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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (今井バンド編)

2024-07-26 17:57:40 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

4番手には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢の登場だ

12:45~13:0
「今井バンド」
札幌からの初出演です!

開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた
各自それぞれに個性的でカッコいい奴ら
往年のいぶし銀な洋楽を披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))

この日出演したバンド中一番のこだわり路線
まあ、それは間違いない

だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかった
次から次へと名曲群が炸裂する様はとっても心地よい
今後も、彼等の活躍には期待大
楽しみがまたまた一つ増えたよ
これもライブイベントならではの醍醐味ですね
ステージ上での佇まいから察するに皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
羨ましい関係でしょう( ´艸`)
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ

それでは今井バンド4人の皆さんを紹介します!
とても懐かしい顔ぶれだ

紅一点のベーシスト&コーラスはジンちゃん
ロングヘアをなびかせ男顔負けなテクニックを駆使してこれでもかあというほどにブイブイとグルーブを醸し出していましたよ
さすがスーパーウーマン
愛器フェンダーのジャズベースを使用
毎度おなじみのメタリックブルーに輝くボディカラー
ローズ指板仕様

目いっぱいにタメの効いたドラマーはマルチプレイヤーのノビさん
帽子を着用
彼の本業はジャンルの壁をも軽く超越しちゃうアメリカ仕込みのギター
でも迫力あるボーカルもこなすのだ
いつでもどこでも頼りになる存在
オーラが半端ない

最年少の爽やかなる青年はケンシローくん
パーカッションを担当
(主にボンゴ)
ラテン系のリズムでサウンドに一層のバリエーションを施す
若いのに熟練のクールなアクセントを次々に網羅する様は圧巻だよ
スタンディングでのプレイスタイルに徹していた

そしてこのバンド名にもある今井まことくん
ギター&ボーカルを担当
ムードメーカーの真骨頂だなあ
最初から最後までとにかく盛り上げ役も兼任する
愉快痛快で和みモードも醸し出している
これは持って生まれた才能
でも使用しているギターはそうとうにこだわりがあるご様子
だってゴールドトップのレスポールだよん
デュアン・オールマンの熱狂的なるファンなのかな?
今度、機会があれば訊ねてみたいものだ

皆それぞれに好みの衣装やアクセサリーなどを着込んで自由きままなファッションを楽しんでいましたよ。

そろそろ客席もほどよく埋ってきたね。
熱気も徐々に高まってきている。

この会場でのライブは、今のところ、すべてにおいて順調だよ。
動員数、スタッフ、対バン、そしてオーディエンスなどなど・・・・。
雨の予報、客入りをとっても危惧していたんだけど、そんなこと
全くの取り越し苦労だったようだ。
良かったね!

前置きが大変長くなってしまいました。
早速いってみましょう!!

ステージの入れ替えにはたっぷりと10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持しての幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

司会進行役の斉藤さんが、下手から登場してきてアナウンス

「去年からこちらの埠頭で開催している音楽の祭典
ステージの真横を横切る船は人気の観光名所・青の洞窟に向かうクルーズ船です
料金は5000円となっています
次に控えしバンドは・・・・
札幌・豊平区平岸にあるライブハウスG-HIPに出演しているバンドの登場です
応援のほどを、よろしくお願いいたします
それでは今井バンドの皆さんです!
どうぞ!」と豪快にアナウンス!!
キッチンカーのことをアピールすることもしっかりと怠らないところはお見事だ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

パワフルなイントロに導かれていよいよ始まった。
今井くんが思いっきりのシャウトでタイトルをコール!
誰もが認めるギターの神様エリック・クラプトンの傑作「コカイン」
オープンナンバーにはもってこいだね。
鉄板ナンバーが序盤から惜しげもなく披露された。
多彩なる表情の珠玉なるゴージャス・ナンバーですよ。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に解き放たれた
こちらは1977年のアルバム「スローハンド」トップに収録。
ギター・リフがかっこいい(ちょっと頭がクリームのサンシャイン・オブ・ユア・ラブに似ている)
12小節のシンプルなブルース・ナンバー
オクラホマ出身のシンガー・ソング・ライター、JJケイルの1976年のアルバム「トルバドール」収録曲
つまりクラプトンはカバー(でもこちらの方が超絶に有名)
最初から終わりまで、コカインを礼賛する歌詞なので変態の歌なのだ
ちなみにクラプトンは「影響を受けたアーティストの一人」にJJケイルを挙げている
のっぴきならないエモーショナルなエナジーが溢れるほどエレキギターによる斬新的でメロディアスな音色も、グイグイと圧倒的に迫ってくる。
イントロに炸裂するクラプトンのトレードマークともいえるウーマントーンが盛大に華々しくウネリまくる。
その名のとおり、狂おしいくらいに咽び泣いて延々と響き渡るギターソロも絶品。
壮大なる怒涛のコーラスワーク。
ワイルドな音の洪水がこれでもかあ、というほどに襲いかかってくる。
もちろん今井くんは、ワウペダルも思いっきり踏み込み唸りをあげて、劇的でヘヴィーな「トーキングエフェクト」を得る。
ジンちゃんも複雑なブリブリフレーズで自己主張。
超絶技巧のサイケデリック・ワールド全開。
(彼女はメキメキと腕をあげているねえ)
彼女のハイトーン・コーラスも効果絶大だ。
よく通る声だから迫力も更に増す。
左手に持ったタンバリンをリズムに乗って激しく連打するケンシローくん
今井君が醸し出す男気をふんだんに盛り込んだSTRONGヴォイスは絶好調。
各自それぞれが曲のありとあらゆる要素を解釈して昇華する姿は、驚きと共にとても勉強になる。

今井くんはMCもこなす
「はい、ありがとうございます
皆さん、どうもこんにちは
エントリー・ナンバー4の今井バンドですよ
もの凄く緊張しています
いやあ、暑いですねえ~~~(-_-;)」

と、ここですかさず・・・・一息入れての今井くんによるユニークなメンバー紹介
早速、懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン

「じゃあ次の曲です
・・・・プラウド・メアリー!!」
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)が1969年1月に発表したシングル楽曲
だ2枚目のスタジオ・アルバム「バイヨー・カントリー」6曲目に収録
全米最高チャートでは2位を記録したグループの代表作の一つ
もちろんジョン・フォガティの作品だ
アイク&ティナ・ターナーのカヴァー・バージョンも有名
場面一転してのそれまでの曲とはちょっと一線を画すエキサイティングかつデンジャラスでスタイリッシュなナンバー。
主役は破壊力満点に繰り返されるギターリフに尽きる
官能的な響きにのって繰り出されるチョッパーベースやブレイクのタイミングに思わず唸ってしまった。
シンプルでタイトなバッキングが超絶技巧だ。
ボンゴによる連打を皮切りにギターのハーモニックピッキングが追随。
清々しいくらいに淡々とした構成力。
ロックンロール、ブルース、ゴスペル、およびソウルの要素を複合している
全体的にやや抑え気味の曲調からいきなり炸裂するサビが、尚更のことインパクトあり。
骨っぽくてストロングな男性的ファンクがこれさ。
一音一音が強烈に聞き手側へと情け容赦なく迫ってくる。
今井バンドはこのじゃじゃ馬のような曲を、汗飛び散らせながらいともたやすく堂々と操っている。
昔取った杵柄とばかりに本人たちも全身全霊でエンジョイ。
エンディングが近づくに伴って加熱していくプレイヤーたちの佇まいに一同が脱帽だ。
何度もリヴァイバルヒットしていて、ヒップホップ界においても大受けしましたね。
ここで披露された曲目中、一番カバーされて知名度も高い曲がこれではないでしょうか。
ジャンルや時代を軽く超越して最も親しまれている、程よきポップテイストの血湧き肉躍る激情型ミュージック。
バンド名や曲名を知らない人でも、この曲を聞いたら思わず膝を叩くことでしょう。
今井くんも勢いそのまま、嬉々としてシャウトしながら演じ切っています。
グッと空気感が変化したよ。
琴線が震えてきた。
この何とも言えないような不思議な高揚感はなんなのだろうか?
どことなくなく懐かしい香りがプンプンに漂っているのさ。
それでいて異国情緒フレイヴァーが満載。
そうこうしているうちに、ちょっぴりと甘く切ない旋律が垣間見えてきて心憎い。

「どうもありがとうございます
いやあ・・・暑いですね・・・・
やっている我々も絶えず水分の補給を怠らないようにしないとね・・・・
はい、今2曲をお送りしました
どちらも60年代のヒット曲です
最近、トランプ政権が復活するとか、コメの経済がどうとか・・・色々と世の中な相変わらず不穏なニュースが飛び交っております
次にお送りする曲は、戦争反対を歌った・・・・スコット・マッケンジーの
・・・・花のサンフランシスコ・・・・」
1967年5月4日に発表された楽曲
な、な、何と、モントレー・ポップ・フェスティヴァルのために制作されたのだ
アルバム「ザ・ヴォイス・オブ・スコット・マッケンジー」に収録
全英シングルチャートでは第1位を記録
フォーク調のメッセージが受けて学生を中心に大ヒットした
ママス&パパスのジョン・フィリップスによる作品
正に愛と平和を込めた「フラワー・パワー」の象徴
ヒッピー・カルチャーの代名詞
今井くんは伸びやかなる澄んだ歌声を、魅力的に聞かせてくれました。
ミディアム・テンポにのって繰り広げられる、突き抜けるような鉄壁のハーモニーは強靭。
重厚なる音像から発せられる極上のメロディ・ラインは、天下一品のいかした輝き。
淡々と紡ぎ出される言霊の数々が感動的にこちらサイドにハートに染み入ってくる
誰もが青春真っ盛りの頃を彷彿として、甘くほろ苦い経験がフラッシュバックしたんじゃないかなあ。
今井くんが、心を込めて見事ドラマティックに歌いこなします。
もちろん、観客もしんみりと聞き入っています。
ただただ聞き惚れて、感心しきり。
コーラスも情感タップリに延々と好サポート。
迂闊にも鋼の涙腺がほろりと緩んできちゃいそうだ
うっとりと聞き入っているレデイ達があちこちに散見
ここいら辺はじっくりと腰を据えて聞き入ってみるというのも一興
できうる限りの素晴らしいシチュエーションでね。
口笛も、ピューピューと鳴っているよ。

今井君
「どうもありがとうございます」
ジンちゃん
「初めての屋外ステージはどうでしょうか?」
今井君
「あがっています・・・(-_-;)」
ジンちゃんから優しいアドバイスを頂戴する
「天狗山に向かって歌えばいいんですよ((´∀`))
小樽の皆さん、お元気でしょうか?
最後の曲となります
1970年、某男性化粧品のコマーシャル・ソングとして社会現象化するほどに爆発的にヒットした曲です
ジェリー・ウォレスで・・・・男の世界」
これをやるからには編成としては本格的なブラスセクションが欲しかったなあ・・・・
それって欲張りかいな・・・・・

と、ここで、このブロを書いている特権を乱用させていただきまする
以前にフェイス・ブックにもアップした記事から添付!
非常にマニアックで思い入れたっぷりに・・・・

***肉体派チャールズ・ブロンソンは、中学生の時、初めて外国人映画俳優でファンになった人。
「男の世界」は大ヒットしたね。
男性達が皆こぞって髭をはやしだした。
似合う、似合わないは関係なくね。
俺もあのスタイルには憧れた。
とにかくこの曲は頻繁にTVから流れていた。
カントリー・シンガーのジェリー・ウォレスよりもブロンソンのイメージが強烈!
イントロのブラスセクションもかっこいい。
ダムが世界を意味している事もこれで知った。
これをきっかけにブロンソン・ブームが日本中で吹き荒れ営業不振に喘いでいた丹頂も盛り返して社名も「マンダム」に変更。
これ以降、ハリウッド俳優達が続々と日本のコマーシャルに出演するようになった。
莫大なギャラで。
本来ハリウッド映画俳優はコマーシャルやTVドラマに出演するのは格を下げるとのことで受け入れないらしい。
まあそれはともかくもコマーシャル中で発するブロンソンの「うーん、マンダム」も流行。
「お前、顎に何かついてるぞ!」と言われて顎を触ると「うーん、マンダム!」と言うのも男子仲間で流行った。
中学年の担任から個人面談があると級長がホームルームの時に連絡する際に、こいつがちょっとおチャラけたやつでしてドヤ顔で
「うーん、面談…」とやらかした。
当然クラス中ドン引き…ふと今それを思い出した。
ちなみにマンダムコマーシャルの監督は故・大林宣彦さん。
まだコマーシャル監督などというステイタスが確立されていなかった時代。
後に映画「ハウス」の時にそれを知った。
先駆者だよね***

これ実は日本独自のシングルカットで一世を風靡した
オリコン洋楽チャートで1970年10月5日付から通算12週1位を獲得した
パンチが効きまくりの快挙だよね
レコードの売り上げは累計で130万枚!!!
余談ながら、あのみうらじゅん&田口トモロヲによるプロジェクト「ブロンソンズ」もあった(書籍とCDを持っています・・・っていう私はもう男の世界ではなくって病気の世界ですね((´∀`))

話を佳境を迎えたライブに戻そう!
ギター・ソロに突入した時点で転調
まだまだ余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
汗飛び散らかしての、はじけまくりで進行。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
天空高くCRACKERも華麗に炸裂した
「パンッ!!」
ここでおもむろに今井くんはお約束、小道具の「マンダム化粧品」を取り出す
「これ、覚えているかなあ・・・」
蓋を外して化粧液を手に取り顎に塗る
「う~~む、マンダム」((´∀`))
そしてキャップをして、そっと足元の床に容器を置く
硬軟取り混ぜた巧妙なる今井君のショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
今井バンドの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブは大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
その後も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

・・・・((´∀`))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
ゲス・フーで「アメリカン・ウーマン」




































VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (シュガーレス編)

2024-07-24 08:03:38 | Live Set List




****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

3番手には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢の登場だ

12:10~12:35
「シュガーレス」
(安瀬地帯のカバーバンド)
男女混合、札幌からの出演で6人組
2年連続11回目

開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた
各自それぞれに個性的でカッコいい奴ら
往年のジャパニーズポップ・ソングを披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))

この日出演したバンド中一番のいぶし銀路線
まあ、それは間違いない

だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかった
次から次へと名曲群が炸裂する様はとっても心地よい
今後も、彼等の活躍には期待大
楽しみがまたまた一つ増えたよ
これもライブイベントならではの醍醐味ですね
ライブの前後にメンバー達とけっこう談笑する機会があったんだけど皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
羨ましい関係でしょう( ´艸`)
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ

もはや彼らに関しては説明不要なんだよね。
ここで、ひと際ユニークなる、このバンド名の由来を説明します。
「世の中そんなに甘くない。
健康の事を考えて、砂糖を控えめにする」という意味なんだそうです。
人を食ったようなセンスあふれる意味を含んでいるのだ。
ちょっと聞いた感じでは非常にロックっぽいバンド名なんだけど、その実態は大違いでとってもユーモラス。

なんと、STA が彼らと対バンを組むのは、昨年9月10日(日)東雁来で開催されたフレンズ・ライブVOL,81以来だ。
つまりは不定期ながらも、ちょくちょくと顔を合わせている仲さ((´∀`*))
このバンドとマサとの付き合いも相当に長い。
なんたって10年を軽く超えてるもんね。

面白いのは最初の頃は必ず小樽ライブイベントで対バンしていたということ(だから勝手に私は小樽のバンドだと思い込んでいたくらい)。

それを切っ掛けに親しくなってからは「STA企画リブレーション」にもたびたび参加してくれるようになりました。

だから、ステージングの細部までをも知り尽くしているつもりだったんだけど、今回は新たな趣向を加味させてきたようだ。

なるほどなあ・・・したたかなる猛者集団。
そして、近年のセット・リスト中、毎ステージごとに、だぶりは数曲のみという妥協なき徹底ぶり。
一体全体、彼らの持ち曲ってどれだけあるんだい!!??

ここ数年は、あまりご一緒する機会が激減しているような気がしていたんだけど、それも単なる思い過ごしだったようだ。
まあ、コロナ禍もあったことだしなあ・・・・。
(調べてみたら、ただ単にイベント参加の曜日違いでニアミスしていただけのようで、ずっと元気に活動中だったとのこと!
そうそう、来月の北運河サウンド・エナジーでもご一緒するよん
良かったなあ)

実際には、別のプロジェクトでもある「テケテケ」「アズマッシーズ」「北風ピープー」「ちむどんどん」などを見ていたからだね、多分。
そんなわけでして、再度アクティブに活動を本格化するようだ。
頼もしい限り。

このバンド、この日はもう、メンバー達がマスクを装着をしていなかった。
ちょっと前までならば、厳重に感染対策を施していたんだけど、こういう姿を見ていると、ああ・・・世の中が以前のように平穏な日々に戻ってきたんだなあ、と痛感した次第。

それではシュガーレス6人の皆さんを紹介します!(以前はエレキギターがツインだった)

中心人物でセンターをキープしているのは、もちろん花形タッキー
(VO&いつもの愛器オベーション・アコースティック・ギター。
ブラウン・サンバーストのボディカラー。
白い帽子と黒眼鏡とブラウン・パンツがよくお似合い)
派手な柄のアロハシャツ姿が涼しそう。
どこで買ったんだろうか・・・?
興味津々・・・・。

ベーシスト&コーラスはトッシーくん。
相棒のブラックボディ・ヘッドレスベースで時にはサムピッキング・プレイが飛び出すテクニシャン。
これはフェルナンデスだよん。
(今月、残念なことに倒産報道された・・・お世話になったメーカーだけに哀しいなあ・・・)
長年、これ一本で貫き通す心意気が素晴らしい。
彼も白いキャップとジーンズ、ラフな花柄shirtにスニーカーというラフなスタイルで決めている。
この日、会場の入り口でトッシーに呼び止められたマサは一緒に裏へ楽屋入りした。

頑強なるドラマーは、アスリートとしての顔も持つ伝説的存在のアキタヤ・エージくん。
引き締まった筋骨隆々の逞しい肉体を誇示するが如く、目にも鮮やかなるアロハシャツ姿がすこぶるカッコいい。
心優しきナイスガイ

グレーの帽子とサングラスがトレードマークのエレキギター&コーラスはリーダーのコダマッチ
(以前まではレスポールスタンダード、ボディカラーがレモンドロップのギターを使用していましたが、近年はステージ映えする渋いオレンジ・ボディカラーのフェンダー・ストラトキャスターに持ち替え。
メイプル指板)。
ストラップもオシャレなデザインのオレンジで統一。
爽やかな白のTshirtとベージュ・チノパンというイデタチ。

キーボード&コーラスは、毎度おなじみの我らが姉御キョンキョン。
可愛らしい帽子をさりげなあく装着。
ネックレスが1ポイント。
ローランドJUNO-DSを使用。
スタンディングでプレイするというのが彼女のスタイル。

そしてもう一人の花が増えた。
同じくキーボード(YAMAHA MX)&コーラス担当のノリちゃんもスタンディング。
黒いサングラス姿がミステリアスなレディ
ちなみにキョンキョンとノリちゃんは、ヘッドセットマイクにてコーラスを担当していました。
・・・という布陣。

皆それぞれに好みの衣装やアクセサリーなどをワイルドに着込んで自由きままなファッションを楽しんでいましたよ。

そろそろ客席もほどよく埋ってきたね。
熱気も徐々に高まってきている。

この会場でのライブは、今のところ、すべてにおいて順調だよ。
動員数、スタッフ、対バン、そしてオーディエンスなどなど・・・・。
雨の予報、客入りをとっても危惧していたんだけど、そんなこと
全くの取り越し苦労だったようだ。
良かったね!


そんな彼らから、元気いっぱいなメッセージが届いています。
「2006年3月に結成、フォークソングを中心としたアコギ2台で、男性2名、女性2名のアコースティックグループとして誕生。
7月にドラムとベースが加入して安全地帯のコピーを演奏するようになる。
女性メンバーがキーボードを弾くようになり、その後、キーボードがもう1台とダンサーも加入して、現在の活動に至ります.
皆さん、今後共、応援のほどよろしくお願いいたします!」
う~~む、歴史が深いなあ・・・・。

というわけでして、観客動員数は圧倒的に1番を誇るシュガーレス!
だってタッキーとキョンキョンだけで、軽く50人は動員できるそうだ。
開演直後の楽屋で「もう呼んだお客さん達が来てくれているよ」と教えてくれた。
素晴らしい人脈とファン層。
会場の中央席で、今か今かと待ちきれない表情で盛大に賑わっていました。

シュガーレス・ファミリーのジョージさんもこの日、しっかりと専属カメラマンとして来場していたよ。
(午前中の駐車場にてマサは偶然にも真横で遭遇したものだからご挨拶させていただきました。
何度も、こういう場所で会うんだよね!!)
音楽はもちろんのこと、人生経験においても大先輩
「ジョージ」って本名なんだよ
改めて直接に確認させてもらいましたもん
生まれた時からロッカー然としていたんだなあ
羨ましい・・・・・
マサが最近、皮パンをやめてジーンズを履いていることを指摘されちゃった。
「スミマセン・・・中々気に入った皮パンが見つからないもので・・・」
でも最近は「ジーンズ姿もいいものだね」とニンマリされちゃった
・・・・ホッ・・・。
そのジョージさんは若々しく、スパッツを履いていました。
このスタイルは見習わないとなあ・・・。(;^_^A

前置きが大変長くなってしまいました。
早速いってみましょう!!

