に発売された9枚目のシングル
「アルバム「ジュンコ・ザ・ベスト」10曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録した
CMソングにも起用され累計60万枚のセールスを記録して大ヒットした
アベさんとダンサーズが早速立ち上がり、一心不乱に踊り狂う
(アベさんの訪れるライブ会場にはステージ最前列中央「アベVIPシート」を設けるべきだ!と私は真剣に提案したいと思います。
もちろんダンス・フロア付きでね)
一聴しただけで八神節だとわかる、流れるようなメロディが光を放つ快適な名曲。
やはりこれに尽きるでしょう・・・・・
ステージがはじまらないよ
(当時デヴィッド・フォスターがプロデュースしたレイ・ケネディのロンリー・ガイとひと悶着あった曰くつきだけどもパーフェクトな金字塔)
八神の人生の転機を象徴する記念碑的な歌
グッとオシャレなサウンドで迫ってくる稲葉美紀DEAR FRIENDS
伸びやかで張りのある官能的ヴォーカルを、惜しげもなく聞かせてくれるミキミキ嬢。
バック陣も難攻不落なこのバッキングでは、巧みなトリッキー・テクニックを駆使
余裕の表情で繰り広げてミキミキ嬢を盛り立てつつもガッシリと支えます。
的確なドラミングが絡みつく中、アーミング&チョーキングを交えたギター・ソロとスラップ・ベースも気持ちいい。
ギターの滑らかなる決め一音フィンガリングに雪崩れ込み。
夕闇迫る中で一際照明が煌びやかだ。
常にテンションの高いステージングのわりには、トークがとっても和気藹々。このギャップも魅力の一つ。
ミキミキ嬢の豊かな声量はいつ聞いても鮮やか過ぎる
いやいや益々艶を増しているではないか
恐るべし
都会的な雰囲気が漂うステージを展開
前後対バン達との対比がすこぶる面白い。
これはもしかして確信犯なのかな?
ウオーミングアップ程度に巧みにこなしているよ
中々に生きのいい貫禄で盛り上げてくれました
でも決して気取った嫌味な感じは与えないところがミソ
その派手なリフ絡みとインパクトの匙加減が絶妙

観客席どこからともなく
「MIKIMIKIさん、素敵~!!」
当然でしょうね
またもや、ミキ嬢の力量を目一杯に思い知らされてしまいました
間髪入れずにメドレーで
「ポーラー・スター
(1979年7月25日リリースの7枚目シングル
アルバムMR,メトロポリスに収録)」
オリコン週間チャートでは最高ランキング8位を記録
このタイトルは「北極星」を意味する
息をつかせる隙を与えてもくれない、心憎きセットリスト。
いつの間にか、感動的な歌メロと歌詞に打ち震えているのだ。
ドップリとお洒落なムードに浸ってください。
グッと大人のサウンド溢れる、Jポップ・ナンバー
この曲には思い入れがひと際強いと読んだ
生き生き伸び伸びと輝いていたよ。
エンディングでもスリリングにバッチリとハマっていた。
テンションもマックス状態で恍惚の領域に達していたさ・・・・
見事なくらいのライブに対する妥協なき徹底ぶりに拍手喝采
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配
ミキミキちゃんはこの日華やかで極上の魅力を振り撒いてくれたよ

そのミキミキ嬢によるMC
常にテンションの高い華麗なるステージングのわりには、トークがとっても愉快痛快
MCとのギャップもとくとご覧あれ

「私はこの間、久しぶりに長年リスペクトしている八神純子様のコンサートを観てきました
美しさはずっと変わらず、声も全く衰え知らず
八神様は途中のトイレタイム以外はずっと立ちっぱなしで歌ったりお話したりしていました
驚いたことは一回も水を飲まなかったこと
で、私が何を言いたいかと言いますと・・・・・私も今日は水を飲まないということ((´∀`))
八神様は私の4つ上なのですが、変なところを真似させていただきますよ
・・・・思い出のスクリーン」
(1979年2月5日リリースの6枚目シングル)」
アルバム「ジュンコ・ザ・ベスト」9曲目に収録
オリコンチャートでは最高ランキング12位を記録
セッキーのカウントにはじまる、貫禄タップリの緻密この上ないリズムが炸裂!
ここでもしっかりと、八神&ミキミキ・ワールドにあなたを誘います
ジュンコちゃん演じるシンセの優しくて淡いオーケストレーションが、そのまま本編へと繋がる演奏。
キーボード操作も抜群で、小技の連発。
一時たりとも目が離せません。
「テクニシャン!」とあるキーボードプレイヤーも手放しで絶賛していたよ。
セッキーはやや控えめながら、さすがの繊細ハイハットワークも交えて、タイトに引き締まったスティック乱れ打ちで援護射撃。
スプラッシュシンバルへの打音も臨場感タップリ
メンバー全員がノビノビと息のあったプレイに専念。
胸に大切そうに下げているミキミキちゃん愛用のサンバホイッスルを、本家同様ここぞとばかりに使用しているところなんて、気合の入り方が半端ではないですね。
極めつけはギターから紡ぎだされるトーンの音像。
愁いを含んだパワフル・ヴォイスで応じるミキ嬢は新境地開拓。
こういう側面もあるんだねえ。
その引き出しの豊富さにはお口あんぐり状態さ。
思わず唸ってしまいます。
これだけ歌えたら、さぞかし気持ちいいんだろうなあ。
微笑ましくも、羨ましい限り。
遠く澄み切った果てしなき天空の向こうにまで届け!とばかりに、遠慮なくぶちかましてくれました。