ステージの入れ替えにはたっぷりと10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持しての幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

司会進行役の斉藤さんが、下手から登場してきて
「一人も欠けることなく18年目を迎えました
記念すべき20周年まで早いものであと2年
応援よろしくお願いいたします
それではシュガーレスの皆さんです!
どうぞ!」と豪快にアナウンス!!
キッチンカーをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

パワフルなイントロに導かれていよいよ始まった。
タッキーが思いっきりのシャウトでタイトルコール!
「・・・・・・WE’RE・ALIVE!!」
オープンナンバーにはもってこいだね。
さあ、多彩なる表情の珠玉なるゴージャス・ナンバーですよ。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に解き放たれた
エナジー溢れるほどエレキギターによる斬新的でメロディアスな音色も、グイグイと圧倒的に迫ってくる。
これはシングルカットしてはいないけれど、いかにもライブ映えを想定して制作されたかのようなナンバーだ。
1995年発売のアルバム「テーマソングス~CMソング・TV・映画主題歌集」に収録。
何という反則技ギリギリの隠し味。
これでバッチリと掴みはオーケー!
もうこれ一発で観客たちの度肝を一気に貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。
この日のシュガーレスは、今まであまり取り上げなかった曲が目白押しだ。
果てしなく貪欲的なるキーボードやコーラス・ワークも充実しているもんね。
どんなに勢いある実験的でヘヴィーな曲調だろうと、ツボを心得たグッとくるフックとラインは決して失われない。
転調後も強引なまでにノリノリで引きずり込んでくるパフォーマンスは、なるほど勉強になります。
コード・ストロークも軽快なるタッキー。
レッドゾーンも振り切れ寸前。
漲るエナジーも大量に放射。
フィニッシュの担当も当然タッキー。
美味しいところ、独り占め状態の心憎い奴さ

「ハイ!
シュガーレスです
こんにちは!!・・・・て、これでシーンとされたらいたたまれないよねえ‥‥(-_-;)
皆さんの前だと、ついつい力が入ってしまう。
大丈夫かな?
全然、大丈夫じゃない!!?
精神的にもつまらない話をしてしまうからへこんでしまうよ。
だって、このステージ広いんだもん。
もう年なのかなあ・・・・?」
間髪入れずに客席から・・・・
「可愛い!!」
「あはは・・・・(-_-;)」
すかさず会場のあちこちから「タッキー!!」
「キョウコちゃ~~ん!!」と歓声が飛ぶ。
「ありがとうございます((´∀`*))
今日はお忙しい中をこんなにもたくさんの皆さんに集まっていただきまして感謝しています。
ちょっと曇ってきましたが、最後まで熱く盛り上がっていきましう・・・・!!!
次にお贈りする曲は・・・・・熱視線」
ベストアルバム「I LOVE YOUからはじめよう~安全地帯~」に収録。
1985年1月25日に8枚目のシングルとしてリリース。
オリコンチャートでは最高ランキング2位を記録。
ハードでミステリアスなサウンドに琴線に触れるメロディ、シンプルな言葉が並ぶサビと聞きどころ満載。
タッキーは情熱的で繊細なボーカルで自己主張。
男のユーモアの範疇で女性心理を逆なでする唱法を歌わせたらタッキーはピカイチだ。
いやらしいくらいに狂おしく、なまめかしいくらい官能的に迫るタッキー真骨頂のヴォーカルが思いっきり炸裂。
張りのある伸びやかなる喉は益々磨きがかかった感あり。
甘美なきまでに切なく耳元で囁きかけるように・・・・。
(MCも同様だった!)
ここでも本来の持ち味でもあるシュガーレスのサウンドをじっくりと披露。
名曲というものは発表から何年経過しても遜色なく輝いているのですね。
ちっとも古臭さを感じさせません。
ミュート気味のギターとリム・ショットのドラムスが味わい深く響いてきます。
サスティーンが思い切りかけられたギターも効果を発揮していて印象的。
例のかっこいいシェイプのヘッドレスベースでサムピッキング。
しっとりとしたバラードもノスタルジックで出色の出来栄え。
中間部分ではフロントメンバー全員が両手を掲げて手拍子を要求。
更なる捻り技を駆使してきた
ブレイクの連発でいやが上にも興奮を煽るというわけだ
エキサイトした観客が口笛をピーピーと吹き鳴らす。

ジョージさんが最前列のベストポジションにて激写を繰り広げている…と思っていたら、それに飽き足らずマサのテーブル席へとやってきたさ
「よくよく考えてみたら、自分がシュガーレスのライブ中に写っているのがないことに気づいたよ
手伝ってよ!」
お安い御用です
マサは即座にジョージさんと熱演を繰り広げているシュガーレスを縦から横からと一緒に写真へと収めた
少しはお役に立てたかな((´∀`))

ここで・・・・一息入れてのタッキーによるユニークなメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン

中間部分で満を持して飛び出したのが,史上空前永遠の大ヒット曲「ワインレッドの心」
秋田谷くんによる力強いハイハット・カウントから巧みなリムショットに連結する
千手観音のような手数王
これは、4枚目のシングル。
不動の人気を決定的づけた燦然と輝き続ける代表作品だ。
1983年11月25日リリース。
週間オリコンチャート&ザ・トップテンでは堂々の初1位を記録!。
アルバム「安全地帯Ⅱ」に収録。
売り上げ枚数は71,4万枚。
シンガーソングライター玉置浩二の底力を見せつけられたようなアンセム。
作詞は盟友・井上陽水!
プロデュースとアレンジは大御所・星勝。
どれだけ多くの人々がこの曲に励まされ泣かされ嫉妬したことでしょうか・・・・。
大人の男女間に揺らめく危険な恋模様を芸術的に描きあげている。
これこそプロフェッショナル・ワールドの極致。
それまで何故だかヒットに恵まれていなかった安全地帯・・・・・
玉置浩二氏本人が「歌謡曲っぽくて売れそうな感じの曲」を目指して生み出したという曰く付きで大当たりの傑作。
さすがのシュガーレスも、この凄いターニング・ポイントだけは絶対に外すことは許されないね。((´∀`*))
これをやらなきゃあ、ステージを降りることは許されない。
怒られちゃうよん。
まあ、玉置浩二の曲ならば、どこに組み込んでも全く違和感はないけれども・・・・。
いかにも臨場感を煽るべく仕組まれたような設定の作りは申し分なしだ。
普段オフステージでは,おとなしくにこやかなタッキーも、ステージでは、男の色香が匂い立つほどにダンディーなふるまい。
サビのパートでも遊び心も交えて、粋なくらいに決まっている。
シュガーレスもスピード感あふれる迫力のプレイで聞き手にアドレナリンを注入してくれたよ。
大手を振って皆で大合唱!

さてさて、残すところ2曲となりました
楽しき時間の経過は早いものさ
キョンキョンによるMC
「なんかねえ、やっと汗が飛び出してきた
あれ!?…タッキーは何をしているの・・・??
水を飲んでいるの??・・・
トッシーも一言、お願いします。どうぞ!((´∀`))」
「暑いですね・・・((´∀`))」
「私も正真正銘の晴れ女です
雨の予報でも、なぜだかシュガーレスの出演時間になると晴れる!」
タッキー
「別名・能天気女」((´∀`))
「じゃあ次の曲にいきますよ・・・・・好きさ」
アルバム「安全地帯Ⅴ(オリコン週間チャートでは見事に1位を記録)」アナログ盤の2枚目B面4曲目に収録されたシングル
1986年12月3日リリース
オリコンチャートでは最高ランキング4位を記録
いきなりなトッシーが奏でる一種独特なベースラインのブリブリな罠にやられちゃうさ
このミステリアスな音色のイメージ・・・・油断も隙もありゃあしない
それはストイック過ぎるドラムにも言えること
これでもかあ、というほどに泣きのシリアスなフレーズがエモーショナルに響き渡る
5度のギター・コードによる刻みとアルペジオ
正に贅沢な黄金のパターン
追随して歌に合わせた最高のオブリがツボにはまる
「ギャイーン」と高音が轟きわたって息の根を止められる
ああ・・・あまりにも残酷過ぎる快楽よ
一切の出し惜しみはなし
恋する男のやるせない、胸を掻きむしりたくなるような想いを表現している内容
熱狂してハイになったオーディエンスが星形のタンバリンを無心になって猛烈な叩き込みを繰り広げる
タイトでストレートでシンプルな構成による進行だけどパーフェクトな采配には文句のつけようがない
シンセのリフにのって心の襞をひっかくようなハーモニクスや細かい速弾きなどを織り交ぜ、粘っこく煽るオーバードライブサウンドが効果てきめん
ダイナミックにフレットボード上を移動しながら、アームや指先でのビブラートを全開に聞かせる
息が詰まるほど気恥ずかしいくらい淡々と情感を込めて囁くように歌い紡ぐ美しいタッキーの声
濃厚なる十八番の世界観をたっぷりと味わってくれたまえよ
生々しいほどに共感すること間違いなし
絶対的に保障しますよ
超絶ときめきドキドキラブソングに最早お手上げさ
たまりませんなあ
切なくも痺れるバランス感覚だねえ・・・・
迂闊にも鋼の涙腺も決壊寸前
マイケル・シェンカー顔負けな勢い
身を任せて珠玉のメロディに浸りきってみるというのも一興かと・・・・・

「いよいよもって最後の曲です
何??!!・・・最初からやれってかい??((´∀`))」
怒涛の「アイラブユーからはじめよう」に雪崩れ込み
安全地帯18枚目のシングル。
1988年6月21日発売。
アルバム「安全地帯Ⅵ~月に濡れたふたり」に収録。
オリコンチャート14位を記録。
この日のシュガーレスは今まで取り上げなかった曲が目白押しだ。
イントロのエレキギターによるメロディアスな音色もグイグイと迫ってくる。
キーボードにコーラスも充実しているもんね。
どんなに勢いあるヘヴィーな曲調だろうと、ツボを心得たグッとくるメロディラインは決して失われない。
転調後も強引なまでにノリノリで引きずり込んでくるパフォーマンスは中々勉強になります。
タッキーの真骨頂だ。
エスニック調の豪速球なアレンジが冴えわたっているね。
クールなチョーキングも高らかに吠えまくっていたよ。
お手のものでしょう。
こういう味わいはそこいらにゴロゴロと転がっている若造バンド達には決して醸し出せない。
コロコロと曲調が変わるセットリストゆえに、一切だれることのない流れだ。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
天空高くCRACKERも華麗に炸裂した
「パンッ!!」
硬軟取り混ぜた巧妙なる安全地帯ショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
シュガーレスの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします
プチ情報です
ドラムの秋田谷君は中学生の時、陸上の長距離ランナーを務めていて小樽チャンピオンに輝いていたのですよ
バスケットなどもこなすマルチなスポーツマン」
会場中から驚きの声が沸き上がったのは当然だ

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
6人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

・・・・((´∀`))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」







VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (テンダネス編)

2024-07-24 04:48:28 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、チキチータ(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

セカンド・アクトには勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった
「テンダネス」
11:35~12:00
(中森明菜のカバーバンド)
男女混合、札幌からの初出演5人組

開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた
各自それぞれに個性的でカッコいい奴ら
ベテランのメンバーばかりで往年のアイドル・ソングを披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))

この日出演したバンド中一番のセクシー路線
まあ、それは間違いない

だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかった
ジャパニーズ歌謡が炸裂する様はとっても心地よい
今後、彼等の活躍にも期待大
楽しみがまた一つ増えたよ
これもライブイベントの醍醐味でもあるね
ライブの前後にメンバー達とけっこう談笑する機会があったんだけど皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
羨ましい関係でしょう( ´艸`)
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ

そこで皆さま、こちらは盟友のバンドだ
あの彼が、またまたまたまた~やってくれました((´∀`*))!!

ワーカホリックの彦ちゃんがいるといないとでは、イベントの空気感が全然違う。
そのくらいの名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう
(と言いつつも、近々ポール・マッカートニー&ウィングスのカバーバンド結成の予定だと書いちゃおうっと!
しかも、あの全盛期アナログ3枚組USAライブでの再現を目論んでいるのだとか。
なるほど、やるからにはでっかくいっちゃうんだね)。

とにもかくにも、そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

 マサと彼とはもう19年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにS・T・A、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そして夢を語り合って切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに比べて、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなども行いつつ、長年交流を重ねているのですよ。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。

バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど、刺激を与えあっている。
そこに対する強烈なる愛はバッチリと共通だ
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 数年前、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた
(トミーがヴォーカル、GUSくんもギター、アライさんがベース、キムキムがキーボード、ミョウテンくんやモッチンが交互にドラムスを担当)。

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成していることは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた。

で、チャーのコピーバンド、ヒコプロ、BLUE CLOUD、ソフトクリーム、ちむどんどん、に引き続き、今回はこのバンドときたもんだ。

いつでも期待感で一杯だよ。
つい先日も彼は厚別ふれあい広場でもロックフェスを大成功に導いたばかり(STAも当然のごとくこれに参戦した)

ハイ、さてさて、こいつもこの日の目玉バンドの一つ。
でさあ・・・数多くのバンドを牽引しているものだから整理してみよう
実はこのバンドは以前に見ている
3年ほど前に再結成したんだけど・・・・驚いたことに来年で結成45年を迎えるのだとか!!??
素晴らしいねえ
((´∀`))
でもいかしたネーミングさ
大幅にメンバーが入れ替わっているけどね

結果かい?
・・・・もちろん想像以上のパフォーマンスを繰り広げてくれた。

いやはやなんとも大した連中だ。
ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃう内容
往年のジャパニーズポップ・ロックの元祖を忠実に繰り広げちゃうというんだから恐れ知らず
脱帽ものさ
思い立ったら一致団結して即行動が彼らの信条

まずは内容の方をここで冷静になって整理することにしよう
ヒコちゃんは膨大なるライブイベントやバンドの構想を常に念頭に描き続けてる

例によって主催者だけに収まらなく掛け持ちでの出演も敢行
今回も3バンドでの出演
よくもまあ体力がもつものだ
どれもジャンル被らずさ・・・・
敬服しちゃうよ
どこにそんなヴァイタリティがあるのか今度機会があったら聞いてみようっと(ついこの間、気心の知れた仲間たちと沖縄旅行に出かけて気分もリフレッシュしてきたそうだ・・・フェイスブックより)
まあ、バンドには困ってはいないようだしね((´∀`))
あ、この間はあろうことか、混乱してしまい自分のバンドをライブに入れておくのを忘れてしまったそうだ・・・
本末転倒・・・・(-_-;)

盛大に編成をば解説しよう・・・・・

眼鏡姿のヒコちゃん・・・ギター&コーラス
白い帽子、見るからに涼しそうなアロハシャツ、ベージュのパンツ、サンダルと潔いくらいに白で統一
仕様ギターは愛器ポール・リード・スミス
これは長年の相棒としてお馴染み
シースルーブルーのボディカラーは定番
ローズ指板
ちなみにワイヤレス・システムも使用

紅一点の歌姫は人気絶頂のともっち
潔いくらいに全身を黒い衣装で統一(手袋も含む)
それもねえ、ただの黒に収まっていないから参っちゃうよ
だってシースルーのフリルスカート(ほぼスケスケ!!)にすらりと伸びたおみ足がバッチリと見える
先述の厚別ふれあい広場で来ていたものと同じバージョン
世の殿方が目のやり場に困っちゃうほどだ
これがまたすこぶる似合っているし
こんな姿になれるのはこの辺じゃあトモッチ以外にありえない
そのくらいに今ノリにノッテいる証拠
彼女を初めてしたのはレベッカのカヴァーバンド「ラズベリー」でのこと
でも実はハロウインを筆頭にジャーマン・メタルが大好物のレディなのですよ((´∀`))

STAにも所属しているダンディなラテン系のユーちゃん
この伊達男・・・STAにも参加してほしかったよ
ここでは打楽器でもパーカッションではなくいぶし銀のグルーブを轟き渡らせるドラマーに専念だ
渋いよなあ
帽子、黒サングラス、アロハシャツといういでたちで気を吐いていたよん
彼は札幌のコミュニティFM「ラジオ・カロス」で長年にわたって番組を持っているDJでもある
打楽器の講師も務める
更には北海道の膨大なるバンドやミュージシャン達を抱えるサークル「エッグ」の副会長も兼任
加入バンドもヒコちゃんに決してひけをとらないぞ
根っからのアクティブ人間らしい

ベースはレイバンのサングラスを装着したカズオさん
使用楽器はな、な、なんと憧れのBC,リッチ・モッキンバード
ナチュラルボディの木目調が神々しい光を放つ
黙々とリズムをキープする職人芸は参考になる

下手に陣取るはキーボードのキヨシさん
スタンディング・スタイルでのプレイが彼の信条
2段構えのセットで上がローランドで下はカシオ
これで壮大なサウンドを響かせていた
黒サングラスをかけてアロハシャツを着こみ、白いTシャツとパンツで決めていた

賑やかなBGMに誘われてマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
熱中症にご用心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
それではテンダネスの皆さんです
お楽しみください!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

オープニング・ナンバーは「・・・・・TATOOという曲を歌わせてもらいます・・・・・・・・」
(黄金期21枚目のシングルとして1988年5月18日にリリースされた。
数多くの賞を受賞。
アルバム「ベストⅡ」に収録。
3分57秒。
オリコンチャート週間では見事に1位を獲得!。
以上ウィキペディアより引用)
ユーちゃんのスティックによるカウントから、爆音轟かせてストレートなアクセントにノってのドラミング。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
何という反則技ギリギリの隠し味。
バッチリとオーケー!
もうこれだけで観客たちの度肝を一気に貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。
ヘヴィーなナンバーが炸裂だ!
テンダネスは、骨太で男気溢れるサウンドにアレンジしているようです。
80年代に、これだけ貫禄に満ち溢れたJ-ロックが存在していたなんて驚きだ。
今、改めて聴いてみても高速ブレイクビーツのアタックサウンドに、挑戦的な歌詞が震えるほどメチャクチャに痺れるね。
全体的にタイトで抑え気味のアクセント・メイクが、的確に壮大なる音絵巻を構築。
有り余る才能を、フルに導入した展開は絶品。
ちょっと捻りの効いた楽曲の特性を生かしつつも、バックとのアンサンブル・コンビネーションも秀逸。
ヒコちゃんの目を見張るギターフレーズが、天空へと自由自在に散りばめられる
「ギュィ~ン!!」
・・・・相変わらず凄いなあ・・・・。
うねりまくりのベース・ソロも、特筆すべき点。
カズオさんは、エフェクターを最大限に駆使して盛り立てる。
切なき乙女心を歌わせたら、トモッチの右に出る女性シンガーはなかなか札幌界隈では存在しないでしょう。
男たちが奏でるフレーズによる掛け合いも聴きどころなのは特筆すべき点
ヒコちゃんのコードカッティングに乗って、ありとあらゆるエモーショナルな極上のテクニックを、惜しげもなく披露。
オクターブを勢いよく上昇するトモッチの悩殺ボーカル・スタイルに誰もが釘付け。
シュールにロックしていたのではないかい。
個性あふれる独特なる曲調だけに、実は難攻不落な感じで手ごわそうだ
それをいともたやすく余裕と貫禄の表情を浮かべて不敵に演奏しているんだからねえ
ああ・・・・空恐ろしい猛者集団

ともっち嬢も気持ちよさそうに張りのある声でひたすらシャウトしまくっていましたよ。

まっすぐな歌詞がなんまらと熱く胸に突き刺さる
心に語りかけてきます
何故だか懐かしい最高のキャッチーなメロディにひかれちゃう
元気いっぱいパワフルに弾けまくり
ストレートでタイトでほどよくね((´∀`))

間髪入れずに早くも佳境に差し掛かってきたよ
トモッチのイメージにジャストフィットの懐かしい「十戒」
1984年7月25日にリリースされた9枚目のシングル。
スタジオalbum「ポジビリティー」7曲目に収録。
オリコン週間チャートでは堂々の1位を記録。
大巨匠の売野雅勇・作詞、ジャパニーズ・スーパーギタリスト高中正義・作曲という夢のようなコラボレーション
この起用と共に、ツッパリ路線の集大成的作品は当時話題となった。
極上のハードロック臭が勢いよくプンプンと漂いまくっている。
トモッチ、キーの広さは異常でないかい!?
ドンドン艶が増してきて、その特異性に磨きがかかってきた。
舐めてかかれないアダルトな色気が満載。
とどめは、怒涛のビブラート攻撃。
いつの日にか、トモッチが艶やかに歌う本格的なヘヴィーメタリックなロックが聞きたいなあ。
ああ・・・想像しただけでゾクゾクと戦慄が走ってきて突き刺さる。
特筆すべきは、ヒコちゃんによる、意外なるさりげない妖艶なコーラスと唸りをあげまくるギター・ソロだ!
そして千手観音のごとくユーちゃんもアグレッシブにシンバルを連打する。
正に手数王
何から何までもが絵になるフォーメーション。
一時たりとも、ダレる箇所は皆無。
これも、切磋琢磨に打ち込んでいる日頃の真面目な鍛錬がものをいう。
努力は決して裏切らない。
次に何が飛び出すのか楽しみでワクワクときめいちゃうよん。
しかし、テンダネスのレパートリーの豊富さには今更ながらだけども脱帽だ。
そのライブイベントの趣旨、対バン、オーディエンス、会場の雰囲気、出演順番に応じてセットリストを綿密に組んでいる模様。
だからそのつど、ガラッと様変わり。
いざ蓋を開けるまでは何が飛び出すかわからない、万華鏡の様相を呈しています。
その上、現在もレパートリーをどん欲に増やし続けているし。
心底に敬服しちゃうよ。
基本的にバンドとはこうありたいものですなあ。
何度見ても勉強になるお手本のよう。
締め括りではトモッチがご本家同様に小悪魔風の切れ味鋭いポーズを気取ってみせる
もうオーディエンスはお手上げ状態さ

ヒコちゃんMC
「はい、ありがとうございます
20歳くらいの頃に結成したバンドなんですよ」
トモッチ
「私はその時メンバーではないですね」((´∀`))
「そうそう、こんな小さな赤ちゃんでしたね
まあ、いずれにしても皆さん、元気なうちにやりたいことをやっていきましょう
それでは次にいきましょうか・・・・・」

それが「サザン・ウィンド」だ
このあたりの拘りどころがそんじょそこいらにゴロゴロと転がっているバンドとは一線を画すところ
日本が誇る中森明菜堂々の8枚目シングル
1984年4月11日リリース
アルバム「POSSIBILITY」1曲目に収録
作詞は来生えつこ
作曲が玉置浩二なのだ
当然オリコン週間チャートでは堂々の3週1位を記録
音楽性はタイトルからもわかる通り熱帯的な雰囲気全開で迫りまくる
今の季節にピッタリ
考えに考え抜かれた美味しいところをチョイスするところなんて中々に心憎い配慮
一致団結して頑固一徹に迫力のプレイ
ここでもユーちゃんは引き続き巧みなスティックワークを駆使してぶちかますという牽引役。
責任重大なる大役を一手に引き受ける。
もちろん、トモッチ嬢を全面でフューチャー。
いかに彼女が気持ちよく歌えるか、を良く理解しているバンドだからこその匙加減が絶妙。
キヨシさんも大人の魅力でグイグイと鍵盤で聞かせてくれます
しかしカズオさんの玉置浩二に対するリスペクト具合は半端ない
こちらサイドまで圧倒的に伝わってきます
各自キャラクターが微妙に違うので、それぞれに一種独特の個性が溢れていますね

内輪を手にパタパタしながら熱狂の声援を送り続ける親衛隊
いよいよもって終盤戦。
楽しい時ってどうしてこうも早く過ぎ去るのだろうか。
「はい、ありがとうございました
これって玉置浩二さんが作ったのですね
私、それを今日初めて知りました((´∀`))
いい曲ですよねえ
次にいきましょうか・・・・」

問答無用の・・・・「飾りじゃないのよ、涙は」
(中森明菜10枚目のシングル)
最早説明なんて不要。
井上陽水が提供した歴史的な傑作。
1984年11月14日にリリース。
スタジオ・アルバム「ビター&スィート」トップに収録。
オリコン週間チャートでは堂々の第1位を記録。
アイドルからシンガー、アーテイストへの転機ともなった。
相変わらずトモッチは、水を得た人魚の様にイキイキとしているねえ。
まるで自分のオリジナルのように歌いこなすハマり具合。
とても自然に馴染んでいて嫌味もなくよく似合う楽曲。
甘く切ないミステリアスな女性の心情を歌わせたら、札幌界隈でトモッチの右に出る輩は存在しないよ。
そこいらにゴロゴロと転がっている連中とは、一味も二味も違うとハッキリ断言しちゃうもんね。
おっとお・・・トモッチが存分に熱唱を繰り広げている最中にも
会場全体を包み込むような全身全霊を込めた分厚いコードのカッティングがこれでもかあ、というほどに襲い掛かってくる。

「盛り上がっていただきまして感謝いたします
またこの素敵な場所に来年も出させていただきたいですね
お気に入りのシチュエーションですよ」

ここで・・・・一息入れてのヒコちゃんによるユニークなメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとしたムードが伝わってくるシーン


どれ、次には何が飛び出してくるのかな!?
期待にワクワク、ドキドキ。
「ありがとうございます。
次の曲で最後ですよ。
・・・・・ミ・アモーレ!!」
おお!!
決定打が炸裂
悩まし気なセレクションとは・・・・
11枚目のシングル。
1985年3月8日リリース。
アルバム「D404ME」に収録。
オリコン&ザ・トップテン共に1位を記録!
明菜絶頂期の一撃だ。
静かに淡々と始まる例の明菜節もパーフェクト。
低く押さえ気味のセクシーな歌い出しといい、屋台骨をがっしりと支える猛者たちといい、申し分のない響きが心地よい。
この手のムードメーカーはキヨシさんの真骨頂だな。
エスニック調なアレンジが冴えわたっているね。
クールなチョーキングも高らかに吠えまくっていたよ。
お手のものでしょう。
こういう味わいはそこいらにゴロゴロと転がっている若造バンド達には決して醸し出せない。
コロコロと曲調が変わるセットリストゆえに、一切だれることのない流れだ。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なる中森明菜ショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
テンダネスの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
5人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

おっと、ヒコちゃんはまだ2バンドの出演が控えているよ
あしからず・・・・((´∀`))
ギターの弦は大丈夫かな・・・・((´∀`))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****








 



































VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (シャイン編)

2024-07-23 00:49:14 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
チキチータ(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

トップバッターには勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった
1、11:00~11:25
「シャイン」

札幌からのバンドで初出演をめでたく飾りました
開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた

男女混合6人編成のバンドだ
各自それぞれに個性的でカッコいい奴ら
若いメンバーばかりで往年のジャパニーズ・ロックを披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))

この日出演したバンド中一番の正統派
まあ、それは間違いない

だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかった
パワーミュージックが炸裂する様は心地よい
今後、彼等の活躍にも期待大
楽しみがまた一つ増えたよ
これもライブイベントの醍醐味でもあるね
ライブの前後にメンバー達とけっこう談笑する機会があったんだけど皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
羨ましい関係でしょう( ´艸`)
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ
海のそばの柵で集合写真をにこやかに撮影していました

愉快痛快なる話題はさておき、それではこのいかしたメンバーの紹介をば・・・・。
全員が頭からつま先まで見事なくらいに清々しくラフな衣装で統一

ドラム・・・眼鏡姿のそうくん
潔いくらいに全身涼しそうな黒で統一
ベース・・・サングラス姿のよしひとくん
黒いTシャツとジーンズ姿
(フェンダー・ジャパンのジャズ・ベースでのプレイスタイル
ボディカラーは目に鮮やかなるメタリックブルー
ローズ指板)
ギター・・・白いキャップを被ったゆうすけくん
髭をたくわえてサングラスを装着
アイドルと胸にプリントされた黒いTシャツを着こんでいた
(アリアのメーカーでBLITZ335
このブランドをマサは知らなかった・・・(-_-;)
ボディカラーはチェリーレッド
まことにオシャレな白いカール・コードを接続)
ギター・・・キャップを被ったりょうたくん
白のYシャツを黒パンツ
(メキシコ製のフェンダー・ストラトキャスターが愛器
ブラック・ボディカラー、指板はメイプル仕様)
ボーカル・・・とよひこくん(みきちゃんと入れ替わりに後半のゲストとして参加)
ボーカル・・・前半のステージを担当していた紅一点のみきちゃん
白いTシャツにジーンズがお似合いさ


サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

はい!
さてさて皆さま、準備万端整いましたよん。
前置きがとっても長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してシャインの華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

あららら・・・函館から札幌に転勤で戻ってきたヒーロ・スタンレーが現れた
「兄貴!!((´∀`))
シャインをこのステージに紹介したのは俺なんですよ
だから応援に来ました」
えらいなあ
相変わらず律儀なナイスガイ
村上くんはアキラっちもヒーロも好感が持てる

そしてもう一人の名物ダンサー、アベさん
昨日もライブ観戦したそうで、な、な、何と小樽に宿泊するんだそうだ
根性が入っているよね
素晴らしい人生の先輩さ
お約束の黒いTシャツは網走刑務所で購入したグッズの一品
背中には「日々是反省」の文字がでっかく描かれていて派手
見栄えも抜群」

賑やかでノリノリのBGMに導かれてマイクを手にした斎藤氏がオープニングアクトを声高らかに紹介する((´∀`)ステージの下手から)

「お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトの開演ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタです・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
熱中症にご用心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
それではシャインの皆さんです
お楽しみください!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

オープニング・ナンバーは「拝啓、少年よ」(大阪出身、2009年に結成された話題の3ピース・ガールズ・ロックバンドのハンプバッグ1枚目シングル)
2018年6月20日リリース
メジャーデビュー作品
チャートでは最高順位13位を記録
勇気を貰える直球ド真ん中の青春応援歌
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
何という反則技ギリギリの隠し味。
バッチリとオーケー!
もうこれだけで観客たちの度肝を一気に貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。
ヘヴィーなナンバーが炸裂だ!
シュールにロックしていたのではないかい。
個性あふれる独特なる曲調だけに、実は難攻不落な感じで手ごわそうだ
それをいともたやすく余裕と貫禄の表情を浮かべて不敵に演奏しているんだからねえ
ああ・・・・空恐ろしい猛者集団

みき嬢も気持ちよさそうに張りのある声でひたすらシャウトしまくっていましたよ。

まっすぐな歌詞がなんまらと熱く胸に突き刺さる
心に語りかけてきます
何故だか懐かしい最高のキャッチーなメロディにひかれちゃう
元気いっぱいパワフルに弾けまくり
ストレートでタイトでほどよくポップテイストがまんべんなく散りばめられていてご機嫌この上ない
くだらない能書きなんか蹴散らしてノリノリにぶっ飛びまくった者勝ち
これがレディースバンドだとは・・・・
ミキ嬢は歌うのにピッタリとフィットしていている
大正解のセレクション
世の男性諸君よ、ウカウカしてられないぞよ

MC
「ええ~~・・・先ほどご紹介にあずかりました、私たちは毎日同じ会社で顔を合わせている社員のバンドなのでシャインといいます
緊張していますので温かい目で見守っていただければ幸いです
でもステージでは輝き続けていたいです
よろしくお願いいたします
・・・・シンデレラ・ボーイ!!」
(サウシー・ドッグ)
2021年8月25日リリース渾身の5枚目ミニアルバム「レイジーサンディ」に収録
ビルボードジャパンではホット100において週間4位を記録
やや抑え気味な静かなギターによるアルペジオから淡々とスタート
進行するほどに音圧が徐々に増していく
ドラマティックな展開が切ない
女性目線で恋愛観をリアルに描き切った珍しい雰囲気のヤバい魅力的な曲
怒りや悲しみ、それでもパートナーになお残るインパクト絶大なる情愛
こちらサイドの感情を見事に揺さぶり、想像力を掻き立てる
再び、極控えめなアレンジに戻ってエンディングに雪崩れ込む

MC
ドラムのそうくん
「歌詞を3~5回ぐらい間違えてしまいました・・・(´;ω;`)
そんなことなんか一切気にせずに見ていただけたらとっても助かりますね
私たちの会社は広告代理店です
昨年の春に私とギターの役員から始めたバンドです
そうやって一人また一人と加入
ギターの部長も今週の火曜日に加入しました
このような形によるつたないバンドでの初ライブです
恐縮です・・・・・
それでも皆さんと共に楽しめたら嬉しいです」

みき嬢がMCのバトンを受け取る
「ありがとうございます
助かりました
ここからはボーカルが入れ替わります
実はボーカルの柏谷くんが体調不良になっちゃいました」
みき嬢はステージを降りる

とよひこくんMC
「急遽助っ人できました
2日前にお誘いいただき感謝です
僕はシャインではないのですが・・・((´∀`))
次の曲は・・・東京ビーバー・・・じゃあなかった(-_-;)
スーパービーバーの東京です・・・」
注目のバンドによる楽曲
2022年2月23日発売の同名アルバム10曲目に収録
東京の空の下様々な愛の形をテーマにしたエモーショナルな疾走チューン
コードをかき鳴らすゆうすけくんの頼もしさ
100億点のギター・ストロークから始まるナンバー
ビーバー史上、最も懐の深い、人への想いを実直に届ける歌
大切で特別な人のために普通を続ける覚悟を歌っています
大サビのコーラスにハッとしつつ奏でられる無邪気なエネルギーが溢れすぎた最重要曲
生々しい解放感を放つCメロの絶唱と渾然一体となった存在感たっぷりサウンドで、こちらの想像を遥かに超える科学反応を生み出した
多くの人の人生にとって大切な普遍性を備えた至福の楽曲
ドラムの渋いフィルインやブレイクのタイミングといい、本物の気合がビンビンに伝わってくる
うねるようなリズムセクションのグルーブに酔いしれてみるというのも一興
とよひこくんは懇切丁寧にかみしめるように歌う
好感の持てる真摯な態度に誰もが声援を送りたくなるよ
直前に依頼されたボーカルの座だけに、スタンドへ歌詞を張り付けて魂の熱唱だ

早いものでもう最後の曲
「ファニー・バニー」
海外でも活躍中の伝説的な道産子大御所3ピースバンド、ザ・ピローズから王道の路線を
1999年12月2日リリースの8作目スタジオ・アルバム「HAPPY BIVOUAC」9曲目に収録
リーダー山中さわおのシニカルさが際立つ楽曲
彼は何を隠そうここ小樽は銭函育ちのギター&シンガーなのだ
シャインのメンバーもそのことはバッチリと知っていたよ
流石だ
よっぽどコアなファンなんだろうね
だって、このカッコいいドラマティックなセレクション自体が超絶にマニアックだもんなあ
時代性を全く感じさせない心地よさ
基本リズムは8ビート
ドラムのそうくんはコーラスも含め、ハイハットの裏打ちやハイハット・オープン、フィルインがいぶし銀のように光輝いている
超絶技巧で難攻不落な匠の技だ
極上のソリッドなアンサンブルが一体となって素晴らしい仕事をしているよ
彼らはたっぷりリスペクトを込めて懇切丁寧、歌に演奏にと専念していたよ
オルタナティブ・ロックとは彼等にとって青春ど真ん中を貫く魅力的なジャンルだけに真っ向真剣勝負なり
それだけに並々ならぬ気合の入り具合が半端ない
テンポが速く熱気溢れる軽やかな爆音系で派手にメロディアス
だからこそシリアスな反抗精神満載の、エモーショナルな応援メッセージがスムーズに伝わってくる
余力を振り絞って、とよひこくん渾身の高音ヴォイスは衰え知らず。
安心して各自がプレイに専念できる。
りょうた君も、まだまだ自己主張し足りないよ、とでも言いたげ。
ブレイクではお約束の展開にたどり着く・・・・。
とよひこくんが右手をグルグルと回転させて、仲間たちに合図を豪快に送る
そこから引っ張りに引っ張ったエンディングで無事にフィニッシュを迎える。
重戦車のごとき、音像が猛然と襲い掛かって来てTHE END。

「WOW!!ありがとうございました。
シャインでした!!
この後にも、続々といかしたバンドが続きますよ。
盛りあがってくださいね。」で律儀にフィナーレ。
オーディエンス達もニヤニヤしながら見つめている。
この手合いは日本人の琴線を存分に振るわせるのだ。
その証拠に惜しみないエールを送る。
サンキューだ!!

司会進行役の斉藤さん
「もう一度、盛大な拍手を贈ってあげてください!!」

会場中が感心しきり
話題沸騰だ
見事に、大役をこなしてみせた。
完全燃焼で真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。

お疲れ様でした!!!
今回のライブ大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けたそうです。
大賛辞をたまわり上機嫌。
ガッチリと固い握手を交し合うメンバー達。
確かに、出色の完成度を誇っていた。
((´∀`*))
知らないお客様からも「良かったよ。また来てね」と声をかけられ励まされたそうです。
すでに次のライブに対する期待が、目いっぱいに膨らんでいるご様子。
でも、これに甘んじることなく、今後も精進の日々に専念していこう!!((´∀`*)

****ライブ後は、お互いに討論会を繰り広げて、時の経つのも忘れてしまった。
あまりにもヒートアップし過ぎて、疲れも吹き飛んじゃいそうだ。
さあ、次に控えしは・・・・・・アイツらのプロジェクトさ!!!!((´∀`))
存分に期待してもいいよ!!****

























もう常連化してきたススキノライブハウスの老舗にpurple bringerが帰って来た❣️

2024-07-22 10:04:48 | Live Set List
20日は我が迫力のバンド
purple bringerのライブでした🤠🎶‼️

ブリティッシュ様式美ハードロックバンドの元祖あのディープパープルをとことん忠実に再現するべく硬派な猛者達が集結したバンドだけにこだわり具合が超半端ない

会場はススキノライブハウスの老舗でもあるホットタイムだけに申し分なし
出演はど真ん中という最も美味しい時間帯メンバー全員がとことんにまで燃え上がりましたよ🔥

で、この日は魂のハイトーンシャウター、リョゴのバースデー㊗️
もちろんホール全体からおめでとうのコールと拍手が盛大に湧き上がった

という訳でして伝説の大作「lazy」スタジオバージョンを初めてフルにプレイ!
しかもリョゴはブルースハープも初披露!
いやはやなんとも素晴らしいひと時でしたよ

ステージにはお祝いのデカいケーキも登場
皆、美味しくいただきました🎂
ご馳走様😋

Kenneth君、チエさん、またまた何から何までお世話になりました
イカした対バンの連中、NICEショットのカメラマン、そして最初から最後まで絶え間なく声援を送り続けてくれたオーディエンス
全てにおいて
very special thanksだ!😉❣️🎉

VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(S・T・A編)PART,2

2024-07-16 06:44:02 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

これらをカバーしているバンドはまずいないでしょう。
じゃあ、調子にのって後半戦です
熱冷ましとばかりに場面転換・・・・・
まだまだ、傑作をお送りしたいと思います!!
この後に控えしは・・・・
立て続けに、いかしたやついくよ~!
隠れシカゴファン垂涎ものの 残り2曲、一気に攻め込みます!
聞いてください・・・・・
フリー!!!
(邦題は、自由になりたい。
オリジナル・アルバムのシカゴⅢに収録
シングル・カットもされた
ロバート・ラムの作品
彼は甘いポップソングからこのようなハードロックまでジャンルの壁など軽く超越するほどにコンポーザーの手腕をフルに発揮する
シカゴの顔といえば彼の事
この意見に異議を唱える人など、どこにも存在しないでしょうよ)」
モッチン怒涛のテクニカルでキレッキレなフィルインから、図太く延々とドラム音が不気味に爆発。
強烈なファンキー・ロールを目印に、マサがモニターぎりぎりまで駆け出してきて「1・2・3--!!」
 実験的要素満載なチャレンジ・ソング。
実はタメの効いたイントロのドラミングは、トリス・インボーデンによるもの。
あまり深く考えないで、目印代わりに説明を兼ねてマサがモッチンに聞かせたライブバージョン。
「おお!これは、かっこいいねえ。
いかにもスタジオ・ミュージシャンが叩きそうなオカズ!」
これをサラッと最初のスタジオ・リハで再現してくれたものだから、再度モッチンの実力を痛感した次第さ。
素直にリスペクトしちゃうよ。
だって、今までにこの難攻不落で癖のあるフレーズをプレイしたドラマーは一人もいなかったんだから・・・。
もっともっとと追加フレーズで膨らんでいった
驚愕的に感動モノさ。
今回のバージョンは手前みそながらも最高傑作な仕上がりだったと思う。
さてさて、2分ちょっとの曲なんだけど、その間をメンバー全員が全力疾走するような息継ぎ不可の中間パートに突入。

 世の若者達の悩める想いが交錯するストーリーを多分に含んだ不穏な展開が秀逸。
 マサとバックコーラス(モッチン&アキ)とのコントラストがソウルフルなる様相をも呈しています。
喉が張り裂けんばかりの泥臭い雄叫びリフレイン。
時折ゴスペルチックな合いの手でも、魂の絶叫を重ねる。
重量級なタッチで、ベース&ギターがストレート且つごく控えめに奏でられます。
 疾風のごとく耳をつんざくホーンの狭間に、変態チックなリズムの鬩ぎ合い!
イントロ、エンディング、そして中間部分における変則的な流れはリズムセクションの真骨頂。
スタジオ最終リハ時でも、全員が徹底的にこだわって取り組んだ箇所。
ホーン隊は何度もテンポダウンを希望しながら、なぞっていたもんね。
本番での完成度はいかがだったかな!?
何度もマサとアッキー、モッチンとで意見を交わす。
ホーンの4人も徹底的に特訓に猛特訓
これに賭ける情熱は全員が同じ
完全パートスコアをマサが送ると石やんがコードを把握。
これにて光明が見えてきた。
ラインで数度のやりとりをしてマサのベースフレーズに修正箇所を施す。
これでパーフェクト。
石やんの切れ味鋭い采配で見事に問題をクリアした。
大した男だぜ、彼は。
それにつけても本家シカゴの手強さには舌を巻いちゃうね。
ブラス隊含めて全員が残響音を轟かせる中、あっという間にエンディング。
息も絶え絶え・・・・
変態チックでアバンギャルドこの上ないね。
今度機会があれば、本家本元のヒステリックなる長尺ライブ・バージョンにも挑んでみたいなあ。
(ミツがチラッとそこのフレーズを吹いてくれた)
ちょっと間をおいて、会場から「凄い!!」と声援が飛んできた。




****、最終局面を迎えた。
白熱のライブ・レポートは、まだまだ続く・・・・・!!!!****

果てしなき怒涛のライブ攻勢なのだ・・・
もちろん、お約束のメガトン級なナンバーで息の根を止める所存****

「・・・・・今は何時くらいかな?
(チラッと時計を見る)
まだ明るいけど・・・・・・極上のミッドナイト・ソングでラストを締めくくってみたいと思います」

この時、石やんは素早くエフェクターの操作を終えギターを掲げて小刻みに震わせ来るべきその時を待ちつつも,唸りを発する・・・・・
(段取りは綿密に話し合っていたから余裕があるよん)
「ウィ~~~ン・・・・・・」

マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま
「いきます!
盛大に盛り上がっていきましょう~!
 松山千春の曲ではないですよ(笑)
・・・・・・25or6to4!!!」 
(EDIT/ VER。
オリジナル・セカンドアルバム「シカゴと23の誓い」に収録。
こちらもロバート・ラムの作品
この曲がワールドワイドに大ヒットをして人気を決定づけた)

マサが石やんの方向を左手で指差すと、ドンピシャのタイミングで「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
ギターが、これ以上ないほどの速さで過激に攻め立てる。
マサも一緒にメインリフを弾き始めると、モッチンも問答無用とばかりシンバル類総出で便乗する形にて熾烈になぞってくる。
追随してアッキー、ミツ、トモちゃんらを交えたメンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」
「会場後ろの方も一緒に!!
HEY! HEY!」
驚いたことにメンバー全員が一丸となってそれに連動。
ノリノリに手拍子を交え、しきりに楽器を振っている。

いつの間にかアキちゃんは伝家の宝刀とばかり、タンバリンを手にシェイクしながら元気一杯、ピョンピョン飛び跳ねているではないか。

疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、キーボードも参戦でリズムの鬩ぎ合い! 
(この曲でマサは以前にシンセ・ブラス・スコアをアキに送付した。
初代TBコイズミくんの採譜)

あるバンドは「STAはスペシャル軍団」

パープル・ブリンガーのギタリスト、シンちゃんいわく「ギタリストは上手いし、いい音を出しているね~!」

あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」

あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・」

あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」」

あるキーボードいわく「STAは憧れ💛!!」

マサは1フレーズごとにステージフロントに並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。

フクさん&マサが両サイドのフロントにて陣取り。
この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。

ギターが堂々と、必ず数歩ほど飛び出してきて自己主張を図る仕草。
やはり花形楽器だもんね。

各メンバー達も負けじと大奮闘。
なるほど心強き存在感。

この曲、マサのリードボーカルに、モッチン&アッキーを交えての白熱するコーラス隊体制も、俄然と馴染んできた。

ホーン隊を筆頭に、拳を突き出すタイミングも絶妙。

アッキーも延々と、エキサイティングなジャンプを披露しての挑発。
司会進行役の礼儀正しく優しいハルカ嬢も、アッキーの超絶技巧パフォーマンスを楽屋口で称賛していたっけねえ。

誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」
観客たちも「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱。