「じゃあ皆さんもよく知っている・・・・MR,ブルー~私の地球~(1980年11月5日にリリースされた10枚目のシングル)」
ベテランならではの味わい深いひと時
もう余裕綽綽に構えているんだからなあ
全体を覆いつくすかのような、壮大なるギターの音色が効果覿面
ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり
熱冷ましとばかりにこの曲をここへもってくるなんて、粋な配慮ですなあ
圧巻だよ
皆でニコニコと大合唱だ。
ダンディなチャッピーさんによるコーラス。
もちろんバンド全員、こだわりにこだわりぬいた趣向を施して、へヴィーな演出で場を盛り上げていました。
ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせは非の打ち所がない
敬服しちゃう。
フォーメーションによるアンサンブルも見事過ぎだ。
しかもこのバンドのメンバー達の許容量は玄人はだしだね。
なんでもこなせちゃうんだから
ロック、ヘヴィーメタル、アニソン、オールディズからディスコ、ソウル、R&B、果てはラテン、J-POP、ジャズに至るまで一大網羅しています。
ありとあらゆる経験にもとずいた自信を基盤にしているだけに、守備範囲の広さが容易に窺い知れます。
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのポップ・アイコン。
よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね。
何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ。
この光景を後方の席から眺めていたんだけど・・・うかつにもシミジミと感動しちゃったさ・・・・

「さあ、それでは、たくさんのリクエストがあったので、ラストはやっぱりあの曲
・・・・・・・・・みずいろの雨で終わりたいと思います
・・・・(1978年9月5にリリース
5枚目のシングル
60万枚のセールスを記録!)」
満を持して遂に登場!
これを絶対にやらなければ許されない。
ステージを降りられないよ
マサがずっと心待ちにしていた、甘酸っぱくも青春のほろ苦い香りが目いっぱいに漂う曲がはじまりました。
これでトドメを刺しながら息の根を止める。
一緒になって口ずさんでいる人も見受けられます。
セッキーによるカウント
(今回は彼のホノボノとしたおとぼけMCが全く聞けなかったのが少しだけど残念・・・・)。
優しい人柄や思いやりをチラホラと覗かせるセッキーですが、やっぱり見るからに善人丸出しだ。
しかし、いざプレイに入るとなると、ここでも別人のごとく表情が男らしく引き締まっていて頼もしい。
MIKIMIKI嬢の感情移入と表現力は申し分なし。
いやはやなんとも参りました。
(もうこれをやられたら私は思い残す事は何もありません・・・・。)
ここでもサンバホイッスルが轟いた時には、心に染み入りウルウル状態。
恐るべし自己主張。
そのどこまでも張りのあるボーカルには、ただただ聞き惚れるのみ。
MIKIMIKI嬢の豊かな声量は、ここにきてもパワーダウンしません
それどころか、益々艶を増しているではないか。
「まだまだここで歌っていたいわ!
もっともっと私の歌を聞いて!」とでも言いたげだ
口笛ピューピュー吹き鳴らされる・・・・・・なんという夢心地な空間であろうか
レッドゾーンは振り切れ寸前
余力を振り絞っての熱演
曲者ら全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
あらら・・・・?
どこからか現れたおじさんがシャボン玉を次々と飛ばしてステージに彩を添えてくれる
フワフワと漂う数多くの綺麗なシャボン玉を見ていると、童心に戻ってしまうね
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
追随するかのごとく、かっこいいギターソロが儚い終焉を告げる。
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
稲葉美紀DEAR FRIENDSでした
今日も、態度がでかくて申し訳ありません・・・(笑)
まだまだ、この後もイベントは続きますよ。
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします(笑)
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ。
また、ライブイベントの話もあれば、どこでもドアで駆け付けますよ!
持っていないけど(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ。
観客の方々がバンドに向けて勢いよくクラッカーを放つ。
「パン!パン!!」
和気藹藹と賑やかだ。
怒涛のジャパニーズ・ポップスショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えた稲葉美紀DEAR FRIENDSは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました。
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了。
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
爽やかな疲労感と汗に包まれている。
本当にお疲れ様でした。
感謝感激雨あられ状態だよ。((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


会場後方テント内に陣取る司会進行役の斉藤さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス。
「ありがとうございました。
稲葉美紀DEAR FRIENDSの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
5人も後のイベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ。
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています。
トンボたちもたくさん青空を飛んでいて、秋の気配は、もうすぐそこにまでやってきていますね。
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません。
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なる初期シカゴのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
ヤバい奴らだ・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 
追記・・・MIKIMIKI嬢はかつてコンテスト&オーディション荒らしでブイブイ言わせていたそうですよ。
それも素直に頷けるというもの。

 
****さあ、残すところは2バンドとなりました!!(笑)
are you ready?!****









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