もうこれで本当に終わりだと察してか、全員グチャグチャで、どこもかしこも必死の形相です。

STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。

更にマサは仰け反って、オーディエンス達とコミュニケーションをはかる。

ヘッドバンギングにて両膝つき、気迫のフォーメーション絡みを続行。

石やんは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときチョーキング・ソロで埋めつくすほどに我を忘れ、ギターの鬼と化し、それに呼応しています。
でも、抑揚のメリハリはバッチリ!!!
ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう。
あろうことか中央に飛び出してきてマサとの絡みまで演じてくれた
アベさんも加わってきて舞台の上下でがっぷり三位一体化を図る
これにはビックリ!
(マサのジーンズは右膝が2か所も破れて穴が開いてしまった・・・・)
「まさかクールでポーカーフェイスの石やんがあそこまで燃え上がるとは思わなかったよ」と言うと
「さすがにあの場面では飛び出さないわけにはいかないぜ」
うーん、マンダム~~((´∀`))
締めはエフェクター・ボードのスペースにもどって、ここでも秘密兵器オート・ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前
(本家のソロをほぼそのまんまに再現。
 これも究極のフィンガリングで完成形とみた。
 オフステージの時にマサは石やんに言った。
テリーのソロを弾いている時って本当に満たされた表情をしているね、と。
そう言われた石やんもまんざらではない様子)。
歴代STAギタリスト中ぶっちぎりのトップクラスでしょう、と太鼓判を押すアッキー

そして数年前からギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズを石やんの合図を待ってホーン隊が吹き込む。

トドメはホーンセクションによる、きっつい嘶き音で息の根を止める。

トモちゃんも、ウォルター・パラゼイダー顔負けなサックスで、他のメンバー達と対等に渡り合う。
難攻不落なパートなど何のその。
パワフルでバカテクの管楽器が4人も在籍しているという贅沢さが、良い方向に作用しているようだ。

オフステージでは控えめで賑やかに楽しい((´∀`*))彼らも、いざステージに立つと強烈なる存在感を放っているのだ。

ウカウカしてなどいられないよ、みんな。
ヤワなヤツならば、一瞬で足元をすくわれるさ。
マサがベースのネックを観客方向に突き出す。
その時、正面に立ってノリノリの可愛い観客が、フレットをポンポンと撫でてくれた。
下手袖に控えていたスタッフとは、はしゃぎすぎて激突!((´∀`*))
ミツがさりげなく譜面台を寄せてスペースを空けてくれたので、モッチンのところまで駆け寄って再びバスドラムに足をのせて、しつこいくらいに煽りまくり、シンバル連続キック攻撃。
更にはネックを振り回しながら、ホーンセクションのところへも訪れて、一緒に爆笑ダンシング。

最近、モッチンが凝っている重ね録りのリズムとフィルを分担したパターン。
ユーちゃんとの絡みを実現しようとこれにはひたすら苦慮しているらしい。
「よし、うまくいったぞ!」と思い、自宅で改めて聞き返してみると納得がいかないのだとか。
超難解な作業だ。
曲の細部までをも、若い頃から聞き漁っていたからこそ、こんなところもトコトンにまで超絶なるこだわりがあるみたい・・・・・。
しかも、リラックスしながら、ユーちゃんと和気あいあい楽しそうに不敵な笑みを浮かべつつね・・・・。
これらを最近はユーちゃんのティンバレス(高音部)とのアンサンブルでようやく見事に再現してのけた。
恐るべき究極のツワモノ・コンビ誕生の瞬間を目撃した
大体にして、こんな、奇想天外な発想にトライすること自体が、無謀すぎるよん。
本家はもとより、カバーバンドでも見たことも聞いたこともないよ。
いつでもどこでも、実験的な精神ほとばしる遊び心を持っているロッカー達。
もう少しで恍惚の領域に到達するのではないか!?
これも血と汗と涙の果てに得られる特権。
当然、並々ならぬ実力と経験とシカゴ愛も備わっていなければ話にならないね。

メンバー達が俄然色めき立ってきた・・・この状況。
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。

何が飛び出して、どんな展開になるのか。
我々にも皆目見当がつきません。
まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンも、STAトラの穴ならではの持ち味だね。
やはり役者がヒトアジ違います。

マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図。

尚も石やんのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!? と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。

撮影スタッフがSTAのメンバー達を追うのは大変な作業だ
(事前に、ミキサーへは、とにかく思い切りサイケデリックにアーティスティックにヘヴィーに音作りしてと希望を提出しておきました。
相変わらず無理難題な注文だよなあ・・・・・・・・・笑)。

プレイしている我々でさえも、痺れちゃうほどの高評価を下したくなる。
不気味にステージではドンドン効果を倍増させるべき企みが虎視眈々と張り巡らされていく
エンディングではベースのネックを天高くに立てホップステップ。
ベースギターを肩からはずして、頭上高々に掲げるポーズ。
いつもならばここで終了なんだけど、この日のプッツン度合いは異常だった。

多分、数年前の7月に食らった「小樽の旋風」に対する憂さ晴らしか!?
もう制御がきかない。

あまりにも危険とメンバーや観客たちからクレームが入りお蔵入りしていたアクションも、いきなり首をもたげちゃった。
ベースギターを脳天に乗せての衝撃音・・・・しつこいくらいに「グワングワーン!!」。
さすがにベース破壊とアンプにガソリン爆破と客席落下はなし
・・・・当たり前だよ(爆笑)
とどめはベースをマシンガンに見たてての抱きかかえ連射攻撃してからボディを目前に突き出す。
最前列に陣取ったカメラ小僧達もシャッターチャンスとばかり、激写に次ぐ激写で忙しそう。
ノイジーな悲鳴をあげるベース「グワ~ン、ギュワーン!」。
小樽で以前、可愛い弟分のサッサが「マサさんはいつもあれだけ複雑で難解なベースラインを弾きながらよく歌って動き回れるなあ」と感嘆の声を寄せてくれた。
これは快挙だ!

極めつけのフィニッシュは
素早くアンプ横のスタンドにベースを置いて
前方に走り出し「YEAH!!」
一礼して、マサが再びモニター・スピーカーの上に上り、3度目なる豪快空中2段蹴り一閃!!!
(カメラ小僧たちが空中浮遊マサ会心のショットを撮ったそうだ
この日、一番の作品だとのこと。
皆にも見せびらかせてた((´∀`))
その様を後方からスタンディングドラミング状態でずっと見ていたもっちんは爆笑🤣

「ありがとうございました。
喜んでいただけたでしょうか?
我々も堪能しちゃいました
存分に暴れさせてもらいましたよ」

興奮状態のハルカ嬢
「あの・・・・ビックリしましたあ・・・・・」
としばらく言葉を失っていた((´∀`))
熱気が漂う豪放磊落な祭りの後の静けさ・・・・



****心底、全員にお疲れさまでしたの言葉を送ろう。
心地よい疲労感に包まれた。
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と満足そうで笑顔いっぱい。((´∀`*))
シカゴの硬派なカバーバンドという重責を、軽く十分に果たしてくれました。****

会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」

温かい拍手に感謝です。
一通りのご挨拶を済ませて、電源オフ、コードを抜いて後かたずけに取り掛かりはじめるメンバーたち・・・・

これこそがライブならではの醍醐味
真剣勝負の真髄。
ある観客からは直々に「セットリストの全曲が申し分なくたまらない・・・」と感想をいただきました。
やっぱりあれやこれやと取り上げて大正解でしたなあ。
ある程度は、確信犯なんだけどね・・・。((´∀`*))

一致団結の賜物。
メンバー達の知り合いも見えていたんだけど、STAを見たのは初めてだ、という人が多数いて異口同音に衝撃的だったらしい。
(トモちゃんの上司も観覧
何とシカゴ・ファンなのだそうだ!
素晴らしいお方だ!!)
もちろん想像以上のパフォーマンスに話題騒然だったことは当然でしょう。
多方面からの反響も上々で、益々株があがったね。
新体制での厚別ふれあい広場初進出は、手ごたえも良好。
(というか、他でもけっこう同一メンバーで臨んだ試しがないかも・・・(-_-;)

この後には珍しくステージ裏の控えスペースで、メンバー一同が絶えず出入りしているミュージシャン達とリラックスしながら笑いを交えて歓談と写真撮影に勤しむ。
こんな事も今までは滅多にありえなかったことだ。

興奮状態の対バンのベーシスト君がマサの元に駆け寄ってきた。
「控えめに言わせてください・・・最高でした!!!」
とあるバンドマンも珍しく賛辞を贈ってくれた。
「特に鉄壁のホーンセクションには圧倒されました」
「今のSTAは以前とは比較にならないくらいのまとまりで迫力。
一体、現実を把握している者はいるだろうか?っていう曲あったよねえ、ってこの間友達と会話したばっかりだったからビックリしちゃったあ。
マサさんがとっても嬉しそうに演奏しているのも印象的」と述べていたそうだ
よく見ているもんだねえ。
ある対バンからも後日のラインで「一体、現実・・・受けたよお!」と賛辞を贈ってくれた。
だからこそこれ程度では微塵たりとも、浮かれたり、油断したりできないものだ。
身の引き締まる思い。
油断大敵。
とにもかくにも、嬉しいコメントばかりだね。
わかる者には、難しい説明なんて皆無。
フィーリングで以心伝心!
大風呂敷を広げている暇なんかあったら、有無をも言わせぬ音を一発でいいからぶちかましてみろよ・・・ってなあもんさ。

確実にSTAは良い方向に向かっている。
バンド内の輪を台無しにする人間なんかが介入する余地なんかはなし。
有言実行に尽きる。
たった今まで演奏していた内容に対する満足感が、ここでのメンバー達の表情に集約されています。
手ごたえ溢れる、充実感の証明。
当然一人一人、反省点は数々あれど、以前と比較しても飛躍的に伸びてきています。

耳の肥えているシビアな対バンや観客達が言うのだから間違いなし。
同じ過ちは繰り返さない。
それを糧にもっと向上心を養っていこう!

方々からも、膨大な写真や心温まるメッセージを送ってくれました。
励みになるなあ。
痒いところに手の届く若きプロフェッショナルなスタッフさんたちにも改めて感謝の意を表します。

これで今回のライブレポートはすべて終了
((´∀`))

ライブ後のドリンクと食事が至福の味で筆舌に尽くしがたい。((´∀`*))

さあ、早くもニューラインナップによるSTAが214回目の恒例港町は小樽屋外ライブに向けて虎視眈々と狙いを定めているよ。
要注目だ。
2024年初夏のSTAも、遠慮なくシカゴを中心としたブラス・ロック道を開拓して前進するのみ!!
実はすでに予定は進行中!
(秋まではほぼスケジュールは埋まりつつある)
まだ見ぬ輝かしい世界がたくさん控えているんだからね。

予告編・・・・・
来月は「浅草橋オールディズナイト・イベント」にて、初志貫徹の志で再びSTAが戻ってきますよ。
ここはそれこそSTAの出演回数を記録更新中だ
独走態勢を誇ってもいる
去年から会場はフェリー乗り場の埠頭敷地に変更
めっちゃくちゃ綺麗に改修されて広々としているらしい
お馴染みのガッシリとしたトラック荷台ステージは健在
ああ・・・・楽しみ
また話題を独占するなあ!!
半端なコケ脅しが嫌いなタチなものでしてねえ!!

VERY SPECIAL THANKS TO・・・STAFF&SYUNKUN&HIKOCHAN&HIDEKUN&AKIRAKUN&MAOKUN&CHAPPY&KEISEIZAKA&MAYAMAKUN&AICHAN&TAcCKY&KYONKYON&LEOKUN&MIHOKOCHAN&TOCHIGIKEN&MINERAL WATER&IKAGESO&PICKLES&KAPPA SHRIMP&KENTACKY FRIED CHICKEN&GREEN TEA&YOSHIKIKUN&RICE BALL&ABESAN&KITAJIMAKUN&TAKOYAKI&YAMACHAN&HARUCHAN&KIMIM&RIECHAN&SEcCKY&cMIKIMIKI&KYOKOCHAN&TAKIDAKUN&SHINZAN&JANIS&KOHKUN&HAGAKUN&JINCHAN&SHOJIKUN&KILLER&TOMOCHAN&MYOHTENKUN&TAKUMIKUN&HAYASHIKUN&POLICEMAN&KUMACHAN&CAMERAMAN&MOCHIZUKISAN&FRIED POTATO&KITCHEN CAR&FISH&BEER&ZIPPY HALL!!!














VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(S・T・A編)PART,1

2024-07-16 03:51:28 | Live Set List


会場中をぶらぶらと散策・・・・
するとステージから客席の後方へいくにつれて低くなっている!!
雨や雪解け水がステージ前に溜まらず、流れていく仕組みになっているんだねえ
そういう作りになっているんだねえ・・・と一人で感心しきりだった((´∀`))

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。

ステージも次々とバンドが大熱演を繰り広げてきたのでヒートアップ状態
そういうわけでして今が最も美味しい時間帯
ふふふ・・・・((´∀`))
このブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYが演奏するところなのです
時間をちょっと巻き戻してたっぷりとおおくりしたいと思います。

さてさてトリ前の10番手に控えしは・・・・
ご存じ、泣く子も失禁しちゃう、SAPPORO TRANSIT AUTHORITY

フェイスブックに掲載された文章でまずはおさらいをば・・・・・

****内地では連日、ひっきりなしに線状降水帯の報道
やっと関東一帯も梅雨入り
で、北海道の週間天気予報では気温は上昇で快晴だった・・・・
はずが本番日近づくにが従って徐々に変化が・・・
あれ、雲のち雨!!??
でもSTAは晴れバンド
長年にわたる活動において絶対中止に見舞われたことがない
だから大丈夫
安心してね

バッチリとスタジオ・リハも済ませて準備万端整いました
意気揚々と早朝6時に起床
新道経由で現場に向かいました
バンドは9時入り
(無理な人は免除)
でもすでにスタッフたちがほとんどセットアップしていた
ほとんど完了でガンガンにBGMが流れている
(でも近所から騒音の苦情が来ているらしい
実際STAのライブ直前に警察が5~6人やってきた
別に何も言われなかったけど
通報されたら建前上は出動しないといけないらしい
レット・イット・ビーのルーフトップみたい
けっこうな音量だっただけに危惧したんだけど・・・・)

椅子、テーブル、機材、配線、PA、モニター、アンプ、ドラムセット、垂れ幕など皆で分担作業にて見る見るうちにそれらしい雰囲気になってきたよ
ゴミ箱の設置、フライヤーやポスターの張り出し
公衆トイレもチェック
6台のキッチンカーも続々と到着
あちこちで息抜きがてらに、和気藹々と談笑している連中も見受けられ
マサも車から楽器類をおろして馴染みの仲間たちと挨拶も兼ねての打ち合わせ
最高責任者のヒコちゃんと意見の交換
曲目表をミキサーのシュンくんに手渡す
司会進行役の歌姫ハルカちゃんにもナレーションの説明
(ちなみにホットタイムで発覚したんだけど彼女はおぱんちゅうさぎにはまっている
グッズも見せてもらった
今夏、彼女のステージネームのずばり「おぱんちゅハルカ」ときたもんだ((´∀`))
あっぱれな意気込み
マサはチーカワと区別がつかないんだけど・・・(-_-;)

オープニング・アクトがサウンド・チェックも兼ねてリハ
ステージの後方が楽屋、機材置き場、女子専用更衣室
コンクリート臭いけど涼しい
南郷通りがステージの後方
地下鉄を降りて階段を上がり外に出るとそこは客席の後方
ここいら一帯は今、札幌界隈では最も注目されている
北広島にエスコンがあるため交通の便が集約されている
地下鉄の最終駅だけに、ありとあらゆる商業施設、病院、専門学校などが次々と開業
その広大なるスペースに陣取るのが特設ステージ
長い歴史のある建造物
厚別区民祭りは毎年の名物で集客も凄い
STAは16年前に出演経験がある
まだ11回目のライブだった
その時のメンバーでSTA現役なのはマサのみ
ギャラは楽屋で配られた紙パック製のお茶・・・・
それよりも驚愕なのは、出番の時間がきたからメンバー全員でステージに向かうと、な、な、何とドラムセットが丸ごとなかったのだ!!??
前代未聞の珍事
後にも先にもそんなことってない
単に話をもってきた当時のメンバーが詳細を把握していなかっただけ。
まあ、どうにかこうにか事なきを得たけどね
あんなはんかくさい思いはもう2度としたくないよ
あるわけないけど((´∀`))

はい、さてさて、話を戻そう
で、今回で2度目
(お祭りではないけど)
ステージも綺麗にリニューアルされたばかりでなんまら気持ちがいい
数年前、たしか雪の重みで屋根が倒壊したはず・・・・・
恐ろしいなあ

皆さん、本当にご苦労様でした
北海道の夏は短い
極上の屋外イベント「super rock festival2024」
あっという間に開演時間
炎天下の中めちゃくちゃ盛り上がったね
バッチリと日焼けもしちゃった
客席もワイワイと賑わいながら埋まってきた
素晴らしいことだ

ライブ開催中は最初から最後までテンションマックス状態
ジャンルもバラエティにどのバンドも熱演を繰り広げた
賑やかこの上ないヒトトキさ
テクニカルなプレイはもとよりコール&レスポンスやダンスに合唱、手拍子やらで爆笑を含めて歓声が吹き荒れる
自然と和気藹々の雰囲気に酔いしれる
happy mode全開
血湧き肉躍る会場内のBGM。
臨場感満点に熱気もムンムンさ。

それではいざ!!
STAは最強の編成で意気揚々と参戦!
極上のラインナップには全く遜色無しで
30日、無事に我がsapporo transit authorityは堂々と出演を終える事が出来ました
更にギアをあげて北国唯一無二の熱いブラスロックサウンドがパワフルに炸裂しましたよ!

「STAが16年ぶりに新札幌厚別ふれあい広場へ帰って来た!
しかも、9月Chicago来日決定記念ライブだよ」とステージ上から告げたら一気にヒートアップ🤠🎶‼️

広々としたステージにアドレナリンの噴出が止まらなくなり、必殺技・空中2段キック三連発アクションも飛び出す😉👌

個性的なスーパーギタリストを筆頭に男顔負けなキーボードの魔術師、グルーヴィーなるリズムセクション、そして嵐を呼ぶホーンセクション4人衆だあ!

このメンバー達だからこそ再現可能な初期Chicagoの濃厚なるナンバーで全てを網羅
リスペクトしてやまない定番ヒットから超絶マニアックモノ、更には鉄壁の組曲までをも披露
体力ギリギリを賭けた真剣勝負‼️
これがコアなロック通達にすこぶる好評を博したから嬉しかったよ
会場のあちこちから演奏前後に「初期Chicago楽しみ!最高だよね」「全曲知ってたから感動しました」「Chicago大好き!あまりの迫力に圧倒されました」などなどエキサイティングなメッセージをいただきました

中学時代のロック大好きなクラスメートも応援に駆けつけてくれた
サンキュー!!

更にビックリしたのは栃木県から初めて北海道旅行に来たChicagoファンの方
マサと同じChicagoファンクラブに入会していたらしく共通のChicago仲間も多数
しかもSTAの事を以前からご存知だとの事
最前列中央にてかぶりつきで観ていてくれた
「セトリに泣けました
Chicagoを細部にわたりあれだけ忠実に再現していたのも感動的!」と何度も語ってくれました
もちろん固い握手を交わしましたよ

〜STAset listは・・・・〜
間違いなくChicagoが来日公演でプレイする鉄板の曲ばかり😉

絶えず八面六臂の活躍を繰り広げた主催ヒコちゃんと司会のハルカちゃん
なんまらイカした対バン達、プロフェッショナルな捌きも鮮やかなスタッフ達、ナイスショットを狙う撮影班の方々、美味しいキッチンカー6台、そして絶えず声援を送り続けてくれた愛すべきオーディエンスと全てに於いて
very special thanksだ!👍

お馴染みのバンド仲間達とも会話が弾む訳さ
上機嫌に酔っぱらっている猛者もあちこちに出現
心地良い疲労感に浸ってみるというのも乙なもの

迅速丁寧、速やかなる後片付けが終わった頃合いを見計らったかのように雨が降ってきた…🎶

****要約すると流れはこういった塩梅****

ここからは更に詳細に濃厚な内容をおおくりすることにしよう
いざ参ろう!!

STAはもう常連の顔ぶれが相当に増えてきた
マサ、モッチン、アッキー
それをきっかけに全てに於いて続々と素晴らしいミュージシャンも参加

さてさて、ゴージャスなるツワモノ達
改めてメンツの紹介をば・・・・・・

リーダー兼ベーシストのマサはただ一人のオリジナルメンバー
紆余曲折を経て早19年目を迎えたSTAをずっと牽引してきた
山あり谷あり乗り越え、長年歯を食いしばって頑張ってきた甲斐があった
継続は力なりを地で行く勢いさ

ずっと頭を悩ませ続けていたテナーサックス・パートもコロナ騒動が一段落してタカが元気よく復帰した・・・・・
別格のプレイヤーなのに腰の低い好青年。
そして真面目すぎるくらいに勉強熱心
これで無限の可能性が拡大したわけですから、早くも今後のライブ展開が待ちきれませんよ。

もう一人。
札幌でフュージョン音楽を聴く人ならば知らない人はいないと言われる古くからの知り合い、40高中の石やん
北海道ライブ・シーンにおける巨匠かつご意見番とは彼のこと
数多くの1流ミュージシャンたちとも共演していたのだそうです。
現在も凄腕どもと火花散るインプロビゼーションを展開中
(シテイ・ジャズでもたくさんのステージを踏んでいた
最近はフォープレイのコピーバンドなども結成しているしね
とにもかくにもスーパーギタリスト)
今春スターライトでマサがここぞという場面で石やんにアイコンタクトを送ったら颯爽とフロントに躍り出て弾きまくった
「いやはやなんともノリがいいからビックリ」
「あそこまで煽られたらやらないわけにいかないでしょう!」
素敵な阿吽の呼吸
で、今回!?
当然、それ以上のパフォーマンスをがっつりと組んで繰り広げたよん
進化系のコラボ
今後の展開も超絶に楽しみ
案外ロックもガンガンと器用にいけちゃうんでしょう
アッキー含めて誰もが口をそろえて「上手い!パーフェクト!!」と大絶賛するのも頷け頷ける
多方面のギター・パートで猛烈に奮起。

そしてアッキーとの縁で、頼もしきアルトサックスのトモちゃんを新たに迎え入れたことが、去年最大の収穫です。
彼女はSTAに加入以来メキメキと頭角を現してきているテクニックの持ち主(ミツの折り紙付き)。
サックス教室へと熱心に通って益々腕を磨いている
余裕と貫禄の演奏は必見だ。
というわけで、多忙の中をなんとかスケジュールの調整をしてくれた。
スタジオリハは4時間にも満たなかったけど、呑み込みが早い。
本人もシカゴの演奏をとっても楽しみにしているのだそうだ。
(好きこそものの上手なれ、とは昔の人うまいことを言った)
特に組曲は大のお気に入り。
何という恐るべき努力家。
ライブの度にファンが増殖しているモテモテのトモちゃん
チャーミングなルックスで人気急上昇中!

マサとは一番付き合いの長いのが札幌トロンボーン界屈指のジャズプレイヤー・ミツ
シカゴ好きで意気投合してからは、ずっと仲良く関係を維持している
STAのホーンセクションでは稀なこと
共通の話題は常にシカゴ
(ただしミツはⅢまでしか認めないそう
最近はⅤもそのカテゴリーに昇格しつつあるけれどね)
ファイターズVSヤクルトと応援球団も違う
でも、彼のおかげで最近はよりコアな初期シカゴをセットリストに組み込むことに成功している
活性化運動絶好調さ
あちこちから常にひっぱりだこのミツによる、絶妙なるトロンボーンは相変わらずいぶし銀。
ちなみにジャンプ競技やモトクロスバイクにも精通しているのだ
9月のシカゴ来日公演では大阪を見に行くそうだ
初シカゴ体験!
「やはり影響を受けたジミー・パンコウは観なきゃあねえ!」とのことさ((´∀`))

笑顔が可愛らしいキーボードのアッキーは男顔負けな実力派。
毎度おなじみのマルチで器用なチャーミング・レディ。
キュートで華麗なるファッションも楽しみの一つ。
マサとはパープル・ブリンガーも率いているアクティブで頼りがいのあるスーパーウーマン
自身のライフワーク「マ・シェリ」も含めてね。
今年からは念願のラジオDJデビューも華やかに飾った
(第1回のゲストは2週連続マサ!!)
何といってもすでに中核のポジションにいる彼女の尽力が大きい。
ライブのオファー、メンバー探し、グループライン、フライヤー&ポスターの製作、もちろん音楽的アドバイスにと八面六臂の大活躍。

トモキーは目を見張るプレイとパフォーマンスで観客一同から、惜しみない拍手を送られていたよ。
((´∀`*))
彼はパーカッション・プレイヤーのダンディなナイスガイ・ユーちゃんから紹介された
今も一緒に他でバンド活動中
人脈もジャンルにかかわらず膨大でこの日もあちこちでミュージシャン仲間たちと盛り上がっていました
本業はジャズ
石やんと同じく「シティ・ジャズ」に出演していたよ

心強き相棒のモッチンはマサとリズム・セクションに専念。
第3回の厚別ふれあい広場にも「アイちゃん&トミー」によるプロジェクト「バーク・ロック」でも叩いていた
この日はSTA前のテイクオフでもドラムスを担当のワーカホリック
一体全体、どれほどのバンドに所属しているんだい!!??
今度、機会があれば訊ねてみようっと
ほぼ毎週のようにどこかしらのライブに立っているはずさ
別格の存在でもあるドラマーのモッチンは音楽はもとより人生においても大先輩ゆえにこれからもご贔屓によろしくお願いします。
彼は伝説的なる大御所とも共演
今も尚、休むことなく心境著しい人。

とにかく近年はS・T・A出戻り組みやニューフェイスが特に多くて、懐かしいやら、賑やかやらで盛り上がっています。
(しかも各自の、貢献度が絶大!)
S・T・Aの長い歴史の重みを痛感する次第。

去年の初夏から、よくもまあこれだけの人材に恵まれてきたSTAってやっぱりもってるよなあ
それ以前が霞んでしまうほどだ

ステージの入れ替えには15分が用意されている
・・・・(-_-;)

その最強のメンバー達が各ポジションについて、セットアップ、ウオーミングアップ、チューニングに勤しむ。
俄然、燃えてきた!
軽いサウンドチェックも無事に終了
(もっちんのアイディアで「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」のホーン、コーラス、演奏の流れでダイジェスト・バージョンを)
セッティング完了しているので十分にユトリがあります。

メンバー達に、マサが逐一確認をとる。
事細かにマサがスタッフのアキラくん&シュンくんと打ち合わせ。
そして彼らの指示に従ったところで、ほどなくして
「さあてと、そろそろいくぜい!!」
覚悟の上でご参加くださいませよ。((´∀`*))

前置きが大変長くなってしまいました
焦らしに焦らされ、いよいよ満を持しての参上だ
泣く子も黙って失禁しちゃう、北海道が誇るベテランロックの存在感に注目せよ。
8人という剛腕揃い。
来るべきその瞬間を、今か今かと待ち焦がれて感無量の極致だ。

皆さん、しっかりとついてきていますか。
準備万端整いましたよ。
何時でもオーケーのゴーサインが出た。

それではそろそろ本格的に「S・T・A」のライブ・レポートと参りましょうか。
心して臨め!
必聴!!
瞬き厳禁!!

のっているね~~!
なんまら力が漲ってきたぞ。

皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
華麗なるショーの幕開け。

舞台の上手より現れた司会進行役の美魔女ハルカさんが注目を一身
に浴びながらここでも景気よくナレーションを担当
(6台ものキッチンカー食レポをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
「ビジュアル系バンドではないのですが・・・・・
相変わらず、素晴らしい仲間たちが熱演を繰り広げてくれますよ。
時の経つのは早いもので・・・・
次のバンドは10番目、SAPPORO TRANSIT AUTHORITYです!!
今しばらくお待ちください
どうぞよろしくお願いいたします!!」
場をつなぐ意味で進行状況の説明を終えて一旦マイクを置く


***MEMBER***
MASA・・・B VO
MITSU・・・TB PER
TAKA・・・TS
ISHIYAN・・・G
AKI・・・KB VO CHO PER
MOTCHIN・・・DR CHO
TOMOCHAN・・・AS
TOMOKY・・・TP

***SET LIST***
1、INTRODUCTION
2、SATURDAY IN THE PARK
3、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)
4、SO MUCH TO SAY、 SO MUCH TO GIVE(いいたいことがたくさん)
5、ANXIETY'S MOMENT(不安の日々)
6、TO BE FREE(今こそ自由を)
7、NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)
8、FREE(自由になりたい)
9、25OR6TO4(長い夜)


颯爽と現れたバンドの面々は万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

景気よくライブのスタート!!
まずはアキ嬢が、プログレッシブかつスペイシーなシンセサイザーサウンドで、一種独特なる異空間を轟かせる。
臨場感満点。
期待にワクワクするね。
(彼女は何でも受け入れてくれるから、調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね。
その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!
頼もしい限り。
(このミステリアスなるSEも、事前にスタジオで膨大なるシンセ内蔵音源からじっくりと時間をかけてセレクトしたもの)。

マサがすかさず、後方に鎮座するモッチンらに、手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちで、歯切れのよいギターコードミュートカッティング、剃刀のごとき小刻みなハイハットで応える。

マサは大股開きでふてぶてしく会場中をゆっくりと見渡しながら、頃合いを見計らう。
司会進行役を務めているハルカ嬢が、再度ステージ上手でマイクを手に盛大なるアナウンスを声高らかに発する
(事前にマサが手渡しておいたシナリオを読み上げる)

「たいへん長らくお待たせいたしました。
さあ!
マジに泣いても笑っても時間となりましたよ。
今か今かとお待ちかねの皆さん。
いよいよはじまります!
元気いっぱいに熱演してもらいましょうか!!
滅茶苦茶にかっこいいですよ
絶対に惚れますから
そうですよね。
これから極上のステージをお届けして参ります。
ド迫力ホーンセクションの熱きエナジーを、心ゆくまでドップリとご堪能ください!
メンバー一同は、この日この時この瞬間を心待ちにしていました!
もはやお馴染み、北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!
盛大なる拍手でお迎えください!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
COME ON BABY
HEY!
LET'S GO!
それではヨロシク!
レディース&ジェントルメン!
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」

ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」
(思い切りミキサーがリバーブを深めにかけてくれたよ!)
賽は投げられた
これを機に正真正銘、華々しくSTAワールドの開幕だ。

一気に波状攻撃へと、火蓋が切って落とされました。

猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」。

さすが、この顔ぶれだけに勢いが桁違いの号砲炸裂。

プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない。

すでに掴みはバッチリとオーケーだ。

普段は寡黙なモッチンもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです。

その上、6年前の4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が、相当感動的に残っているらしくて、ずっと刺激を受けている御様子。
如実にフィルインの随所へ、ダニー・セラフィン成果が現れていますよ。!

イントロの爆音が、情け容赦なく多方面へと襲い掛かる!
広々としたステージが文句なしに気持ちいい
ほほえましい光景に、常連組が客席でやや控えめに参戦。
写真&ビデオ撮影にと勤しんでいます。

皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態リズムに、よくもまあピッタリと手拍子をあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますが、しばし見とれてしまいました。

もうどれだけの回数、この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。
(ヒコちゃんも同様の事を言っていた)
メンバー一同愛して愛してやまない、じゃじゃ馬のようなナンバー。
その中でもこの日ほど、迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!
出色の出来と自画自賛。
方々からもマジに絶賛の嵐だった。

モニター・スピーカーに左足を乗せて、マサが野獣のごとく吠えまくる。
(途端にガクンとモニターが前にひっくり返って閉まった・・・・(´;ω;`)
乱暴でごめんなさい
すかさずアキラくんとシュンくんが立て直しに奔走してくれた・・・・)
豪快に襲いかかりながらも、アグレッシブなアクションを巻き起こす。
(マサの正面最前列にイスで陣取った対バン達曰く、「マサさんはスペースが広いから相当に動きまくってましたね」と言ってきた。
スタッフはマサのステージング用に、わざわざ動線を確保までしてくれたのさ。
ありがたいことだよね)
以前のような、飛沫飛翔防止用パーテイションもビニール幕もないので、自由自在に動きまわれる。
もちろん、そこそこに意識して加減はしていますよ。

計算されつくした石やんによる独特でシャープな音色のギターが、モッチンのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく。

看板ともいえる4管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。
目をつむって聴いていると、とてもじゃあないけれど4人だとは思えない音圧だよ。
マジにこのホーン隊はモンスター級!
驚異的な連中だ・・・・。((´∀`*))

舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。
ドラムが遠慮なしにグルーブを構築しながらの進撃展開。
会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元模様の高鳴り。なんという高揚感であろうか。
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。

さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?

先月の反省点は見事にクリア。
・・・・今回は一体全体、何を仕掛けてくるのか??

さあ、2番の歌詞がカットされたエディットヴァージョンから、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。

以前ハマピーのアドヴァイスで「スイングするように・・・」
この一言で数倍、曲が成長した。
こんなことをいうプレイヤーは皆無だっただけに、カルチャーショックを受けたぐらいさ。
もちろん良い方向にね。
もうこうなったらイケイケ!!

手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。
切り込み隊長はいきなりミツによる、やや食い気味かつ流麗なるトロンボーン・ソロを奏でての場面転換。
ほぼギリギリのぶっつけ本番だから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだろうけど、それも取り越し苦労だったようです。
大した度胸の持ち主だ。
さすがに百戦錬磨の達人だからこそ成しえるアヴァンギャルドな技。
何事もなかったかのように振舞っていたよ
(モッチンによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。
ここがミツの凄いところ。
このフレーズは、彼がなんまらリスペクトしてやまないジミー・パンコウ師匠からの影響が大きいらしいよ。
なんと自宅に宿題として持ち帰り、3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで纏め上げてきて披露したのだ!!
能ある鷹は爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ。
ねえ、ミツよ!
(スタジオリハ前にブレイク部分による拍数の謎を解明するべく、独自でスコアを書き直してきて見事に解明したのだそうですよ。
すさまじき探求心。
正直な話、この曲はトップがキツイとのこと・・・・それは、うなずける‥‥でもご挨拶ソングだからねえ。
不動のポジションなのですよ。
悪しからず。

アキのピアノ旋律が、とびっきりに美しくて効果絶大さ。
マサによる、流麗なるオクターブベースに導かれて場面転換。

マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのモッチンが職人芸で猛然と先導しつつ、お次はベテラン・トモキーの出番。
スッとステージ中央前方に歩み寄ってのトランペット・ソロは、熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます。
一聴しただけで安定感抜群。
時折ヒステリックなハイノートなども懇切丁寧クールにヒットしていてニンマリ。
・・・実はオリジナルのtrumpetソロを、トモキー自らが手直して、他の管楽器隊と意見調整しながらラインを纏め上げてくれた・・・・。
いついかなる時にでも、才能溢れるプレイヤー。

バッキングによる強弱のサポートも効果覿面だ。

もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。
なにやら恐ろしいくらいに、もの凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている。

そして第3の男、石やんのギターが火を噴いた。
臨機応変、歪みからコーラスサウンドまでコンスタントに幅広く音色をエフェクターで器用に切り替える
(ここはスタジオリハ時に取り決めたこと)。
いきなり過激なハーモニクスが導入部分に一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます
(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。
陶酔の表情を浮かべつつも、ただひたすらにエキセントリック。
序盤はテリー・キャスのフレーズに敬意を表する・・・・。
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。
身をのけぞらせてイナバウアー・ポーズ。
チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる。
あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい。

(掛け持ちミュージシャンの石やんは、超売れっ子。
他にも、いくつものプロジェクトに関わっている。
それらの時には大股開きスタイルなんだけど、STAでは常に横向きポーズで全体を注視している。
これが彼のステージ・スタイルなんだね)
そして遂にテリー・キャスのギター・ソロを、ほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?
ビブラート、グリッサンドに至るまで再現しているよ。
この前面へのせり出しシーンは、ヒロリンのリクエスト。

間髪入れず、極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるモッチンが、究極の稲妻フィルインで拍手喝采。
サンキュー!

いつもは沈着冷静なるモッチンもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。
すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。
いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力ある支柱だ。

エンディングにおけるベルトーンも、アッキー渾身の1音を筆頭に石やんを経て見事な連携で繋がった。
ここで繰り出した石やん入魂のピッキングがジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。
これぞまさしくロックの原石。
いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。
トモちゃんからミツを経てタカ、そしてトモキーへのホーンセクションに受け渡す流れへ。


マサが後方のバスドラムに左足を乗せ、右手を頭上に掲げてグルグルと何度も素早く回転。
振り返りざま、モニター・スピーカーにまで走り寄って乗っかる。
モッチンと呼吸合わせ、雷鳴のような怒涛の連打をスリリングに交えて激しいジャンピング二段キックぶちかましでフィニッシュ(これ長年にわたって封印していたんだけど、このスペースだけに特別お披露目しちゃった)。
な、な、なんとお、アッキーも特大のジャンプを公開していた!!
以前、ASの女傑ミキティいわく「マサとモッチンは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていましたっけ。
度肝を抜かれた観客は、ため息混じりに唖然としている。



****アッキー長年のお友達でもある「.J、そうきあ&稲葉美紀DEAR FRIENDS」のMIKIMIKIちゃんが「アッキーちゃんが加入したからSTAは確実にパワーアップですね!」とのこと。
もちろんその通りだよ。
去年の初夏からはギアを1段アップして臨んでいる新生STA故に大袈裟な話ではなく、方々から賞賛のメッセージが絶え間なく届いている。
この日に出演した各キーボード達もアッキーの全身全霊をフル活用したそのパフォーマンスを羨望の眼差し込めて大絶賛していたもんなあ****

やたらと口うるさいスジものでも思わずニンマリ。
半端なく日差しが暑いので、とっくに全身汗まみれながらも、すこぶるご機嫌麗しゅう((´∀`))。

 (回想シーン・・・・)
ある日、スタジオリハ時にマサがふと閃いた。

「1972年シカゴ・ライブ・イン・ジャパン(大阪の音源)」の再現なんていかすよね、ってさあ。
曲に入る前にロバート・ラムがムード満点にピアノでいくつかのコードをルーズに流す。
トークも交えてね。
焦らしに焦らした挙句に・・・・っていうあれ。
それを臨機応変に対応してくれるアッキーちゃんならば、呑み込みがいいからアッという間に弾いてくれるだろう、と踏んだ。
結果は?・・・・もちろん大成功だったよん。

これ、マサのトークとアッキーちゃんのピアノがうまく噛み合わないと悲惨。
スタジオではまあまあの出来だった。
ラインでも事細かく説明を加えて調整を加え改良。
別にキッカリとした台本なんか用意してはいない。
大体のおしゃべり内容は決めてあるけどね。
「それでは、トップには、凄まじい勢いで吹き荒れるブラスロックを立て続けにお送りしましたが、お次はメローな響きで・・・・。
(不敵な笑みを浮かべつつも)
特に人気の高い曲をやります。
盛大なる拍手で迎えてください!」
BGMのピアノは、その場の空気感で延々と進行。
タイミングを逃したマサはタイトルを言おうにもずれちゃう。
もう1周弾いてもらう!?
ところがアッキーちゃんが見事にクリア。
かえって効果が倍増したよ。
これまたご機嫌なメドレー。
「今日はスペシャルなversionだ。
バラエティに富んだセットリストでお送りしますよ。
あれ!?
どこかで聞いたことのあるピアノだ・・・・
俺はいつも同じMCだと、ある女傑から突っ込みを入れられたんだけど、やっぱりこれだけは言わせて!
今日は日曜日だけど、この場にうってつけの曲をやるよ!
・・・・どうぞ~~サタディ・イン・ザ・パーク!!」
と言った途端にアッキー親分
(もっちんがそう呼んでいる((´∀`*))
寸分の狂いもない間合いで、それまでのスローテンポから力強い連打へ!!
(前曲からの音色チェンジも素早くこなす)
絶妙のシンコペーションを基調とした、あまりにも有名なるイントロをピアノで嬉々としながら響かせる。
後から聞いたんだけど、アッキーちゃんは「今でいいや!」と独自の判断で、ここから本編に突入したのだそうです。
ありがたいことに大正解だよん!
(オーディエンス達いわく、この曲がはじまるといつでも誰もが最高の喜びを滲ませてノリノリなんだそうですよ。
こんな話を聞くと、ミュージシャン冥利に尽きるね。
長年にわたるブラスロック&シカゴ普及活動も着実に実を結びつつあるようだ。)
シカゴ初の記念すべき反戦的意味合いを含んだミリオン・ナンバーがはじまった。
(1972年7月リリース初の1枚組オリジナルスタジオ・アルバムCHICAGOⅤからのファーストシングル。
ビルボードHOT100にて最高チャートで第3位を記録)
当然ここでの主役は、最初から最後までピア二ストのアッキー。
いつも艶やかなる着こなしのアキ真骨頂。
(彼女の根性の入り方は筋金入り。
メイクもバッチリと施している
ワイルドな黒ファッションで統一しているではないか。
デニム生地製テンガロンハットと激レアなシカゴTシャツも彼女最大のチャームポイント。
こんな煌びやかな曲をプレイするバンドってナンマラいかしているでしょう。

裏話・・・・・スタジオリハでは特別なる思い入れを込めて取り組みました。
当初マサはピアノなしではやる意味なし、と判断してストレス回避も含め、泣く泣くお蔵入りさせようとした。
ところが当時STAに在籍していたニシヤンや久留ちゃんが、機転を効かせギターコードでのパターンを演じて「どうかなあ!?」とさりげなく主張してきた。
半信半疑それで演じてみると思いのほか、心地よい仕上がりなので、以降はギターアレンジバージョンでずっと披露していたのだ。
もはや手慣れたもんだよ。
これはこれで、斬新で快感。
まるで違和感もなく、結果的にはやって良かったねえ。
西やん達もこれをギターメインで演奏することを密かに夢見ていたんだから、そりゃあ至福の瞬間で天にも昇るでような心持ちだったことでしょうねえ。
加入前にアキ嬢はSTAライブを目前で見て「なるほど。
こういう風にやっているんですね!」と目から鱗状態。
感心しきりだった。
それも参考に加えて、アキちゃんはありとあらゆる音源を片っ端から発掘してきて指癖や強弱、微妙なるタッチ感を調べ上げた。
その結果がここに結実したんだよ。
文句の付けようなんて微塵もあるわけがないっしょやあ。
大役を果たしたね。
涙腺が崩壊しそうなほどだ・・・・。
この感動がずっと欲しかったのさ。
本物だ。
(近年は本家のロバートラムさんが、ショルダーキーボードやシンセで弾いてるんだけど、やっぱり生ピアノのニュアンスには程遠い。
これが生命線なんだから。
シビアな意見かなあ、これって・・・・だって愛するが故の正直な感想なんだから)

もちろん、それに呼応するように会場全体も熱烈なる声援へと反応が変わっていく。

それにしても、この曲、一聴する限りだとシンプルに聞こえるんだけど、リズムの違いが如実に現れるのですよ。
サビにも奥の深い部分が垣間見えます。
マサは絶え間無く左右に、トレードマークともいえる軽快なステップを踏む。

モッチンは、特にこの曲でのドラミングとコーラスが冴えわたっていた。
リハではテイクを重ねるごとにドンドンと難所を克服していき、本番ではご機嫌なスティックさばきで終始していた。
黙して語らずのツワモノだね。

石やんもギター・ストロークの隠し味で、より皆さんが贅沢極まりないハッピーモードに浸れちゃうように美味しいオブリをつま弾いているのだから、不思議なものですよね。

この曲に対する思い入れがすこぶる強い熟練のファンも、満足そうにニコニコしながら手拍子を打つ!
アベさんの大好物だけに熱狂的なエールを送ってくれた
それどころか一緒になって歌っているではないか
心底愛してやまないチューンなんだね
シカゴ愛好家冥利に尽きるよ
腕組みして目を閉じ、唸りながら、ジックリと聞き入っている対バンも発見。
会場のあちこちで嬉しそうに、両手をあげて大はしゃぎしている人たちも見えるではないか!?
数人のオーディエンス達も、ずっと横並びでタンバリンを打ち鳴らし続けているよん。
ステージサイド(マサの目の前)では、常連組の観客が簡単な振り付けを指導しながら曲と一体になってステップを踏んでいます。

ホーン隊も時折横目でバンドを確認しつつも、リズムカッティングにのって延々と体を揺らしながら手拍子を要求。
そろそろ肩の力が抜けてきたのか、爽やかな疲労感がかえって心地よいようだ。

世界平和を声高らかに提唱する、これこそスケールの大きいマンモス・チューン。
まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高き、ターニング・ポイントともいえるアンセム。
愛と平和を謳歌しながらも反戦を訴える部分もさりげなく含まれているんだから、さすがしたたかで思慮深い我らのシカゴだ。

満面の笑みを湛えた成長著しいアキちゃんも、エキサイティングな観客達にすこぶる癒されたそうで右手を大きく突き出して煽っていたよ。
マサが歌いながら最前列に歩み寄ると、客同士が微笑み返し。

バックのミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ。

エンディングでのモッチンによるハミングに至るまで、マサのアイディアが見事に実を結んだ
(今春から取り入れたアッキー&モッチンによるコーラス・ワーク。
これもスタジオ入りしてみっちりとトレーニングしたもんね。
過去にここまでこだわって突きつめた人は皆無だ。
今後も、もっともっと事細かく煮詰めてまいろう!!)。
歌メロには人一倍のこだわりをもって挑んだ。
最近は、マサ長年の夢だったドンドンと複雑になっていくツインボーカル・パートをも現実のものとした。
モッチンと軽くラインで文章とシカゴのライブ映像で打ち合わせしてから、スタジオでプレイ。
3番の歌い出し入り口も高低のパートをぶっつけ本番で入れ替えた
すると一発で思いが噛み合って大成功
(ステージに上がる直前まで、モッチンはマサへ最終確認を求めてきたほどさ)
その様には、皆も感服していたよ。
これを今まで、一度も実現できなかったのは、一体全体何だったんだあ・・・・?
「YEAH,YEAH~~!!」
アッキー&モッチン渾身のハーモニー。
うっとりするほどポップで幻想的なラストに至るまで、気合十分パーフェクト。
丁々発止に完奏。
普段はホノボノと佇んでいるモッチンではありますが、やる時は綿密にヴォーカルとコーラスを決めてくるところなんかさすがですよね。

ファッションリーダーのトモちゃんは、ようやくこの頃になると先ほどまでの緊張感は収まってきてリラックスしてきた。
彼女も毎回シックな黒スーツ姿で佇んでいるんだけど、胸元も露わに着こなしていてめっちゃセクシーなのだ
センスの良いネールや髪型もいつもオシャレ
襟にはサックスのバッジが付けられている
それをマサが指摘したらトモちゃんは得意げに胸を張って見せてくれた!((´∀`))
マサも対抗意識向きだしにベースのバッジをつけてきて見せたらバカ受け
彼女は「STAに人生を捧げるぜ!」とフェイスブック上で宣言もしてくれた
感動的なレディにファンも急増
祝福の乾杯を捧げよう

あららら・・・・!?
いつの間にか、最前列はオーディエンスでビッシリ状態。
目に焼き付けようと、食い入るようにステージを見上げている。


「改めまして!
サッポロ・トランジット・オーソリティです。
皆さん、楽しんでますか!!
(アキちゃんの秘密兵器、鍵盤による大歓声がここで炸裂)
OH,YEAH!
我々は頑固一徹、ブラスロック街道を19年にわたって貫いています
本日は厚別ふれあい広場スーパーロックフェスティバル・ライブ・イベントということで申し分のない場所だねえ。
ということでして、今回はスペシャル・バージョンですよ。
当然100パーセント濃厚なるシカゴでセットリストを組んでいますが、数曲は超絶マニアック。
見てもらえばおわかりのとおり、本日は我々の売りでもあるホーンセクションをはじめメンバー達が豪華です・・・((´∀`*))
そういうわけで思いっきりゴージャスな内容でお送りしたいと思いますので、最後までよろしく!!
NEXT NUMBER 
・・・・MAKE ME SMILE !!!」

(1・2・3・4!)
ここでもジャストなタイミングで、モッチンによる軽快な4カウントが即座に空間を痛烈に切り裂く。

 この曲もドテッパラに炸裂する一撃が狂おしいくらいに激しく、やはりイントロが常に豹変、それでいてごり押し感なくスッキリとスマートにまとまっているところがやたらと発揮されていて痺れます。

 実はね、この曲、特に小樽界隈でSTAがライブのたび、会場にいる外国人の方達から「MAKE ME SMILE !」とリクエストされていたのですよ。
 あちらサイドのほうにめっぽうウケがいいみたい。
 でもいろいろとややこしい事情があり、これもしばらくお蔵入りしていたんだけど、昨年末からめでたくそれも解除されて、遂に日の目をみたというわけ。
でも再度取り組むからにはグレードアップは常識。
みっともない不協和音も晴れて排除され、STA流の果てし無き王道ともいえるパーフェクトな曲になったよね。
 最近のS・T・Aはけっこう、こいつに馴染んできたよ
(ホーン隊にとっては鬼門かな!?
だってトロンボーン・プレイヤーが作った曲だからね)。
この曲でもリード・ボーカルはマサ。
近年トライ中なんだよ。
すこぶる苦労しましたよ。
マサはユラユラと腰振りダンスで観客を誘惑?・・・・挑発??。
アキちゃんは、ここでも、相変わらず虎視眈々と大奮闘。
(先輩たちは優しく彼女を好サポート)
 血沸き、肉踊る現象とはまさにこのこと。
各メンバー達は多方面の分野にまたがり、八面六臂のフル稼働をしているから、このくらいお茶の子さいさい。
クールでニヒリストなタカは、なかなか堂に入ったプレイスタイルで、男ならではの色香をタップリと漂わせて吹き込む。
真横で負けじとトモキーもハイノートヒッター。
これにはマサも、毎度のごとく鳥肌が立つのだとか。
4管という編成だけでも贅沢すぎるのに、ホーン4人とも全くタイプの異なるプレイヤーゆえに面白い化学反応がしょっちゅう勃発するものだからたまらないよ。
 シンセによるバッキングは疾走感の塊のようなシカゴ流ブラスロック代名詞をはかる。
エンディングでは石やんによるトリッキーなる16フュージョン仕込みの速射砲ピッキング・ギター・ソロ
(アキちゃんが特に好きなところ)。
石やんのギター音って大きいんだけど、ちっとも耳障りだったり、うるさく感じたりしないんだよね。
これってやっぱり丁寧で巧みなる音作りだ
最早アートの領域に踏み込んだ感あり
特にトーンが美しい
(トモちゃん好みの音なんだそう)
性格や人間性が如実に反映されることを実証してくれた好例
特筆すべき点は最前列のオーディエンス達。
爆音に圧倒されて、けっこうきつかったらしんだけど、バッチリとのってくれてこちらもゾクッときちゃったさ。
ブラス隊による緻密に構築されたアレンジの妙が、更なる完成度と緊張感を増幅させつつも第1楽章を終了
(本来ならば全部で7楽章なのだ)。
 フェイドアウト部分は入念にスタジオで打ち合わせたとおり・・・・・メドレーでいきなり過激この上なき極上のアンセムへとバトンを渡す。


第2楽章はモッチンによる怒涛のフィルインから図太きミディアム・テンポ「言いたい事がたくさん」
 延々と踏み続ける光速バスドラ音が爆発
ドラマティック・チャレンジ・ソング
 恋人との出逢いから、想いが交錯して思い悩むストーリーを多分に含んだ不穏さが秀逸。
 マサとバックコーラス(モッチン&アッキー)とのコントラストがミュージカルの様相をも呈しています。
猛特訓したもんなあ
努力は決して裏切らないのだ
その成果が花開いた瞬間をシッカリと見た
 厳かなる重量級なタッチで、ベースがメロディアスだけれどもごく控えめに奏でられます。
 前半の暗い曲調から一転、パアッと霧が晴れたかのような心象表現の役割分担も良い仕事しているなあ。

ライブの第3楽章「不安の日々」も前曲に引き続きの小曲だけれどインストウルメンタル。
(バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノンというタイトルが組曲名
初期のシカゴには数多くの組曲があるのですが、その中の最高峰がこれ。
現在もライブのハイライトとして必ず取り上げられている)
静かで厳かなるピアノタッチに、ベースがメロディアスに印象的なラインを描き上げます。
この抒情的な曲を披露するのは4度目。
初演奏はヴィニーズバーにて。
2度目は記録を紐解くと2019年4月21日(日)の白石区ピグスティ・・・・
「163回のリブレーション」だった
完全に失念していたんだけどね‥‥(-_-;)
メンバーはマサ&ミツ以外違いますしね。
あの時の失態がトラウマになっていて長らく封印していたのです。
でも今回のメンバー達ならば、と奮い立ち熱烈的に再チャレンジしたのですが、大正解!
バッチリとはまった。
期待以上、想像以上の出来でしたね。
アッキーもテコ入れに一役かったし。
トモキーが正真正銘、一発勝負の哀愁含んだ流麗なる音色でトランペット・ソロ(ニニ・ロッソ風)を。
はたで聞いていてもビックリするほどに完璧再現。
迂闊にも鋼の涙腺が決壊しそうになったほど・・・・(´;ω;`)
後半ドラムとバック陣によるタイトな演劇風ユニゾンも、荒削りながらたいしたトラブルもなく難関突破でクリア。
ここでパアッと音世界が華やかに開ける。


もっちんの閃きで前曲のラスト音が第6楽章の最初の音になるスリリングな連結アレンジを施した
それがこの「今こそ自由を」
(実は直前のリハまで2音の追加で討論を重ねた。
結局はそれも採用で功を奏した)
これも最近から重要なレパートリーとして晴れて蘇った
新たな息吹を目いっぱいに吹き込んでね
ここの曲も1分ちょっとの超変態的リズムを誇る迷路のようなインストウルメンタル。
この箇所も今回のライブでは全員にとって引き攣る難関。
目まぐるしく襲いかかる落とし穴を通過してようやく辿り着いた。
序盤の想像を絶するアクセントはモッチンも指摘していたけど、最大のトラップ。
テンションマックスのシーンだ。
何度も訪れる難所でもあり見せ場だ。
ボンゾスタイルの爆裂的ドラミングに会場中からヤンヤの喝采が沸き起こる。
とにもかくにも、入り組んだ展開だから生半可な気持ちでトライしたらば即座に木っ端みじんなのだ。
コロコロと景色の変動に忙殺される・・・・正直な話が予測不可能なプログレッシブ。
究極の場面は後半に訪れるベースとトロンボーンによる捻りの効いた珍しきユニゾンライン。
これを2人はものの見事にやってのけたのだ!
スタジオではどうもシックリと噛み合わなかったんだけど、相当に鍛錬を積んできたのでしょう。
バッチリとパーフェクトにはまり込んで乗り切ったよ。
一緒にプレイしていてもそのカッコイイ姿にゾクゾクと戦慄が走ったものです。
ご本家同様にマサ&ミツは堂々とコブシを突き上げてのハイタッチだ
一切打ち合わせ無しのぶっつけ本番のサプライズ
気合も十分にバッチリ
「やったあ!!」
磨きがかかってきて冴え渡る音色
実はこれもお約束で見せ場の一つ
アッキーはその様を見ていてとっても羨ましかったんだってさあ((´∀`))
両手を叩きながら喜び勇んで何度も飛び跳ねていた
「自分も一緒にやりたい!!」だって
ここさえ乗り切れば、もうこのライブはいただいたも同然。
大船にのったつもりで、突破していこう。
まだまだ続くデンジャーゾーン!

壮大なる組曲の最終楽章(第7楽章)は1分少々の「愛は限りなく」だ。
原題は「NOW MORE THAN EVER」
シカゴ1970年リリースのセカンドアルバム「シカゴ(邦題はシカゴと23の誓い)」に収録
ジェームス・パンコウの作品
ドラマティックなる濃厚この上なきラブストーリーからの抜粋
目まぐるしい変化に富んだ独走態勢を誇るアート
ああ・・・・こういうタイプの曲を演奏するたびにパーカッション&コーラス・プレイヤーが欲しいよう・・・・・と、今までならばしみじみ心から願っていたんだけど、この日はモッチン&アッキーがその両方を心置きなくこなしてくれた。
念願成就。
想いは叶うものなんだねえ。
それもふんだんにさ
初めて聞いた人達ならば誰もが口々に「なんじゃ、こりゃあ!!」と思わず驚愕の雄叫びをあげちゃう拷問のような、それでいて癖になるアート・ロック。
地響きのごときボトムサウンドを打ち砕くようなモッチンのフィルインでメインテーマに戻り、想像もつかないくらいのマーチへ一丸となって渾身のプレイ。
気を抜く暇を全く与えてくれない、ひじょうにやりがいのある曲。
最後の1音に到達し終えると、観客達は一瞬我を忘れていたのか無反応状態。
一息入れてから拍手が。
(エンディングではジェフ・ポーカロ風にすっくと立ち上がって連打をぶちかますモッチンは・・・・20カウント引っ張ってと希望を提出)
マサとアイコンタクトを交し合って2度目のジャンピング2段キックでTHE END
出血サーヴィスときたもんだ
どこからともなく「おいおい、なんまら難しそうだなあ・・・・」という声が聞こえてきた。
そうなのです、難しいのですよ(笑)。
大役をこなしきった清々しきメンバー達の満足そうな表情がどことなく誇らしげだ。
だってまともに演奏できるメンバーが、過去に全然いなかったものでなおさらのことだね・・・・。

***後半戦のライブ・レポートはパート2へと引き継がれていきます***






















VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(HIKOBAND編)

2024-07-13 18:58:57 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場中をぶらぶらと散策・・・・
するとステージから客席の後方へいくにつれて低くなっている!!
雨や雪解け水がステージ前に溜まらず、流れていく仕組みになっているんだねえ
そういう作りになっているんだねえ・・・と一人で感心しきりだった((´∀`))

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。

ステージも次々とバンドが大熱演を繰り広げてきたのでヒートアップ状態
そういうわけでして今が最も美味しい時間帯
本来ならば、順番的にこのブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYが演奏するところなのですが、それは最後にたっぷりとおおくりしたいと思います。

さてさてトリの11番手に控えしは・・・・

「HIKOBAND」
(浜田省吾のカバー・バンド)
最後を締めくくるべく満を持しての登場
さすがの9人編成大所帯
この日1番の人数を誇る盟友のバンドだ
あの彼が、またまたまたまた~やってくれました((´∀`*))!!

ワーカホリックの主催者・彦ちゃんがいるといないとでは、イベントの空気感が全然違う。
そのくらいの名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう
(と言いつつも、近々ポール・マッカートニー&ウィングスのカバーバンド結成の予定だと書いちゃおうっと!
しかも、あの全盛期アナログ3枚組USAライブでの再現を目論んでいるのだとか。
なるほど、やるからにはでっかくいっちゃうんだね)。

とにもかくにも、そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

 マサと彼とはもう19年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにS・T・A、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そして夢を語り合って切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに比べて、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなども行いつつ、長年交流を重ねているのですよ。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。

バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど、刺激を与えあっている。
そこに対する強烈なる愛はバッチリと共通だ
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 数年前、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた
(トミーがヴォーカル、GUSくんもギター、アライさんがベース、キムキムがキーボード、ミョウテンくんやモッチンが交互にドラムスを担当)。

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成していることは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた。

で、チャーのコピーバンド、ヒコプロ、BLUE CLOUD、ソフトクリーム、ちむどんどん、に引き続き、今回はこのバンドときたもんだ。

いつでも期待感で一杯だよ。

こいつもこの日の目玉の一つ。
でさあ・・・数多くのバンドを牽引しているものだから整理してみよう
実はこのバンドは以前に見ている
バンド名が違うからすぐに思い出せなかったけどね
2018年3月6日の小樽ゴールド・ストーンでのこと
ずばりストレートに「J-BOY」と名乗っていた
潔いくらいにわかりやすいじゃんかよ((´∀`))
でもいかしたネーミングさ
大幅にメンバーが入れ替わっているけどね

結果かい?
・・・・もちろん想像以上のパフォーマンスを繰り広げてくれた。

いやはやなんとも大した連中だ。
ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃう内容
往年のジャパニーズポップ・ロックの元祖を忠実に繰り広げちゃうというんだから恐れ知らず
脱帽ものさ
思い立ったら一致団結して即行動が彼らの信条

まずは内容の方をここで冷静になって整理することにしよう
ヒコちゃんは膨大なるライブイベントやバンドの構想を常に念頭に描き続けてる
この厚別ふれあい広場も去年偶然見つけて開催
そして今年第2回目を迎える
それも1回こっきりではなく数回だよ
今年も合計4回!
この日は2回目
当然のごとく「フレンズ・ライブ」にカウントされてもいる
例によって主催者だけに収まらなく掛け持ちでの出演も敢行
今回も4バンドでの出演
よくもまあ体力がもつものだ
どれもジャンル被らずさ・・・・
敬服しちゃうよ
どこにそんなヴァイタリティがあるのか今度機会があったら聞いてみようっと(この直後に気心の知れた仲間たちと沖縄旅行に出かけて気分もリフレッシュしてきたそうだ・・・フェイスブックより)
まあ、バンドには困ってはいないようだしね((´∀`))
あ、この間はあろうことか、混乱してしまい自分のバンドをライブに入れておくのを忘れてしまったそうだ・・・
本末転倒・・・・(-_-;)

盛大に編成をば解説しよう・・・・・

眼鏡姿のヒコちゃん・・・ギター&コーラス
帽子、シャツ、パンツ、サンダルと潔いくらいに白で統一
仕様ギターは愛器シェクター
これは長年の相棒としてお馴染み
シースルーブルーのボディカラー
ローズ指板

ジンにゃん・・・ボーカル
お懐かしやの酔いどれナイスガイ
いつでも元気いっぱいに炸裂してるねえ
素晴らしいなあ
ご本家の浜省に迫るべくサングラス、白いTシャツ、ペンダント、茶色の革ベルト、デニムのジーンズ姿
ワイヤレスのハンドマイクをがっしりと握ってアグレッシブにアクションの連続
観客の度肝を抜きまくっていましたよ
思い起こせば彼との出会いは元STAのキーボードとテッチャンが結成したバンドのボーカルで安全地帯を熱唱していた時だ
ホットタイムでのこと(リブレーション企画)
それ以降、爆風スランプ、尾崎豊などありとあらゆるジャンルにチャレンジ
己のモノとして具現化に徹してきた
もちろんこの日もお見事の一語に尽きるよ

ルミ子嬢・・・コーラス

チャッピー・・・ベース&コーラス
サングラス姿
いぶし銀のプレイヤー
説得力あるフレーズをこれでもかあというほどに醸し出す
ナチュラルボディにメイプル指板仕様の愛器5弦ベースを使用
今年から念願のASIAカバーバンドを結成
ルアレルバでの出演はに色々とあってお流れになったけれども遂にモダンタイムでお披露目されるそうだよん
白いTシャツとペンダントがお似合い
この日は7番目の「ヒコプロ・チームA」に引き続いての出演だ

ミョウテンくん・・・ドラム
札幌のボンゾと呼ぼう
パワフルで重たいドラミングには定評がある
他にジャパニーズ・プログレッシブ・ロックの元祖、四人囃子のカバー「四入囃子」アイドルの松田聖子カバー「パイナップル」でも気を吐いているよ

眼鏡姿のキムキム・・・2段構えのキーボードが神々しい
今回は拘りのコルグのクロノスとヤマハを使用
下手で椅子に座ってのプレイ
超絶なる売れっ子の人気者
膨大なる掛け持ちのミュージシャン
本人もどれだけのバンドに所属しているのかよくわからないみたい
以前には数回STAでも弾いていたよ

フジ兄・・・ギター
アンプヘッドはピーヴィーの5150に接続
彼もヒコちゃんとお揃いのシェクターを使用
色のブルーのボディカラー
ローズ指板で統一
上手が立ち位置
白いYシャツと黒パンツ
ストラップも黒

一宮くん・・・アルト・サックス
札幌ジャズ&フュージョン界隈では有名人のテクニシャン
1度だけSTAのライブに参加経験あり

そして、眼鏡姿のマッキー・・・トランペット
デニムのジーンズに白いポロシャツ姿
彼も「オフ・ショア」に引き続きの参加
STAのメンバーでもあったよ


ステージの入れ替えには15分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分にユトリがあります。

皆さま、準備万端整いましたよん。
前置きがとっても長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

満を持して舞台の上手より現れた司会進行役の美魔女ハルカさんが注目を一身
に浴びながらここでも景気よくバンド名をアナウンス
(6台ものキッチンカー食レポをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
「ビジュアル系バンドではないのですが・・・・・
相変わらず、素晴らしい仲間たちが熱演を繰り広げてくれますよ。
時の経つのは早いもので・・・・
長々と喋っているのも何なので・・・・
大変長らくお待たせしました。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!
11番目、HIKOBANDです!!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

颯爽と現れたバンドの面々は万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

ヒコちゃんの愉快痛快なるトークから、軽快なるコンサートの始まりだあ!!

SEが流れる中、はじまったのは「終わりなき疾走
(このタイトル、いかにもブルース・スプリングスティーンだねえ!!((´∀`))」
1980年10月21日に発売された6枚目のアルバム「ホーム・バウンド(オリコン週間チャートでは最高ランキング20位を記録)」のトップに収録
本人いわく「第2のデビュー・アルバム」とのこと

いきなりオシャレなナンバーでエナジー一杯に貴重な幕開け

こいつはターニング・ポイントといえる重要作だ

序盤から、この猛暑な季節にとっては申し分なき骨太なサウンドですな。
いかにもライブ向きなセレクション
ドラマティックなビートで極めまくる。
豪放磊落な一発ですでにヒコバンド・ワールドは全開。
一気に波状攻撃は開始。
火ぶたは情け容赦なく、過激に切って落とされた。
何という反則技ギリギリの隠し味。
これでバッチリとオーケー!
もうこれだけで観客たちの度肝を貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。
のっけから、ヘヴィーすぎるほどに力強いドラムサウンドが鳴り響く。
さすが、わかってらっしゃる。
痒いところに手の届く采配で網羅

単純明快なようでいて、微妙に小技の効いた難攻不落なるニュアンス。
ヒコちゃんの弾く、あまりにも有名でドライブする特徴的なリフは、ギター小僧達がこぞって真似したはず。
垂涎の的。

そこからギター・ソロへと雪崩込み

ミョウテンくくんはスティックを頭上高くに振りかざしてクルクル回す。
これってスリリングでテクニカル!
千手観音のごとき手数王。
ドラムセットが破壊されちゃうんじゃあないかと、時折心配になってきた。

血沸き肉躍るとはこれのこと
情け容赦なき展開で暴れまくり
エンジンフルスロットルでステージ狭しと縦横無尽に駆けずり回る
最初からこんなにパワー全開で大丈夫か?!・・・などと観ているこちらサイドが心配になるほど
そんなことかまってなんかいられないぜ、と鋼のロック魂もむき出しに吠えるジンにゃん
メンバー達も各自で思い思い、明るくかつ派手に気合注入して臨んでいますよ
すでに酔っ払って出来上がっている観客も熱狂しているしね。
おおっと!
アベさんは伝家の宝刀ネオン・スティックを取り出した!
燻し銀ボーカルのジンにゃんの声が、浜田省吾にソックリなのも驚き。
まるで浜省が憑依したかのようになりきっているではないか
全く持って引き出しの多い器用なシンガーだね。
しっかりと確立された芸の細かさが心憎い。
最早アートの領域に到達した感あり
とっても何から何までもが勉強になるよ

「イエー!
どうも、ありがとうございます!
皆さん、こんにちは
J-BOY改めヒコバンドです
私じんにゃんのボーカルと他8名です(笑)
まあ、お馴染みのメンバーですね。
我々は今日の主催者、工藤彦一率いるプロジェクトでして、今までにも甲斐バンド、尾崎豊とかを取り上げてきました
で、今日は浜田省吾!
そこのアリーナ!!(笑)
後ろの方、2階席、3階席・・・・見えてるかい!!??
どうぞよろしくお願いします。
フレンズ・ライブは今回で何回目?・・・94回目??
(と、ここでリーダーのヒコちゃんとでボケと突っ込みのやりとり小芝居)
大丈夫ですか?
ちょっと何を言ってるかわからない、うちのリーダー・ヒコさん(笑)
次はこいつで決まり
・・・この曲は皆さんで盛り上げてください!
・・・・モノクロームの虹!!」
1998年4月1日に発売された29枚目の初マキシ・シングル
オリコン週間チャートでは最高ランキング5位を記録
累計13,7万枚を売り上げた
15枚目のアルバム「セイブ・アワ・シップ(オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録した)」11曲目に収録
ポジティブなイメージを描いた秀作
夢や希望と挫折、虚無感などを象徴(ウイキペディアより引用)
ここではヒコちゃんが流麗でワイルドなるギター旋律をヘヴィーに披露。
熱冷ましとばかりに、ガラッとムードを変えてラフなパワー・バラード。
それに負けじとジンにゃんが、友情の証ともいえるブルース・ハープを目いっぱいに吹き鳴らす。
互いに不敵な笑みを浮かべ、ヒコちゃんもさりげなくスッと絡んでくる。
追随するかのように一宮くんのアルトサックスが豪快にブロー!
我を忘れたかのようにドドドッと詰め掛けるエキサイトした観客達。
聞かせどころともいえる全員による合唱パートに差し掛かると
「はい!
みんなで一緒にいきますよ!!」
弦楽器コンビのチャッピー兄貴&ヒコちゃんも、観客と一体になり躍り出てジャンプ連続。
息もピッタリ。
ホーンのコンビはコーラスでも花を添えています
(管楽器の音が、幾分引っ込み気味だったのが残念・・・・)。
ハードなブレイクの連発でドンドンとまとまりも出てきた。
ジンにゃんは珍しくもヒコちゃんの肩に手を回して
「はい、もう一丁派手にいくよ。
コーラスね。
はいはい!
3カメにいきます。
いいだろ、いいだろう!
2列目3列目よろしく!
それ、ワンモア・タイム!
4回目ラスト!
サンキュー!!
どうもありがとうございました!!」
トドメはミョウテくんによるボンゾ直伝フィルインが轟き渡る。
とりつかれたかのように興奮冷めやらぬ状態のまま
「かなりカロリーも消耗しました。
息あがってませんか?
大丈夫?
皆さん、タフだね。
早くも夏を呼び込んでしまった感のあるヒコバンド!
さあ、たっぷりと水分を補給してね」

間髪入れず、捲くし立てるように、3曲目はメッセージ色濃厚な「MONEY」で手拍子も要求。
1984年10月21日に発表された楽曲
9枚目のアルバム「ダウン・バイ・ザ・メインストリート(オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録)」トップに収録
シングルカットはなし・・・・
でも知名度は抜群で人気もピカイチ
最もライブ映えするチューン
ハードボイルドな男のロマンがふんだんに盛り込まれているだけに影響力も多大
ヒコちゃんのトレードマークとも言えるハーモナイザー・ユニットを駆使したエフェクターとアーミングも効果テキメンだ。
ジンにゃんもその体から発せられる、分厚くもパワフルなボーカルはまだまだ余力を残している感じ
(実際、本人に確認してみたところ、やはり8分目ほども声を出していないとのこと。
あな恐ろしや・・・)。
全力で喉を振り絞ったら、どれだけの声が出るのかなあ。
絶対にメガトンクラスでしょうね
(さぞかしでっかい音を出すんだろうなあ)。
誰からも愛され、慕われるジンにゃんのキャラクターが際立っていて好感がもてますね。
これまで膨大に見てきた彼の歌声とはまた一味違う存在感を発揮。
「マネー~!」の歌詞では最前列の女性客をビシッと指差す。
チャッピー兄貴はサムピッキングにチェンジしてアタック感にアクセントを盛り込む。
これがミョウテンくんとのリズムセクションにカッチリとタイトにストレートにシンプルにシンクロしていてナイス!
正に阿吽の呼吸の御手本を示している
フジ兄による入魂のコード・ワーク・カッティングも華やかなる光沢を果てしなく放っている。
最前列で若いお母さんに連れられたチビッ子2人がノリノリ
その様がめっちゃくちゃに可愛らしいよお!!💛
いつまででも見ていられる微笑ましい平和な光景


「夕方だけにだいぶ涼しくなってきたね
天気予報ではそろそろ雨が降るそうだ
なんか空模様も怪しくなってきたね
それではチャッチャとやります
オーケー!!??
・・・レッツ・ゴー!
愛の世代の前に!」
1981年9月21日に発売された7枚目の同名アルバム(オリコン週間チャートでは最高ランキング12位を記録)からのタイトル曲
1曲目に収録
イントロから爆発
「地球上から核兵器が根絶されない限り、本当のラブ・ジェネレーションは訪れない」という重い衝撃の意味が込められている
ずばり反核がテーマ
「一瞬の閃光」とは原爆の事
これまたひじょうに特徴的でマニアックなところをついてきたねえ
当たり前のようなところを披露しないところなんて中々に通だ
これは当然ヒコちゃんが決めたセットリストの流れなんだろうなあ
思い入れもタップリに込められている
即座に手拍子要求で圧巻のコール&レスポンスはパーフェクト。
嵐を呼ぶぜ
とにかくジンにゃんの、説得力に満ちた声量と合いの手は半端ではありません。
機関銃のように捲し立てる様な言葉の連射
のけぞり、大股開きに構えたと思ったら次には跪く
一挙手一投足に痺れっぱなしだ
一時たりともジッとなんかしていられないでかっこよさ
身が持たないから、もう好きにしてちょうだいな
お手上げさ
どうぞお手柔らかにね
美味しいビールに酔って、灼熱ミュージックにも酔いしれるというのも一興。
元STAファミリー・ホーンセクションが2人も参加しているなんて、贅沢の極みでしょう。
サビでは一体となってコブシを突き上げようぜ
バックを務めるギターとドラムが文句なしに全面で冴え渡っている


「(ドリンクを一飲みして)
フレンズ・ライブということでたくさんの皆さんに集まっていただき、どうもありがとうございます!
後ろの方までビッシリ入っているのがよく見えます。
目は2.0なんです。
ブスかどうかもはっきりとわかります(このご時世では危ない発言・・・・)」
「やめなさいって!(笑)」
「はい!耳は1,5です・・・・(笑)
・・・・・ええっと・・・・またセット・リストを間違えました
はい、次で最後ですよ!」
「エー!!」
「・・・・素晴らしいね((´∀`))
今日はこの曲を俺のキムキムのために歌いたいと思います
・・・・・さあ、皆さん、手拍子などを打っていただけたら最高です・・・・J-BOY」
プレイヤー達が前面に颯爽と居並ぶ姿が勇ましい。
観客たちは腕を左右に振って延々と応戦。
ミョウテンくんは、一切の手加減無しに叩きまくっています。
要注目だ!
ヴァイタリティ湧き出る雄姿は神々しいくらい。
すっかり美味しいところてんこ盛りの臨場感で、フルに魅了してくれたね。
愁いを含んだ親しみ深いコンパクトな曲ばかりなので、観客もずっとリラックスして身を任せつつその甘い音色に浸っていました。
数多くのライブを体験してきたベテラン勢の真価が,白日の下に証明されたわけです。
つぼを心得た甘いメロディが厚別の青空に響き渡る。
このイベントのために特別なメニューを組み立ててきたということが如実に伺えますね。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
汗飛び散らかしての、はじけまくり。
キャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
我慢ならなくなったジンにゃんはステージから素早く飛び降りて客席中を走り回りながらのスクリーミング
そしてファン達から猛烈なる握手攻めにあう
ハイタッチも身軽に交わすその様も絵になる
男気溢れるシンガーここにありといったところ
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
「俺の歌を聞いて目の前の女性が泣くんだよね・・・・・!」
「やめなさい!」
「さあ、どんどんといきましょう!
まだ暑いでしょう。
帰りも暑いよ~~。
ずっと座って聞いていてもいいのですかあ!!??
え~楽しい時間もそろそろ終わり!」
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
(最後はミスった…(-_-;)
強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なる日本のポップロックに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
「どうもありがとうございました」
完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。
手に手にグラスを持って「カンパーイ!」の音頭をとって、クラッカーが炸裂しての大団円
オオトリのポジションという重責を、見事にこなしてくれました。

エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
ヒコバンドの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」

ヒコちゃんが締めくくる
「ヒコプロ・チームAでは1曲目にギター弦が切れちゃいましたが、ローディーの素早い対応で事なきを得ました
今日は先週に引き続き好天に恵まれましたね!
ポツポツと小雨模様ですがギリセーフ・・・・」

あちこちから惜しみないほどの歓声が贈られる
たっぷりと真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
9人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・
この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))


ヒコちゃんは、出演がこれで4つ目!!!。
トラブったけれども一応は無事に完了


会場内に流れるBGMはテイアーズ・フォー・フィアーズで「シャウト」

~~~ライブ・レポート「ヒコバンド編」はこれにて終わり。
次のバンドもお楽しみにね~~~~!!
時間をグッと戻して・・・・・
期待を裏切らずに爆裂感溢れてワクワク。
それは先述通りにあの奴らだ・・・・
テイクオフを終えたばかりのもっちんはお次のトリ前10番手でも叩くんだよん((´∀`*))
ワーカホリックばかりでけっこうなこと。
わっははは~~!((´∀`))
どいつもこいつも、根っからバンドやライブが大好物みたい!!
そう、STAなんだよん!!((´∀`*))~~~
既に各自が不敵な面構えでステージサイドに陣取ってウォーミング・アップに励んでいるしなあ。







VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(TAKEOFF 編)

2024-07-11 16:06:06 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場中をぶらぶらと散策・・・・
するとステージから客席の後方へいくにつれて低くなっている!!
雨や雪解け水がステージ前に溜まらず、流れていく仕組みになっているんだねえ
そういう作りになっているんだねえ・・・と一人で感心しきりだった((´∀`))

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。
このバンドは後半戦のど真ん中という最も美味しい時間帯
本来ならば、そろそろ順番的にこのブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYなのですが、それは最後にたっぷりとおおくりしたいと思います。

さてさて9番手に控えしは・・・・
「TAKEOFF」
16:20~16:45
(チューリップのカヴァー・バンド)

再び地元・札幌からの出演・・・・って、ここはもはや説明不要ですね(笑)。
でも、これだけは言わせてほしいなあ。
STAとは、もうずっと腐れ縁で繋がっているファミリー的付き合いのある6人組みバンド。
マヤマくん率いる全曲チューリップのカバーです。
STAとはバンド結成時期もほぼ同じ。
お互いに現在となっては、ほとんどオリジナルメンバーはいませんがね
(出戻りの体制も同様に((´∀`*)))。
練習スタジオでも、ちょくちょく顔を合わせて情報交換などをしつつ、刺激を与え合い切磋琢磨してきました。


このバンドに会うのは昨年7月23日23(日)小樽「浅草橋」オールディズナイト・ライブ74以来です。


このバンド名は、チューリップのアルバム・タイトルから命名。
客席からは早くも期待に高ぶる声が聞こえてきます(笑)


編成は・・・ヒコくんがギター担当なんだけど、テイク・オフではブルーカラーの愛器シェクターではなくこだわりのバーニー335を携えています。
チェリーレッドのボディカラー。
茶色のストラップを装着。
HELIXはアキラくんから厚き手ほどきを受けたんだそうです。
コーラスも兼任。
青のキャップとサングラ姿
南国風なデザインのアロハshirtがすこぶるに涼しそうだ。
徹底的に夏仕様だね。


ベース&コーラスはリーダーの御大マヤマ氏。
使用しているのは、ELLMORのジャズベース・シェイプ。
渋く鮮やかな3トーン・サンバーストのボディにローズ指板。
PUはダンカン3。
ストラップも布製フェンダー(黒)。
ヘッドにぶら下がっているドックタグと黒サングラスがオシャレ。
白Tshirtと黒いパンツというスタイル。


キーボードはあちこちから引っ張りだこの売れっ子、ユカピョン。
北国では一番多忙な鍵盤職人
(愛器のローランドVR-09使用という拘り具合)
上手にてスタンディングでのプレイ。
コーラスも兼任
全身が白ずくめ。


でもう一人のキーボードは、ずいぶんとご無沙汰気味だった山崎くんが、この日も合流。
白い帽子をかぶってコーラスも兼務。
下手がポジション。
マサは積りに積もった話題で盛り上がりましたよ。
彼は着席したスタイルで色のローランドを使用。(06)

ドラマーには、
伝説の超ベテラン・ドラマー、もっちんが新規加入でめちゃくちゃにハッスルしている。
もちろんすぐこの後に出演するSTAのドラマーでもあるのだよん!
チューリップにならい、黒いサングラス装着にて存在感を猛アピールしてた・・・・。
(これはマサの私物
出番直前に貸して!と言ってきた
「もと黒いのはない!?」というもそれはないよ・・・と告げたらしぶしぶとそれを付けていた
でもそれは序盤のみ
数曲を演奏後は外して譜面台に置いてた
写真を参照の事)
黒Tshirt姿。
長い髪の毛を後ろで束ねて、相変わらず思い切り気を吐いていました。
ヤマハのスローン、ソナーのスネア、ビックファースのスティック・・・と使用メーカーは様々。

そしてボーカル&ギターは、ナンブくんが担当!
白パンツとシャツに眼鏡というイデタチ。
フェンダーブランドのスクワイア・テレキャスターを使用。
ナチュラル・ボディカラー。
メイプル指板。

・・・・・という贅沢にツイン・キーボードという布陣でおおくりします。((´∀`*))

そんなわけでして、いよいよ大詰めだ。


結成19周年を迎えるチューリップ・カバー・バンドが軽快に開演の狼煙をあげる
(解散や活動停止期間もあったけどそれは致し方なしだね)。


チューリップはオリジナルメンバーの死去、リーダー財津さんの健康面などがあり、しばらく表立った活動はしていませんでしたが、一昨年はラストと噂されるツアーが開始されました。
何と彦ちゃんと山崎くんはわざわざチューリップの故郷でもある九州は博多までコンサートを見に行ったそうですよ。
思い入れもタップリ。
1950~60年代生まれの方々にとっては甘くほろ苦い青春時代が蘇ってくることでしょう。

ステージの入れ替えには15分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分にユトリがあります。

皆さま、準備万端整いましたよん。
前置きがとっても長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

満を持して舞台の上手より現れた司会進行役の美魔女ハルカさんが注目を一身
に浴びながらここでも景気よくバンド名をアナウンス
(6台ものキッチンカー食レポをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
「ビジュアル系バンドではないのですが・・・・・
相変わらず、素晴らしい仲間たちが熱演を繰り広げてくれますよ。
時の経つのは早いもので・・・・
長々と喋っているのも何なので・・・・
大変長らくお待たせしました。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!
9番目、TAKEOFFです!!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

ヒコちゃんの愉快痛快なるトークから、軽快なるテイクオフ・コンサートの始まりだあ!!

「曲をコピーする時にスコアを起こすのですが、その際に歌詞を読んでみて他のバンドとの違いに気づきました。
人との出会いと別れの物語に乗り物がたくさん出てくるのです。
私は乗り物が大好きです。
是非皆さんもチューリップの曲を聞く時には乗り物に気持ちを反映させているんだなあ・・・と想像してみてください。
飛行機や車の話題になると、私はガチにマニアックな方向にいってしまうのでここでは無しにします。
それでは・・・虹とスニーカーの頃」
今この時、エナジー一杯に波状攻撃の狼煙がぶち上げられた。
(ちょっと出だしでトラブってしまったけどね‥‥(-_-;)
1979年7月5日にリリースされた通算16枚目のシングル。
オリコン週間チャートでは最高6位を記録。
ザ・ベストテンでは4位。
累計50万枚以上を売り上げた。
久しぶりのヒット曲。
アルバム「チューリップ白書」に収録。
歌詞にあるように、当初のタイトルは「わがまま」だった。
シングル化が決定した時点でテコ入れを施した結果がこれ。
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
何という反則技ギリギリの隠し味。
バッチリとオーケー!
もうこれだけで観客たちの度肝を一気に貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。

いきなりオシャレでヘヴィーなナンバーが炸裂だ!

テイクオフの曲目中ではこの日1番シュールにロックしていたのではないかい。

ナンブくんも気持ちよさそうに張りのある声でひたすらシャウトしまくっていましたよ。

個性あふれる独特なる曲調だけに、実は難攻不落な感じで手ごわそうだ
それをいともたやすく余裕と貫禄の表情を浮かべて不敵に演奏しているんだからねえ
ああ・・・・空恐ろしい猛者集団

それにしても、数多くのバンドに現在も在籍しているもっちん。
さすがタイトなドラミングでファンがドンドンと急増中だもんね

(サッサ、アイちゃんも常に羨望の眼差しを投げかける)。
もっちんによるパワフルなバックビート。
重厚なるコーラス・ワークと、ヒコちゃんのやや控えめなオブリも光っている。
重鎮のマヤマくんはいぶし銀のフレーズを連発。
要所要所をグッと引き締める役目を一身に受けて務め上げる。
またまた腕を上げたね。
頼もしい貴重な人材だよ。
それはともかくも、野太く「もっちん!」と絶え間なく声援が飛び交うのだ。
いつのまにか、テイクオフのホンワカとした癒しの空間が確立されていたのだ。
観客たちは誰もが一緒になって自然と体をゆすっているよ
いやはやなんとも、めっちゃくちゃに憎いグループだねえ。

「どうもありがとうございます。
たまにはチューリップもいいものでしょう。
さっきは夏の温かなムード満載でしたが、次も今時期にピッタリな曲で行きます
・・・・・夏色のおもいで」
カウントから全編にわたって、100%文句なし極上の名曲。
ヒコちゃんによる繊細なアルペジオのイントロがはじまった。
1973年10月5日に発売された通算4枚目のシングル。
オリコン週間チャートでは最高ランキング14を記録。
再結成チューリップなどなど、色々なライブでも頻繁に演奏されている。
1985年にチューリップを脱退した姫野が結成したオールウェイズでも取り上げている
(ウィキペディアより)
バッドフィンガーを意識して財津氏が作詞・作曲した「風の涙」が原曲。
しかし、歌詞をダメ出しされ、はっぴいえんどの松本隆氏に依頼した。
これが作詞家、松本隆のデビュー作。
ちなみに「風の涙」は現在も未発表…幻のままだ・・・・。
ずっと表情が硬かったメンバー達も、ようやくここいら辺でリラックスしてきたよ。
肩もほぐれてきて本来のノリを取り戻してきた。
そうとなれば占めたもので、琴線を振るわせ続ける。
コーラスワークも鍵盤の連打も、ドラムの素早いタイトなフィルもテイクオフの真骨頂で本領発揮。
誰もが自然に口ずさんでの大合唱開始。
どこからともなく「ヒコちゃん!」というユニークな合いの手が差し込まれる。
これは彼が誰からも愛されている証拠。
人気者は大変ですね。
恥じらいながらも、彼がリアクションしようものならば、たまったもんじゃあない。
いじりの倍返しをくらっちゃいます(笑)。

3曲目は、グッとムードを変えて珠玉の美しきバラード「青春の影」
イントロのザッキーによるピアノの旋律だけでも効果倍増。
1974年6月5日に発売された通算6枚目のシングル。
アルバムは、それこそズバリと「TAKE OFF(離陸)」に収録だもんなあ。
オリコン週間チャートでは最高46位を記録。
アイドル路線を突っ走っていたチューリップが、そのイメージを払拭して路線修正するために制作された楽曲。
ジャスラックのデータベースによると副題は「I’LL AIWAYS REMEMBER YOU 」
結婚式にもよく歌われている人気曲。
文句なしに泣ける感動の青春賛歌ですな。
各自、若き頃の情景が壮大に蘇る事でしょう。
ボーカルにはとびきり深めのリバーブがかけられて、更なるムードを作ってくれます。
ここでは、しんみりと聞き惚れてみるのも一興。
じんわりと心の奥深くまで染みわたるなあ。
意外にも前向きな明るい希望の歌。
たっぷりとタメの効いた美しい演奏は匠の技。
男女カップルがそれにのって、チークダンスを踊っています。
これはチューリップ版の「ザ・ロング&ワインディング・ロード」とは財津さんの弁。
大体のモチーフはビートルズ絡み・・・・そこがご機嫌なるポイント。

「次は皆さんもよく知っているチューリップの代表作、聞いてください・・・・心の旅!」
1973年4月20日に発売された通算3枚目のシングル。
アルバム「チューリップ・ベスト心の旅」に収録。
オリコン週間チャートでは1位を記録!
背水の陣、起死回生の一発を飾った、文句なしの記念すべき最大のヒット曲。
87万枚の売り上げを記録。
この曲をライブから外すことは絶対に許されない。
プレイしなかったら、ステージから降りられない。
お約束の別格なナンバー。
ユカピョンによるイントロのピアノ連打がはじまると、どんな人でも心が奮起して見る見るうちに躍動する。
当然、最初から爽やかにコール&レスポンス大会。
「ご一緒に!
あ~だから今夜だけは~君を抱いていたい!
あ~明日の今頃は、僕は汽車の中~!(^^♪」
ここで乗り物が出てきたねえ。
でも「汽車」とは時代を感じさせます・・・・。
一挙に場が盛り上がって華やいだ。
暑さもここいら辺に達した時点で、どこか遠くへ吹き飛んでしまったようだよ。

再びヒコちゃんによるMC。
「次はちょっぴりと寂しい曲調。
歌だからいいけれど、女性が勝手に出て行った・・・という内容さ。
ふられた話。
実際にあったらとんでもないよ。」
「歌詞を見ながら一生懸命に歌うよ。(;^_^A
曲調は明るいけど、暗いよね・・・・。
指輪が外せない?外れない??外したくない???・・・・」
「チューリップの初期はマイナーを使わず、メジャーコードばかりなんだよね・・・・」
アットホームな空気に包まれる中、和気藹々はじまったのが「銀の指輪」
1974年1月20日に発売された通算5枚目のシングル。
アルバム「チューリップ・ガーデン」に収録。
オリコン最高チャートでは15位を記録。
モータウン・ビートからはじまる、イントロのギターリフで、すでにハートは鷲掴みだ。
もっちんによる、ストレートな手拍子のアクセントも抜群の采配。
明らかにビートルズへのリスペクト精神漲るアップテンポなへヴィー・ドラミングで演奏されました。
リズムセクションによる着実なバッキングが、サウンド全体を明らかに引き締めているんだよ。
遊び心や、思わずニンマリとしちゃうような展開に引き込まれちゃう。
ツインキーボードという構成も、いかんなく発揮している。
バリエーションが豊富に膨らんでゴージャスこの上ない。
うう~む・・・恍惚感に酔いしれちゃうよ。
このヒット曲は一見するとシンプルかつタイトにもとれますが、いざやってみると独創的な構成。
しかし今聞いてもちっとも古さを感じさせないね。
何度聞いても永遠不滅のジャパニーズ・ポップロックだ。
古き良き時代を彷彿とさせる胸がときめくメロディが、果てしないくらいに切ない。
ヒコちゃんのエフェクターを最大限に駆使した、歪み効果がはちきれんばかりに天空を突き抜ける。
テイクオフのメンバー達の、嬉しそうでハッピーな笑顔が好印象。

メンバー達はそれぞれにドリンクをグイっと一飲み。
ヒコちゃんの解説
「どうもありがとうございます。
この曲の歌詞は微妙だねえ・・・・。
それまでの曲とは逆パターン。
文句なしにいい歌だ。
奥が深いアートの世界観
凡人には到底わからない意味が込められている。
だから、軽く考えていたらいけない。
残り1曲となりました。
あっという間だねえ。
ラスト・ソングはライブ直前に組み込まれた・・・・・夢中さ君に」
1977年リリース。
アルバム「チューリップ・ガーデン」に収録。
「付き合いたい・・・という悲しき妄想ソング。」
(ヒコちゃん談)
もろにビートルズテイストの流れを組む、日本が誇る極上のナンバーで締めくくり。
結構ハードなパートが差し込まれているね。
日本にまだロックというものが全く定着していなかった時代に、これだけのクオリティを維持した音楽を次々と生み出したなんて驚愕に値する。
財津&姫野のヴォーカルって両者ともに、とっても味のある親しみやすさがある。
すっかり美味しいところてんこ盛りの臨場感で、フルに魅了してくれたね。
愁いを含んだ親しみ深いコンパクトな曲ばかりなので、観客もずっとリラックスして身を任せつつその甘い音色に浸っていました。
数多くのライブを体験してきたベテラン勢の真価が,白日の下に証明されたわけです。
つぼを心得たセットリストが厚別の青空に果てしなく響き渡る。
このイベントのために特別なメニューを組み立ててきたということが如実に伺えますね。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
エンディングは、もちろんビートルズ風。
(最後はミスった…(-_-;)
強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なる日本のビートルズ・ポップロックに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。
手に手にグラスを持って「カンパーイ!」の音頭をとって、クラッカーが炸裂しての大団円
終盤戦でのポジションという重責を、見事にこなしてくれました。

エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
テイクオフの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
あちこちから惜しみないほどの歓声が贈られる
たっぷりと真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
6人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))


ヒコちゃんは、オオトリにも出演(これで3つ目のバンド!!!)。
もっちんはお次のトリ前10番手に控えているSTAでも叩くんだよん((´∀`*))
ワーカホリックばかりでけっこうなこと。
どいつもこいつも、根っからバンドやライブが大好物みたい!!


会場内に流れるBGMはテイアーズ・フォー・フィアーズで「シャウト」

~~~ライブ・レポートTAKEOFF編はこれにて終わり。
次のバンドもお楽しみにね~~~~!!
期待に爆裂感溢れてワクワク。
それは先述通りにSTAなんだよん!!((´∀`*))~~~
既に不敵な面構えでステージサイドに陣取ってウォーミング・アップに励んでいるしなあ。

でもそれは最後の最後にとっておく
その前に大トリが控えておりますよ
あの奴らだ・・・・


VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(暴異 編)

2024-07-11 10:31:56 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場中をぶらぶらと散策・・・・
するとステージから客席の後方へいくにつれて低くなっている!!
雨や雪解け水がステージ前に溜まらず、流れていく仕組みになっているんだねえ
そういう作りになっているんだねえ・・・と一人で感心しきりだった((´∀`))

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。
このバンドは後半戦のど真ん中という最も美味しい時間帯
本来ならば、そろそろ順番的にこのブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYなのですが、それは最後にたっぷりとおおくりしたいと思います。

はい、さてさて8番手に控えしは・・・・「暴威」
15:40~16:05
(BOΦWYのカヴァー・バンド)

****で、満を持してのベテランバンドだ。
熱血派でカッコいいネーミングだね。
な、な、何とこの日一番の見るからに強面の軍団が堂々登場!
でも会場で会った彼らはすこぶる爽やか過ぎるほどのナイスガイばかり。
早速、ご挨拶もそこそこに談笑を繰り広げてしまったよ。
4人組という敬愛するご本家と同様の編成
彼等にとっては青春ど真ん中
メンバーはマサにマサに何度もそのことを熱く語っていましたよ
その気持ちは痛いほどに理解できる
そういう大切な存在が人生の中に深く刻みこまれているなんて素敵なことだ
最も多感な年齢に出会えたモノって永遠に不滅で決して消えさることもなく影響力はありとあらゆることにまで浸透していく
だからこそ、ボウイって日本中に溢れるほどコピーバンドが今も誕生している
ビート系ボウイのコピーバンドはビジュアル系Xジャパン、ヘヴィメタル系ラウドネスに並ぶくらいに多いよね。
実際の話、私も今までに膨大な数を見てきた。
麗しきミサト姫を擁するBOΦWG、そしてUNNAMED、狼威も含めてね。
STAもこれまでに数多くボウイのカバーバンドと対バンしてきたけれど、その中においてもこいつらは別格の光を華麗に放っていたよ

もうこうなれば、ライブを心行くまで楽しんじゃおう。
それっきゃない!!
もちろんこのバンド、私が見るのは今日が初。
それも当たり前で、この日のために結成されたバンドなんだそうです。
驚きだけど、それが真実なのだ。
でも、メンバー達はそれぞれにボウイのカヴァーバンドで活動しているとのこと。
だからお手のモノなんだね。

いざ、蓋を開けてみたらば・・・・・
去年の10月22日(日)薄野ホットタイムにて開催された「ライブ・ライブ・ライブ」に出演したSTAと対バンを組んだボウイのコピーバンド「スウエット・エモーション」のメンバーが在籍しているではないか!!??
つまりは変則的なプロジェクトなのかな!!??
各自が羨ましいくらいに知名度も抜群
熱心なファン達が最前列に陣取ってライブ鑑賞をしながら応援し続けていた。
正に感動モノのパフォーマンスだった。
熱演を繰り広げるメンバー達が汗だくになるシーンを見ていてもそれは明らか
やたらと盛り上がっていたなあ。
絶対的に信頼性が高い。

華やかなるラインナップが出揃ったのだ。
さあ、このバンドのお手並み拝見だ・・・・・

ステージ上に目をやると
編成は4人組。

氷室京介役はマオ君。
お馴染みのツンツンの茶髪スタイルまでパーフェクト!
バッチリ黒いサングラスにヒョウ柄姿といういつものいでたち。
シャツも靴もパンツにいたるまで潔いくらいのラフなファッションでコーデネイト。
すこぶる似合ってるよ。
シュアーの骸骨マイクは持参品
それを左手にガッと鷲掴みで熱唱するというスタイル
因みに彼はもう一方のライフワーク「ブラック・リスト」(バービーボーイズ)、「僕のグラフィティ」(ポルノ・グラフィティに・・・パープル・ブリンガーのオカチャン、シンちゃんも在籍)でもすこぶるアクティブに気を吐いている猛者

金髪ロン毛&ペンダント&ヘアバンド&黒いタンクトップのベースは黒ボディカラーのキラーベースを使用
(これはXジャパンの故タイジ・モデル!
しっかり銀色のマキングが燦然と入っている)・・・くろっち組長。
ローズネック仕様。
ワイヤレスを使用

全身黒づくめのギター&コーラスは、もちろん大人気の憧れでもある目にも鮮やかな布袋モデル・ペイントを使用の・・・コウくん
ブラック&ホワイト・ボディカラーのフェルナンデス。
ご存じ、テレキャスター・シェイプのローズネックだ。
胸に刻み込まれた伝説の「ギグス」文字入り黒Tシャツをマオ君と共に着こんでいるコウくんを目ざとく発見したマサはそのことを訊ねた
「これ激レアだよね!!??・・・」
嬉しそうにコウ君「これ実はまがい物なんですよ
友人に作ってもらいました
本物のグッズ品は超絶なる値段がついているので手が出ません」
と言いつつも満足そうで誇らしげ
こんなところにも果てしなきボウイ愛を感じます
しかし、手作りだとは到底思えない完成度だ
関心しきりの極致

スポーティーなキャップを被ったサングラス姿のドラマーは「グルメ王」と呼ばれているそうだ!!!!・・・・((´∀`*))
なんでかなあ・・・・今度機会があったらジックリと聞いてみようっと

ステージの入れ替えには15分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。


前置きが大変長くなってしまいました。
極上の盛大なるロックンロール・ショーに突入しましょうか。
男気溢れる骨太なビートに酔いしれてみるのも一興。
それでは、お待たせしました・・・・・そろそろ、珠玉のライブに突入しようかな。
大人のミュージック・ショーを、心行くまでにご堪能くださいませ。
持ち時間は25分と短めなのが辛いけど、濃厚なるひと時は瞬き厳禁。
イカシタ5曲を一挙に疾走する意気込み。

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なる幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

舞台の上手より現れた司会進行役の美魔女ハルカさんが注目を一身
に浴びながらここでも景気よくバンド名をアナウンス
(6台ものキッチンカー食レポをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
「ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!
8番目、どうぞよろしくお願いいたします!!」

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
熱烈なる応援団が一挙に密集してきた。
視線をステージ上へと食い入るように投げかけている。
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

一生懸命にフロント中央を担っているふてぶてしいを見ていると((´∀`)))、ついつい自ずと声援にも熱が入るというものです。

マオくんがMCのバトンをスムーズに受け継ぐ。
「これからしばらくは、本格的なジャパニーズ・ロックのステージで盛り上がっていきましょう!!」
今この時、攻防の狼煙がぶち上げられた。

覚悟のほうはいいかな!?

オープニング
「手短にいくぜい!・・・・B・BLUE!!」
1986年9月29日4枚目のシングルとしてリリース。
オリコン週間チャートでは最高ランキングで7位を記録。
5枚目のalbum「ビート・エモーション」1曲目に収録。
軽快且つドラマティックなビートで極めた代表作品。
豪放磊落な一発ですでに暴威ワールド全開。
一気に波状攻撃は開始。
火ぶたは情け容赦なく、過激に切って落とされた。
何という反則技ギリギリの隠し味。
これでバッチリとオーケー!
エナジー一杯に貴重な幕開け
もうこれだけで観客たちの度肝を貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。

のっけから、ヘヴィーすぎるほどに力強いドラムサウンドが鳴り響く。

いきなりオシャレなナンバー!

さすが、わかってらっしゃる。
痒いところに手の届く采配で網羅

単純明快なようでいて、微妙に小技の効いた難攻不落なるニュアンス。
布袋寅泰の弾く、あまりにも有名でドライブする特徴的なリフは、ギター小僧達がこぞって真似したはず。
垂涎の的。
グルメ王はスティックを頭上高くに振りかざしてクルクル回す。
これってスリリングでテクニカル!
千手観音のごとき手数王。
ドラムセットが破壊されちゃうんじゃあないかと、時折心配になってきた。

そこからにギター・ソロへと雪崩込み。

本家の松井は常にダウンピッキングの鬼と化すのだけど、ここではあえて珍しくもオルタネイト奏法に徹している。
一人一人の役割分担が責任重大。
コウくんはポーカーフェイスを気取ってアクション全開のポージング。
このバンドのメンバー達は、多方面においてフリーランスで我がロック道を行く生きざま。
・・・彼らの実力と人柄ならば、引く手もあまただろう・・・ねえ。
よほどの実力者でなければ到底できない離れ業。


マオくんやコウちゃんへの熱烈なるラブコールがあちこちから飛び交う。
まあ、それも致し方ないよなあ・・・・。(;^_^A
「こんにちは
ヨロシクお願いいたします。
今日はお初の方ばかりみたいですねえ」

間髪入れずにメドレーで2曲目「ノー・ニューヨーク」。
豪放磊落に振り上げられたステイックで4カウントを打ち鳴らす。
1982年23月21日リリースのalbum「MORAL」に収録。
シングルは1985年8月22日にカット。
曲がシンプルで短いから、次から次へと目まぐるしく進行。
誰が何と言ってもキャッチーで口ずさみやすい良質の歌メロへ、絡みつくように響き渡る強烈なギターソロをセンターへ歩み出て弾きまくる。
特筆すべき点は歌とギターが相殺し合っていないところ。
お互いにリードするわけでもなく、昇華していく爆発的な様は印象的でスリリング。
若者たちの心の叫びを代弁するがごとく、まっすぐ一生懸命に所狭しと熱唱するポーカーフェイスのボーカリスト・マオくんが素敵だ。
既に合唱がはじまった。
コウくんのコーラスもそれに優しく寄り添う。
マオくんは掛け合い後「サンキュー!ありがとう!!」
と御礼の言葉を投げかける。
決して派手さに溺れることもなく、地味ながらもしっかりとした構成力も聞き逃せない。
実はけっこう複雑な構成。
サビのメロディラインは、単純でないところが、したたかなる魅力。
改めて布袋って、カリスマ的天才だなあと認識した次第。
緻密に構築されている様に思わずニンマリ。
癖になりそうなリフのアレンジが、これまたドツボにハマる。
エキゾチックな雰囲気が漲るが、ニューウエーヴ・エナジーは唯一無二の存在。
スピード漲るアタック感と、哀愁に満ち満ちたエモーショナルなポップ・ソング。
艶やかな歌詞のメッセージ性や物語性も無視できないよ。
マオくんの氷室なりきり度がヒートアップ。
エンジン全力噴射。
(スーパージェッター風にコメントさせていただきましたさ(;^_^A)
充実っぷりをフルに発揮。

それにしても氷室京介、耳の不調による引退宣言にはビックリ。
完治して再びステージに復帰してほしい、というのはファン達の正直な気持ち。

懇切丁寧に一人一人を愛情込めての紹介。
さきほどまでの汗飛び散らせての鬼気迫るパフォーマンスとは一味違う微笑ましきアットホームなシーンも一興。
「濃いメンバーばっかりなんだよね」
「お前が一番濃い!」((´∀`*))
ナイスなタイミングで突っ込みが入る。
!!((´∀`*))」
改めて布袋って、天才だなあと認識した次第。

ホノボノしみじみと仲の良さがこちらにも伝わってくる。

早いものであっという間に中間部へと差し掛かってきたよ。
「バッド・フィーリング」
これはマニア泣かせなセレクション
盛大なるスティックカウント「1・2・3・4!!」からのスタート。
3枚目のオリジナル・アルバム「BOΦWY」6曲目に収録。
2枚目のシングルで、1985年8月22日にリリース。
オリコン週間チャートでは最高46位を記録。
プロデュースは四人囃子、プラスティックスの大御所ベーシスト佐久間正英氏
どうりでエレクトロニクスをうまくブレンドしたホットなチューン。
ファンキーなイントロのギターフレーズは当時のディレクター曰く
「スチャラカトッチャンボーイ」と聞こえると述べている((´∀`))
リフの刻み、コード進行、リズムから歌メロとサビに至るまで痺れどころが満載だ。
マオくんのボーカルも、豪華絢爛なる真骨頂。
パーカッシブなサウンドとダンサブルな音楽性を、3ピースのギターバンドとして昇華しているところがミソ。
どのパート一つでもぐらついたり、ほころびが露見した途端に崩壊しちゃうんだから、なるほどデンジャー・ゾーンの好例を地で行くね。
この破壊力あるスピードチューンを、名曲たらしめている重要なファクターとエッセンスの表現力と音楽性が見事。
コードのエッジが効いていて、猪突猛進にレッドゾーン振り切れ寸前。
バラエティでタメの効いた極上グルーヴも、嫌味がなくってご機嫌さ。
ほのかなユルユル感が微笑ましい。
タイトでストレートでアタック感満開の渋いエネルギーが全開だ。
気合いの入り方が超半端ない。
インパクト溢れるカッティングが響くAメロとBメロ。
荘厳な音の中を駆け抜けながらメロウに奏でられるフック。
まるでギターが歌っているかのように表情豊かな間奏のソロと、多彩なテクニックで演出を図るコウくん。
右手を天空に突き上げ、のけぞり腰捻りアクションも鮮やかに決めまくる
それに追随して、猛烈なタムの絡みが堪能できる贅沢さ。
素早いハイハットワークが切れ味鋭すぎる。
ベースでマシンガンのごとき激しい鬼のダウンピッキングを正確に見せつけてくる組長。
いやはやなんとも安定感抜群のタフガイだねえ。

「いいぞお、マオ!!」
「WOW・・・・やってやったぞ!!
盛り上がっていますか!?
じゃあ、あれを聞いてください・・・・・いい曲ですよ!
誰でも知っているよね。

お約束の定番「マリオネット」が勢いよく炸裂。
このタイトルを告げた瞬間に、会場全体からドスの籠った声が沸き上がった。「OOOHHH~~!」
してやったりだね。
観客の心を鷲掴み。
後々のブレイクへと繋がる転機にもなった。
6枚目のラスト・オリジナル・アルバム「サイコパス」に収録。
1987年月22日リリースの6枚目シングル。
オリコン週間チャートでは最高1位を記録!!
記念すべきビッグヒット。
シンプル・イズ・ベストを地で行く代表作だね。
後のビジュアル系に先駆けた世界観や、J-ROCKを確立したサウンドを特徴としている。
現在のミュージックシーンにも多大なる影響を与え続けている。
コーラスに引き続き、コール&レスポンスも盛大に!
「オールライト!」
こちらサイドの気持ちまでをも奮い立たせてくれる。
遺憾なく発揮された、ノリノリなオーディエンスの貢献度も特筆もの。
常に前面へとフューチャーされた、マオくんの漂うカリスマ性に目が釘付け。
やっぱり、ここはアグレッシブにいかなきゃあ男ではないよね。
両サイド・メンバーらとの絡みも、言葉を失うほどに、はっちゃけまくっているよ。
スケールの大きさ、独特な個性、神秘性、光り輝く言語センス、時代性と、申し分なし。
時折覗かせるクールな表情の美学も見逃せない。
ワイルドな暴威のメンバー全員が、もう内心は楽しくって仕方がないというような表情で活き活きとしている。
でも硬派でニヒルなイメージは、虎視眈々と常に崩さないのだ。
これこそバンド究極の理想と醍醐味だよね。
羨ましいくらいさ。
そんなことは誰でもわかっちゃあいるんだけど難しくって、なかなかに手強い。
なんたって、エゴの塊と個性的な奴らが一堂に会して音楽を創造するわけですからね。
この、圧倒的なる刺激的支配力はどうだ!?
さすが札幌界隈ではツワモノ集団と謳われるバンドだけはある。
そろそろ肩の力も抜けてきてきたかな。
びっしょりと汗もかいてきたご様子。

声援が鳴りやまないよ!
「ありがとう!」
もうこれで泣いても笑っても終局と知ってか、レッドゾーンは振り切れっぱなし。
脳天ヒューズはとっくにスパークしちゃったさ。
「よし、次で最後なんです・・・・
夢見て帰りましょう!!・・・・ドリーミン!!!」
このライブのハイライトが訪れた。
ここでもグルメ王が思いっきり気合を込めて迫力満点なスティックカウントを放つ
「1・2・3・4!!」
1985年6月21日リリースの3枚目オリジナル・アルバム「BOOWY(オリコン週間チャートでは最高ランキング48位を記録)」に収録。
この曲プロデュースは佐久間正英氏。
終曲に雪崩込みだあ。
アップテンポが理屈抜きにノリノリでご機嫌さ。
グルメ王は歌詞を口づさみながらのドラミングで余裕しゃくしゃくの構え。
巧妙なステイック捌きから重戦車並みなドラムスが、これでもかあというほどに轟き渡る。
しっかりとついてきてください。
火傷しないようにご用心を
この曲は「暴威」初期のライブで、よく演奏していたそうだ。
じわじわと沁みてくる歯切れのよいミディアムなパワー・チューン。
軽快な進行も、アコースティックっぽい温かみを導入したギターも、若々しくって清々しいくらいに気持ちよい。
ホップステップジャンプで迫りまくる!
何度も客席を指差しながら、身をよじりながら魂の咆哮を繰り広げるマオくん。
ギタリスト・コウくんのトリッキーなフィンガリングがひたすらに光沢を放つ。
ピョンピョンとはじけまくり。
はっきりといいましょう。
全体に上手すぎる!
これ本人達にも直接ライブ後に伝えた。
くろっちにも「タイジが好きなの!?」尋ねたらニコッと微笑みながら首を縦に振った。
メンバー間が肩を組んでのフォーメーションもスムーズで、コンビネーションも曲中に自然と溶け込んでいる。
メンバー全員の熱演で、ひしひしと感動が伝わってきちゃった。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならでは。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン!!
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディング。
硬軟取り混ぜた巧妙ギグに、誰もが目いっぱいやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
後のバンド達にプレッシャーがのしかかってくるよ。
恐るべし、北海道の奥深きミュージック・シーンよ。
ロックンローラー暴威が、ここでもド派手にぶちかましてくれた。
なるほど、あまりにも憎い男たちだねえ。
ドンドンとマイペースで場数をこなしていきながらで、今後の成長がとっても楽しみだ。
なあんていうことを考えていたら、あっという間に終わってしまったさあ。
爆音渦巻く中で無事にフィナーレを迎えることとなりました。
気持良い疲労感に包まれたメンバー4人はとっても満足そう。
心行くまでの完全燃焼!!

これでライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。
「ありがとうございました。
まだまだ先は長いけど、皆さん、最後まで楽しんでいってくださいね」


****
エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
暴威の皆さん、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
とってもいいなあ!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」

ステージを降りた後のビールは格別でしょう。
一生懸命に頑張った甲斐があったというもの。
それでは次のバンドの準備が整うまで、少々お待ちください!!****


真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
4人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****